Stay hungry, Stay foolish. 中
- 英語コミュニケーション専攻3年 高橋月李
- 2025/01/19
3ヶ月間の授業が終了し、いよいよ学期末。ここ数ヶ月の留学生活の中で、最も忙しかった期間でした...。最後の授業の後は、日本と同じように、休みに入る前にテスト期間が待ち構えています。私は今回取っていた授業のテストが4件、レポートが計6編、課されていましたので、最後の二週間は非常に多忙を極めました。そして現在は、もう既に新学期に突入し、新たなスケジュールでの生活を始めています。
私はこれまでの生活を経て、自分自身が何か大きく変わっていたことに気が付きました。今回は、留学プログラム中間地点での変化と気付きについて書きたいと思います!
私が今回最も大きく感じたものは、「学習」に対する意識の変化でした。前回のレポートにも書いたように、日本で勉強していた時よりも授業参加への積極性がかなり上がり、質問をするようになったり、自身の意見を共有したりすることが躊躇無く出来るようになりました。授業でのそういった雰囲気やクラスメイトからの影響が大きく起因していると思いますが、その中で徐々に培っていった自信も、それに繋がっています。間違うことは恥ずかしい事じゃない、とほとんどの人が小学生くらいから言われて来たと思いますが、「いや、間違いなく恥ずかしいでしょ。ましてや大勢の面前でなんて」と私は思っていました。国民性の違いからとも考えられますが、そんな私の考えも払拭され、間違いは恥や無意味を意味しないんだ、と本当の意味で気付くことが出来ました。
ちょっと真面目な話をしてしまって面白くないかもしれませんが、勉強が好きだけど自信が持てなかった、という方は半年だけでも留学を通して、海外に飛び込んでみることをおすすめします! 秋学期 (前半)では、そんな私の努力が功を奏してFitchburg State University の成績優秀者が毎期掲載されるDean's List に名を連ねることが出来ました。そんな私の学習面での目標は、春学期もまたリストに載るよう、より一層勉学に励むことです!参考までに、私の春学期の時間割です。
・Intro to Psychological Science (心理学入門)
・World Civilizations I (世界文明史)
・United States History I (アメリカ史)
・Latin For Beginners II (ラテン語)
・Art of Video Game Music (ゲーム音楽鑑賞)
・Concert Band
もう一つ、私のこの期間での大きな出来事は、冬休みに企画していた旅行です。元々、単独旅行が趣味だったので、正直秋学期はこの旅行を原動力に頑張っていました。(笑) 休み中は寮が閉鎖され(追加寮費でstay可)、雪と寒さが厳しいとのことで、1ヶ月間の一世一代、大旅行を計画しました!
私はまず、最後の期末テストが終わってそのままその足で出発し、拠点のボストン(MA)から、ニューヨーク→フロリダ→ハバナ(キューバ)→テキサス→ボストン、というルートで動きました。ほとんどアメリカ半周していて、なんなら飛び出していますね。(笑)
各地で忘れられない思い出をたくさん作ることが出来ましたが、特に刺激的だったのはキューバでの経験です。私は、所謂’’先進国ではない国’’に行くのは今回が初めてで、またキューバは社会主義国ですので、そういった面からも、日本やアメリカでは味わえないような体験が出来ました。はっきり言って、独りで行くには危険な場所でした。(笑) 真っ先に準備不足だった自分を呪いました。これも笑いながら良い経験だったと言える事、両親や現地で知り合った方々の協力の元、無事に安全に旅を続けられ、終えられた事にとても感謝しています。そうして出会った方々や感動、危険、発見を通して、人間として成長できた旅になりました。この旅行は必須でも無く、留学プログラムとは関係が無いものですが、興味のある方は留学前に頑張ってアルバイトして、計画してみるのもおすすめです。
そんなこんなで、いよいよ後半戦に突入。本当にあっという間です。今ではすっかりアメリカでの暮らしに順応し、すっかり金銭感覚もおかしくなってきました。私はこれから就職活動も佳境に差し掛かり、新たなコミュニティ(校内オーケストラ)にも加入したりと、前期よりも忙しくなることが予想されます。暮らしに慣れてきたことで余力が生まれたと信じて、これらのことを両立、両両立出来るように引き続き頑張りたいと思います。今回もありがとうございました!
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