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パヤップ大学

短期休暇。近隣国の台湾へ

英語・リベラルアーツ専攻3年 江面舞弥
2019/10/13
   皆さんこんにちは。パヤップ大学はただいま夏の短期休暇中です。9月後半に期末テストが終了し、10月20日までのバケーションに入りました。3週間という短い期間ではありますが、私の友達は母国に戻って家族や地元の友達と過ごしていたり、旅行に出かけたりと皆それぞれ疲れを癒しています。私はこの休暇中にタイの近隣国である台湾に4泊5日の旅行をしてきました。旅の目的は、去年の夏にアメリカの国立公園でインターンシップをしていた時にできた台湾人の友達に会いに行くことと、台湾の自然と食を満喫することでした。今回は私が五日間の間で経験してきたことと気づいたことを簡単にお伝えしたいと思います。
   まず、台湾について軽く紹介します。台湾はタイから約4時間離れた場所にあります。チェンマイからも直行便が出ていて、チケットの値段も往復21000円ほどだったので比較的行きやすいです。私は首都である台北にあるホステルに滞在し、市内とその周辺を観光しました。まず台北に行って驚いたのは町並みが東京に似ていたことと町の清潔さ、そして交通機関の便利さです。台北市内には高層ビルが多くそびえたっていています。日本食レストランも多く、スシローやくら寿司を見つけたときは驚きました。(笑)まるで日本に帰ってきたような錯覚も覚えました。駅周辺はゴミもなくとても清潔に保たれていました。台北にはMRTと呼ばれる地下鉄が走っていて、移動は基本MRTを使って観光地に行くことが出来ます。私は主な交通機関で使用することが出来る悠游カード(いわゆるPASMOやスイカのようなもの)を購入し使っていました。また日本の電車に比べて切符の値段も安いので、遠い場所まで気軽に観光を楽しむことが出来ます。
   次に私が台湾でしてきたことについてです。私は自然が大好きで、台湾の自然巡りをしました。サイクリングしたり、国立公園に行って軽めのハイキングをしたり、千と千尋の神隠しの映画のロケ地になったと噂の九份にも行きました。台北は都市と自然のバランスが絶妙です。駅周辺は高層ビルや都市化が目立ちますが、町の中にも緑がしっかりとあるし、バスと電車で気軽に自然スポットに出かけることが出来ます。また、神社に行って台湾流のお参りをしたり、夜市でローカルフードを食べてみたりと伝統に触れることにも出来ました。台湾フードと言って欠かせないものはなんといっても小籠包ですよね。(笑)友達がローカルなおいしいレストランに連れて行ってくれて、チャーハンと牛肉のスープを頼みました。台湾の味付けは基本薄味です。ホステルの朝食の時も感じましたが、野菜も多く含まれているし、優しい味がして、日本人の口に合うと思います。タイでは野菜を取ることが難しいので、大満足でした。
   最後に、台湾人の国民性についてです。実際に旅行してみて、台湾人の思いやりを感じる場面が多々ありました。電車で席を譲る人、写真を撮っている人の前を横切らずに止まる、観光客にも優しいところなど。中でも、お金の単位を優しく教えてくれる店員さんにあったときは、優しさを感じました。台湾という場所だけでなく、国自体の温かさを身に染みて実感することが出来ました。
   まだまだお伝えしきれていないことはたくさんありますが、長くなってしまうのでここで切ります。今回休暇を利用して海外に飛び出して正解でした。タイ国内を回るのももちろん楽しいのですが、他国に行くことで新たな経験をして、気づきや発見を得ることも価値があると思います。国内にいるよりかは多少の費用は掛かってしまうものの、経験はお金以上の財産になるので、時間とお金が許すのであれば休暇を利用して海外に行くこともありです。しかし、タイはVISAに関してかなり複雑な国で、タイから出国してまた戻る時には、リエントリーパーミットVISAというものが必要になります。次回のレポートでは、VISAのことに関して書こうと思います。
写真1:九份
写真2:サイクリング、淡水
写真3:陽明山国立公園
写真4:美味しい小籠包と優しい味の牛肉スープ
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