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教育・研究
2008.10.23

高教授に権威のある「SCCE国際企業倫理コンプライアンス賞」

さる9月15日(月)、全米企業倫理コンプライアンス協会(SCCE)主催の企業倫理コンプライアンス授賞式がシカゴ・シェルトン・ホテルにて開催され、この分野で顕著な貢献のあった専門家と団体に賞が与えられました。
日本からは本学企業倫理研究センターの高巖センター長・経済学部教授が授賞式に招かれ、高教授のこれまでの取り組み(研究者としての業績、民間企業に対す る影響、政府審議会などにおける貢献)が評価され、国際企業倫理コンプライアンス賞を受賞しました。団体の部では、これまでの数十年に及ぶ研究や教育活動 が評価され、米国のエシックス・リソース・センターが企業倫理コンプライアンス賞を受賞しています。この他、医療分野とコンプライアンス認証教育といった 個別分野でも賞の授与がありました。
毎年、賞の授与を行っている、この「全米企業倫理コンプライアンス協会」は、2001~2002年にかけ て米国を揺るがした大企業のエンロンやワールドコム不正経理事件の後に発足した専門家集団(代表はロイ・スネル氏、会員数は1000名超)で、非常に活発 な活動を展開しています。同協会のネットワークは米国にとどまらず、世界中に広がっています。

高教授から受賞の喜びの声を聞きました。
私にとっては、あっという間の10年間でしたが、1998年に「倫理法令遵守マネジメント・システム規格」の構想を固めたこと、それ以降、産業界に変化を 引き起こしてきたこと、ISO戦略諮問会議や政府審議会などを通じて政策決定にも関与してきたことなどが総合的に評価され、大変光栄に感じております。 15日夜の表彰式では、SCCE諮問委員会委員のジョー・モーフィ氏より「今回の人選にあたり、世界の様々な関係者たちに『国際企業倫理コンプライアンス 賞』に値する人物について尋ねて回ったが、いずれも同じ人物の名前をあげた。それがドクター高だ」との過大な紹介を戴きました。こうした評価に応えるため にも、過去の研究や成果に執着せず、新たな発想や問題意識をもって、今後も、ビジネス・エシックスの研究を深めていきたく思います。