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南イリノイ大学

CESLでの授業

英語・英米文化専攻3年 左 裕子
2018/06/04
  こんにちは。三月中旬から南イリノイ大学に留学中の、英語・英米文化専攻3年、左裕子です。はやいものでこちらに来てから二か月が経過し、今タームの授業も無事終了しました。今回は、CESLでの授業についてお話ししたいと思います。
  私のクラスでは、グラマーの授業・リスニングリとスピーキングの授業・グラマー、リスニング、スピーキング、リーディングの総合的なCoreの授業、合計3つを受けています。クラスメイトは日本人が私一人、中国人が二人、サウジアラビア人がなんと六人というクラスです。他の麗澤生がすでに現地レポートにも書いている通り、まるで嵐のごとく彼らは積極的に発言をします。最初はとても圧倒されましたし、いかに日本人がスピーキングが苦手なのか、自分の意見を口にしないのかを実感しました。しかし、授業を重ねていくうえで、私がスピーキングが苦手なことをクラス全員が把握し、私が話すときは必ずじっくりと聞いてくれたり、私が理解できず、聞き返すと必ず彼らは何度も説明してくれました。サウジアラビアの人々は日本人とは真逆で、スピーキング力やリスニング力に長けているものの、スペリングや文法を苦手としています。ですから、私は話すことを苦手とする分、彼らの間違った文法やスペリングを指摘したり、教えていました。日本では、先生方が中心となる講義が多いですが、こちらでは参加型の授業であるため、毎日が色濃く、あっという間に時間が過ぎていきます。
  そして、すべての授業の課題に毎日追われ、大変な思いをしています。私は遊ぶためにアメリカに来たのではなく、英語を向上させるために留学に来ています。ですから、辛い反面、自分の学びとして力になっているので、私にとって毎日の課題は喜びでもあります。
  またCESLでは、授業内で異文化同士のコミュニケーションをとるだけでなく、授業外でもコミュニケーションをとれるよう、様々なイベントが企画されています。私は最初、自分のスピーキング力に不安を抱いており、更に人見知りであるため、怖くて一歩踏み出す勇気が出せず、イベントには行きませんでした。しかし、人々と関わっていくうえで、練習を何度も繰り返さなければ、恐れているだけでは、自分のスピーキング力を向上させることは不可能だということに気づきました。実際に、このようなイベントに参加することで、多くの人と関わりをもち、コミュニケーションをとることができます。自分のスピーキング力やリスニング力に自信がないのであれば、相手に伝えればいいのです。なぜなら、実際に私ができないことを伝えても、嫌な顔をする人は一人もいなかったからです。
  このように、CESLでは、友達を作り、コミュニケーションをとり、そして英語を向上させる機会が山ほどあります。勉強は楽しくなければ、継続は不可能であると私は考えています。私は日本にいたとき、英語を学ぶ楽しさを忘れていました。しかし、CESLの授業を受け始めてから、またその楽しさを取り戻すことができました。毎日が刺激的で、楽しい日々。まだ二ヵ月しか経過していませんが、私は南イリノイ大学に留学してよかったと心から思っています。残りの長いようで短い時間も、充実させることができるように、まだまだ頑張ります!
写真1:NATUREDAY(イベント)のハイキング
写真2:クラスの中国人の友達と
写真3:TEAPARTY(毎週水曜日)
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