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外国語学科 中国語専攻

学生時代に「働くこと」について考える

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外国語学科 中国語専攻
学生時代に「働くこと」について考える
梶田 幸雄
外国語学科 中国語専攻
東京都出身。グローバル化経済の中で企業がどのように国際ビジネスを展開し、トラブルなどに対処しようとしているのかを念頭に、中国法、国際商事仲裁、企業法務を中心に研究。登山、自転車などスポーツをすることも好きだが、将棋3段の腕前を持つ一面も持ち合わせる。現在は執筆で多忙な日々を送っており、なかなか時間を作れずにいることが多い。

公開日: 2017年05月30日

自分だけに留まらず、相手の立場になって物事を考える

麗澤大学に着任して早12年。外国語学部では中国語・中国ビジネス、労働法などを、経済学部では企業法務を教えています。労働法の授業は3年前からスタートし、主に1年生を対象にしています。「学生のうちから、将来働くことを意識して勉学に励んで欲しい」という想いで始めました。将来のためにどんな勉強をするのか、10年、20年後にどういう夢を叶えたいか。これらを見据えていれば、勉強に対するモチベーションも変わってきます。授業では法律の知識を高めることも大切ですが、働くことについてもっと深く考えて欲しいので、講義の後にグループディスカッションの時間を設けています。

4人ずつグループを作り、企業で発生している具体的な事例、例えばブラックと呼ばれるアルバイトなどのトラブル事例を取り上げて、「自分ならどのように考えるか」を検討し、発表します。そして、学期末には、授業を通じてどのようなことを学べたのか、論文を書いてもらいます。最初は単位取得のためや、ブラック企業に入りたくないという意識で受講してくる学生も多くいて、あまり深く「働くこと」について考えていなかったのに、授業を重ねるにつれ、自分とは異なる意見に触れ、多様な考え方で問題を議論できるようになってきました。例えば、もし自身が正規社員だとしたら、非正規社員の待遇改善についても考えたり、男性であれば、女性が働きやすい環境を考えるなど、自分のことだけではなくあらゆる立場から「働くこと」を考えられるようになったと思います。

就職活動に直結する学びを提供したい

2017年4月からは、比較企業文化についてのゼミが始まりました。メンバーは3年生が11人、4年生が1人です。私の専門分野の一つである「国際企業法」では、各国の法文化を比較するということがとても大切です。ゼミのテーマの企業文化についても比較を通じで、各国、各業界、各企業の企業文化の形成基準などを学修します。“自分に合う企業”を見つけることにも繋がります。これは就職活動をする時にもとても効果的な学びです。学生の場合、働くイメージも、各企業に対するイメージもまだあまり持ち合わせていませんから、いろんな仕事について学びます。ただ「お金や生活のために働く」ばかりでなく「仕事を通じて社会に貢献する」ことや、「自分の趣味を仕事にする」ことなど多様な働き方を知って欲しいですね。

グローバル人材として育つゼミ生が、海外で活躍するとき、多角的視点から企業を見られるようにもなるでしょう。

卒業生は多種多様な働き方をしている人が多くいます。例えば2017年3月に卒業した中国からの留学生は、自身で起業したいと頑張っていたので、私もできる限りサポートをしました。また、化粧品会社のビューティーコンサルタントとして働くことが決まった学生もいますが、お年寄りや障害のある人などいろんな方々をお化粧で元気にしたいという想いでこの職業を選び頑張っています。

同じ職業でも目的や対象が違えば全く別の「働き方」になります。そんなことも学んでいきますから、実際の就職活動に直結した学びになるのではないでしょうか。ある学会の懸賞論文に応募し、優秀賞を受賞した卒業生もいます。今、自信を持って活き活きと働いています。

積極的に教員とコミュニケーションをとる学生になって欲しい

せっかく大学生になるのですから、講義をただ受けているだけではなく、自ら考えて発言し、私たち教員と近い距離を保って欲しい。わからないことは何でもいいから質問できる学生であって欲しい。その点、麗澤大学はとても恵まれた環境にあると思います。麗澤大学は少人数制の授業が多く、ゼミも必須。私のゼミの人数も例年平均8人くらいです。既にこのような環境が整っているわけですから、有効に活用すべきですね。特に教員とのコミュニケーションは取りやすいですし、ゼミの先生とは更に距離が縮められると思います。

私は、今も私のゼミを卒業した学生にニュースレターを毎月発信しています。すると、卒業生からも近況が返ってきます。「頑張っています!」という報告を受けると嬉しいですね。年代の違う卒業生同士の交流も生まれています。歴代の卒業生のそんな交流の場にもなっていて、とても嬉しく思っています。

皆さんにお伝えしたいことは「チャレンジ精神をもって夢を叶えて欲しい」ということです。麗澤大学には、そのお手伝いができる教職員がたくさんいますから安心して入学してください。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

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