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ドイツ

ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学

タンデムパートナー

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 広山 桃子
2018/06/02
  今回は私が留学開始時期から行っているタンデム(外国語の向上や異文化を経験するといった様々な目的を持って、タンデムパートナーとお互いの母国語/得意な言語を教えあったりするもの)について話したいと思います。
  私には今ドイツ人と中国人のタンデムパートナーが1人ずついます。毎週1回約3時間タンデムをしています。毎回タンデムを始める前に、お互いどんな風に進めていくかを話します。そうすることで、限られた時間の中でどちらも同じくらい外国語に触れられるようにするためです。ドイツ語のタンデムの時は、会話はもちろん、授業で理解できなかった所を質問したり、発音などをチェックしてもらったりしています。実際、受講している講義の中でドイツ語を話す機会は少なく、語学授業内でも生徒一人一人の間違えを指摘してもらえるわけではないので、タンデムは私にとってとても有効的です。
  私の中国語のタンデムでは、中国語での会話練習と語彙力を増やすためにテーマを決めてそれについて相手に話して、そこで間違えた所を直してもらいます。中国人のタンデムパートナーはまだ日本語がそんなに出来ないのですが、日本の文化に興味があるため、日本の文化を中国語で説明できるように勉強しています。最近は天気が良いので青空の下でアイスを食べながらタンデムをしたりもしています。
  語学を向上する上で、その方法はたくさんあると思います。参考書や問題集とにらめっこしたり、好きなドラマや音楽から単語を覚えたり、人と交流することで会話練習をしたり、人によって様々だと思います。私は本を読んだり、問題集を解いたりして勉強をするのが本当に苦手なので、タンデムは私にとって一番効率よく語学を向上させることが出来ると実感しました。そして、タンデムは一方的ではなくお互いに目的を持って行っているので、モチベーションも上がり、語学に関して新しい発見がたくさんあります。さらには、タンデムパートナーを通してたくさんの友達を作ルコとも出来ました。今となっては、私のタンデムパートナー達は私の良き理解者でもあります。タンデムは留学していなくても、母国でパートナーが見つかれば出来るので、帰国して機会があれば継続していきたいです。
写真:中国人のタンデムパートナーと味噌ラーメン

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