サイアム大学現地レポート
- 英語・リベラルアーツ専攻4年 樋浦奈菜
- 2022/12/04
私は8月からタイのサイアム大学という大学に留学しています。
私の通うサイアム大学とはバンコクの都市サイアム駅から電車で約30分のバンワー駅という駅にあり、駅からも近く通いやすい大学です。私はこの留学をするまでタイについての知識は全くと言って良いほどなく不安でいっぱいでした。しかし来てみて実感するのは、タイ人の優しさです。食事は主に屋台やコンビニで済ませることが7割で、拙いタイ語のため分からないタイ語で話しかけられて戸惑っていても誰1人嫌な顔せずに対応してくれます。
上記に述べたようにタイでは自炊よりも屋台で食事を済ませる人が多いようです。そのため屋台にはカットフルーツやドリンク、みなさんお馴染みのガパオライスやカオマンガイなども多くあります。タイ人の朝は早く毎日6時半にもなると通勤通学する人に向けて、このような屋台はお店を開けます。そしてまた帰宅のタイミングになると多くの屋台が立ち並びます。
次に授業についてです。授業に関して想像していたものとは異なる点は実際多くありました。配布されていた資料とはプログラムが違っており、観光ホスピタリティに関連するものや航空に関連する授業を受講することが出来ると思っていました。実際には半分以上は経済経営についての授業が多くあります。そのため事前に期待していた航空の授業や各地域の料理を作りあう文化交流などの授業は無いため、目標を固めて意気込んでいくと大きなギャップを感じてしまいます。また専門的な単語や授業内容が多く、テストが大変です。
イベントにも多く参加しています。11/5にはInternational dayがあり、その日のために日本人学生5人で準備をし、浴衣でソーラン節を披露しました。このInternational dayは43ヶ国の国の学生が集まるサイアム大学でそれぞれの国のダンスや歌を披露し合う文化交流を行い、約6時間ほどのイベントで、その後はお弁当の仕出しをしてもらい、みんなでコミュニケーションをとりながら食事できました。このイベントで現地の日本語学科の先生から浴衣をお借りしたのですが日本の浴衣はやはり人気が凄く、歩いていると知らない人からも一緒に写真撮ろう!と言ってもらえる事が多く、日本文化の人気を実感しました。
また、日本語学科の学生へ向けた授業に参加することや学生に向けて授業をしています。日本語学科の1年生と2年生と文化交流を行っており、アイスブレイクの後に、じゃんけん列車やジェスチャーゲームなどのゲームをし、浴衣の着付けをしました。彼らは日本語学科の生徒のため多くの学生がアニメや漫画をきっかけに日本に興味のある学生のため浴衣の着付けはとても喜んでもらう事ができました。
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