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タイでの9ヶ月

国際交流・国際協力専攻3年 井上朋也
2019/04/15
  こんにちは、IEC専攻3年になる井上朋也です。タイに約9ヶ月生活しています。今回書くレポートは、私がタイで生活してきた中で何を学んできたのか、何を体験してきたのか、何を感じたのかを少しだけ紹介したいと思います。
  まず、前回のレポートに記載したとおり授業は全て英語で行われます。日本の大学でも日本語禁止で英語の授業を取り組むところもありますが、そこと比較してもやはり海外は非常に難しいです。私情ですがTOEICのスコアが高くても英語を話せえない、聞き取れないなんてまさにその通り。自分もその一人と感じました。初めての海外留学ということもあり、最初は特に挫折しそうになったくらいです。それでも諦めずに、授業の課題を取り組み、友好関係を築き、自分にできる努力はしてきました。そしてこの留学で一番成長した点というのは自身のメンタルだと感じます。友好関係を築くにしても、私の拙い英語で話しかけ言葉のキャッチボールをしなくてはいけない。この拙さが、私を羞恥心により消極的にさせてしまいがちでした。外国人に話しかける難しさ、この克服が一番の成果です。
  また、休日を利用して自身の興味ある「貧困」や「難民」を調査しに現地訪問をしたことも印象的でした。普段からこのようなテーマに関心を持つ人を探していて、それに該当する人を見つけ、自分たちが実際に現地まで訪問する行動力は大きな成長と感じています。そして現地の声を聞き、理解することが座学では感じることの出来ないほど重要で、貴重な体験でした。ちなみに訪問した場所は「クロントゥーイスラム」、「メーソッド難民キャンプ」です。どちらも大きく有名な場所で安全でした。※難民の方は入場の許可を得て入りました。
  タイと日本の差と聞かれ多くのひとが思う事は、やはりLGBTではないでしょうか。事実、そういった人を毎日見かける事が出来るくらいの割合です。正直想像以上でした。また、揚げた虫を食べる習慣もあったり、建物の周りに祀るものがそこら中にあったりと、現地に行くまで分からないことばかりでした。こういった未発見が良い意味で私たちが住む日本と比べることができ、日本の文化を再認識することができました。 タイでの生活が私に今まで異なった考えを与え、学び成長できたと思っています。この貴重な体験を皆さんも味わって欲しいです。
写真:難民キャンプ
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