リーワード大学

Reitaku University International Exchange Center Reitaku University International Exchange Center

Leeward Community College

リーワード大学

リーワード大学

Leeward Community College 96-045 Ala Ike, Pearl City, Hawaii 96782

http://www.leeward.hawaii.edu/studyabroad

プログラム概要

英語
沿  革 1968年に設立されたハワイ大学付属短大で、ハワイにあるコミュニティーカレッジの中で2番目に大きい。オアフ島ホノルル郊外にある真珠湾を見渡すことができるパールシティーにあり、ワイキキからは車で約30分。学生数8,000人で学生と教員の比率は20:1で、ハワイの 中では比較的日本人留学生が少ない。2年間分の単位(GPA2.0以上)を取得した学生は、自動的にハワイ大学へ編入することができる。留学生を含め学生の約90%はハワイ大学へ編入している。ディグリー・プログラムには一般教養と職業訓練のコースがある。
特  色 ●正規授業履修(ESL)にはTOEFL500点以上が必要。
●それ以下の生徒はELI(EnglishLanguageInstitute)のIntensiveEnglishProgramを受講
する。ELIのプログラムは4レベルある。目安はTOEFL450点以上、Advanced(Level4)、
400点以上High Intermediate(Level3)。ELIは時期により日本人学生も多い。
●1クラス8~12人の少人数制。教師は全員Master’sDegreeを取得している。
●ELIプログラムは1セッション8週間のサイクルで行われる。
●プログラム内容:1週間18時間の授業。平日午前中の授業と週2日午後の授業がある。
Listening & Speaking(週6時間)、Reading & Writing(週6時間)、Grammar(週3時間)、Pronunciation(levels1&2, 週3時間)、American Culture(levels3&4週3時間)セッション開始 前に1週間のオリエンテーションがある。
●ELIの8週間プログラム2回(8月開始の4ヶ月留学)または3回(3月まで)。途中延長可。
●Level4を終了した生徒は、カレッジのクレジットプログラムに入学することができる。た だしESLプログラム(Level21,22/TOEFL550相当でレギュラークラスとのコンビネーシ
ョンプログラム)はセメスタープログラムなので、8月/1月からでないと受講できない。
Level4を終えた学生は希望すれば延長してESLプログラムを受講できる。
●正規授業はESL21(Advanced College Reading 3hs/wk)、ESL22(Advanced College
Writing 3hs/wk)+two other coursesを履修する。
授業料は1credit=$340, 1class=3 credits=$1,020. 12credits=$4,080(2017-2018)
●Weekly conversation partners program, Organized social activities
宿  泊 ●Rainbow Homestay(日本語対応可)が斡旋するホームステイ。$1,120~$700/月 個室(2 食付、食事なし)、2人部屋(2食付、食事なし)の4タイプから選べる。 現地の日本人が経営する斡旋会社で日本語によるサポートが受けられる。
生  活 ●平均気温は24°C~29°C。キャンパス内の治安は非常に良い。オアフ島のバスは100路線以上あり便利。大学内に2つのバス停がある。近くに大きなショッピングセンターやレストランがある。クラブ活動に入るとローカルの友達と交流できる。
条  件 ●TOEFL ITP450(iBT46)点・TOEIC450点以上が望ましい。スコアが足りない場合は要相談。教員の推薦があれば留学可能。2年生後期で留学する場合は、帰国後外国語IVと道徳科学Bを必ず履修しなければならない。
留学時期 ●半年留学:2年次後期、3年次後期の半年間(実質4ヶ月又は6ヶ月)。2セッション終了後、もう 1セッション延長して3月まで留学する可能性がある場合は、財政証明書の額により、 あらかじめI-20の期間を延ばしてもらう事もできる。
担当教員 モーガン
特記事項 麗澤大学海外留学奨学金

PICKUP留学体験記

一足先に留学を経験した麗澤大学の先輩たちが、留学先でのさまざまな体験談を語ってくれた「留学体験記」

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リーワード・コミュニティーカレッジ

ハワイで学んだこと
林このみ
英語コミュニケーション専攻3年
2018年8月~12月

  私は2018年8月13日から12月18日までの約4ヶ月間、ハワイのリーワードコミュニティカレッジに留学しました。高校生の頃アメリカに短期留学したことがあり、そこですごく刺激を受け、麗澤大学に入学する前から、大学生活4年間の中で長期留学すると決めていました。しかし3年のこの時期に長期留学するというのは、就職活動の関係でリスクがあります。そのため4ヶ月という期間を選びました。その中でもなるべく早く授業が終了し帰国できること、せっかく留学に行くのなら徹底的に英語漬けの生活を送りたいと思いあったため、ホームステイができることという2つを条件にこの大学を選びました。   正直、ハワイというと日本人がたくさんいるイメージの方も多いと思います。その通りです。ワイキキなどの観光地には、たくさんの日本人観光客がいます。日本語で表示されているものもたくさんあります。英語が話せなくても問題ないお店もたくさんあります。しかし、私の大学やホームステイ先は観光地からはバスで一時間程の距離で、かなりダウンタウンから離れているため、日本語が通じたり、日本語表示がされているものはあまりありませんでした。   大学では、コンピュータで行うリーディング、ライティング、リスニングのテストと手書きのライティングテストの結果でクラス分けされます。1から4のレベルに分けられ、1と2、3と4が同じ教室で授業を受けます。人数は年によって大きく異なるそうですが、少人数クラスとなっています。私はレベル2と3の授業を留学期間中に受けましたが、どちらも10から15人程度のクラスでした。時間割は、月曜、水曜、金曜は、1コマ110分の授業が2コマで9:00〜12:50、火曜、木曜は、1コマ75分の授業が2コマで9:00〜11:45となっており、授業の間に10分休憩がもらえます。授業はどれもすごく分かりやすく、拙い英語の私でも安心して受けることができました。先生方も、とても優しく親身になってくれるため、わからないことがあれば授業終わりに質問をし、メールでやりとりしたりと先生との距離がとても近いように感じていました。クラスに日本人はかなり多かったです。人数同様、年によって大きく変動するそうですが、私の年はほとんど日本人のクラスでした。他の国だと、台湾、韓国、ブラジル、フィリピンから来られている留学生がいました。   ホームステイでは、アメリカ人のファザーと中国人のマザー、日本人の留学生と4人で生活していました。ホストマザーは、スパをいくつか経営しており多忙なため、なかなかゆっくりと話す機会がありませんでした。ホストファザーは、空軍を引退し主夫をしているため、いつも自宅におり、暇さえあればよく他愛もない話をしたり、英語を教えてくれたりしました。他の日本人の留学生とは、生活リズムも違うためあまりたくさん話したり遊んだりすることはできませんでしたが、家族の一員として良い関係を築けました。   学校もホームステイもとても恵まれた温暖な環境で快適に過ごすことができました。しかし、この留学期間中楽しいことばかりではありませんでした。たくさんのことで悩みました。まず壁にぶつかったのは、友達です。留学に行く前に、「日本人とは極力話さないようにして、英語漬けの生活を送ろう。」と自分の中で決めていました。しかし、実際授業が始まると、クラスには日本人がたくさんいてとても驚きました。クラスの友達とは仲良くしたい気持ちと自分で決めたルールに背く罪悪感との心の葛藤は辛かったです。それと同時に、その分どこかで英語を話す環境を見つけようと思うようになりました。また今年度麗澤大学からリーワード大学に留学したのは私だけでした。そのため去年リーワード大学に留学した麗澤大学の先輩が、 私が困らないようにと、ハワイに長く住む日本人留学生に仲良くするよう頼んで下さっていたのが大きな転機となりました。   私が特に仲良くなった友達はみんな、英語だけを勉強する私のような学生とは違い、英語で数学や歴史、第三言語などの授業をローカルの学生と受けている学生でした。彼らは同世代の日本人で、一緒にいるときに日本語を話してしまいますが、すでに英語を流暢に話せるので、一緒にいてとても大きな刺激となっていました。またその友達のおかげでフィリピン人や韓国人の子とも繋がることができました。日本人以外の子たちといるときは、共通の言語である英語をつかわなければならならいので、それが私にとって英語を話す良い機会となっていました。しかし、最初は間違えるのが恥ずかしく躊躇して話せないのと、何を話せばいいのかわからない、また何か少し話せても返答が聞き取れないなどで、友達に通訳してもらっている状態でした。日本人留学生の友達は、私が英語を話すことを強要することはなく、ひたすら温かい目で見守ってくれ、挨拶の仕方から丁寧に教えてくれたり、教科書には載っていないような、友達との会話で頻繁につかう言葉などを教えてくれたりしました。   友達のサポートもあり少し会話ができるようになってきても、やはり踏み込めないところがありすごく悩みました。そこで気付いたのは、心を開くことでした。英語を話すことに必死になりすぎて、自分の素を出すことを忘れてしまっていました。それに気付いてからは、距離もぐっと縮まり相手からも積極的に私に声をかけてくれるようになりました。また、自分から日本語を学ぶローカルの学生に声をかけ、宿題の手伝いをしたりしながら英語を話す機会を見つけに行きました。そこで特に仲良くなった1人の女の子との出会いが私を大きく成長させるきっかけとなりました。彼女はフィリピン人ですが、ハワイのローカルの学生で英語が母語です。日本にとても興味があり、大学では日本語のクラスを取っていました。勇気を出して私から「いつでもいいから、日本語について質問があれば聞いてほしい。」と声をかけたのが始まりでした。その後連絡を取り合い、一緒に宿題をしたり、話をしたりしているうちに仲が深まっていきました。彼女は、クリスチャンで毎週日曜日の夜に教会に通っており、ある日私を誘ってくれ、参加させてもらいました。その際に沢山の彼女の友達を私に紹介してくれました。彼女はそこで私にたくさんのローカルの人と繋がる機会を与えてくれました。私はまだまだ拙い英語でローカルの人と初対面で流暢には話せませんでしたが、幸いなことに日本に興味がある人はとても多く、自ら知っている日本語で話しかけてくれる人もたくさんいました。私はそれまで、日本人が私だけの状態でネイティブの人と一緒に過ごすことが滅多になかったため、会話の全てが勉強になっていました。逃げ場のない状態に置かれた時、一番成長できることを実感しました。必死で聞き取り、必死で話しました。もちろん私にとってそれはとてもハードなことでしたが、それ以上に楽しいという感情が上回っていました。それから、放課後や夜にみんなで集まってそれぞれの宿題をすることがよくありました。その際に、日本や日本語について質問されることが多々あり、私の英語の練習と同時に、誇りである日本の文化を教えられることも嬉しく思いました。12月半ば、私が帰国するということを知り、お別れ会といった形で、イルミネーションと星を見に行くことを計画してくれました。その時、本当の友達が出来たのだと感じました。たくさんの人が来てくれとても幸せな時間を過ごすことができました。   また、私が帰国する直前とても嬉しい出来事がありました。先程もお話しした私に大きく成長させるきっかけをくれた友達とは、よく2人でも勉強会をし、マンツーマンで日本語の宿題やテスト勉強の手伝いを続けてきました。元々、彼女は日本語にあまり自信がなくテストの点数もあまり芳しくなかったようでした。しかし、努力を続けているうちに、小テストでも良い点数を取るようになり、先生にも褒められるようになりました。期末テストではオーラルでは最高評価のA、筆記でも9割以上の高得点を取りかなり自信もつけることができました。彼女は私に、「あなたのおかげだよ。」と言ってくれましたが、もちろんこれは彼女の努力が実っての功績です。しかし、それに少しでも関われたことが本当に嬉しかったです。他にも何人か日本語の勉強の手伝いをしていた人から、良い成績を取ったと報告がありました。また、先程の彼女を含め関わった数人の生徒から来学期も日本語の授業を取るという連絡があり、本当にやってよかったと思えました。   私はこの留学で学んだことが2つあります。1つ目は自分から行動せず、待っているだけでは何も始まらないということです。最初の私は、何かしらの言い訳を見つけては英語を話すチャンスを逃し、またそのチャンスが当たり前のようにくると思い込んでいました。しかし、ネイティブの人もこちらが積極的にやる気を見せなければ話したいと思わないのは当たり前です。私が必死に英語を話してもこちらの力不足で簡単に会話も成り立たないため、ただでさえ相手も疲れると思います。しかし、学びたい、話したいと思えばその気持ちは態度で伝わり、相手も親身になってそれに応えてくれます。そのため、私はいつも話してくれることに感謝しながら積極的に話すようにするようになりました。   2つ目は、できないことを恥ずかしがらないことです。よく日本人はわからないことでも曖昧に返事をする傾向があるといいますが、私もはじめはそうでした。何を言っているのか理解できなくても、軽く受け流してしまっていました。聞くのが恥ずかしいという気持ちがあったからです。気になったものは後で、ネットや辞書で調べることが多かったです。そんなある日友達に、ある言葉がニュアンスで意味はわかるのに実際に何と言っているのか聞き取れないから教えてほしいと頼んだとき、「聞かぬは一生の恥だよ。」と言われました。その時わからなかったのは“Here we go.”というとても簡単なものでした。しかし、聞き取れないので調べようが無く、かなり頻繁に耳にしていましたが、いつもその場で聞くことができませんでした。確かにその場で聞かなければそこで終わってしまうというケースもかなりありました。友達に言われたその言葉がきっかけで、私はわからないことをわからないと言うようになりました。   たった4ヶ月という短い期間ではありましたが、日本では経験できないたくさんのことをハワイで経験することができました。英語を学ぶ姿勢を改めて考え直し、自分とも向き合うことができました。この私の留学にあたり、家族や友達をはじめとするお世話になった方々への感謝の気持ちは尽きません。留学が終了した今、ここで立ち止まらず得たものを生かし更に成長続けることで彼らに恩返しができたらと思っています。

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リーワード・コミュニティーカレッジ

7ヶ月の経験
石井 悠貴
英語コミュニュケーション専攻3年
2018年8月~2019年3月

  私はハワイLeeward Community Collegeで7ヶ月間留学していました。今現在日本に帰国し、振り返るとあっという間に過ぎてしまった7ヶ月間だったと感じています。しかしハワイで過ごした1日1日を思い出すととても内容の濃い、充実した日々を送っていたのだなと思います。楽しかった事、挑戦した事、困難にぶつかった事、カルチャーショックを受けた事などハワイで経験した全ての事、そしてハワイで知り合った日本人の友達や現地の友達、世界各国からの留学生との出会いは私の一生の宝物です。   元々私が留学先にハワイを選んだ理由は単純に「英語圏である」のと、「楽しそうだから」でした。しかし今、ハワイを選んで本当に良かったと思います。理由は「とても楽しかったから」だけではなくて、それはもちろんの事、ハワイ、そしてLeeward Community Collegeで生活するうちにハワイでしか体験できないような事がたくさんあることに気づきました。ハワイには様々な人種の方々が共に生活しています。そして様々な国の言語が飛び交い、様々な宗教が存在し、生活の仕方なども変わってきます。それによって人々の価値観や性格も様々です。ですが私が感じるに、ハワイに住む人々に共通してみられるのが広い心と温かさ、そしてのんびりとしたライフスタイルだと思います。ハワイの人々は本当に温かいです。通行人に道を聞くと丁寧に説明してくれ、店の常連になると店員と仲良くなり、世間話をしたりご飯をご馳走してくれたこともありました。もちろん友達の皆も私が困ったとき、自分の損得などは考えずにいつも近くで助けてくれました。のんびりしたライフスタイルと述べましたが、ハワイの人々は時間をそこまで気にしません。ハワイアンタイムと呼ばれていますが、〇時集合と決めても大体30分ほど集合時間に遅れて来ます。と言うのもハワイには電車がなく、多くの人が移動手段としてバスを利用しますが、そもそもこのバスがほとんど時間通りに来ません。10分や20分遅れは当たり前です。時間に厳しい人にはストレスかもしれませんね。私はあまり気にしないというかむしろ時間にあまりとらわれないような気がして、こののんびりとした生活が好きでした。時間の感覚も、日本ではしきりに時計を気にしていましたが、ハワイでは「日が出ているうちは昼、沈んだら夜」くらいの感覚で、時間がゆっくりと流れていくように感じました。また、自然に囲まれているため、日が昇るのと沈むのを近くで感じられるほか、アウトドアでのアクティビティやきれいな景色を存分に楽しむことが出来ます。週末はビーチや登山、後は大きなショッピングモールもあるのでショッピングもしました。海や山や森が大好きな根っからの田舎っこの私にとって楽園でした。また、人との絆をとても大事にしています。ハワイにはピジン言語という、様々な言語から構成される言語があり現在も使用されていますが、その中にたくさんの日本語も使われており、日本やその他諸国との絆が見受けられます。   ここまでで、楽しかった経験などをいくつか挙げてきましたが、もちろん困難に直面したこともありました。特に大きかった問題はホストファミリーと、ホームステイエージェントとトラブルになってしまった事です。ハワイに到着して間もなく、ホストファミリーに挨拶を終え早々、私は食事なし(自炊)のプランを申し込んでいたのにも関わらずホストが食事をふるまってくれたのです。親切な方々だなと思いながら食事を済ませた後、食事なしであることについてホストに確認すると「知っている。だがそれだと勉学に励めないから食事ありにしよう。先ほどの食事から食事ありのプランに変更しておこう」と提案されました。私は生活中に料理にも挑戦したいと考えていたので最終的に食事なしのプランで続けることにしましたが、その日の食費は取られてしまいました。その後さらに、申し込んだプランと異なることが多すぎた上、エージェントの手違いで予想していたよりもかなり高額の費用を請求され、貯金で生活費を賄っていた私にとって大きなストレスとなってしまいました。さらに早朝に家の修繕工事をされ、眠れぬ毎日が続いたことでそのころはいかにして留学期間を短くしようかばかり考えていました。しかしその時、何故自分はこんなに追いやられているのだろう、というより自分が追いやられていると思っているだけで自分はまだ何も行動していないのだから全然追いやられていないし、むしろ正しいのはどちらなのかしっかり話し合ってやろうじゃないかと思いました。それからは毎日エージェントに電話し、納得いくまでは決してイエスとは言わず真正面から自分の意見を伝えました。その行動あってか、エージェントとはきっちり話が付き、迅速なステイ先の移動とその手間賃、またステイ費用の見直しを検討してくれました。   移動先のファミリーはとても優しく、それでいて誠実で本当に彼らと生活できて良かったと感じています。新しいファミリーは本当の子供の様に接してくれて、いつも心配してくれました。問題とぶつかった当時はとても大きな悩みでしたが今ではこの出来事も大切な経験の一つとなりました。また、相手にどう思われようとも自分が正しい事をしているなら、間違ったことをしていないなら真正面からぶつかることも時には大事だと学びました。その後も何度かトラブルがありましたがこの出来事のおかげでふっきれて、自分で解決することが出来ました。また、自主的に行動しようという気持ちが大きくなり、様々なことに挑戦しました。時には自分の力不足を経験する事もありましたが自分の弱点に気づけるいい機会だったと思います。   私が挑戦したことで最も大きなことといえば、日本語教師のサポーターとして実際に現地で日本語を勉強している学生達に週二回、二か月間日本語を教えるお手伝いをしたことです。これは学校のプログラムなどではなく、私が仲のよかった先生Mattが日本語教室の先生と話し合い、機会をつくってくれました。Leewardでは、何か挑戦したいことがあるとき、それを伝えると先生方はサポートしてくれます。挑戦したいことに協力してくれる学校です。Mattには先生として、また良き友として特に感謝しています。Leewardでは先生と生徒の距離が近いため気軽に話すことが出来ると思います。Mattとはバーベキューやハイキング、バーに行くなど本当に仲の良い友達になれ、日本に帰ってきた今でも連絡を取り合い、将来海外で生活したいと考えている私をサポートをしてくれています。彼も私がハワイで出会った良き友の一人です。彼だけではなく、週末の休みは仲のいい友人たちとショッピングやビーチ、ジムやバー巡りなどしっかりとハワイを楽しみました。私の留学生活は周りの友人に助けられてばかりでした。車もないしお金もない、英語も完璧でない私を様々な所へ連れて行ってくれて、様々なことを教えてくれ、素晴らしい経験をさせてくれた、いつも優しく親切に接してくれた友人たちには感謝してもしきれません。彼らの思いやりのおかげで私も以前より思いやりをもって人に接することが出来るようになったと思います。   最後に、英語力を伸ばすだけでなく、自分を精神的に成長させる大きな機会をくれた両親や祖父母、日本にいるときもハワイにいる時もサポートしてくれた方々、この留学生活で私に関わった人々全てに、素晴らしい経験をさせて頂いたことに感謝したいとおもいます。ハワイでの経験は私の人生で最も価値のある経験の一つです。この経験を胸に、これからの人生も様々な事に意欲的に挑戦していこうと思います。

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リーワード・コミュニティーカレッジ

ハワイに留学して
田中 明寧
英語・英米文化専攻3年
2017年8月~2018年3月

  私は去年の8月から7カ月間ハワイのリーワード・コミュニティカレッジに留学していました。この7か月間の留学生活と学んだ事について書きたいと思います。   まず、ハワイでの留学生活はとても充実していました。私は長期の留学はもちろん、ハワイに行くのもはじめてだったので、ホノルル空港に到着するまで楽しみな気持ちもありましたが、不安な気持ちでいっぱいでした。特に私はシャイな性格なので、ホームステイ先のファミリーと馴染めるかとても不安でした。ですが、空港に到着しすぐに、ホストファミリーがレイを持って迎えに来てくれていて、暖かくハグしてくれてとても安心しました。ホストファミリーは、とても親切な方達だったので、お家での会話もしやすく、とても楽しい日々を送ることが出来ました。毎週金曜日にはAloha Fri Dayという事で、家族みんなでアイスクリームを食べに行き、日曜日にはハイキングに連れて行ってくれました。ハワイでの生活の中で困った事や分からないことも、質問しやすい環境を作って下さって、全面的に私のハワイ生活をサポートしてくれたファミリーのお陰でとても楽しい生活を送ることが出来ました。   最後の空港でお別れの時は、家族みんなで空港まで来て下さり、お別れする事が辛さと、感謝の気持ち、沢山の思い出で胸がいっぱいになってしまい、涙がとまりませんでした。その時、本当にこのお家で暮らせて幸せだったなと感じました。   次にこの留学生活で学んだ事はとても沢山ありますが、その中でも英語に対しての、考え方が大きく変わったと思います。リーワードの先生が「英語はニュアンス」と言っていて文法を気にして話さないより、ニュアンスでも伝えたい事は大体伝わるのだから、とりあえず自分の意見を伝えてみると言うことを心掛けるようにしていました。実際にニュアンスで自分の言いたいことは伝わりますが、相手と会話した後に自分自身であの時はもっとこう言った方が伝わりやすいかなどを振り返ったりして、次に活かすようにしていました。   他にも、私は日本にいる時からエッセイを書く事が苦手でした。留学中はエッセイを書く機会も多く、最初は苦しめられましたが、エッセイが終わるごとに、先生と一対一でエッセイについてアドバイスをもらう機会があるので、自分が疑問に思った事や、先生の意見を聞けたので、新しい発見や、今まで難しく考え過ぎていた事に気付かされ、段々とエッセイを書くのが楽しくなりました。先生以外でも、ライティングセンターという施設があり、エッセイを書くにあたってとてもお世話になりました。ライティングセンターは、ライティングの事についてどんな些細な事でも質問できる施設で、そこで教えてくれる人達はリーワードの現地の生徒さん達なので、とても話しやすいですし、生徒ならではのアドバイスをしてくれるので、苦手だったエッセイを書くという事も今では楽かなと感じるまでになりました。   この7か月間は私にとってとてもいい経験になりました。留学に行かせてくれた両親はもちろん、この留学中関わってくださった全ての方達に感謝して、この経験を活かしてこれからの生活も精進していきたいと思います。

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リーワード・コミュニティーカレッジ

Stay Different in Hawaii!
山口 哲平
英語・英米文化専攻2年
2016年8月~12月留学

  ハワイはどんな場所でしょうか。きっと誰もがハワイだけでなく様々な留学先にイメージや、モチベーションを持って出国すると思います。人にはそれぞれ理由があり、達成したい目標、一度きりの体験、多くの友人を作って視野を広げるなど、小さなきっかけや大きな憧れでスタートすることもあります。僕がハワイ・オアフ島のリーワード・コミュニティカレッジを留学先に決めたのは漠然としているものでした。   2016年末、日本でも話題になった総理大臣の真珠湾訪問がありました。2016年12月7日(ハワイ時間)は実に真珠湾攻撃から75周年目となる年でした。僕はその機会に一度、真珠湾を訪れてみたいと思ったのがきっかけでした。もちろんその他にも、ハワイの多民族社会や文化、独特なスピリチュアル、アメリカ英語にも興味があったからです。初日の出国日は興奮のあまり飛行機で眠れず、到着したその日は居ても立っても居られない状態でした。はじめて空港でホストファミリーが迎えてくれた時、招待の気持ちとしてフラワーレイを首にかけてもらいました。これからお世話になり、ともに家族として過ごすホストファミリーには笑顔で挨拶して、第一歩「表情をはっきり」とすることが大事です。   そこから家族と一緒にリーワードにて様々な手続きをします。初日は忙しく、首が回らないこともあります。はじめてキャンパスを見た時は、海が近く、いい天気だったのでとても印象が良かったです。僕のホストファミリーはフィリピン人で夫妻、男の子1人、叔母という構成です。家はバスで一時間程度離れた少し遠い場所ですが、とても大きく立派な家です。初日から家の周りにあるスーパーや、そのほかのお店を案内してくれました。僕にはルームメイトも一人いて、必要なものは共有して、英会話のサポートもしました。周りにはもちろん「英語」が溢れています。最高のコンディションだなっていつも思っていました。家のルールは厳しくなく、飲食物は常に好きなものをとって良い、必要なものがあれば揃えてくれるとてもいい家族です。   次は学校生活についてです。僕は前期にELIのレベル3からスタートして、レベル4を修了しました。レベル3からある教科、American Cultureではハワイ独特の「ピジン英語」の勉強もできます。2016年はちょうど大統領選挙の時でもあり、クラス内ではディスカッションやプレゼンテーションが多いです。アメリカというのは実に大胆で、ディスカッションに積極的に参加しないと無関心と見られます。しっかり自分の意見を持って、最低限のこと「英語でディスカッション」に参加します。   その他でも英語を活用する機会に溢れています。それは現地の学生・先生との交流です。わからないテキストやスラングを教えてくれたり、休日は一緒にランチしたり映画を見に行ったりしました。特に僕は全米のボックスオフィスを毎週確認するくらいの映画好きなので、話す話題が絶えません。印象に残っていることは、現地の生徒が自分の英語をすごく褒めてくれることです。学校外でもレストランやカフェ、パソコンのお店などでも自分の意思をはっきり英語で述べる場面なのでとても褒められます。僕は留学先では常に新しいことを試みることが大事だと考えています。それはプレゼンテーションや勉強法などもそうですが、フィールド・ワークといったこれまでと違った視点を確かめることが楽しみだと思います。   僕が留学していて何よりも嬉しいことは驚いた顔で、Your English is good!と言ってもらえることです。その度に自分の勉強する理由に迷う必要がありませんでした。Conversationsと言っても、学校やそのほかの場所、また家族とのやり取りが大事です。僕の場合なら毎日スターバックスに行っては名前を覚えてもらう、軽いやり取りをしていました。ホストファミリーはディズニーリゾートに数回連れていってくれることもあり、行きたい場所をしっかり伝えるとその場所に連れて行ってくれます。ハワイにはポリネシア人の歴史にまつわる場所や、自然にあふれた素晴らしい空間が揃っています。   勉強の息抜きやフィールド・ワークの魅力もハワイならでは。学期末と新学期の間にはbreakがあり、僕はほかの留学生と一緒に離島、マウイ島へ旅行に行きました。マウイ島ではハレアカラ山に登り、日没と満天の星空を眺めることができました。離島といってもハワイ州内なので、国内旅行のようなまのです。安価で簡単に行けることも魅力でした。二度目の学期末休みには単身でカウアイ島を訪れました。カウアイ島はとても小さい島ですが、「ジュラシック・パーク」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」といったハリウッド大作の撮影場所も見られる魅力満載の島です! さらに今思えばその時が初めての単身海外でしたが、ハワイの人たちは優しく、最後にはYour English is Perfect!と言われたことが本当に嬉しかったです!   僕にとってハワイ留学は興味深いことに溢れていました。自分にとっての留学はもちろん自分だけのものです。結果は誰にもわからないと思います。もしかするとやり残したことばかりになるかもしれないし、何か無理をして終えてしまうかもしれません。もし自分には合わないと思うことがあるなら、その時はこの留学がたった一度しかない機会だと考えてほしいです。意外とリスクを背負わないことが一番のリスクかもしれません。だからこそ自分が今いるのはアメリカだ、ここでは全部が新しい!と考えることが楽しいと思います。色々な人に出会い、色々な経験に遭遇して、楽しいことや辛いことも全部自分にとっては大事です。僕自身、留学経験がありオーストラリアにいた時より、アメリカははっきりしています。アメリカ英語は魅力的でdialectやpronunciationも異なって面白いし、人柄も全然違います。おそらく自分と違うことが多いと思いますが、そのままでいいです。   リーワード・コミュニティカレッジの先生や生徒たちはちゃんと悩みを聞いてくれる優しくて、素晴らしい人たちです。もし留学を考えている人がいるなら、自分次第で違うもの、新しいものを始められることがあると伝えたいです。きっと楽しくて、何にも代えられない経験が待っていると思います! 留学前にお世話になった先生方や国際交流センターの方々、留学先でお世話になった先生や生徒たち、ホストファミリー、ハワイの人たちに感謝します。あとは、自分の両親にも。ぜひ観光地と知られているハワイの、「全く違うもの」を体験してください! Mahalo!

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