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リーズ大学

二度目のレポート

英語・英米文化専攻3年 大塚 光輝
2018/06/08
  日本の皆さんこんにちは。前回に引き続き二度目のレポートです。今回は少し長めになる気がしますが、留学するつもりの方はもしかしたら少しは参考になると思うので、読んでいただけたら幸いです。…というわけで、今はリーズ大学のLanguage centreで5ヶ月間の留学生活をしています。今回のプログラムではイースター休暇を挟んで2ターム受講しています。このレポートでは、授業のこと、イースター休暇、それから日常生活について分けて書いていきます。
まずは授業の事ですが、これから留学を検討している人は特に頭に入れておいて欲しいのですが、日本とは全く環境が違います。
  普通の授業は特に話し合い的な事が多いです。(今回のクラスはほとんど日本人ですが…)とはいえ、授業中日本語話し放題というわけではありません。先生にもよりますが、大概の先生は母国語禁止令を出すので、大体は話せません。(今の先生は例外ですが…)
  もう一つお国柄が出たことがあり、それはストライキです。ストライキはあまり日本で話題に出ない気がしますが、海外では頻繁に起きている気がします。とはいえ今までは幸い旅行中も含め遭遇したことがなかったのですが、ついに遭遇してしまいました。しかも授業でです。なんと新しい年金政策に対するストライキで一部の授業が無くなるという通告が来たのです。僕も結局被害(?)に遭ったのですが、これも海外ならではの体験だと考えています。
  次の話題はイースター休暇です。1ヶ月弱の休暇だったので、イギリス国内を旅行してきました。イギリス国内の旅行と言いましたが、数都市を巡った後にロンドンに行き、飛行機でとある国を往復して帰ってくるというスケジュールでした。他の人がきっと旅行についてもっと詳しく書くと思うのであまり触れませんが、この休暇は旅行するのにはぴったりです。これは秋に出発すると代わりにクリスマス休暇があると思うので、同じようにイギリス国内旅行や、EU圏内の旅行に行けると思います。(今ならまだ一応EU加盟国なので)自分も気をつけますが、イギリスはシェンゲン協定加盟国ではないので、イギリスの出入国にはパスポートがいります。ご注意を…。イースター休暇前もそうでしたが、やはり1ヶ月経過ぐらいになるとなんとなく日本が恋しくなります…、という話は最後にもう一度触れます。
  最後に日常生活について書きます。僕は日本にいるときもそうなのですが、学校帰りやバイトも学校も休みの日は喫茶店でパソコンを使ってレポートやプレゼンの資料を作ったり、ブログの更新をしています。とはいえ毎日がこんな生活ではなく、せっかくイギリスにいるので日本にいるときとは違う生活をしている気がします。っというのも、日本にいると週末がバイトで潰れ、平日は授業で一日が終わるというような、正直に言ってお世辞にも良いとは言えないような生活をしていたので、普段ゆっくり洋服を買い、本を読むなどの事ができなかったので、そういったこともここではしています。出国前にイギリス人の某先生から教わっていたのですが、イギリスは学割が使える店が多いので、買い物をするのに適している気がします。洋服を買うにもタコベルを食べるにも学割が適用されるので、その点は本当におすすめできます!!あとは、月曜日の授業後にはグローバルカフェというイベントがあり、様々な国の人と英語でただただ世間話をするというイベントです。ここでいろいろな人と話すことで英語力だけで様々な価値観の違いにも気づかされます。その後にジャパニーズソサイエティに行き、日本人の方と話しながらお酒を飲むというのが最近の月曜日の日課になっています。
  こんな感じの生活を普段しています。来る前は、海外渡航歴といえば韓国と香港、それからシドニーぐらいだったので、イギリスは治安が心配でしたが、少なくともリーズは想像よりは安心できる環境です。とはいえ、あくまで「想像よりは」なので、時々危険を感じるときもあります。まあそこは海外なので、日本にいるときと違って「自分はここでは外国人」という事を肝に銘じて普段から警戒しています。警戒しすぎもよくないですが…)
  もうそろそろこのレポートを締めますが、最後に一つ、これだけはお伝えしようと思います。これというのは、ホームシックです。僕はわりと友達と海外旅行に行く機会もあったので、正直ホームシックなんて空想上のことだと思っていたのですが、やっぱり日本が素晴らしいことに気づくとなんとなく日本に帰りたくなります。一番ひどかったときは、日本の友達や家族からの連絡や、LINEで登録しているニュースの記事を読むだけでも帰りたくなるほどでした。まあ、日本で普段ライブをあまりしないアーティストのライブがあったり、海外特有の文化など、要因はいっぱいあったのですが。結論からいうと今はもうそんな気持ち全くありません。解消法は人それぞれですし、僕の解消法もあまり参考になるような良い方法ではないので細かく紹介はしませんが、一つだけ書きます。日本とイギリスは約9000キロ離れていますが、この両国は実は近いと実感すると気が楽になりました。ロンドンには日本人が経営している日本食料理屋や日本食スーパーがあり、有名観光地に行くと案外日本語をよく耳にします。実感の仕方は様々です。僕みたいにこれらで実感するのも良いですし、正直「高すぎてどうしても帰れない」場所でもないと思うので、万が一の時には帰れますし…ということで、半端なく文章が長くなりましたが、最後まで読んでくださった方はありがとうございました。未だに厚めの服が必要なリーズから、大塚がお伝えしました。(質問あったら、していただけたら可能な限り答えます…)
写真1:旅行で訪れたグリニッジ天文台
写真2:イングリッシュブレックファストです
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