麗澤ジャーナル HOME / 学部 / 外国語学科 ドイツ語・ドイツ文化専攻  / 授業を通じて伝えたいこと。「自力で困難に立ち向かえる人になって!」

外国語学科 ドイツ語・ドイツ文化専攻

授業を通じて伝えたいこと。<br>「自力で困難に立ち向かえる人になって!」

外国語
学部

Foreign studies

外国語学科 ドイツ語・ドイツ文化専攻
授業を通じて伝えたいこと。
「自力で困難に立ち向かえる人になって!」
シュッテレ,ホルガー(SCHUTTERLE, Holger)
外国語学科 ドイツ語・ドイツ文化専攻 准教授
旧東ドイツ生まれ。16歳の時にドイツ統一を迎える。テューリゲン州フリードリヒ・シラー大学イェーナ在学中、麗澤大学に一年間留学し日本語を学ぶ。12年前から麗澤大学の講師として再来日を果たした。麗澤大学外国語学部の准教授に就任。現在は日本人の妻と3人の子ども達と共に日本で暮らす。

公開日: 2017年10月10日

ドイツ語を教えに麗澤大学へ戻ってきた

ドイツの工業系の大学に進学した際に、語学の授業で選択した外国語が日本語だったんです。当時の日本語の先生はドイツ人で、ずっとローマ字で日本語を教えてもらっていました。その時は正直、日本語は簡単だからすぐ習得できるだろうと思っていました(笑)。それから、ドイツ中部のテューリンゲン州にあるフリードリヒ・シラー大学イェーナ(通称:イェーナ大学)に入学し、本格的に日本語を学びました。イェーナ大学には日本人の先生がいて、やっと「日本語は難しい」ことに気がつきました(苦笑)。イェーナ大学と麗澤大学は提携していたので、当時学生だった私は、提携先の麗澤大学に1年間留学することにしました。

日本古来の武道、合気道や剣道にも興味を持ち始めたのもこの頃から。もう17年前です…。今は母国語であるドイツ語を教えるために、麗澤大学へ戻ってきました。学ぶ立場から教える立場へと変わりましたが、麗澤大学に戻れるなんて!本当に嬉しく思っています。

「教科書がない授業」を行う真意

毎年1、2年次生を対象としたドイツ語の授業を担当しています。学生達に強く訴えているのが、「自分を信じて、勇気を持つこと」。机に向かって一生懸命に勉強することは大切です。でも少しでも単語を覚え、身についたならば、勇気を出して言葉として発してほしい。最初は文法なんて気にしない!間違えてもいい!口に出してみたら案外伝わるのです。その「伝わる」ことがコミュニケーションではとても大事であって、文法が正しいことはそんなに重要ではありません。難しい単語の暗記や、正しい文法で順序よく話すことばかりに気を取られないこと。完璧主義だと言いたいことを言えずじまいになりがちです。少々言い間違いがあっても、気にしない!それが異国語を学ぶファーストステップ。

麗澤大学なら1クラス20名くらいの少人数制なので、一人ひとりの間違いも確認できますから安心してください。ドイツ語習得にとっても最高の環境を提供していると思いますよ。思いっきり授業内で発言して、間違えてみてください。それがドイツ語習得の近道です。

麗澤大学では5年前からドイツ語学習のカリキュラム改革を行いました。1、2年次では「教科書」と名のつくものを一切使いません。教科書にとらわれず、ドイツ語・ドイツ文化専攻の担当教員が授業ごとにプリントを用意しています。毎回、時事テーマを柔軟に取り入れるなど、ドイツ語に慣れ親しめる授業へと進化させました。「実際の会話で使うドイツ語」を学ぶことを大切にしているからです。目標は「コンプレックスを持つことなく話せるようになること」。ドイツと言えばサッカー、ヨーロッパの中心的な国家、ドイツ文学…など、学生達がパッと浮かびやすいイメージをテーマ化しながら、学生達のニーズ、目的や関心を授業に反映して楽しみながら実際のコミュニケーションの場で使えるドイツ語を学びます。

決断力を養い、一人で生き抜く力を身につけよ!

グループディスカッションを行う時に、麗澤大学の学生に限らないとは思いますが、ドイツ人の私から見ると、日本人学生はいつも同じメンバーでグループを組みたがる傾向にあります。ドイツ人学生だとその点が違います。ディスカッションやプレゼンテーションをする時に応じて必要な仲間を探してグループを組みます。友達か友達じゃないかは重要ではありません。そのディスカッションが意味のあるものになるかどうかが重要なのです。私は麗澤大学の学生にも、授業を通じて物事への判断力や決断力を養ってほしいと思っているので、ドイツ人の学びに対する貪欲な姿勢も参考にしてほしいと思っています。授業でグループを作る時は、なるべく友人同士や前回と同じメンバーと組まないようにしています。

そして他者(教員)からの指示を待たず、自主的にどんどん動く人間になってほしいと1年次から指導しています。授業を通じて、学生の意識変革を促すのも私の役割だと思っています。

ドイツ語・ドイツ文化専攻の学生は、約9割が半年から1年の長期留学を希望しています。留学手続きはできる限り自分で。留学先の大学とも自身でドイツ語(または英語)でやり取りするように指導しています。何のために留学するのか、何が好きで何を成し遂げるためにドイツへ行くのか、留学準備の段階からすでに留学が始まっていると思ってほしい。やるだけやったけれど、どうしてもわからない時に初めて頼ってほしい。その時はもちろんサポートしますから。ちなみにドイツは欧米諸国よりも留学費用がかなり抑えられます。費用面でも留学に優しい国としてお薦めですよ。

高校生の皆さんへ

あくまでドイツ語は興味の入口。ドイツ語を起点に、興味がある分野を見つけてトコトン打ち込んでほしい。「ドイツ語の単語一つも知らない!」という人でも心配しないで大丈夫ですよ(笑)。たまに「ドイツ語の名詞には、男性名詞・女性名詞・中性名詞といった種類に分かれているからとても難しいのでは?」と質問を受けますが、徐々に慣れるものです。日本語にはひらがな・カタカナ・漢字があって、私にとって漢字は特に難しいです。それと同じでしょう?(笑)新たな言語へのチャレンジは、きっと皆さんの力を大きく飛躍させる原動力となりますし、一気に視野が広がります。そうした積み重ねや交流を経た先に、一人の人間として、しっかり成長することができるはずです。一緒に麗澤大学で学びましょう!お待ちしています!

外国語学科 ドイツ語・ドイツ文化専攻ページトップへ戻る

ABOUT REITAKU 麗澤について
毎日が国際交流 REITAKU PROFESSORS 君の個性を伸ばすプロがいます。
資料請求はこちらから