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ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

休日の過ごし方

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 香取 茉悠
2018/08/10
  授業のない土日にお出かけすることが楽しみでした。仲の良くなったタンデムパートナーが市役所で行われる室内オーケストラの演奏会へと誘ってくれて、Erfurtへ一緒に出かけました。その演奏会は市役所で行われるのですが、ドイツの市役所は日本とは全く違い、とても豪華な内装にとても驚きました。壁一帯に広がっている絵画と、天井にぶら下がっているシャンデリアを見たときは、本当にここは市役所なのかと疑いました。その後は古くからあるというレストランへ連れて行ってもらい、美味しいピザとワインを飲みました。その日は休日だったのでお客さんは割といたのですが、ドイツは平日の昼からビールを飲んでいる人がいます。お仕事は大丈夫かしら、と心配してしまいますが、これは日本ではあまり見ない光景だと思います。
  他にも、パートナーが習っている、カポエイラの練習風景を見せてくれるというので、見に行きました。道場のようなところでやるのかなと思いきや、大きな公園の草原で練習をし始めました。私はこのスポーツ自体を始めて見たので、とても新鮮で楽しかったです。カポエイラの方達は私を歓迎してくれて、一緒にバーベキューをしました。バーベキューには、各自材料を持ち寄ってそれをみんなで食べます。私はお菓子くらいしか持って行けなかったのですが、沢山食べさせてくれて、とても幸せでした。
  数日後、カポエイラの発表を見に行きました。そこには小さい子供から大人までいて、幅広い世代の人たちが音楽に合わせて楽しそうに体を動かしている姿がとても印象的でした。一生懸命カポエイラをやっている彼らを見て、帰国したら私もなにか新しいことにチャレンジしたいと考えています。
  さらに、大学の文化祭のようなイベントがあり、友達と、英語の先生と、その英語の先生のお友達と4人で参加しに行きました。学校の敷地がとても広く、いくつかのブースに分かれて学生達が発表をしていました。屋台があり、コーラスや、弾き語りや、バンドなどもありました。そして、最後には花火を見ました。立体的に見えるプロジェクションマッピングに合わせて花火が打ち上げられ、日本とは違う花火の魅せ方にとても感動しました。
  ドイツ人は日本人と比べて、とてもアウトドアな印象を受けます。天気が良い日には必ず外に出てみんなで休日を過ごすと言っていました。イェーナには大きな公園があるのですが、沢山の人がバーベキューをしていて、遠くから見ると地面の芝生が見えなくなるほどです。日本にいてはなかなか出来ない休日の過ごし方を経験することができました。

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