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外国語学科 日本語・国際コミュニケーション専攻

誰とでも一人の人間として向き合える、真の国際人になってほしい

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外国語学科 日本語・国際コミュニケーション専攻
誰とでも一人の人間として向き合える、真の国際人になってほしい
金 廷珉(キム ジョンミン)
外国語学科 日本語・国際コミュニケーション専攻 准教授
韓国高麗大学 文学部日語日文学科 卒業。東北大学大学院 国際文化研究科 博士課程修了。専門分野は日韓対照言語学、日本語学。松山大学特別任用講師、 韓国にある慶一(キョンイル)大学の助教授等を経て、麗澤大学へ。趣味はショッピングとドライブ、最近はまっているのはワイン。長期休暇には韓国に帰国し、家族でワインを飲んだり、自らハンドルを握りドライブするのが楽しみ。

公開日: 2017年09月07日

単語をひとつ覚えるごとに世界が広がっていく

日本に来たのは、小学生の時に父の仕事で訪れたのがきっかけです。その時は夏休みで短期間滞在しただけだったのですが、当時の日本は経済発展が目覚ましく、ものづくりが世界で高く評価されていた時代。私も日本製のおもちゃや文房具を買ってもらって、大喜びしていたそうです(笑)。そんな日本との縁もあり、語学としての日本語も大好きだったので、韓国の大学の日語日文学科に進学しました。

大学では日本語学とたくさんの日本文学を勉強しました。忠臣蔵や更級日記などの古文には本当に苦労しましたが(笑)、その頃は日本のファッションやカルチャーが韓国の若者に大人気で、

日本の本やファッション誌、映画を原文でわかるようになるのがとても嬉しかったですね。新しい単語をひとつ覚えるごとに世界が広がっていく、これは外国語を学ぶ一つの醍醐味だと思います。

大学卒業後、一度は韓国で就職をしましたが、「もっと日本語を学びたい」という思いが強くなり、日本の大学院に進学を決めました。当時は通訳や翻訳士になることを目指していたのですが、大学院というのは語学のスキルを上げるというよりも言語を“研究”するところ。

すっかり研究の世界に魅せられていきました。幸運だったのは、とても良い指導教授に出会えたことです。教授が提案してくれた修士論文のテーマが私にはとても興味深く、研究に打ち込むことができました。更に論文の執筆や学会発表もどんどん薦めてくれたお陰で、忙しくも充実した日々を送ることができました。私の研究テーマは「日本語と韓国語の比較」でしたが、意外だったのは、先生が薦めてくれた文献のほとんどが英語で書かれていたこと。何を研究するにも、英語は欠かせない言語なのだということを知りました。多くの英語文献を読むことで英語も学べましたし、研究を通して、ただ日本語を修得するだけでなく、より広い視点から「言語」を捉えられるようになったことも大きな成果でした。

英語圏に留学後、韓国語の勉強を始める学生も多いです

高校生の皆さんは、英語には興味があっても、韓国語となるとどうでしょうか?興味がある人も最近は増えてきていますが、まだまだ英語に比べると少ないですよね。でも面白いことに、英語圏に留学したにも拘らず、そこで韓国人の友人や恋人ができて、帰国してから韓国語の勉強を始めたという学生も多いんですよ。日本と韓国はとても身近な国で、文化的にも近いから気が合うんでしょうか。お隣、韓国の言葉を学んでおくと、思わぬところで役立つかもしれませんね(笑)。

日本と韓国は言語も非常によく似ています。語順もほとんど同じで、共通する語彙や発音も多いのです。

ただ、もちろん違うところもあるので、そこが紛らわしくて誤用を招くことが多いのも事実。私が専門とする「日韓対照言語学」は、日本語と韓国語を比較し、両言語の共通点と相違点を研究する学問ですが、これは語学を学習する上でも役立ちます。日本語だけ、韓国語だけを見ていてはわかりにくい両言語の違いが、比較することでわかりやすくなり、間違えにくくなるのです。授業では、日本語と韓国語の違いを取り上げて語学の習得に役立てるのはもちろん、その違いがどこからくるのか、言語の背景にある日本と韓国それぞれの思想や文化まで伝えていきたいと思っています。韓国語や韓国の文化に少しでも興味があれば、ぜひ麗澤大学で私と一緒に学びましょう。英語と、プラスアルファとして韓国語を学ぶというのも選択肢の一つですよ。

専攻も、国籍をも超えて、多様な人達と関わってみてほしい

日本は今後、更に国際化が進み、皆さんの住む町やアルバイト先や就職先にも外国人が増えていくでしょう。お互い支え合うためには、様々な文化や考え方、価値観があることを理解することが大切です。その点、麗澤大学は色々な国からの留学生、世界各国の言語や文化を学ぶ学生や留学経験がある学生がたくさんいて、それこそ多様性に富んだ環境です。せっかく麗澤大学へ入学するなら、国籍を超えて様々な人達と関わり「一人ひとり、みんな違っていい」と受け容れられるような、広い心を養ってほしいと思います。授業でも、日本人学生と留学生が一緒に課題に取組む機会や、専攻を超えて多様な学生が混ざり合って学べる機会をもっと増やしていきたいと考えています。

学生の皆さんには、多様性を受け容れ、国籍に対する偏見や固定観念にとらわれることなく、誰とでも一人の人間として向き合える、真の国際人になってもらいたいと願っています。私自身少しでもそのお手伝いができれば嬉しいです!

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