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ドイツ

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ドイツ6ヶ月目

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 清水茜
2019/04/06
  ドイツに来てもう半年が経ったんですね。来て2ヶ月くらいの頃は1月にある成人式に出られない事などもあり日本に帰りたいと頻繁に考えていた気がしますが、今となってはドイツの生活に慣れたのでそこまで気が落ちることもなくなりました。それでもたまに日本食を食べたくなるので代用品を使った料理を作ることにも慣れてきました(笑)
  冬が終わり、3月31日からサマータイムになりました。日が落ちるのも遅くなり、冬は午後16時半~17時には真っ暗になっていたのですが今は19時くらいまで明るいです。まだたまに寒い日はありますが晴れることも多くなり、晴れている日は上着が要らない位暖かい日もあります。日本だと桜が満開な季節だと思いますが、ドイツでも桜っぽい木を見つけたので写真を送ります。
  私は先月からドイツ語の授業を午後から午前に変えてもらい、同じ留学先の人達とは違うクラスでドイツ語を学んでいます。以前のクラスは先生にもメンバーにも慣れていたので移動するのに勇気が要りましたが、私自身留学しているからこそできる体験をしたいと思っていたのと、ドイツ語の他に授業をとっていないので少しでも何か自分から動いてみようと思ってそうしました。移動した午前のクラスにはシリアから来た人が多く、アラビア語をよく聞きます。以前のクラスだとどうしても伝わりにくかったり言いたい単語を思い出せない時に周りの日本人に助けてもらうことがありましたが、今はそれができないのと同じクラスの人達が良い意味でおしゃべりなので以前よりワンテンポ早くドイツ語が出てくるようになりとても嬉しいです。
  最近気づいた、というかよく考えている事があります。日本語で例えば「今日は朝ごはん食べなかったの?」と聞かれた通り食べていなかった場合「うん」と肯定しますよね。でも英語もドイツ語も食べていなかったなら「いいえ」と答えなければなりません。はい、いいえ、で答えるのは簡単なはずなのに、簡単だからこそ直感で逆の事を言ってしまうことがあるので未だに間違えることがあります。英語やドイツ語だと「自分がどういう意見なのか」という考え方で日本語だと「相手の意見がどうなのか(合っているのか)」という考え方というのがわかります。この考え方は全員がそうだ、とは言いませんがある程度国民性と関係が深いのではないかと思いました。

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