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釜山外国語大学校

釜山留学前半を振り返って

日本学・国際コミュニケーション専攻3年 増田 杏
2024/09/02
   私は今年の2月末から釜山外国語大学校に一年間留学をしており、現在半年が経ちました。半年経った今では、周りの環境や異国での生活、集団生活、言語の問題などにも慣れてきて、有意義な生活を送ることができています。しかし、留学当初はわからないことしかなかったので、言語の問題だけでなく慣れない環境に負担を感じることが多くありました。そんな生活にも徐々に慣れることができたのは、周りの人と環境に恵まれたからだと思います。日本から一緒に留学した友達はもちろんですが、韓国に来てから知り合った友達にたくさん助けられました。私が韓国語能力の面で足りない部分が多くあり、1学期は困ることや落ち込むこともありました。そんな時、寮やサークルで知り合った友達やタンデム学習という韓国人と日本人が一対一で会話をする授業で知り合った友達に何度も支えられました。
   私の前半の留学生活が有意義なものになった要因として、サークルの存在が何よりも大きいです。サークルに所属しているのが、日本人よりも韓国人が多いことや日本に関心がある人、日本人と会話することに慣れている人も多かったので韓国人の友達と会話をするということの実現ができました。現在、仲の良い友達もこのサークルで知り合った人が多く、後期もこのサークルでさらに多くの人と関われたらいいなと思っています。また、タンデム学習は私の韓国語の能力を高める上でとても役に立ちました。タンデム学習では一対一で韓国人と会話することができるので、自分のペースで会話することができたことに加えて、自分自身が関心のあることや疑問に思ったことを直接聞くことができるのが嬉しかったです。日本にいる間は、韓国語を使ってネイティブスピーカーと話す機会自体がなかったので、留学当初の目的の一つであった韓国語の実用を実現することができたことは留学生活に意味を持つことに繋がりました。
   これらの経験を通して、本来の目的である韓国語の運用と能力向上が留学当初に比べて実現できたことは日々の生活でも少しずつですが感じることができています。そして、韓国人の友達と話す中で、言語だけでなく、さまざまな文化や歴史にも興味を持ち、残りの半年間で理解や知識を深めていきたいと思っています。

   【国立ハンバッ大学校 日本語教育実習】
   また、私の将来の夢である日本語教師につながる経験もできました。留学当初は韓国の日本語教育を実際に自分で見ることや学習者の実情を知ることを目的の一つとしていました。半年間で韓国人の日本語学習者と関わったり、日本語教育のボランティア活動をしたりする中で、学習者が抱える問題や学習方法、日本語の授業内容等を知ることができました。
   また、夏休みには今年から麗澤大学で始まった韓国で行う海外日本語教育実習に参加させて頂きました。最初は韓国で実習を行うことが初めてなことや参加者が私一人ということもあり、不安しかありませんでした。しかし、この教育実習から得ることができたものは想像していたよりも多くありました。10人の参加者に一人で日本語を教えるという経験は自分からしたいとお願いをしても簡単にできることではありません。無事に8回の授業を終えることができたのは、本格的に教えた経験がない私の授業を参加者である学生たちが温かく受け入れてくれたからだと思います。今までは自分が先生方の授業を受ける側でしたが、今回初めて授業をする側になってみると今までには見えなかったものが見えるようになりました。新たな発見や学びを得ると同時に、教師という職業の難しさや楽しさも同時に少し感じることができました。これは、私が今後帰国後に日本語教師になるための専門的な授業を受ける上で、また、将来日本語教師として働く上で必ず役に立ち、糧になるものだと思います。留学期間中にこのような貴重な経験ができて本当に幸せでした。

   半年間の留学生活を終えてみて、留学前のすべてが漠然としていた時とは状況が異なり、今自分が何をするべきでこれから何をしたいのかが少しずつ明確になり、自分の中で言語化できるようになってきました。また、最も苦手だった行動に移すということができるようになってきたと感じます。長いと思っていたはずなのに、残り半年間と聞くと時間が足りないような気もしますが、だからこそ、自分がしたいことを明確化し、それを行動に移して後悔なく日本に帰国できるように自分で自分自身の留学生活を有意義なものにしていきたいと思います。
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