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ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

初めての一人旅

英語コミュニケーション専攻3年 塚越 瑞希
2018/06/07
  ドイツに来て約九ヶ月が経ちますが私はまだ一人旅をしたことがありませんでした。一人旅は私にとって憧れであり、同時に不安なことでもあったので、なかなか踏み出せないでいました。もちろん隣町まで買い物に行くことや違う州にいる友達に会いに行くことはありましたが、一人で違う州に行き、一人で街を周るのはまだ未体験でした。最近ではドイツも夏日になりつつあり、日差しの強い暑い日が多くなってきたので一人旅をしてみようと思い、旧市街が世界遺産に登録されているバンベルクへ旅行しました。
  バンベルクはイェーナ大学のあるチューリンゲン州の隣のバイエルン州に属しており、電車で二時間半ほどかかりました。バンブルクの街並みはとても綺麗で日曜日でレストランやカフェ以外のほとんどの店が営業していないにもかかわらずたくさんの人で賑わっていました。私はまず大聖堂に向かって坂道を登り、街並みを散策しました。大聖堂に着くと旧市街を見渡すことができました。オレンジ色のヨーロッパらしい屋根がずらっと並び、とても感動し、しばらくその場を離れられませんでした。大聖堂を観た後はお腹がすいたので昼食を摂ろうと思い、レストランの並ぶ通りに出ました。天気が良かったので沢山の人がテラス席食事をしていてどこに座っていいかわからなかったので、店員の方に声をかけやっと座る事ができました。大きなテーブルだったため数人で相席だったのですが、話しかけていいのかわからずに戸惑っていると、相手の女性から英語で話しかけていただいたので少し話をしました。その女性は急いでいたようでバンベルク名物のビールを一杯飲むとすぐに行ってしまいました。一人で食事をするのは日本にいるときから苦手でしたが、知らない人と会話をする良い機会になりました。
  このようにまだまだチャレンジしていないことが沢山あるので残りの二か月間でやれることは全部試していきたいと思います。違う文化、違う言語での交流をもっと楽しめるように残りの短い期間で語学力の向上、異文化への理解を深めていきたいと思います。
写真:バンブルクの小ベネチアと呼ばれている昔の漁師の家

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