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イェーナ大学現地レポート

ドイツ語・ドイツ文化専攻4年 鈴木清蓮
2022/07/14
 ドイツでの生活も3ヶ月が経ちました。今回は到着から入寮までとドイツでの生活について書いていきたいと思います。フランクフルト空港に到着してから、私たちはホテルに向かいました。3年ぶりに見たフランクフルトの景色は懐かしく、しかしそれと同時にどこか不安と緊張感もありました。友人たちがいなければ、さぞ心細い留学の始まりであっただろうと思います。長時間のフライトで疲労困憊の体で重いスーツケースを引っ張って、ようやく辿り着いたホテルは綺麗なところでした。しかしドイツではお決まりの鍵問題で私たちは予想以上に苦労することになりました。回らない鍵に引くのか押すのか分からないドアノブ。かれこれ1時間近く格闘しましたが結局自力では開けられず、幸いにもたまたま近くの部屋に泊まっていた親切な男性が通りかかって開けてくれたので、無事に部屋に入ることができました。私はしばらくドアを開けるコツを掴めなかったので、いつも友人と一緒に行動していました。簡単に開けることができる日本の鍵のありがたさを改めて理解した初日でした。
 フランクフルトのホテルに滞在した後は、イェーナにあるホステルに向かいました。ホステルには4日ほど滞在しました。私たちは5人で1つの部屋に泊まったので少し狭かったですが、入寮してしまえば友人たちと同じ空間で寝食を共にすることも滅多にないだろうと思い、わずかな期間でしたがみんなでホステル生活を楽しみました。まだ大学自体も始まっていなかったのでゆっくりできるかと思いきや入学手続きや寮の契約、健康保険への加入などやるべきことはたくさんあったので大変でした。
 4月1日にようやく入寮したのですが、何とその日は大雪でとても苦労したことを覚えています。私は一緒に泊まった4人とは違う寮だったので雪が降っている時間帯にホステルを出なければならず、滑らないように気をつけて寮まで向かいました。
 寮の部屋は思っていたよりも狭かったのですが、1人で使う分にはそれほど不便ではないです。ただ部屋の大きさに対して少し家具が大きく、数も多いかな?と感じます。人によって部屋の大きさはまちまちで、私は恐らくかなり小さい部屋で、2倍以上の広さの部屋に住んでいる人もいます。
 私のルームメイトはイラン人とイタリア人の女性です。イランから来た方はとても親切で、寮でのルールや分からないことを教えてくれました。イタリア人の方は私が入寮してから1ヶ月ほど寮に帰ってこなかったのですが、5月の頭らへんに帰ってきました。彼女もとても気さくな人なので、優しいルームメイト2人と生活することができてよかったなと思っています。
 私にとっては初めての長期滞在なので、最初は毎日気を張って生活していましたが最近ようやく肩の力を抜いて生活できるようになったのかなと思います。
夏学期の授業も終わりを迎え、もうすぐ夏休みになります。イェーナ大学の夏休みは日本よりも長く、3ヶ月ほどあるので、この期間にドイツ国内を旅行して回りたいです。
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