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ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

新学期が始まって

英語コミュニケーション専攻3年 立石 朱音
2018/06/02
  6月に入り、ドイツでの留学生活も残すところ1か月弱となります。今の時期のドイツでは毎日気温も暖かく、週末には広い公園で日光浴する人も多いです。寮から大学までの通学路ではカフェのテラス席に座るお客さん達が談笑している姿が目立ちます。
  今月のレポートでは、私の新しい時間割や大学生活について簡単に説明させて頂きます。 2月の中旬から4月の初旬までの長い春休みも終わり、新学期が始まりました。麗澤プログラムでの授業は前学期よりコマ数が少なくなったため、時間に余裕ができたので、自分の好きな授業を何個か取りました。
  一つ目は麗澤プログラムとは別の英語の授業です。この授業にはドイツ人学生、他国からの留学生が参加しています。私は、自分のレベルにあった英語力のクラスで彼らと一緒に英語の授業を受けています。この授業では、世界で話題になっているニュースを取り扱い、グループやペアとなってディスカッションを行います。この授業だけでなく、ドイツでは、授業中に自分の意見をどのくらい発言しているか、ディスカッションにどのように参加しているかで、成績の60%は決まってしまいます。成績はテストだけでは決まりません。その代り、日々の授業態度で成績が決まってしまいます。毎回、私はドイツ人学生の弁論力に圧倒され、怖気づきながら自分の意見を述べているのですが、これも海外でしかできない経験だと思い、毎回少しでも多く自分の意見を発言できるよう、予習復習などを通して知識を増やしています。
  二つ目はフランス語の授業です。この授業はドイツ語でフランス語を学びます。私はフランス語を初めて習う為、一番下のレベルのクラスなのですが、全てドイツ語で説明される為、たまに理解が難しい時があります。ですがフランス語を話せるドイツ人の方に発音や会話の仕方などを教えてもらい、何とか授業について行っているといった形で、フランス語を学んでいる最中です。
  そして三つ目は、ヨガのスポーツコースに参加している事です。これは授業ではなく、日本で言うと地域のサークルです。イエーナに住んでいる方ならだれでも参加できます。ただし、参加費は、学生、社会人、大学の職員によって変わってきます。学生の私は、1学期分で40€(日本円で約5千円)支払いました。この額は、スポーツコースの参加費にしては、高い方らしいです。ほとんどのスポーツコースは学生だと20€で参加できると思われます。最初は、ドイツ人しかいなかったらどうしよう、ついて行けなかったらどうしよう、と不安でスポーツコースを取るか迷っていましたが、一回参加してみると、とてもアットホームで、休憩の時はコースに参加している生徒たちと会話をし、時間が来ると皆気持ちを切り替え、ヨガに集中します。オン、オフがしっかりしているのがドイツのスポーツコースの特徴だと、ドイツ人の友達から伺いました。
  このように、新学期になり時間割のコマ数もドイツでの生活にも慣れ、様々な事にチャレンジができるようになりました。まだ続けている最中ではありますが、自ら始めたことは最後までやり抜きたいです。
写真は、学校のキャンパスの一つ、アウグスト・べベル・ストラーセという名前のキャンパスの窓から撮った写真です。イエーナ大学に留学する学生は主にこのキャンパスで、授業が行われています。

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