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教育・研究
2010.10.22|最終更新日:2020.07.27|

環境マーケティング 特別講義(10月21日)

猛暑の恐ろしさを痛感した夏がようやく去り、“地球温暖化”を誰もが疑わなくなった今、温暖化を食い止めるにはどうしたらよいでしょうか。国連の「気候変動枠組条約締約国会議」も今年で16回目となり、11月末からメキシコで開かれます。
その会議に出席されるWWF(世界自然保護基金)ジャパン 気候変動プロジェクトリーダーの小西雅子氏に「環境マーケティング」の特別講義の講師をお願いし、10月21日に「温暖化防止メキシコ会議(COP16)に向けて」と題してお話しいただきました。
この夏の気温は、平年より2度高かっただけだそうです。2度の高さで、これほど猛暑を実感するわけですから、温暖化が進むといかに怖いかがわかります。
小西氏は、まずIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の2007年の第4次評価報告書に触れ、温暖化の原因が主としてCO2の増加であり、温暖化が進むとどんな悪影響があるかが明確になったことから話して下さいました。
IPCC報告は世界の約4000人の科学者の研究の集大成で、もっとも正確な予測と考えられ、IPCCは2013年に第5次報告書を出すそうです。
温暖化によるおもな影響として、①2050年までに10億人以上が水不足になる恐れ、②ほとんどのサンゴが白化、③海洋大循環の停滞・停止、④洪水と暴風雨による損害の増加、⑤マラリアなど感染症の広がりなどが挙げられました。
CNNのニュースキャスターの経歴を持つ小西氏は深い知識をきわめてわかりやすい言葉で表現され、土井正准教授のゼミ生も参加し、和やかな90分となりました。  (大橋教授記)

大橋教授による紹介

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特別講師の小西 雅子氏

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写真が豊富で分かりやすい講義

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熱心に耳を傾ける学生達

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環境への知識を深めました

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