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カナダ

プリンスエドワード島大学

プリンスエドワード島での生活

英語コミュニケーション専攻3年 大竹彩香
2022/08/07
   私がプリンスエドワード島に留学を始めてから早いもので3か月がたちました。はじめにこの島に着いた時はまったく日本とは違った環境に突然飛び込んだためバスの乗り方もレストランで料理のオーダーの仕方もわかりませんでしたが、今はだいぶこちらの生活に慣れました。この3か月間私は日本では体験できなかったたくさんの異文化に触れることができました。まずはホームステイを通して現地の人の普段の生活を知りました。例えば就寝時間は日本に比べてとても早く22時にはほとんどの住民は寝ていること、夕飯の時間もまたとても早く平均17時、早い時で16時に食べていることを知りました。
   また私は現地のお祭りにボランティアの一員として参加し、日本の文化を現地の人に教えました。このお祭りは様々な国の伝統、文化を多くの人々に知ってもらおうという趣旨のお祭りでインド人はサリーを着て、韓国人はチマチョゴリを着て舞踏を披露したりしていてカナダの文化だけでなく様々な国の文化を知ることができました。私を含め、麗澤大学から留学に来ているメンバーのうちの一部は日本の北海道の民謡であるソーラン節を披露しました。私たちの踊りは現地の人にとても好評で「私はあなたたちのパフォーマンスが一番お気に入りだよ」「前回も見に来たよ。よかったよ。」などと声をかけてもらえました。またソーラン節だけではなく盆踊りを踊る日もあり盆踊りはソーラン節とは違いお客さんにも参加してもらって踊るというパフォーマンスでした。盆踊りの発表の際にお客さんに「良かったら参加して」と声をかけると年齢性別問わずたくさんの方が私たちのパフォーマンスに加わってくれました。参加してくれたお客さんは私たちの踊りをまねしながらとても楽しんでくれ、私も楽しんでくれているお客さんを見てボランティアに参加して良かったと満足感とやりがいを感じることができました。このような経験を通して私はカナダ人の積極的で陽気な国民性を感じることができました。
   私は7月1日から4日にかけてトロントへ友達と一緒に旅行に行きました。トロントは田舎でのどかなプリンスエドワード島とは全く異なり大都会でした。周りを見渡せば大きなビル、お店、人の波であふれていました。しかし、地域が変わったところで国民性は変わらずみんな気さくで陽気な人達ばかりで、観光スポットで写真を撮っているとその写真に一緒に写りこんできたり、タクシー運転手の方は英語が拙くても熱心に言い方を変えながら話をしてくれたりと親切な人達ばかりで、ここでも英語を使ってたくさん現地の方々とコミュニケーションを取り、自身の英語のコミュニケーションスキルを磨きました。旅行2日目に私はナイアガラの滝を訪れました。教科書や写真でしか見たことのなかったナイアガラの滝を実際に目にし、私はこれまでにない感動を覚えました。「私は海外にいる、ようやく留学に行くという長年の夢をかなえることができたんだ」とこの時ようやく実感することができ、生き生きとしたような気持ちになれました。
   そんなトロント旅行も幕を閉じ、7月はあっという間に過ぎて8月になり、私の留学生活は残すところほんの数日になりました。残りの留学生活も人とのつながり、一瞬一瞬の時間を悔いのないように過ごしたいと思います。
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