ポートランド州立大学

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PO Box 751, Portland, OR 97207-0751, U.S.A.

http://www.pdx.edu/

プログラム概要

夏期語学研修プログラム
特  色 3週間半のアカデミック・ホームステイ・プログラムです。学生はポートランド州立大学(PSU)において毎日英語の授業を受講し、午後はアクティビティの他、「ポートランド・ポピュラー・カルチャー」、「ホスピタリティ・マネージメント」または「アメリカン・ボランティアリズム」のどれか一つを選択し受講します。 また、ホームステイを通じてアメリカ人の家庭での生活を体験できます。
 プログラム到着から最初の3日間はPSU内の学生寮で過ごします。3日目の夜からホームステイに移ります。
宿  泊 学生寮+ホームステイ
留学時期 8月~9月(3.5週間)
担当教員 山下美樹

PICKUP留学体験記

一足先に留学を経験した麗澤大学の先輩たちが、留学先でのさまざまな体験談を語ってくれた「留学体験記」

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素敵な出会いと最高の思い出
佐藤柚香
日本語・国際コミュニケーション専攻3年
2018年8月~9月

  私は8月16日から9月8日までの約1ヶ月間、アメリカのポートランド州立大学に留学をしました。私は今年の3月にもスペインのアリカンテ大学に留学をしているため、留学の楽しさを知っている上での2回目の留学を、いかに充実したものにできるか自分への期待と楽しみでいっぱいでした。   ポートランドへは成田空港から直行便があり、現地まで約8時間のフライトでした。ポートランドへ向かう飛行機の中には多くの日本人がいました。その時は気づきませんでしたが、そのほとんどが日本各地から集まった同じプログラムに参加する仲間たちでした。そのため、ポートランドに着いて大学のスタッフと合流し、大学ごとに点呼を取った際、その参加人数の多さに驚きました。初日から3日間は大学寮で暮らしました。そこでは大学内でのオリエンテーションやグループごとに分かれて大学のスタッフと一緒にダウンタウンを散策しました。初日はオリエンテーションをした後、新しくできた友達とダウンタウンに遊びに行きました。2日目には午前中の英語の授業をクラス分けするためのテストがありました。そのテストを受ける待ち時間に皆とトランプやUNOをして、また多くの友達ができました。3日目は川に行ってウォーターボートに乗りました。全身がびしょ濡れになりましたが、川を下る疾走感や水が容赦なくかかってくる感じがとても楽しかったです。   寮では友達の部屋に遊びに行ったり、皆でロビーに集まってたくさん会話をしました。友達にすぐ会える環境が本当に楽しかったです。その次の日からはホームステイが始まりました。私のホームステイ先はホストマザーと、その娘さんと息子さん、私を含めた留学生5人の8人暮らしでした。その他に犬1匹と猫2匹がいて、犬は立つと私くらいの身長があるほど大きかったです。3匹とも私に懐いてくれて、家に帰るとよく遊びました。ホストファミリーの家はとても大きく、3階建てで地下室もありました。私の部屋もとても広く、綺麗で快適でした。洗面所、トイレ、シャワーは他の留学生たちとの共用でした。洗濯機は自由に使ってよかったので好きな時に洗濯ができました。朝と昼は家にある食材を使って自分で用意し、夜はホストマザーの手料理を食べました。ホストマザーはベジタリアンですが、お肉料理なども喜んで作ってくださり、お菓子作りが好きな方だったため、マザー手作りのケーキもたくさん食べました。どれもとても美味しかったです。   ホームステイ先の近くに大学があり、バスで30分ほどの距離でした。また、家が近く同じバスに乗る友達と毎日時間を合わせて、朝と帰り一緒に乗って大学に通いました。そのため、通学時間もとても楽しかったです。大学の周辺の街はたくさんのお店で賑わっていました。スターバックスが街中にあり、毎朝大学に行く前にスターバックスでドリンクと朝食を買うのが日課でした。ダウンタウンに行くと大きなショッピングモールや図書館、ポートランドに本店があるNIKEのお店などがありました。ポートランド内ではストリートカーやMAXという路面電車やバスを利用しました。バスは降りる際にバス内に付いている黄色い紐を引っ張って合図します。どちらも大学の近くや街中に停留所があるため、移動にはとても便利でした。授業は午前の英語のクラスと午後の選択授業がありました。午前のクラスは4クラスに分かれ、午後はボランティア、ホスピタリティー、ポップカルチャーの3つから選択して授業を受けました。私はポップカルチャーを選択し、それが1番人気の授業でした。内容はその名の通り、主にポートランドの文化を学びました。コーヒーやドーナツ、タトゥーや古着屋など興味深い内容が多かったです。また、2日に一回フィールドワークがあり、街を散策しながら日常生活における文化も合わせて学ぶことができました。午前の授業は日常で使える英会話を中心に、ゲームをしたり、街の方々にインタビューをしたりしました。またフィールドワークとしてスーパーマーケットや美術館に行きました。もちろん授業は全て英語ですが、ちゃんと付いていく事ができ、最後まで楽しく勉強に励むことができました。   大学のアクティビティとしては、シアトル、マルトノマの滝、ビスタ、アウトレットモールなどに行きました。シアトル旅行では、まずスターバックスの1号店に行きました。そこには1号店限定デザインのタンブラーがあり、記念に買っていく人が多かったです。また、店内もアンティークな雰囲気でとても良かったです。街には商店街のようにお店がたくさん並び、花や食べ物、アートなど様々な商品が売られていました。その後、シアトルマリナーズの試合を見に行き、そこではホームランを4回も見ることができました。野球観戦をするのは人生で初めてだったこともあり、とても楽しかったです。マルトノマの滝は本当に綺麗で、滝に近い1番上の橋まで登り、そこでたくさんの写真を取りました。また、ビスタから見える景色も本当に絶景で感動しました。アウトレットモールではNIKEのスウェットを買いました。アウトレット価格として商品の値段が他のお店よりも安くなっていたため、他の皆は私よりもたくさん買い物をしていました。   放課後や週末には友達と観光をしに出かけました。世界最小の公園であるミル・エンズ公園を初め、サタデーマーケットの会場になっている川沿いの公園、ポートランド発祥のブゥードゥードーナツ、動物園、日本庭園などに行きました。また、ポートランドのスローガンとして有名な「KEEP PORTLAND WEIRD」と書かれた壁画の前で写真を撮ったりもしました。動物園や日本庭園はワシントンパークという大きな敷地内に併設されていました。動物園は日本とは違い、とても広くて自然豊かな場所でした。また、動物によってアフリカなど様々なゾーンに分かれており、日本では見たことがなかったクマやヒョウなどの動物がたくさんいました。日本庭園では、アメリカにいるはずなのに、まるで日本にいると錯覚するくらい再現度が高く、驚きました。他にも畳みや盆栽などもあり、日本とアメリカの親交を実感することができました。   毎週末にはホストファミリーと一緒にお出かけをしました。1周目はソービーアイランドに行き、フルーツ狩りをしました。そこには様々な畑があり、フルーツや野菜が取り放題でした。また、花畑や牧場、ビーチもありました。その中で特にブルーベリーを多く摘み、その摘んだブルーベリーを使ってホストマザーがチーズケーキやマフィンを作ってくれました。2周目の三連休では、1日目にはホストファミリーとキャノンビーチという海に行ってきました。水が冷たくて海の中には入れませんでしたが、ビーチを裸足で散歩しました。その後、海辺の街を散策し、その途中で海辺の公園に立ち寄り、持参したコーヒーとお菓子でピクニックをしました。綺麗な海を眺めながら飲むコーヒーは格別でした。2日目にはホストマザーとドライブをしてマウントフッドという山に行きました。その山は冬になるとウィンタースポーツをするお客さんで賑わうそうです。その近くに併設され、実際に泊まることができるというロッジの中には博物館やお土産屋さんなどもあり、とても素敵な場所でした。3日目は友達とロイドセンターというショッピングモールに行きました。そこでは買い物をしたり、ショッピングモール内にあるスケートリンクでアイススケートをしました。室内ということもあり、氷の上という寒さを感じずに滑ることができました。その後はフレーバーとトッピングが自由に選べる美味しいアイス屋さんやポートランド唯一の長距離列車の駅として有名なユニオン駅などの観光地巡りをしました。ポートランドには本当に数多くの観光地があるため、留学の合間にとても楽しい時間を過ごすことができました。   この留学は、大学のスタッフやクラスの先生、一緒にプログラムを経験した仲間など本当に良い方々に恵まれました。ホストファミリーも、まるで本当の家族のように私を受け入れてくれました。また、ホームステイ先に留学生が多かったため、様々な国の文化や言語も合わせて学ぶことができました。スペインに引き続き、背中を押してくれただけでなく日本からずっと支えてくれた家族や友人、先生方のおかげで、また素晴らしい経験をすることができました。本当にありがとうございました。

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