韓国留学を振り返って(生活編1)
- 日本語・国際コミュニケーション専攻3年 雨宮 杏奈
- 2017/06/20
こんにちは。釜山外国語大学に韓国語プログラムで留学している、雨宮杏奈です。昨年8月末に留学にきてからあっという間に10か月が経とうとしています。現在はすでに全ての授業が終わり、期末テスト期間という状況です。韓国での生活や勉強について、長期留学の私から発信できる情報はたくさんあったにも関わらず、帰国直前になってしまったことに大変後悔しています。私からは、この10か月間の生活や大学の勉強の様子について分けてお話しようと思います。今回は生活面について書いきます。これから韓国に留学を考えている方のお役に少しでも立てたらと思います。
まず生活についてですが、釜山外大に留学する麗澤生はおそらく学生寮に住むことになるかと思います。私は校内にある寮で、前学期は6か月、今学期は4か月で申請をして住んでいます。寮は建物も新しく設備も整っている方ですが、ネット環境(Wi-Fi)は一階の休憩室一か所のみで、各部屋にもともとWi-Fiが設置してあるわけではなかったため、マートでWi-Fiを買って取り付けました。説明書はもちろん韓国語で書かれているので、設置するまでかなり時間がかかった記憶があります。重要なお知らせなどは、各階の掲示板に張り出されるか、放送でアナウンスがあります。韓国語、英語、中国語での掲示やアナウンスはありますが、日本語はほとんどないため、いつも内容を注意深く確認するようにしています。また、寮の決まりとして、外泊は申請をすれば一ヶ月に7回まですることができます(金土は外泊申請の必要なし)。門限は12時で、12時を過ぎると4時まで寮に入ることができなくなるので注意が必要です。
次に、留学中のお金の管理と支払い方法についてです。私の場合は日本でgonnaカードという海外で現地の現金引き出しや支払いが可能のプリペイドカードを作りました。寮の地下一階にあるウリ銀行では使用できましたが釜山銀行では使用できず、他の銀行のATMまたはお店での支払いもできないことがありました。韓国は現金よりもカード支払いが一般的ということもあり、私は釜山銀行の口座を新しく作りました。口座開設の書類は国際交流センターからもらい、大学内にある釜山銀行で、10分ほどですぐに作れました。手数料などはかかりません。私はウリ銀行で引き出した現金を釜山銀行に移しながら、ほとんどをカード支払いで生活しています。前学期は寮費の納入を釜山銀行が担っていたため私は釜山銀行の口座を作りましたが、今学期からはウリ銀行に変わったそうなので、ウリ銀行の口座を作ると良いかと思います。
今回は寮とお金の管理について書きましたが、まだまだ伝えきれていない部分があるので次のレポートでも生活のことについて書いていきたいと思います。
写真1:部屋のWi-Fi(マートで購入)
写真2:寮内にあるATM
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