留学もあっという間に残り２ヶ月となりました。授業は６月いっぱいで終わるので本当にあと残り僅かです。今まで長期休みは冬の二週間程しかなかったので７月は旅行しようと考えています。今のドイツは天気のいい日が多くなり、乾燥は和らぎました。日差しがとても強くなって30℃を超える日もあります。日本だとそんな日はクーラーの効いた室内に逃げる事が多いと思いますが、ドイツ人は出来るだけ日に当たりに行っているようです。そして夜は上着がないと震える位寒いです。基本的に建物にクーラーはついていないので暑いときは夜に窓を開けて部屋を冷やし、昼は閉めるようにしています。
　　　五月の末には、他の学生も書いていると思いますが、デュッセルドルフでJapan-Tagが開催されました。私はスタッフとして参加させて頂き、ブースで折り紙を担当しました。外国で、相手の母語で自分の国の文化を広めることができるのは貴重な経験であるとともに、相手が日本に興味を持ってくれていることが本当に嬉しかったです。夜にはOBの方々と食事をさせて頂き、ドイツでの生活の話や進路の話を聞くことができました。ドイツ人で麗澤に留学していた方もいて、ドイツ人から見て麗澤生や日本はどう思ったかまで聞けて興味深かったです。　自分がドイツの事を知りたいから話を聞いたり勉強したりすることももちろん大切ですが、自分の国の事もよく知っておかないといけないと実感しました。現代の社会の事だけでなく歴史もです。
　　　写真は五月の中旬にあった週に一度行っている合唱のコースの発表会の様子です。先生はドイツ人で、歌う側はいろいろな国籍の人が集まりました。思った以上にたくさんの観客が集まり緊張してしまいましたが、ドイツ語や英語での合唱は新しい体験だったのでとても楽しかったです。