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台湾

淡江大学

台湾への留学

中国語グローバルコミュニケーション専攻3年 横井悠太
2023/01/25
私は、昨年の夏頃から、半年間ほど台湾に留学をしていました。
台湾へ入境した当初から三か月後までは、初めての台湾であったために、さまざまな体験を通して、高揚感が止まりませんでした。と同時に、自身の中国語能力不足で自分の伝えたいことが伝えられなかった時は、今まで受けたことのない挫折を味わいました。しかしながら、その挫折が、その後に受ける大学での中国語を含めたさまざまな講義への挑戦意欲を掻き立たせる要因となりました。
台湾での普段の生活全般に関しては、交通事情、食事の問題、放課後の時間の過ごし方、週末の過ごし方など日本とは異なる生活文化に毎日触れることができ、良くも悪くも影響を受けました。それもあって、帰国後の生活にも少し影響(主に悪い影響かもしれません)が出ています。例えば、エスカレーターで右側に立ってしまったり、マックでタッチパネルを探してしまったり、歩行者優先であることに違和感を感じたりしています。
また、多くの台湾人と出会いました。学科を跨いだ学生たちや大学の先生たち、殆ど毎日寄るご飯屋さんの店員さんたちと交流もしましたが、正直なところ、振り返ってみると思うほど自分が積極的ではなかったかもと思っています。当初自分が緊張して、なかなか中国語を話すことができず、三か月を超えたあたりから、ようやくまともに話すことができた感じです。その後は、主に学生たちですが、一緒にご飯へ行く回数を増やしたり、一緒に勉強したり、テストがあればテスト勉強をしたり、年越しに当たっては101へ倒數に行ったりすることができました。
ですが、大学が本格的に始まった時に、講義担当の先生や学生などに、拙い中国語を使って自分の悩みを相談してみたのは、良い試みであったと自負しています。話す内容にも困っていて、中国語に慣れたいという気持ちと今の自分の状況を知ってほしい気持ちもあり、実際に自分が解決したい内容でもあったので、ちょうど良いテーマで、良い試みなのでは?と思っていました。
留学出発前に想像していた事と大きな隔絶がある留学でしたが、貴重な経験や新たな考え方、困った時の対処方法を学べたと思います。将来において国内外や留学、仕事問わず、中国語を使う機会があれば、次は少し積極的に話してみようと考えています。それに、外国語だけでなく、その他の分野においても、もしかすると応用できるかもしれないので、留学を通して感じた事と学んだ事はすぐに思い出せる様にしておきたいです。
また、全体的に中国語に対するハードルは下がったので、これからの学習はとてもしやすいのではないかと考えていますので、留学後の中国語学習は、これからも進んで行っていきます。

1枚目の写真は、大学の周辺にいる猫です。自分の住んでいた淡水には猫がたくさんいました。猫が好きなので、彼らは毎日の癒しの存在でした。
2枚目の写真は、淡水駅近くの広場から撮った風景です。淡水地区は、夕日がきれいな場所で有名だそうです。とてもきれいでした。
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