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ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学

ドイツでのK-POPについて

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 仲塚純平
2019/03/05
  こんにちは、私の名前は仲塚です。私がドイツに来てから数ヶ月が過ぎ、3月を迎えました。ここ最近の私と私の友人の会話の内容は、ドイツの冬の天気の話ばかりです。何故ならば、ドイツの冬の天気は曇りの日が多く気温も低いからです。また、約2カ月ほど太陽を見ていなかったので、私たちにとって辛い時期でした。この辛い時期から私たちを支えてくれたのが、K-POPという存在です。今回はそのK-POPについて少し書きたいと思います。
  私がK-POPを初めて知ったのは、私が中学生ぐらいの時です。その時は少女時代や東方神起といったグループが人気で、私もテレビの歌番組で見ていたことを覚えています。この時の日本では韓国のアイドルグループの人気が高くなっていました。これを第二次韓流ブームと呼びます。しかしながら、その時の私はK-POPに対して特別な感情がありませんでした。また、この時の韓流ブームはいつの間にかなくなっていってしまったため、私は韓流ブームに乗ることができませんでした。この時から数年が経ち、私が大学生になった時からまた韓流ブームが来ました。今の日本で人気が出ているのは、TWICE、BTS、ITZYといったアイドルグループだと思います。これを第三次韓流ブームと呼びます。私は今までこの韓流ブームは日本だけだと勝手に思っていました。しかし、日本から離れてこの韓流ブームを見てみると驚きを感じました。
  はじめに、K-POPという音楽の種類が生まれたのは1990年頃と言われています。そこから韓国国内で人気が少しずつ高まり、世界に進出するという動きが出てきました。また、K-POPの世界進出には政府からの協力もあり、K-POPは大きく成長しました。日本での韓流ブームの始まりは「冬のソナタ」と言われています。この時の韓流ブームが第一次韓流ブームと呼ばれています。
  このように改めて考えてみると、私が生きていいる間に日本では韓流ブームが3回も起こっています。しかし、私はドイツに来る前はK-POPについての知識は持っていませんした。また、日本にいた時は人気のグループの曲をたまに聞くということだけでした。その私がドイツに来てからK-POPが好きになりました。何故ならば、私の周りにいるドイツ人の友達やHalleに来ている留学生にもK-POPが好きという人が多いからです。その友人と私がレストランに行った時に、私は何気なく最近K-POPが好きなんだと言いました。そしたらその友人もK-POPが好きだと言いました。そこからその日はK-POPの話で盛り上がりました、またこの時に私はオススメのグループや曲などをたくさん教えてもらいました。そこからK-POPが好きになりました。また、私がキャンプファイヤーに参加した時に、別の誰かがK-POPの曲を流しました。そうすると、隣に座っていたドイツ人の3人組がその曲に合わせて踊りだしました。私はこれを見た時に、確信しました。K-POPは日本だけの人気ではないのだなと。実際に世界中でK-POPは流行しています。この事実を知ることができとても嬉しく思います。
  私はまたそのドイツ人にK-POPについて質問してみました。この時私はK-POPについての歴史やK-POPの素晴らしさを彼女からたくさん教えてもらいました。私はドイツに来ているため、ドイツ人の歌手を調べ、ドイツ人の作った歌を聞くようになるだろうと予想していましたが、K-POPを聞いている自分がいて私自身とても驚いています。しかし、K-POPを通じて仲が良くなった友達がいるのでとても嬉しく思います。今は日本語の字幕を読んで歌詞を理解しているのですが、韓国語を聞いて理解できるようにドイツで韓国語の勉強を頑張りたいと思います。もちろんドイツ語の勉強も頑張ります。
写真:潮風

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