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プリンスエドワード島大学留学レポート

英語コミュニケーション専攻3年 春日井彩月
2022/07/05
 プリンスエドワード島大学に留学をしている外国語学部英語コミュニケーション専攻3年、春日井彩月です。全四ヶ月のプログラムのうち、これまで二ケ月を終え、ちょうどあと半分の折り返し地点にいます。この現地レポートでは大きく分けて授業面、生活面に分けて記していきたいと思います。
 まずは授業面ですが、私たち麗澤大学生は二手に分かれてそれぞれに合ったレベルのクラスで英語を学習しています。私のクラスには中東からの留学生が多く、異なるイントネーションでの意思疎通に難しさを覚えながら授業をともに受けています。授業内容は麗澤大学の必修授業とほぼ同じで、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングのクラスがあります。授業のレベルは高いですが、それと同時に毎日自分のスキルが磨かれているようで有意義な毎日を過ごしているように感じます。麗澤大学ですでにネイティブの講師の授業に慣れていることで留学先での授業もスッと入ってきたので、麗澤大学の環境はとても良いものだったと再確認することもできました。ただ、やはりスピーキングの能力の稚拙さに自分自身驚いています。授業内での発言のタイミングでも、ほかの国からの留学生は多少突っかかっても自分の言いたいことを細かく説明できるのに、私はうまく言葉にできないことが多くあります。スピーキングの力は、すぐに伸びるものではないとも思うので、くじけず積極的に前に出ていきたいと思います。
 次に生活面についてです。私のホストファミリーは五人家族で、小学生から中学生程のお子さんが三人いるので、小さな英語の先生が三人増えてとても良い環境で生活しています。見ず知らずの日本人をあたたかく受け入れて下さり、楽しませてくれるホストファミリーには本当に感謝しています。食事は三食付きですが、たまに友達と外食に行くこともあります。私の意見としては、一番困っていることは交通面です。この島では鉄道は古くに撤廃され、現在は公共交通機関といえばバスしかありません。そのバスもダウンタウン行のルートを除くと、1時間に一本バスが来て、最終便は18時とラフなものです。公共交通機関はあまり良いと言えないのが事実です。また、日本に比べて物価が高いことも懸念の一つに挙げられます。例えば日本では100円で買えるペットボトルはこの島だと大体250円から300円に相当します。公共交通機関、物価がネックなところではありますが、それ以外は豊かな自然、あたたかな人々に囲まれ夢のような時間です。この島では5月、6月もまだ冬のような気候で、7月に入ってからやっと夏の安定した気候になりました。とはいっても気温は20℃~25℃と、日本でいう初夏のような夏です。日本とはまた違う魅力で溢れるこの島をあと二か月、たっぷり堪能したいと思います。
 この留学は私にとって初めての海外経験で、すべての物事が新しく、良くも悪くも驚きの毎日です。アメリカやカナダ本土などの都市の賑やかさも良いですが、世界一美しいともいわれるこのプリンスエドワード島での四ヶ月を皆さんにも体験してほしいです。

写真一枚目:DIVERSE CITY FESTIVAL ダウンタウン
写真二枚目:CANADA DAY ビクトリア公園
写真三枚目:CAVENDISH キャヴンディッシュ
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