オレゴン大学(AEI)

Reitaku University International Exchange Center Reitaku University International Exchange Center

University of Oregon

オレゴン大学(AEI)

オレゴン大学(AEI)

1787 Agate Street 5212 University of Oregon Eugene , OR 97403-5212

https://aei.uoregon.edu/

プログラム概要

英語
沿  革 1876年創立のオレゴン大学は、あらゆる分野で高い評価を受け、Best Global UniversitiesのTop2%に入っている。特にジャーナリズム、建築学、音楽、物理、生物化学などは非常にレベルが高い。学生総数は22,000人、そのうち留学生は約100か国から約1,100名が在籍している。学生対教授の割合は、18:1と非常にアットホームで行き届いた教育がなされている。大学付属英語コース(American English Institute)は、レベルは7段階で、大学準備として総合的に英語力を伸ばすようにカリキュラムが組まれている。英語コースで基準点に達すれば入学が認められる条件付入学が可能である。TOEFL iBT88 (PBT575)が正規入学基準であるが、 iBT61 (PBT500)以上になると大学の授業と英語コースを並行して進めることが出来る。
教師は全てmasterかdoctorの学位取得者で、質の高いフレンドリーな教育を行っている。
特  色 ●コース [一般英語] Intensive English Program:初級から上級まで 7 レベルがあり、それぞれ会話と聞き取りに焦点を当てた口頭コミュニケーションと、読み・書きに焦点を当てた文章コミュニケーションの 2 つの構成になっている。
●授業時間数:最低週 18 時間の基礎カリキュラムを取り、最高週 6 時間の選択クラスを追加できる。基礎カリキュラムは、週 12 時間の読み・書き・文法のスキルと週 6 時間の会話という構成になっている。
●選択クラスはそれぞれ目標に近づくために役立つ内容を選ぶことができる。ビジネス英語、映画とディスカッション、現代の音楽、発音などがある。
●Tutoring と conversation partner programs が利用できる。
●麗澤生のために 1350 分のサービスラーニングのコースを提供してくれる。単位認定有。
●多くのアクティビティが無料、又は割引料金で提供される。Cooking night, festivals, hiking, camping, sporting events, community service learning projects
●留学時期:3 月下旬~8 月末/~12 月上旬、 9 月下旬~3 月中旬/~6 月上旬
オリエンテーション 1 週間+1 ターム 9 週間のサイクルで、年 4 ターム開講される。
半年留学の場合は 2 ターム、1 年留学の場合は 3 ターム受講する。
宿  泊 ●AEIが直接管理斡旋をしているホームステイのほか、学校寮、学外寮もある。
生  活 ●大学のあるユージーンは、人口18万人のオレゴン州第2の都市で、都市周辺の人口は38万人である。大学から町の中心まではバスで10分ほど、空港は車で15分の距離にある。
またオレゴンは環境保全には最も進んだ州のひとつで、大気、水質、土質、野生動物保護などエコロジー研究が進み、治安もよく、安心して暮らせる場所と言える。ユージーンは身体障害者サポートが行き届いており、大学内だけでなく、ユージーンのすべてのバスシステムが車椅子対応となっている。太平洋、カスケード山脈など豊かな自然に囲まれ、アウトドア愛好者には最適の場所である。Nikeの発祥の地で、Track Town USAとして知られ、各種陸上競技の開催地ともなっている。2022 年には学内の Hayward Field で世界陸上が行われた。オレゴン州はtax free state。
条  件 ●英語2専攻:2年生で留学する場合、TOEIC400点以上、累計GPA1.5以上であること。3年生で留学をする場合、TOEIC450点以上、累計GPA1.5以上であること。(申込時)
留学時期 ●2/3年次後期~(6ヶ月/9ヶ月)、3 年次前期~(5ヶ月/9ヶ月) 2term又は3term
担当教員 モーガン
特記事項 麗澤大学海外留学奨学金・日本学生支援機構奨学金

PICKUP留学体験記

一足先に留学を経験した麗澤大学の先輩たちが、留学先でのさまざまな体験談を語ってくれた「留学体験記」

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オレゴン大学

オレゴン大学留学報告書
高野仁愛
英語コミュニケーション専攻3年
2022年9月~2023年6月

   私はオレゴン大学での9ヶ月間の留学生活について報告したいと思います。大きく分けて3項目について報告します。    まず1つ目に留学期間の授業についてです。私は語学留学で留学を始めました。そのため、語学学校の中で授業を受けていました。日本人留学生も多かったので友達との会話は日本語を使用していましたが、教室に入って授業が始まると日本語は一切使わずに英語だけで授業が進んでいきます。そのため、意見を言うことや質問も英語での会話になります。授業構成としては reading and writingの授業、grammarの授業、speaking and listeningの授業の3つの授業で1日の授業が構成されています。1つの授業は90分間くらいでだいぶ長く感じますが、英語で授業が淡々と進んでいくと聞き取ることで必死なのであっという間に授業が終わってしまいます。最初のうちはとても難しく感じますが、だんだん慣れてくると楽しく感じるようになります。どの授業もとても楽しかったです。どの授業もとても重要で力が向上するので知識を増やすことができた授業でした。    最後のタームでは学部の授業を取ることができたので私は言語学と心理学を取りました。言語学では英語の歴史や英単語の構成について深く学びました。英語について深く学ぶことができるので私の感想としては難しいですが、学んで損はないと思います。そして英語学習者なら英単語のでき方を理解することができたらさらに楽しく英語を学ぶきっかけにもなると思います。この授業は言語関係の授業なので少人数制の授業です。だいたい20人くらいのクラスです。語学のクラスの方も少人数ですが、クラスやレベルによって変動はあります。20人くらいが平均です。そのため質問があったり、グループ学習もたまに行われていました。なので現地の学生との繋がりもできやすいと思います。心理学の授業については英語で心理学を学ぶため、とても難しいです。私も途中で心が折れそうになりましたが、教授に質問してわからないところをなくすことができていたので、なんとか乗り切ることができました。    これらの授業を取るためには語学の授業の方で最も高いレベルに達さなければいけません。レベルは6まであるのですが、1タームごとに授業の基準を超えたら1つずつレベルが上がっていきます。授業に出席して小テストや中間テスト、期末テストで高得点を取ることが重要です。特に文法の授業は高校の時の復習のような授業内容ですが、英語を学ぶ上での基礎になっているため重要です。学部の授業でも語学の授業でも課題をたくさん提出しなければいけません。毎日毎日の積み重ねが必要なので後回しにすることなく、出された課題はすぐに終わらせるべきです。どの授業も最終的には成績が出てきます。評価でその授業の単位を取ることができたのかが決まるため、気を抜かずにどの授業も取り切るべきです。最終的にどの授業も私のスキルの向上につながり、英語力を向上することができたのでがんばって授業に参加してよかったです。    2つ目にホームステイについての良かった点と良いと感じることができなかった点についてです。私は9ヶ月間ずっと同じホストファミリーと生活していました。ホストファミリーの家族構成としてはホストマザー、ホストファザー、5歳の男女の双子、ホストマザーのお母さんと一緒に住んでいました。そのため子供中心の生活でした。例えば夜ご飯を食べる時間が早いこと、寝る時間も早いことなど時間に関しての規制が厳しかったです。これらはホームステイ先によって異なるためホストファミリーとよく確認してルールを守る必要があります。私の場合は子供たちが寝た後に静かにシャワーを浴びていました。また平日のお昼ご飯はホームステイ代には含まれていないので自分で買うか作って持っていくしかないのですが、同じホームステイでも生徒の中にはホストマザーがお昼ご飯を買ってくれていたりすることもあるので、そこに関してはあまり触れませんでした。これもホームステイ先によって様々です。私のホームステイ先はご飯に関しては少し厳しかった気がします。騒音に関して、時間に関しては良いと感じることができませんでした。あとはルームメイトがいなかったので1人で何かを解決しなければいけなかったので、結構大変でした。その点では寮やアパートメントに住んだ方がルームメイトができるので現地の友達の輪はさらに広くなるなと感じました。しかし自分でどうしたら良いのかを考えて自分で改善したり、ホストファミリーが心配してくれていると思うとありがたいと感じました。また他の人の家にお邪魔して住まわしてもらっている身なのでルールには従い、安全に過ごすことがいいと思います。    これらはホームステイの良くなかったと感じる点ですが、一方で良かった点もたくさんあります。ホストファミリーに子供たちがいたので休日には子どもたちの友達と一緒に公園に行って遊んだり、お母さんたちとお話しして輪を広げることができました。その時ももちろん英語での会話になるのでホストファミリーとの会話だけでなく、いろんな人の英語の発音を聞くことができました。そのような輪を広げることができたのはよかったです。また、ホストマザー側の親戚が比較的近所に住んでいるのでよく会いに行っていました。そして行事ごとになると家族全員が集まるのでその場にも参加することができました。特にサンクスギビングの時は初めての大きい行事ごとだったので緊張しましたが、親戚の方々も優しく話しかけてくれたり、受け入れてくれたのでよかったです。クリスマスも家族みんなで祝ったのですが、その時には日本と異なる点を見つけました。それはクリスマスプレゼントの個数です。私は日本ではプレゼントを1個か2個もらうのですが、アメリカではサンタさんからだけではなく、家族間でも交換します。私もプレゼントを5個か6個くらいもらいました。初めてそんなにたくさんもらったので驚きました。このようにホームステイの良くない点がたくさんある一方で良い点もたくさんあるので、ホームステイ先を決めるためのアンケートは嘘をつくことなく、本心をたくさん書くべきだと感じました。アンケートになっていていいことだけしか書いちゃいけないかなと思いがちですが、そうするといざ一緒に住んだときに後悔するのは自分なので、本当のことを答えて自分に合ったホームステイ先を見つけて欲しいです。ホームステイだと自分で自分の洗濯や掃除などをしなければいけないのでそのような力もつけることができました。    3つ目はオレゴン大学での留学期間についての簡単なまとめです。私はアメリカに到着してから最初の1週間はずっとホームシックで泣いていました。自分で涙を止めようとしても止まらなくて自分でもびっくりしました。ホストファミリーに助けられながらなんとか乗り切って学校が始まりました。学校が始まってからはそんなことはなく、友達と楽しく過ごすことができました。そのためホームシックになることもあると思いますが、その時は泣きたい時は泣いた方がいいと思って、どんどん泣いても大丈夫だと思います。誰かに助けを求めたら誰かしら助けてくれると思うので、助けを求めることも重要です。また日本で使っていたもので忘れてしまったものなどがあってもアメリカで買うこともできるので安心して大丈夫です。ホームステイの方々はホストファミリーとの時間を大切に過ごしてください。私も9ヶ月間は長いから大丈夫だろうと思っていたらあっという間に最後の1ヶ月とかになっているので、ホストファミリーとのかけがえのない時間を楽しんで欲しいです。    あとは、みなさんが1番気になる英語力についてですが、私自身は成長することができたと感じます。まだ英語力を点数化することができるTOEICを受けていないので、どのくらい上がったかはわからないのですが、ホストファミリーとの会話をアメリカに行った時よりも続けられるようになったり、留学が始まった頃は聞き取ることができなかった親戚の方々の会話などにも参加することができるようになりました。実感として、英語力は上がったと感じます。これからTOEICなどの試験を受けて点数でどのくらい向上したかを見てみたいと思います。映画も字幕なしで見ることもできるようになりました。英語力の向上に関しては満足しています。    私にとってこのオレゴンでの留学生活は多くの知識を得て大きく自分を成長させることのできたかけがえのない期間になりました。オレゴンでできた家族や友達や英語力を向上させてくれた先生方には感謝しかないです。また、日本で私の留学生活を支えてくれた日本の家族にも感謝しています。留学は誰しもが経験することのできることではないので、その経験をいいよと言って経験させてくれた家族はすばらしいなと感じました。また留学前などにたくさんの情報を共有してくれたか国際交流センターの方々にも感謝しています。それらの情報がなかったら不安でいっぱいの中での留学になっていたと思うので、情報を得ることができてよかったです。アメリカでは本当にたくさんの経験をしました。その経験を無駄にしないように多くのことに生かそうと思っています。これから留学に行こうと思っている方、留学に行こうか迷っている方にいろんな情報を提供したいと思います。また留学1日目からずっと続けてきたインスタグラムもあるので、そのアカウントを見てもらえれば毎日の様子などもわかります。ぜひ見てみてください。hitomi_ryugaku_0927です。また国際交流センターの方々に聞いてもらえれば留学関連の情報を提供している団体もあるので、そういう団体を利用してもらうとより留学生活を充実させることができると思います。この9ヶ月間で得た知識やアメリカの考え方なども日本には足りていない部分もあると思うのでそこも発信していきたいです。また、アメリカに行くと日本のいいところにも気づくことができるので、そういうところにも気づいてほしいなと思います。留学生活を支えてくださった方々に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。そしてこれからも多くの面で経験を生かしてがんばろうと思います。

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留学生活を終えて(オレゴン大学)
中川鼓々
英語コミュニケーション専攻3年
2022年9月~2023年6月

   アメリカでアメリカで過ごした約9ヶ月の留学生活があっという間に終わってしまいました。私は小さい頃からずっと留学に行くことが夢でした。オレゴン大学のAEIというところに2022年の9月から2023年の6月まで留学に行きました。    オレゴン大学の留学プログラムにはホームステイ制度がありました。私のホストファミリーはホストファザー、ホストマザー、ホストシスター、ホストブラザーの四人家族でしたがホストファザーとホストシスターは別の州で暮らしておりホストブラザーは大学のアパートで暮らしていたため普段はマザーと二人暮らしでした。ですが家族みんなが帰省した時にはご飯に行ったり、お出かけをしたり、とても楽しい時間を5人で過ごせました。マザーはとても優しい人でした。学校帰りは夜が暗いからと毎日バス停まで迎えに来てくれたり、困ったことはないか、大変なことはないかとよく気にかけてくれました。2泊3日で旅行に行ったり、一緒に映画を見に行ったり、夜遅くまで二人でドラマを見たり、スポーツ観戦に行ったり、一緒にクリスマスなどの行事を過ごしたりと9ヶ月間でここには書き切れないほどマザーといろいろな思い出を作りました。    AEIではほとんどの生徒が日本人でしたがそんな中でもいろいろな国の人と友達になることができました。サウジアラビア人や韓国人、ウクライナ人やモンゴル人などいろいろな国の人がいてその国の文化や宗教についても学ぶことができました。AEI内だけだと現地の生徒と話す機会が少ないですが、Conversation partnerというプログラムがあり週一回1時間マンツーマンでオレゴン大学の生徒と話したりお出かけをしたりできるプログラムがありました。また、日本語を習っているオレゴン大学生の人に日本語を教えるためのConversation partnerもありました。どちらのパートナーもとても優しく週一回の会話がとても楽しかったです。大学周辺の美味しいレストランを教えてもらい一緒に食べに行ったり、アメリカのことをたくさん教えてもらったりしました。大学はとても大きくスターバックスやサブウェイなどレストランがあったり、大きいジムが設置されていたり、とにかく大学のスケールが大きく最初は迷子になるかと思いました。    ホームレスもたくさんいてマリファナの匂いもきついところがあり日本より治安は悪いですが、アメリカに住んだ9ヶ月間でアメリカが大好きになりました。アメリカの人はとてもフレンドリーな人が多く日本に興味がある人だったら話しかけてくれる人もいます。また、歩いている時に人に通りすがったらほとんどの人が挨拶を交わしていたり、知らない人にでも自分が好きな服やファッションを見たときに素直にいいねと伝えたりする人が当たり前のようにいます。私はそういった場面を見て自分の気持ちを相手に伝える事の大切さを学びました。それから、私は英語力があまりない状態で留学に行き、英語で何かを伝える事の難しさを何回も感じましたが、完璧ではない私の英語を一生懸命読み取ろうとしてくれる人がたくさんいました。私はそういった人たちのためにも英語力を伸ばしたいとよりいっそう強い気持ちになれました。約9ヶ月で英語がペラペラになったかと言われればそうではありませんが確実に英語力は行く前より上がったと思います。また、大変な場面に出会った時に「大丈夫、なんとかなる」という考えを持てるようになりました。それは外国で生活をしていろいろなことを体験したからだと思います。あっという間でとても短く感じた人生で一番濃い9ヶ月間を無駄にしないようにしたいです。これからも留学で培った英語力や、挑戦しようとする積極性を忘れずに、その力をもっと伸ばせるように日々頑張っていきたいと思いました。  

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オレゴン大学

アメリカでの留学生活を終えて
夏川希和
英語コミュニケーション専攻2年
2022年9月~2023年3月

   オレゴン大学に留学していた夏川希和です。私は2年次の9月から3月までの半年間、オレゴン州のUniversity of Oregon AEIに留学していました。私にとってこの半年間は、人生で1番と言えるほど刺激をもらった期間だと思います。決して楽しいことばかりではありませんでしたが、成長を実感できる、自分自身に自信を持てる、そんな経験だったと感じています。    幼い頃から海外留学することが1つの夢だった私にとってこの経験はかけがえのないものになりました。私がオレゴン大学を留学先に選んだ大きな理由はホームステイ制度がアメリカの留学先のなかで唯一あったからです。私のホストファミリーはホストファザーとマザーの2人でした。ルームメイトやペットなどはいませんでしたが、比較的自由に生活させてくれたり、祝日や大きな休み期間の際にはいろいろな所に連れて行ってくれました。ファザーとは野球という共通の趣味があったのでよく一緒に観戦したり、マザーとはよく一緒に映画を見ました。また、2人の子供家族や孫などとハロウィンやクリスマスをお祝いしたりもしました。この生活を通して、アメリカの家庭の文化やマナーを学ぶことができたと思います。特に私のホストファミリーはキリスト教徒だったので毎週日曜日は教会に行っていました。私も数回一緒に付いていったことがありますが、今まで“宗教”に全くと言えるほど触れたことがなかったのでとても新鮮な経験でした。教会で行う習わしや讃美歌など多くのものに興味を持つことができました。    AEIの授業は毎週月から木曜日で金土日がお休みだったので、友達と過ごしたり、1人でカフェやショッピング、本屋に行くなど自分の好きなことをして過ごしていました。オレゴン大学はスポーツがとても盛んな大学なのでアメリカンフットボールやバスケットボールの試合をよく見に行っていました。私の好きな野球はシーズンが終わってしまっていたので見に行けませんでしたが、自分に身近ではなかったスポーツに新たに興味を持つことができて、楽しむことができて良かったと思っています。この半年間で大きな休みはウィンターブレイクの1回だけでしたが、1か月ほどあったのでカルフォルニア州に旅行に行きました。私は、日本人の友達と2人でロサンジェルスとサンフランシスコに行きました。ハリウッドやサンタモニカ、カルフォルニアディズニーなどずっと画面の中で見ていた憧れの場所に実際に行くことができて良かったです。私の住んでいたオレゴン州は比較的治安も良く安全な方でしたが、ロサンジェルスはやはり危険と隣合わせだったと思います。ホームレスは当たり前で、マリファナや銃など日本では違法なものが合法なこの国で実際に危険な目にもあったので、今後行く方は十分に気を付けるべきだと思います。この旅行はとても楽しく大きな思い出になりましたが、“自分の身は自分で守る”ということを改めて実感できた機会だったとも感じています。治安があまり良くないとは言っても、アメリカの、世界のカルチャーの発信地である街はとても素敵で、人々もとても明るく大好きな街の1つになりました。帰国前の最後にはシアトルにも行きました。シアトルはオレゴンと同じくらい安全だったと思います。スターバックスの発祥地であったり、カフェがとても多く街並みも綺麗でおすすめしたい都市の1つです。留学先でできた友達はこの大きな休み期間にニューヨークやフロリダなど反対側の東海岸などにも行っていました。アメリカはとても広いので、もし留学先をアメリカにしたら国内旅行を存分に楽しめること間違いなしです!    私がこの留学期間中に1番成長を実感できたことがあります。それはクラブに所属したことです。AEIはEnglish as second languagesというプログラムの授業で現地の生徒と学ぶことはできなかったので現地の友達を作ることが少し難しい状況でした。これでは自分の英語スキルを伸ばせないと思った私は大学内のサークルのようなものに所属しました。私が所属していたクラブはKPOPのダンスクラブです。幼い頃からダンスを習っていて、踊ることやKPOP自体が好きだったので興味を持ちました。メンバーはみんなKPOPが好きでそれぞれの好きなグループについてなどを話すことができてとても楽しかったです。また、アメリカにおけるKPOPカルチャーの存在なども知ることができたと感じています。このクラブは、大学内であるいろいろなイベントやスポーツの試合の合間にあるハーフタイムなどでパフォーマンスをしていました。期間的に1回のみでしたが、私もステージに立ちました。クラブに入る前にオーディションがあったことや振り付けやフォーメーションなどの細かい部分や専門的なことまですべて英語でコミュニケーションを取っていたので大変ではありましたが、自分の成長を1番実感できた、自信を持たせてくれたそんな経験になったと思います。    元々抱いていた大きな将来の夢を諦めて「新しい何か興味のあることを探してみたい」と思い、アメリカに飛び立ちましたが、この半年間、生活してみて興味を持てたことがとても多くあります。キリスト教についてや物価が高いこの国で生じる貧富の差、国民性の違い、LGBTQに対する考え方の違いなどです。現地でできたアメリカ人の友達はとても物知りで、私が興味のある分野についてたくさんの話を聞かせてくれました。これらを直接、就職活動に活かせたり、新たな将来の夢に繋がるかはまだ分かりませんが、自ら調べて、理解を深めていきたいと思います。私がアメリカのアメリカ人の1番好きなところは、誰にでも優しく挨拶することです。“Hi, How are you? How’s going?”は当たり前で、友達でなくても知らない通りすがりの関係でも“Have a good day” や“Have a good evening”などと言ってくれます。また、“I like your outfits!”や“I like your hairstyle!などと言ってくれることもとても多いです。言われると自然に笑顔になります。逆に私がこのように相手を褒めるようなこと言うとオーバーリアクションで喜んでくれます。言った側もとても良い気分になります。この文化が私は本当に大好きでした。日本でこのようなことをするのは難しいかもしれませんが、人の良いところを探したり、それを積極的になって言ってみるなどアメリカ人を見習って生活していきたいと思います!この体験記には書き切れないくらい素敵な経験をすることができました。半年間はとてもあっという間だったのでまた何かの機会でアメリカやほかの国に行けるように、残りの大学生活を悔いの残らないように日々努めていきたいと思います。

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オレゴン大学

日本ではできないオレゴンの生活と体験
宮地ひなの
日本学・国際コミュニケーション専攻3年
2022年3月~9月

 私はアメリカのオレゴン州にあるオレゴン大学に留学しました。まず到着時、私は緊張と不安と楽しみが混ざりあっていました。ホームステイを選択していたため、ホストマザーが空港まで迎えに来てくれました。リアルな英語に耳がすぐには慣れずとても焦った思い出があります。しかしホームステイ先は、シングルマザーで子供たちが大きくなりホームステイを受け入れるようになったホストマザーと、中国からの留学生のルームメイト、犬という大きすぎない家族で私はとても心地が良かったです。ホストマザーはいつも私がやりたいように生活させてくれ、とても親切でした。ルームメイトはAEIの学生ではなく、オレゴン大学の学生であまり仲良くはなりませんでしたが、部屋は分かれていて部屋の間にバスルームがあるスタイルだったため、よくお菓子をお互いにあげたり、軽い会話したりしていました。  オレゴン大学にあるAEIという語学学校で勉強しました。基本みんなバスで通学し、英語のレベルごとに分かれたクラスで、わかりやすく覚えやすい授業を受けました。先生たちもとても明るく、わからないことがあれば親身になって私たちがわかるまで教えてくれました。半分以上生徒が日本人で、留学している意味が分からない時もありましたが、お互い助け合いながらとても楽しく学校生活を過ごしました。またそこで私はサウジアラビア、モロッコ、アフガニスタン出身の友人がたくさんできました。彼らとはまだ連絡を取り合っています。アメリカ人の友達はクラスのヘルプとして入ってくれるオレゴン大学生が多かったです。カンバセーションパートナーとして週1回話せるチャンスがあったため、それを利用して様々な話や、旅行の相談、宿題の手伝いをしてもらうことが多かったです。 そしてなによりもオレゴン大学はとても大きく、ジム、スターバックスなどがあるフードコートのような場所、図書館など学生に必要な場所がひとつの敷地内にまとまっていました。大学から歩いて10分程度のところには大きな川が流れていたり、ユージン一体が見渡せる丘に登れたりととても自然豊かです。  ほとんどの学生が乗り換えで使うダウンタウンのあるユージンステーション周辺も買い物や遊びでよく利用していました。ただ、コロナ禍以降ホームレスが増え少し治安が悪くなっており、イタズラだとは思いますが少年に突然インクをかけられたりもしました。ホストマザーにこのことを話すと、そんなことされたという話は今まで聞いてこなかったし、もう留学生を危険に晒したくないため、もう私の後は留学生を受け入れないと言うほどでした。しかし他の州や街に比べれば、忘れた荷物が帰ってくるほどユージンは安全だと思います。 タームの間や金土日には旅行にも行きました。私は日本人の友達4人とカリフォルニア州のサンディエゴ、アナハイム、ハリウッド、サンタモニカ、サンフランシスコなどを10日間でまわりとても大きな経験が出来ました。また近くにあるいちばん大きな街のポートランドには2回訪れ、ホームレスが多いため危険を感じながらも、無事観光できました。シアトルにはKpopアイドルのライブ目的で訪れ、平和で落ち着いた街に感動しました。オレゴンに行くならシアトルとカリフォルニアには必ず行くことをおすすめします。 他の休みの日は、暑い日には川に行ったり、AEIが行っていたミニトリップでコーストに行き、移動式の遊園地や美しく広大な海岸沿いを楽しんだりしました。他にもハイキングやホットスプリング(温泉)、アウトレットなど様々なトリップが用意されていました。その中でも1年に何回かしか来ない移動式遊園地はみんな特に楽しんでいました。  アメリカ人みんなが好きと言われているアメリカンフットボールもシーズン外でしたが、チャリティー目当ての学内紅白戦でアメリカの盛り上がり方をしっかりと感じました。またロデオもホストと見に行きました。牛と馬と人が行うドキドキするショーで、みんなで楽しめました。このようなイベントならではのポップコーンやホットドッグなどのイベントフードも特別感があり私は好きでした。どれも本当に日本では体験できないなと思います。  コロナ禍でしたが、マスクは最初だけ必須で、途中からは義務付けはなくなりました。もちろんコロナが学校内で流行ることもありました。これは行く前から覚悟していたことであったため、大丈夫でしたが、アメリカの対策に慣れていたため日本に帰ってきた時のマスクの辛さがとても強かったです。  今回のオレゴン留学でビッグイベントであった世界陸上も体験できました。いつも勉強している校舎の目の前の競技場で行われたため、その期間だけ他の校舎に移りましたが、大学内は世界各国のメダリストや素晴らしい選手たちがたくさん歩いているという頭が混乱する状態でした。日本人の選手と会った時は話をさせていただいたり、写真を一緒に撮って頂いたりと、とても普段できない体験ができました。近くにいた選手が金メダリストということも体験し、とても面白かった期間でした。もちろん開催期間中はチケットを取り陸上を見に行きました。世界トップの走りをみて、力強さにとても感動しました。日本の小さな国旗を持って応援していると他の国の方から話しかけられ、一緒に日本を応援するなどと、とても良い思い出になりました。  今回の留学を通した自分自身の変化として、自分に自信がついたことと、人との関わり方が前向きで明るくポジティブになったと思います。まずアメリカ人は体型を日本人ほど気にしないし、見た目に関していじったりしません。好きな服を好きな様に着られてとても自信がついたと思います。また関わったアメリカ人たちはみんな明るく、いつも励ましてくれたため、自分からクラスでも発言できるようになったり、人にどんどん話しかけられるようになったりしました。そして自分自身強くなったと思います。私はひとりで過ごす時間も好きなため、安全な場所にあるカフェや散歩にひとりでよく行きました。そこで現地の人に混ざって行動しているうちに自己肯定感がとても上がったと思います。  なによりもあっという間に留学が終わりました。ホームシックにもならず、大きな事故もなく、ずっと楽しかったという印象です。私は生まれて初めて親から長い時間離れて生活したため、親に改めて感謝できたいい機会でもありました。またこれから海外で様々な経験をしたいとも思います。英語力も確実に上がったと感じました。ホストマザーと別れる際には本当の家族のように感じていたため、涙が出ました。またいつかオレゴンにホストマザーや友人たちに会いに戻りたいです。

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