ヴッパータール大学現地レポート
- ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻2年 飛鳥井千夏
- 2025/03/06
こんにちは。ドイツ語・ヨーロッパ専攻の飛鳥井千夏です。ヴッパータール大学に来て一年間留学の内約5か月が経ちました。ドイツを訪れたことは今回で三度目でしたが、留学や一人暮らし、親と長期間離れることは初めてだったため、一人での生活は上手くいかないことが多々ありました。今回は、そんな私が2つのテーマに分けて留学について話します。
① 衣・食・住についてです。私の寮の部屋は、一人部屋でキッチン・トイレもついています。また、同じ階に日本人同士が集まっており皆一人部屋を持っていました。別の寮では、日本人ペアで1人部屋と共有トイレ・共有キッチンの日本人留学生もいました。私の部屋は、Wi-Fiが設備していて日当たりもよく綺麗ですが水の流れが悪く掃除をこまめにしなければなりませんでした。それぞれの部屋によってハンガーやフライパン等の備わっている生活用品が少し異なる部分がありますが、生活している上で必要な生活用品をそのたびにスーパーやドラックストアで買い足していました。学生寮の生活の初日には、同じ留学生でスーパーに行ってトイレットペーパーやティッシュ、食べ物の買出しに行きました。また、冬になると暖房をずっとつけているので部屋の中は暖かく半袖での生活をしていました。
私は自分の部屋のカギを受け取るまでに大変だったことがいくつかありました。まず、日本で寮の申請をする上で上手く手続きがいかず、同じヴッパータール大学に行く子と比べて結構後に決まりました。また、結局日本でVISAは取れませんでしたが、元々日本で取りたいと思っていたため住所を早く知りたいのに住所がないのは結構困っていました。ヴッパータール大学に向かった際、初めての土地で多くの荷物を持っていくことはとても大変で、カギの受け取り時間に間に合わず同じ麗澤の留学生と行っていたため、途中の道で自分の荷物を任せて先に寮の受付まで走りました。その後、部屋の点検をおこないカギを受け取ることができた時はすごく安心したのを覚えています。それまで自分が共有部屋か一人部屋かも分からず、部屋に案内をされたときにはじめて一人部屋だというのがわかりました。
ヴッパータールの町にはラーメン屋や日本食を販売しているお店はありますが、特にデュッセルドルフに行けばなんでも揃います。デュッセルドルフはドイツで一番日本人が多く、日本人を必ず目にする町です。私は、元々多めに日本食を持っていきましたが、もう少し減らせば良かったと思っています。こちらで手に入る日本食は輸入品なので少し値は張りますが、デュッセルドルフに近いため日本食がなんでも揃う点がヴッパータール大学の良い点だと思います。例えば、私は現地で焼きそばソースやお正月のおもち、インスタントラーメン、日本米を購入しました。私の場合、自身が日本食が恋しくなると思っていましたが、ドイツに来て食に無頓着になり節約しようと思っていたのもありますが、パスタばかりを食べています。基本はパスタを食べていますが、日本から持って行ったものを少しずつ使いながら食べています。私は、水道水を浄水器を使わずそのまま飲んでいます。そのかわり、水道水自体が苦手なので麦茶の粉をたくさん持って行きました。
私は洋服はあまり持ってきておらず、冬に使うダウンはドイツで安いダウンを買い、そのままドイツに置いてくるつもりです。また、洗濯機を使うのにお金がかかるので2週間に一度洗濯機を使い、その他は手洗いをしていました。いままでに仕送りで、下着と靴下、ヒートテックそのほか本と手袋も送ってもらい、洗濯機で洗う頻度が低くても良いようにしてました。
② 電化製品についてです。私は、スマートフォンの他、パソコンとタブレットを持参していきました。パソコンは、授業の課題やZoom等で活用してタブレットは勉強のメモを取るのに使ったり、ネットフリックスやアマゾンプライムで使うのに持って行きました。スマートフォンは、元々日本でドイツのe-SIMで25日分を購入してドイツに行き、最終日にドイツのTelekomに行ってSIMを買って毎月スマホでSIMの更新をしています。大学内も家もWi-Fiがあるので日本で使っていたギガ数よりも少なくて大丈夫です。
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