Reitaku University International Exchange Center Reitaku University International Exchange Center

Local Reports

留学生現地レポート

HOME 留学生現地レポート イェーナでの四ヶ月

ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナでの四ヶ月

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 高島 彩香
2019/04/09
  私は入寮前にフランクフルトに到着して二日間はホテルに宿泊していました。そして今私が住んでいる寮は11階建ての7階です。同居人は私のほかに3人いてロシア人、インド人、トルコ人です。共有で使う台所やトイレは当番で掃除をしています。同居人にはご飯を作ってもらったり夜の散歩をしながら話をして仲良くなっていきました。学校から私が住んでいる寮までの通学時間はトラムに乗って約15分です。学校からは比較的遠い寮ですが、目の前には小さなスーパーマーケット、薬局があり、少し歩いた先には大きなスーパーマーケットがあるので、必要なものはほとんどそろいとても便利です。風邪を引いたときにはそこの薬局で薬と体温計を買えたのでとても助かりました。
  私はいまイエーナ大学に通っていますが、授業では麗澤プログラムのほかに中国語を受けていました。ドイツ人の先生に教わっていました。私は麗澤大学でも中国語を受けていたので初めは復習程度でついていけましたが、授業のスピードがはやくて後半はついていくのに必死でした。授業は大変でしたがとても良い先生でした。それから授業の一環で私の場合毎週金曜日に、タンデムパートナーと日本語とドイツ語を週ごとに変えて会話しています。彼女と仲良くなり、寿司パーティに誘ってもらいました。日本人は皆寿司が作れるのが当たり前だと思っていたので、作れない私をみてびっくりしていました。味はいまいちでしたが、良い経験でした。
お昼は学校前のショッピングモールの中のレストランや、マック、食堂で食べています。夜も作るのが面倒な時は食堂で食べています。割とボリュームもあって美味しいです。当たり前のことですが、ドイツにはご飯の文化がないのでご飯好きな人は是非日本から持ってくるか送ってもらうことをお勧めします。私もそれ以外にコンタクトレンズと日本食を送ってもらっています。一応スーパーマーケットにスシライスやミルヒライスが売っているので代用することもできますがやはり味は劣ります。もし送ってもらった荷物が税関に引っかかった場合、手紙が届きます。自分で取りに行くか、もう一度送ってもらうかを選ぶことができますが、それは1週間又はそれ以上ほどかかるとのことだったので自分で取りに行くことをお勧めします。
  色々な問題がここ四ヶ月でいくつか発生し、先ほど書いた荷物が届かなかったほかにも、ドイツラジオ(日本でいうNHK)からの催促の手紙が何通か届き、同居人に相談してもいまいちな答えしか出なかったり、保険会社から来るはずの手紙が届かなかったり等ドタバタな毎日でした。それでもチューターの長谷川さんなどイエーナには親身になって支えてくれる人がいるので改めてイエーナを選んでよかったと思っています。まだ後半年、問題が新たに出てくると思いますが、それもよい経験の一つとして学んでいこうと思います。
  ここ四ヶ月過ごしてきて私はとても精神的な面でも学習面でも鍛えられたと思います。人生初の留学で失敗したことや辛いこともたくさんありましたが、長谷川さんをはじめ、先生、タンデムパートナーやクラスのみんなに支えてもらい過ごすことが出来ました。これはまだ分岐点にすぎません。残り半年も有意義な時間を過ごし、積極的に色々な人と交流をもち、更に成長できたら良いなと思います。
sub_field

現地レポート 一覧へ