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学生時代に一生懸命に考えたことが、未来の糧となる
鷺 透(さぎ とおる)
米屋株式会社 人事教育課 課長
千葉県出身。昭和62年4月入社。製造部門において生産機械の導入・ラインの立ち上げ、品質管理・品質保証に携わり、資材購買部門を経て、現職に至る。趣味はテニスとモノづくり。

公開日: 2017年03月30日

老舗が変えていくもの、守るもの

米屋は100年以上続く老舗の和菓子屋です。もとは千葉県・成田山新勝寺の門前町で米穀を扱う“お米屋さん”でしたが、創業者の諸岡長蔵が成田山参詣のお土産にと、地元の芝栗を使った「栗羊羹」を売り出したのが始まりです。現在は、なごみの米屋ブランドで成田市場と千葉県北西部で直営店・テナント店を展開する他、和楽の里ブランド、プライベートブランドにて全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケットに和菓子を流通しています。

創業以来、米屋は時流に合わせて売り方・作り方を変えてきましたが、絶対に変えていないものもあります。それは創業者、諸岡長蔵が何よりも大切にしていた「品質本位・お客様本位」の姿勢です。

どんなに安さを求められても品質は落とさない。そして決して、お客様を裏切るようなことはしない。この姿勢だけは創業以来ずっと変わることなく、今に至っています。

和菓子を通じて、心安らぐひと時を届けたい

私は長年、「品質本位・お客様本位」のために奔走してきました。今でもよく覚えているのは、コンビニエンスストアへ商品展開を開始した時のことです。全国に、高品質な和菓子を安定供給することは、和菓子の大量生産に実績を持つ米屋にとっても大きな挑戦。現場では大変な苦労がありましたが、コンビニエンスストアが求める非常に高い品質管理基準をクリアしていくことで、お客様により一層、安心安全で美味しい和菓子を、手軽に楽しんでいただけるようになったのです。そして今も、さらなる品質とサービス向上のために、各部門で努力が続けられています。簡単ではありませんが「お客様に、和菓子と共に心安らぐひと時を過ごしていただきたい」その想いが、私どもの原動力となっています。

社員の「人間力」を高めてこそ、会社は成長できる

創業者の諸岡長蔵と麗澤大学創立者・廣池千九郎法学博士は交流があり、長蔵は廣池博士の思想に深く共感していたそうです。それだけに「人間力」を重んじる米屋の企業理念と、麗澤大学の教育理念は通じるものがあります。老舗の米屋にとって、何よりも大切なのは「信頼」。その信頼を守るのは社員です。私どもは、社員の人間力を高めてこそ会社は成長し、社会に貢献することができると考えています。

米屋は今、改めて企業理念を社員一人ひとりに深く浸透させようと取り組んでいます。その一つとして、朝礼では企業理念をテーマに、社員が1分間スピーチを行っています。

理念の意味することは何か、社員自ら考えるのが目的です。最初はみんな「何を話せばいいのか…」「朝からスピーチなんて…」と悩んだようですが(笑)最近では朝から素晴らしいスピーチを聞く機会も多くなり、心の栄養となっています。また、社員の自己啓発にも取り組んでいます。自分を高めるために何をするか、社員が自分で決めています。こういうと素晴らしいことをしなければと意気込みがちですが、「本を読む」「通勤路のゴミを拾う」など、できることから始めればいいと思うんです。大切なのは自分で考え、行動に移すこと。意識することで人として成長でき、働くことがもっと楽しくなってくれたらと期待しています。

今、社会が求めているものとは?

私は現在、総務人事部として学生の採用面接を担当していますが、その際に重視しているのは、“気持ち良い対話”ができるかどうかです。よく会話のキャッチボールと言われるように、投げられた球をしっかりと受け取り、相手が受け取りやすいように返すことが大切。どの職場においても必要なコミュニケーションの基本ですが、出来る人は意外と少ないのです。その点、麗澤大学の学生はコミュニケーションが非常にスムーズですね。米屋にも麗澤大学の卒業生が勤務していますが、彼らは人の話をよく聞き、誠実に答えてくれます。大学時代までに、人としての基本をきちんと築いてきた証だと思います。

人間の基礎が成っていれば、社会に出て壁に直面しても、乗り越えて成長することができます。大切なのはやはり、「人間力」なのだと思いますよ。

大学進学は、人生の一つのターニングポイントかと思います。この節目に、ぜひ自分なりに考えてみてほしいのです。「なぜ大学へ行くのか」、「大学で何をするのか」を。先生やご両親に聞いてみるのもいいでしょう。答えは出なくてもいいのです、考えたり、話を聞いたりすることに価値があります。一生懸命考えたことが、きっと、未来の糧となりますよ。

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