感謝の気持ちと寂しさ
- 英語コミュニケーション専攻3年 石井 悠貴
- 2018/01/30
こんにちは、Leeward community collegeに留学中の石井悠貴です。私事ですが切る機会がなく髪が大分伸びてしまいました。自分がハワイに来てからとても多くの時間が経った事を感じます。そして髪と違って英語力は勝手に伸びてくれないのでもちろん毎日勉強しています。私の七ヶ月間の留学生活も残すところ後1ヶ月半ほどになりました。とても寂しいです。今現在私はELIのレベル4の授業を取っています。実は前のセッションで既にレベル4を卒業していたのですが、留学期間の関係で正規授業を終了する前に帰国することとなってしまうのでELIのレベル4をもう一度取ることをCollegeの校長と相談し、決めました。正規授業へとレベルアップしていったクラスメイト達は皆、「もう一回同じ授業だと退屈じゃない?」と尋ねてきますがそんなことはありません。1度勉強した事の復習をする事ができたり、ある程度余裕があるので新たな事を学ぶ事ができます。
また、今期は自分の先生であるMattとNobukoの力をかりて週に4時間あるJapanese classで日本語を教えるお手伝いをさせて頂いてます。Mattとは先生というよりも、友達のようで、よくバーベキューをしたり遊びに行ったりします。(授業の評価はとても厳しいですが、、、)。Mattにある日、外国の先生について話を聞いていたところ、楽しいと言っていたので興味が湧き、その後も色々な話を聞きました。話をする内、MattがJapanese Classに先生のサポーターとして参加してみるか?と誘ってくれて私もせっかくなのでやってみたいと思い参加する事にしました。参加する内に今まで考えた事もなかった日本語教師という職業が自分にとってとても興味深いものであり楽しいと感じるものであるという事がわかりました。あの時話を持ちかけてくれたMattに本当に感謝しています。
ハワイに来て周りの人々の優しさを感じる事が多くなりました。私はハワイでは移動手段の車も趣味のバイクもなく、好きなところに行くのにバスで1時間や2時間かかるところを、ハワイに住んでいる友達が車で連れて行ってくれたり、他にも何かあったら自分の側で話を聞いてくれます。Collegeの先生達も授業でわからない事や、授業とは関係のない話でさえも時間を作って話を聞いてくれます。恥ずかしい話ですが時には課題が多くて間に合わない時など、相談して延期させてもらったりもします。特にMattは私に貴重な体験のできる特別な機会をくれて、英語だけでなく英語以外の面でも助けてもらっています。
この様に私は今、自分の周りの人々にたくさん助けられて生活しています。この生活を送っているうち、私も自分の周りの人が困ったら助けてあげたい、力になりたいと強く思うようになりました。私は留学は英語を学ぶ為だけのものではないと感じます。母国を離れて異国の生活の中、トラブルにあい、様々な人に頼り、暖かさに触れ、人としての感受性が豊かになると感じます。まだ終わっていませんが、予想した以上の事を学ばせてもらっています。せっかく仲良くなった皆と授業に行けるのも後1ヶ月半ほどですが残りの生活も大事に過ごしたいと思います。
写真1:Mattと
写真2:Japanese Classの皆さんと
写真3:気に入ってる写真
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