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日本語・国際コミュニケーション専攻3年 飯田未来
2019/09/16
  こんにちは。JIC専攻の飯田 未来です。特に大きなトラブルが起こることもなく、無事に10ヶ月のドイツ留学を終えることができました。今回は私がドイツで新たに興味を持った旅行について綴りたいと思います。
  私は今回の留学中に長期休暇を利用して、ドイツのいくつかの都市と周辺の6ヶ国を旅行しました。自分でホテルや交通手段の予約をするのも初めてでした。最初は方法が合っているのか、きちんと予約が取れたのか不安もありましたが、スマートフォンでできることが殆どなので、とても簡単ですし、今回経験できてよかったと思います。
最初は日本人のお友達とでした。まだドイツに行って2ヶ月ほどで遠出に慣れておらず、更に日帰りの予定を急に変更し当日にホテルを予約したので、緊張と不安が大きかったのを覚えています。ホテルは安く比較的きれいでホテルマンも愛想のいいところを予約でき、また観光も楽しめたのでとても素敵な時間となりました。
  次には日本からわざわざ来てくれたお友達や家族と遠出しました。この機会はドイツ語が分かるのが私だけだったため、特にレストランやカフェでのメニュー内容や店員さんの発言の説明などであたふたすることが多くありました。私は優柔不断なため、一緒に留学していたお友達とごはんに行った場合でも、注文を取りに来るのが速いドイツの店員さんのお声掛けに間に合わないことが多々ありました。そのため、この時は相手にメニューを説明し終え、自分のメニューが決まっていない状態でお声掛けされることが殆どだったので、少し決断力を鍛えられたような気がします。また、この時の失敗談として、ドイツの電車のアプリの使い方をよく理解していなかったため、交通費がとても高くなってしまったということがありました。フランクフルト空港まで送り迎えをしたのですが、アプリで予約をしていれば少なくとも半額にコストを抑えられたのではないかと思います。
  そして、一人旅を1週間ほどしました。この時は予め電車(DB)の乗り放題パスを購入したため、比較的安く、電車の時間も気にせず、自由に旅行することができました。今回初めての一人旅、しかも海外ということで常に緊張状態ではありましたが、自分のペースで好きなところを回れたのは快適でしたし、自分にきちんと責任をもって行動することを学べたよい機会にもなりました。私はなるべくトラブルを避けたかったため、治安や危険地域などの下調べをきちんとし、行きたい場所もピックアップして、マップに記すようにしました。荷物は最小限にバックパックと貴重品のみで、街中はやや速足で歩くことを意識しました。ホテルは妥協せず、多少値が張っても駅近くや町の中心地で日本人のレビューもある、評価もよい場所を予約しました。また、日が暮れる前にホテルに着くように観光や移動時間を考えました。途中、街中での休憩や外観を眺めているときに、知らない人に声を掛けられることもありましたが、それも経験かなと思っています。
さらに、タンデムパートナーとの1週間の旅行では、一人で行くのは難しそうな治安が良いとは言い切れない場所に行くことができ、また、様々な話もできて、仲を深められたのでとてもよかったです。意見のすり合わせが難しい場面もありましたが、お互い意思表示をきちんとし、最終的に納得できる形にできたので、こんな貴重な経験をさせてくれたタンデムパートナーには感謝でいっぱいです。
  他にも旅行の機会がありましたが、トラブルなく楽しく終われました。日本ではまだあまり旅行していなかったので、これを機に国内旅行にとても興味が湧きました。また、多少のトラブルはあったけれど、一人旅も楽しいことがわかったので、日本でも様々な場所に1人で尋ねてみたいと思います。語学力だけでなく、生活力や旅行の仕方など様々なことを身に付けられ、とても充実した10ヶ月を過ごすことができました。
写真1:インスブルックの景色
写真2:ブリュッセルで見た桜
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