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ドイツ

ロストック大学

1年間の留学を終えて

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 森本柚香
2019/07/31
  およそ10ヶ月間の留学を終えることができました。達成感はあるものの、今振り返るとあっという間でした。留学が始まったばかりの頃はドイツ語がなかなか伝わらない中でいろいろな手続きがあったため、不安だらけの毎日だったのを覚えています。しかし半年も過ぎると生活にも慣れてきて手続きなども問題なく済ませることができました。
  約1年間海外で暮らしてみて何事においても世界が広がった気がします。ドイツの魅力はもちろん、改めて日本の魅力も見つけることができました。日本語が話せる人や日本のアニメや漫画が好きな人、日本に行ってみたいと思ってくれているひと、日本人であることに誇りに感じることもありました。海外で生活をしている中で、知れば知るほどいろいろな人がいるなと思いましたし、自分にとっての“当たり前”は他の人からしたら全く当たり前ではないのだと感じることが多々ありました。コミュニケーションを取っていて感じたことはどこの国の人も自分の国について聞かれるとみんな楽しそうに話すのは世界共通だということです。
  留学中には国も母国語も違うなかでたくさんの友達ができ、たくさんの人に支えられました。同じ語学学校で一緒に勉強した仲間はみんな優しくてテスト終わりにはみんなでバーベキューをしたりお別れパーティーを開いたりしてくれました。年齢もバラバラでロストックにずっといる友達もいるのでまた行く機会があれば会いたいです。またドイツ人の先生たちも本当に優しくて何か困ったことがあれば親身になって話を聞いてくれて日本についても興味を持ってくれてドイツの文化についてもいろいろと教えてくれました。休みが本当に少ないなか、なんとかやりきれたのはこれらの優しい先生たちのおかげだと思っています。
  そして、3人の同居人の子たちにも感謝したいです。私にとって彼女たちの存在が大きかったです。3人のうち2人はドイツに住んで長いので宿題や何か困ったことがあれば相談していましたし、誕生日はみんなで一緒にお祝いをしました。そのときにもらったバースデーカードは宝物です。最後のお別れの時も温かく送ってくれてまた会えたらいいなと思っています。そしてやっぱりロストックに一緒に留学をした5人との協力があって終えることができたと思っています。手続きはみんなで一緒に行ったりして大変だったことも乗り越えることができました。
  終えてみるとあっという間で、10ヶ月間の間に様々な経験をさせてもらいました。こんな貴重な体験をさせてくれた両親には感謝しかないです。留学で経験したことを自分の今後に生かせるよう感謝を忘れずにいろんなことに励んでいきたいです。
写真:Warnemünde

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