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南イリノイ大学

Online program体験記「CESLが大好き」
チャン ティ ゴック ハン
グローバルビジネス専攻2年
2021年5月

   私は国際学部グローバルビジネス専攻2年生のチャン ティ ゴック ハンです。ベトナム出身で、2年半前日本に来ました。世界中のたくさんの友達とコミュニケーションを取って、英語の能力を上げて、視野を広げたいと思っていましたので、留学に興味を持っていました。しかし、去年からコロナウイルスの影響で、アメリカやオーストラリアなどに留学することができなかったです。その代わり、南イリノイ大学のCESLオンライン留学プログラムに2回参加しました。1回目は2021年春休み(4週間)、2回目は2021年5月(3週間)でした。
   1回目、TOEICスコアによってCESLがクラスを分けました。私が受けたコースは、「English for Academic Purposes 1」でした。最初は自分の英語のレベルに自信を持っていなくて、友達に追いつかないのが不安でした。また、オンライン留学に参加するのは初めてなので、順調に進むかどうかは心配していました。幸いなことに、先生はとても親切で、簡単に説明してくれました。そして、メキシコ、コロンビア、サウジアラビアから来た私の友達、徳島大学の友達はとても優しい人で、一緒にコミュニケーションをよく取りました。嬉しかったです。
   「English for Academic Purposes 1」コースでは、「National Geographic」プログラムを通じて文法とアカデミック語彙を学びました。私たちが学んだレッスンは「Living longer」でした。小テストや期末試験などがありましたが、よく練習したら、絶対高い点数が取れると思います。作文スキルをあげるために、2つの作文を作成しました。学生たちが作成してから、先生に直していただきました。
   授業以外は「Guest speaker hour」(毎週水曜日)や「Game hour」(毎週火曜日)などにも参加しました。会話スキルに大変役立ったと思っています。ゲストスピーカーが自分の仕事や経験や面白いことなどを共有してくれました。ゲストスピーカーの講義を聞いてから、学生たちは質問をしたり、講義に関する考えを共有したりしました。Game hour の担当の先生は毎週いろいろなテーマや面白いゲームを作ってくれました。ゲームに参加することだけでなく、交流会などにも参加できました。世界中から来た学生たちとよくコミュニケーションを取ったり、文化交流したりしました。とても楽しかったです。
   「English for Academic Purposes 1」はテスト「Living longer」というテーマに関する期末クイズと討論で終わりました。高齢者のために、社会福祉に貢献するために、若者に課税することが公正であるかどうかについて討論しました。先生や友達を説得するために、自分たちが意見や証拠を出しました。その議論を通じて、よく使われる表現を身につけて、英語のコミュニケーション能力を向上させることができました。
   2回目は「Community Engagement」プログラムを受講しました。今回はTOEICスコアが500点以上必要でした。ターネルキスタン、ホンジュラス、ペルー、ドンティモ、南アフリカなどから来た学生たちと一緒にオンライン授業を受けました。みんなは大体私より年上の人です。会社で働いている人や教師や俳優などもいました。みんなが英語のレベルが高そうなので、1回目より心配しました。しかし、最初の1〜2回、全員と勉強した後、私はより自信を持っていました。みんなが優しいし、簡単な言葉を使ったので、わかりやすかったです。安心しました。
   「Community Engagement」プログラムで、学生たちは17の持続可能な開発目標(SDGs)について学びました。各レッスンには、異なるテーマがありました。担当の先生からそれぞれの目標について教えて頂いてから、その目標をよく理解するために、ゲストスピーカーの講義を受けました。講義の内容はSDGsに向けるために、どんな団体や組織が活動しているのかゲストスピーカーが紹介してくれました。全部のゲストスピーカーがその団体、組織で活動して、実際の経験を共有したので、学生たちはよく理解できました。ゲストスピーカーの講義を聞いてから、学生たちは自由に質問したり、ゲストスピーカーと意見を交換したりすることができました。その後、宿題がありました。宿題と言いますが、とても簡単なことでした。ゲストスピーカーから学んだ3つのポイント、レッスンに関する2つの比較ポイント、質問やまだわからないことなど1ポイントを書いたら、宿題が完了します。私にとって、この宿題は難しくなく、時間もかからないと思います。CESLの先生が学生たちが授業をどれくらい吸収できているかを評価するためのものです。
   「Community Engagement」プログラムは試験がありませんでしたが、他の3人の友達と最終プレゼンテーションを行いました。私たちのプレゼンテーションのトピックは「No Poverty」でした。貧困削減のために、解決方法や対策などをあげました。グループワークの効率性のおかげで、プレゼンテーションは非常にうまく行きました。先生からグループの努力を褒めて頂きました。私たちのプレゼンテーションが成功したことがとても嬉しかったです。
   上記はCESLのオンライン留学プログラムに参加した私の体験記です。私はCESLの先生が教える方法が大好きです。2回参加の後、英語の能力を上達させました。TOEICスコアもわずかに向上しました。授業を受ける時間は21時から23時まで、時々24時までで眠くなって、大変でしたが、外国人の先生と友達と英語で話すことができましたので、楽しかったです。私はたくさんの友達を作ることができました。多文化や価値観の違いなども受け入れることになりました。現在のコロナの影響で、米国に留学することはできませんので、CESLオンライン留学プログラムがオススメです。本当に素晴らしいプログラムなので、麗澤大学の学生はぜひ試してください。いつも応援しています。

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QQ English

オンライン留学・QQ English体験記
小不動綾香
英語・リベラルアーツ専攻3年
2021年3月

   こんにちは。英語・リベラルアーツ専攻3年の小不動綾香です。私は2021年3月1日から3週間、フィリピンセブ島の語学学校・QQ Englishでのオンライン留学を経験しました。私は英語の教員を目指しているため、大学入学当初から在学中に留学を経験したいと考えていました。しかし、大学生活を送っていく中で自分の英語力に悩むことも多く、留学に挑戦するかどうかを迷っている時に新型コロナウイルスの感染が拡大し、留学そのものができなくなってしまいました。そんな中で「オンライン留学」という形の留学を大学から提案していただき、挑戦することを決めました。
   1限目のマンツーマンレッスン「Callan」ではカランメソッドというNon-stopのスピーキングの特訓法で、ひたすらスピーキング練習を行います。簡単な英文で先生から質問されるのに対して、正確な文法でスピーディーに答えていく練習です。先生も生徒と一緒に正しい答えを言ってくれるので、間違いがそのままにされることはありません。また、普段話していると気づけない自分の発音の癖や、間違いもその都度指摘してもらえるため、「自分が正しく発音しているつもりでも、実は正しく発音できていなかった」ということに気づく良い機会になると思います。実際に私もこのカランメソッドを受けたことで、普段は夢中になって話しているだけであまり気を配れなかった「発音」を徹底的に鍛え上げてもらい、発音の大切さを痛感しました。
   2限目は各自で宿題や授業の振り返りを行う自習時間です。私はこの時間で宿題をやりながら適度に休憩を取ることで、良いリフレッシュをすることができました。3限目は「Topic conversation」という授業で、事前に用意されたテキストのテーマに沿って、50分間マンツーマンで、先生と会話をする時間です。カランメソッドが訓練的なのに対して、Topic conversationは「先生とお喋りをする」感覚の授業でした。私はこの授業が1番楽しかったです!フィリピンの先生方はとてもフレンドリーで、自分自身のことをオープンに語ってくださる方ばかりです。先生の日常生活、ペットの話、大学時代の話を聞いたり、女性の先生とは恋愛の話をしたりと、本当に楽しい時間を過ごしました。英語だけでなく、フィリピンの文化を学びながら雑談力も高めることができる貴重な時間でした。
   4限目の「Reflection time」では宿題の確認、授業で分からなかった単語や難しかった箇所を先生と一緒に確認することができます。Reflection timeの担当の先生との会話は30分と限られていますが、その中で先生が「どこが分からなかった?じゃあ今度からどんなふうに改善していけば良いと思う?」と、質問形式で授業の振り返りをしてくださるので、受け身ではなく主体的になって自分の英語学習を見直すことができます。金曜日には簡単なスピーチテストが行われるのですが、スピーチテストを通して「現地の先生に自分のスピーチを見てもらう」というとても貴重な体験ができました。私は大学の授業でもプレゼンテーション発表をすることが多いのですが、普段から私の発表を見ている友達・先生ではない人から意見をいただくのはとても新鮮で、学ぶことが多くありました。
   5限目の「Group lesson」では、学生2人に対して先生1人の小規模サイズのクラスで授業が展開されます。先生が用意したテキストに沿って意見交換をしたり、雑談をしたりしながら「自分の意見を英語で言う」力を伸ばすことができました。Group lessonでは同じ日本の学生と一緒に受講するので、ペアの学生から良い刺激をたくさんもらうことができました。また、先生がルームを退室した後に学生2人で残って今日の授業内容やGroup lessonの先生からの宿題内容を確認したり、自習時間として2人でカメラをつけたままそれぞれの課題に取り組んだりすることで、オンライン上ではありましたが、留学生同士、充実した時間が過ごせたと思います。
   オンライン留学を終えて、私は特にスピーキングとリスニングの力が伸びたことを実感できました。今までは英語で発言したり質問したりすることを躊躇ってしまいがちでしたが、オンライン留学を通して英語での会話に自信がつき、「失敗してもいいんだ!話そう!」と思えるようになりました。また、留学中に初めて聞いた洋楽の歌詞が聞き取れた時は本当に嬉しかったです。聞いた分だけ、訓練した分だけ必ず力は伸びると感じた瞬間でした。そして今回のオンライン留学を経験したことで、「コロナウイルスが収束した時は現地留学にチャレンジするんだ」という強い気持ちを持てるようになりました。そのため、「留学をしてみたいけれど、現地に行く勇気が持てない」と感じている方にとてもお勧めできると、私は思います。
   日本にいながら留学体験ができ、昼の部(10時から15時50分)と夜の部(18時から22時50分)の選択もできるので、なるべく自分の生活リズムに合わせて留学を経験することができます。身体的負担も精神的負担も現地留学に比べて軽いと思います。なので、良い「現地留学の予行練習」になるのではないでしょうか?もちろん、絶対に現地留学をしたいという方にもお勧めです。現地に行って観光をすることや、現地での生活を体験することは叶いませんが、だからこそ「英語の勉強」だけに集中することができます。授業内容もとても充実していますし、QQ Englishの先生方はパワーポイント やジェスチャーを多く使い、時には教室の風景をカメラで写して見せてくださったりと、オンラインであることを感じさせないぐらいに私達を全力で楽しませてくださいます。
   「コロナウイルス」というマイナスな出来事から体験することになったオンライン留学でしたが、体験して良かったと心から思っています。現地留学の夢が叶わなくなってしまった方、留学しようか迷っている方、留学をしたいけど勇気が持てない方、ぜひ挑戦してみてください。きっと皆さんの自信につながると思います!

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QQ English

QQ English体験記
橋本涼加
国際交流・国際協力専攻2年
2021年3月

   こんにちは。国際学部IEC専攻の橋本涼加です。わたしは2021年の3月1日から3月19日の三週間、セブ島にあるQQ Englishのオンラインプログラムに参加しました。以前からセブ島にある語学学校に留学したいと考えていましたが、新型コロナウイルスの関係で渡航が出来なくなってしまいました。そこでオンラインプログラムを見つけ、参加を決断しました。最初は「オンライン留学で身につくのだろうか?」と思っていましたが、3週間後にはお世話になった先生との別れが辛くなるほど、充実した日々を送ることが出来ました。
   1日の時間割はCallan Method・Topic Conversation・Group Lesson・Reflection timeの4つです。1つの授業は50分程度で、Reflection time は30分程度でした。1日に4コマなので復習も授業時間外にできますし、体力的にもハードではありません。
   まず、Callan Methodは反射的に英語で受け答えが出来るような脳を作るプログラムです英語を反復して言うため、先生が言う言葉を常に集中して聞く必要があります。最初はスピードについていけず大変でしたが、どんどん流れてくる英語の質問に反射的に答えられるようになっていくのを実感しました。
   2つ目のTopic Conversationは、毎授業1つのテーマが決まっており、そのテーマに関する単語の学習とテーマに関する議題を先生とディスカッションをする授業です。例えばテーマが「Music」だったら「Jazz」や「Pop」などの単語を学び、「Which kind of music do you like?」などのディスカッションをします。『どうしてそのように考えるのか』『そう思う根拠は何か』など、回答を更に追求されることが多いので自分の語彙力と対話力を鍛えることが出来ます。
   3つ目のGroup Lessonは1人の先生に対し5人の生徒でグループでのコミュニケーションを行う授業です。その日に扱うテーマは決まっていますが、話が盛り上がるとトピックが変わったりします。わたしが参加していたグループの先生はホラー映画やお化けが好きで、「明日の授業で日本の妖怪を一人ひとつプレゼンしてもらうから、準備しておいて!」という日もありました。わたしが参加したときは生徒側の5人が全員麗澤生で、それまで面識はありませんでしたが、3週間で仲良くなりました。
   最後のReflection timeは前半にその日の授業の振り返りをし、後半に課題を先生に見て頂きます。課題はGrammarとSpeakingから自分のレベルに合わせて選ぶことが出来ます。Group LessonからReflection timeまでは大体90分くらい時間が空き、その時間で課題を行い、見ていただく形です。
   このQQ Englishは外国の大学への正規留学ではなく、語学学校に通うものです。『英語でアメリカの歴史を学ぶ』というものではなく、英語でのコミュニケーション力を向上させる授業がメインです。ですから、授業中はずっと喋りっぱなしです。自分が話さないと授業が進まない、と言っても過言ではありません。実はわたしも英語での会話がとても苦手で、最初の週は自分の気持ちを英語で伝えることができず、「なんでこんなに話せないのだろうか・・・」とすごく苦しみました。ですが、QQ Englishの先生たちはすごく親切で、言葉が詰まっても助けてくれたり、自分の拙い英語でも意味を汲み取って理解してくださったり、英語を話すことへの恐怖心がどんどん無くなっていく環境でした。そして先生たちはとてもパワフルかつポジティブで、いつも明るくたまにジョークを交えながら楽しく授業を展開してくださります。また、先生方のほとんどがフィリピンの方で、文化や考え方の違いなども同時に学ぶことが出来ました。毎日本当に楽しみ、刺激を受けながら学習をすることが出来ました。
   セブへの留学を迷っている方がいたら、是非参加してみて欲しいです。リアルで留学に行く前に日本にいながら英語力を高めることが出来たので、自分への自信に繋がりました。わたしのように自分の英語に自信が無い人にはぴったりのコースだと思います。リアルに留学に行った際にまた行きたいですし、その時までに成長した姿を見せられるよう努力していきたいと思います。

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南イリノイ大学

南イリノイ大学オンライン留学を経て学んだこと
平野サナ
英語・リベラルアーツ専攻2年
2021.年2月~3月

   私は2021年の春休みに、南イリノイ大学CESLが提供してくださったONLINE留学プログラムに参加しました。私自身、高校時代にオーストラリアへ短期留学した経験があり大学でも留学はしてみたいと考えていました。しかし、現在新型コロナウイルスの影響で実際に現地に訪れる事が出来ずにいます。そこで、私は長期休みである春休みでも英語は学んでいたいと考えオンライン留学に興味を持ち、2月15日から3月12日の4週間オンライン留学を試みることにしました。今まで経験したことのない留学方法だったので、初めはとても不安な気持ちでいっぱいでした。
   TOEICの点数によりクラスが割り振られたレベル別の授業であったので、少し安心感はありました。1クラス17人程度で、他国の留学生と徳島大学の学生と共に授業を受けていました。月曜日から金曜日に1日2コマあり、週に2回ほど地域の人との交流(Speaker Hour)やゲームアワー(Game Hour)がありました。授業内容は、先生から事前に授業で使用する資料がメールで送られてきて、その教材にそって授業が進められました。前半の授業では長めの英文を読み、クラスメイトと単語の意味を確認し合ったり問題を解いたりしました。分かりやすく言えば、英語・リベラルアーツ専攻の必修科目Reading & Writing Workshopに似た授業でした。授業後も先生が授業内で使用したハンドアウトをメールで送ってくださるので予習、復習が可能でした。
   後半の授業では、先生から出題された問題を3、4人のブレイクアウトルームに割り振られ、学生同士で助け合いながら問題を解いていきます。時々、他国籍の留学生に私自身の英語が通じない時があり、どのように伝えれば良いのか戸惑ったことがありました。しかし、皆さんとても優しく、なんとか私の伝えたいことを理解しようとしてくれて嬉しかったのを覚えています。また、オンライン上であるため音声が途切れてしまったり、画面が止まってしまったりした時は特に大変でした。そして出題された問題の内容は主に、現在完了形や不定詞、動名詞、関係詞などでした。グループワークが終了しメインルームに戻り答え合わせをする際に、私はオンライン留学をして良かったなと痛感することがありました。それは、誤った回答や誤った英語を使用しても恥じる事はないと思ったことです。以前の私はどうしても英語を話す際に必ず「間違えたらどうしよう」といった考えが頭を過ぎっていました。しかしネイティブスピーカーが先生のみであり、他の留学生も第一言語がスペイン語やポルトガル語等で、英語ではありませんでした。お互い英語を学んでいる同士であったため変なプレッシャーはありませんでした。そこで、英語を改善するために間違えることも大事であるといった考えに切り替わりました。私はクラスメイトや先生の優しさには感化されました。また、やる気のある学生ばかりだったのでモチベーションが高いまま授業に取り組むことが出来ました。
   続いて、Game HourやSpeaker Hourのアクテビティについてお話します。これらはレベル別のクラスではなく全てのクラスが集まって行われました。Game HourではKahoot!を使用した、アメリカや日本に関する問題をみんなで楽しく考えながら解いていきました。私はSpeaker Hourの方が興味はあったので毎週Speaker Hourの時間が待ち遠しかったです。Speaker Hourでは、地域の方がその地域で問題視されていることやボランティア活動についてお話して下さいました。私は自然が好きで環境問題に興味があり、その様なお話が聞けたのは私にとってとても貴重でした。本来ならば、実際に現地でボランティア活動に参加が出来たようですが、新型コロナウイルスの影響で実行出来なかったことに少し悔いが残っています。
   最後に、南イリノイ大学CESLのオンライン授業を受けてみた全体的な感想をお話します。初回の授業はイリノイ州の天候が良くなかったため、通信状況が不安定で授業がなかなかスムーズに行えず不安でいっぱいでした。しかし、先生たちがこまめにメールを送ってくれて、瞬時にそれらの対応をしてくださいました。そして、このプログラムを経験した私がオンライン留学をしたいと考えている方にアドバイスするならば、授業中は間違えを恐れずに自分の意見をたくさん発言してほしいです。オンラインという事もあり孤独に感じてしまうことが多少ありましたが、周りの留学生は彼ら自身の意見をはっきりと述べるので、自分自身の意見をしっかりと持ち発信していくことは大事だと思いました。また、アメリカ時間で授業は行われるので日本時間の21時から23時、24時で少し辛いと感じることもありました。しかし、授業の合間の休み時間では他国の留学生と交流する機会があり楽しく会話が出来たので、眠気はなくなり有意義な時間を過ごすことが出来ました。私はこのプログラムを経て自分の英語スキルが向上したのと同時に自身の英語に自信がつきました。現在、実際に留学することが困難な状況ではありますが、私はこのオンライン留学を実際に留学へ行く前段階であると捉え、これから更に自身の英語力がステップアップ出来たらなと思います。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ大学のオンライン留学を終えて
マハンマディタラズクヒ モナ
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2020年10月~2021年2月

  こんにちは。ドイツ語・ドイツ文化専攻のマハンマディタラズクヒ モナです。私は2020年の後期の授業は麗澤大学の授業と並行して昔から麗澤大学と連携をとっているドイツのJena大学のオンライン授業を受けていました。私はSprachgruppe、Landeskunde、Phonetikの3つの授業をそれぞれ週に3回と週に2回TandemというJena大学の生徒と会話や交流することができるイベントに参加していました。
  まず、Jena大学のオンライン授業について話します。私の受けていた授業はドイツ語の授業でもそれぞれの授業が異なった内容だったので飽きずに楽しんで授業をすることができました。まず、Sprachgruppeはグループ活動が多かった印象があり、ビデオを見たり、文章を読んだり、グループの人達と協力できたことが大変ではありましたが楽しむことができました。また、先生がやさしかったのもとても印象的でした。先生が何かを発言した際は皆が分かっているかどうか確認をとっており、うまくドイツ語で答えられなかったとしても先生は対応が非常に丁寧でした。
  次にLandeskundeについて話します。Landeskundeは主にドイツ圏の地域や文化・行事などを学ぶ地理のような授業でした。例えばドイツ語圏の有名な建物やアート、食べ物などを学び、さらに授業を行った時期がクリスマスや年末が近かったので、ドイツ語圏のクリスマスに関してのことや新年の抱負に関しても話し合いました。先生はドイツをもっと知ってもらうために私達にドイツの雪景色を窓越しから直接見せてくださったり、クリスマスの時にはAdventskalenderを実際に見せてくれました。とてもやさしい先生でした。Landeskundeではドイツ語はもちろん、ドイツ語圏の習慣や文化などさまざまなことを学ぶことができるのでとてもおすすめです。
  Phonetikの授業は主にドイツ語の発音を学ぶ授業でした。生徒数はSprachgruppeとLandeskundeに比べると多かったので発音の練習をする際は生徒が練習をしやすいように毎回2人一組になって主に発音の練習をし、その間は先生がそれぞれのグループを見に行き、そのたびに先生に正しい発音を教えていただくような内容でした。他の授業よりもより多くの発音のご指摘をもらったので授業を始める以前に比べ、ドイツ語の発音は上達したなという実感があります。また、メインは発音に関してでしたが、自分で簡単な文章を作ったりすることも多かったので、頭で考えるような内容も多かった印象があります。また、この授業の中で特に一番楽しかった内容はドイツ語の早口言葉に関しての授業でした。ドイツ語の早口言葉がまずその授業のときにこんなにあるんだと感じ、いろんな種類があることに驚きました。いざ、早口言葉を発音してみるととても難しかったですが、ペアの生徒と楽しく学習できました。早口言葉での発音練習はとても発音上達のためにはとても良い方法だと思いました。
  次にTandemについてお話をします。私はJena大学の生徒2人とそれぞれ週1回ずつZoomを使ってお互い会話をしています。彼らはJena大学で日本語を学んでいる生徒ですので例えば最初はドイツ語でお話しをし、その後は日本語でお話しをするということができます。私は最初にTandemをする際は一対一でドイツ語を話すことに対して非常に緊張をしましたが、相手も日本語を学んでいるので分からないことがあれば日本語を使ってドイツ語を教えてもらうなどすることができ、非常に楽しく、勉強になります。私はまだすらすらドイツ語を話せるほどのレベルではないですがたとえ文法がぐちゃぐちゃだったとしても、ドイツの方々は一生懸命私の話を聞いてくれて、直してくれます。また、Tandemを行う時間は日によって異なりますが、1時間は過ぎるのは意外とあっという間で2時間や3時間と話してしまうことも良くあります。さらに話すだけではなく、その生徒が散歩道の写真を私に見せてくれたり、ドイツ語のマンガなどを紹介してくれたりしてました。毎回さまざまな新しい発見があり、授業とはまた違った楽しさを味わうことができると思います。先ほども言ったようにTandemは一対一で会話を行うので、授業と比べると圧倒的に話す機会が増えます。ですのでドイツ語力は非常に上がると思います。この体験記を書いている時期は私はもうJena大学のオンライン授業は終わっているころですが、Tandemは春休みになった今でも楽しく続けています。もしTandemをやろうか悩んでいれば是非やってみてください!
  最後にJena大学のオンライン授業を受けてみての全体的な感想を述べようと思います。このオンライン授業を受ける前はドイツ語勉強歴たった1年半でドイツ留学さえ言っていない自分に対し、「まだうまくドイツ語を話すこともできないのにドイツの大学の授業を受ける!?それもオンラインで!?」と思い、とても不安な気持ちがありました。ですが緊張して挑んだ授業でしたがドイツ人の先生方は私達に非常にやさしく教えてくださり、こんな自分でもドイツ語が伝わる、理解することができるんだと感動しました。その当時私は留学に行けずに多少落ち込んでいましたが、留学に行けなくても勉強するための他の方法はあるんだという希望も持つことができました。このJena大学のオンラインやTandemはドイツ語学習だけに関わらず自分の考えをもプラスにさせてくれた良い体験であったと思っています。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ・オンライン留学体験記
名田 遥
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2020年10月~2021年2月

   私は2学期にイェーナ大学のオンライン授業を2つ取りました。1つはSprachgruppe、もう1つはPhonetikという授業です。
   Sprachgruppeは週に2コマあり、3つの分野を中心に、その分野に関する新しい単語やフレーズを学んだり、それらを使ってお互いに質問し合ったりしました。3つの分野は、お金・大学生活・食べ物についてでした。自分の意見を話す機会が多く、実際にドイツ語を話す良い練習になりました。また私のクラスでは、月曜日は担当の先生、木曜日はイェーナ大学でドイツ語を学ぶ教育実習生の方々による授業でした。自分が話したドイツ語が現地の方々に通じた時は感動しましたし、わからない所も丁寧に教えてくださったので、とてもためになる授業でした。
   Phonetikは私たちの苦手な発音や難しい発音の練習をしました。例えばウムラウト、Rの発音で、まずそれらの文字を含む単語をひたすら集めて発音したり、事前に個人でテキストを用意しておいて、授業でペアになった人とそのテキストを読み合ったりしました。また授業とは別に、先生が1対1で発音の練習をする機会を設けてくださいました。その先生もとても朗らかでした。
   授業を実際に受ける前は、ちゃんと聞き取って内容を理解できるかとても不安でした。一年生の夏休みに短期で留学に行かなかったため、どんな感じで授業が進むのかも、どんな課題が出されるかも予想できず、単位をちゃんと得られるか心配していました。ですが実際に受けてみたら先生方は想像以上に親切で、知っている単語を聞き取ればなんとかなると感じました。もちろん全てを理解できるわけではなかったので、辞書は常に手元に置いてよく使っていました。オンラインで受けていたためインターネットの不具合が時々ありストレスを感じることはありましたが、授業は楽しく受けることができました。約半年間授業を受けて語彙力は増えましたし、達成感も感じました。次学期も受けたいと考えています。
   また授業とは別で、タンデムも行っています。タンデムはイェーナ大学で日本語を学んでいる生徒の方と連絡を取り合い、1対1で話す活動です。オンラインなので、時間を決めてズームで会っています。タンデムのパートナーは、担当の先生にメールでタンデムをしたいと伝えればパートナーを決めてくださり、その人の連絡先を教えてもらえます。そのあとは自分たちで連絡を取り合い、自分たちで自由にお話します。やりかたは自由ですが、基本的には30分ドイツ語、30分日本語で話します。普通は1人につき1人の生徒がつくのですが、希望により私にはタンデムパートナーが2人いて、別々に週に1回ずつお話しています。1人は日本語が上手なドイツ人女性、もう一人はドイツ語も日本語も勉強中の中国人男性です。
   私はドイツ人の方とは、毎回最後に次回のテーマを決めて、お互いに1週間でドキュメントを用意して、そのドキュメントをもとに話をしています。例えば感情を伝える言葉やクリスマスの過ごし方、行事、食べ物、早口言葉などです。最初の方は言語についてお互いに面白いと感じることや難しい所などを話していましたが、最近は文化についても話しています。直接聞くことができるので、授業で調べる以上に色々な面白い情報が入ってきて楽しいです。
   中国人の方とは、その時の気分で話しています。彼は動画を見ることが好きで、アニメや面白い動画について語ってくれます。辛い料理も好きなので、中国の激辛料理についても語ってくれます。聞いていることの方が多いのですが、それはそれで面白いです。最近は彼にドイツ語で中国語を教わっています。私が中国語を勉強し始めたことをとても喜んでいました。また彼はラインを持っていたので交換しました。クリスマスとお正月には挨拶のラインを送ってくれるので微笑ましくなります。
   2人に共通して言えることは、最近日本語で話すことがなくなってきたということと、時間が1時間で終わらなくなってきたということです。前者のようになったのは、二人とも日本語をかなり勉強しているので、あまり教わる必要がなさそうだからかもしれません。後者のようになったのは、2人ともかなり意欲的だからかもしれません。最近はお話しする時間が2人とも2時間を超えます。お互いに質問し合ったり爆笑したりしていると、時間が過ぎるのがあっという間です。タンデムを始めた頃は、2人とも学期が終わると同時にタンデムを終えようと思っていました。ですがドイツでは授業が終わる時期が日本より少し遅いのと、2人ともタンデムを楽しんでくれていることもあり、春休みの間もタンデムを行っています。私も長期休みにドイツ語を忘れずに済むので助かっています。
   タンデムは単位とは関係なく、強制でもないのですが、ドイツ語を話す友達ができること、進め方によっては文化を直接聞けること、日本と比較して面白い気づきを得られること、ドイツ語を実際に話す機会が増えるというメリットがありました。タンデムも始まる前は、先生や他の日本の友達がいないため自分で話を進めなければいけないことや意思疎通ができるかに対しての不安があり緊張していました。ドイツ語で30分も話すことはあるか、そんな長い時間話せるほど自分のドイツ語力はないのではないかと考えていました。しかし実際に話してみるとなんとかなり、慣れてきた今では仲良しです。相手の話していることは100%わかるわけではなく、むしろわからないことの方が多いのですが、おおまかになら理解できるようになってきました。またちゃんとついていけるように、以前よりもドイツ語を勉強することが多くなりました。
   留学に行けなくなりドイツの雰囲気を体感することはできませんでしたが、オンラインでも学べることはたくさんありました。これからもドイツ語でコミュニケーションを取れるようになるために頑張ります!

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

Jena大学のOnline Programを終えて
石坂 柾人
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2020年10月~2021年2月

   私は今学期の10月から2月までオンライン留学という形で、Jena大学のOnline Programに参加しました。新型コロナの影響で今学期から行く予定だった1年間のドイツへの長期留学も中止になってしまったなかでの、このOnline Programだったので正直どのようなモチベーションで臨めばいいのかというのは常に葛藤した状態にありました。そして、Online Programを終えたいま、このProgramに参加することができて本当に良かったと自信を持って言えます。
   私は、1週間に90分の授業を計4コマ受けていました。ドイツと日本には8時間の時差があるため、Jena大学の授業は日本時間の16時30分から18時の時間帯と18時から19時30分の時間帯に受けていました。どのようなクラスを受講していたかというと、それぞれSprachgruppeが2コマ、Landeskundeが1コマ、Phonetikが1コマという形です。この3つのクラスはJena大学の先生方が私たち麗澤生に向けて開講したクラスだったので、生徒は麗澤生しかおらず質問などもしやすい非常によい環境でした。
   Sprachgruppeというクラスは、私たち2年生の必修科目であったため全員受講したのですが、スピーキングの練習もリスニングの練習もライティングの練習もそれぞれバランスよく学べた気がします。そのなかで、スピーキングの練習は多くしたと思います。もちろん麗澤大学のドイツ語のクラスでも、ドイツ語で意見を伝える場面はたくさんありました。ですが、日本語が伝わらない状況の中でどのようにして自分の少ないドイツ語のボキャブラリーで、Jena大学の先生方に言いたいことを伝えればよいのかということを常に考えなくてはいけない授業だったので、この授業のおかげで難しい単語をできるだけ使わないで自分の言いたいことを伝えるという意味での話す力は相当ついたのではないかなと思います。
   Landeskundeというクラスでは、主にドイツという国の文化やドイツに住む人々の考え方について学びました。そのなかで私が特に面白いなと思ったのは、ドイツに住む人々の旅行事情について学んだ時です。日本とは違い、ドイツという国は海を越えなくても隣接している国はあるので、私は休暇があった際には彼らは他国へ旅行に行くものだと思っていました。ですが多くの人はドイツ国内のほかの地域へ旅行に行くという結果で、驚いたことを覚えています。ほかにも、世界的にも有名なドイツのクリスマスマーケットのことについてなど興味深いテーマが多く、学んでいて毎回すごく楽しかったです。
   Phonetikというクラスでは、主に発音の練習をしました。どのアルファベットの発音が難しいのかというのをはじめにみんなで出し合って、どう発音したらネイティブの人が聞き取りやすく伝えることができるのかということを、ことわざを例に挙げて発音してみたり、自分で探したサイトを実際に読み上げてみたりといった形で、綺麗な発音の仕方についてこの授業で学ぶことができました。
   また、このOnline Programでは、授業以外にも希望者のみでTandem学習というものがありました。これは、ドイツ語を学んでいる麗澤生と、日本語を学んでいるJenaの学生とがペアになって、お互いの言語を教えあうというものです。授業ではないので自分たちでいつやるのかと予定を立てます。ちなみに私は毎週日曜日に1時間ほど、このTandem学習をしていました。私はこのTandemをしてリスニング力が向上したと思います。Jena大学の先生方は学んでいる自分たちが理解しやすいように、分かりやすい単語で、かつゆっくりと話してくれます。でもTandemパートナーは、ネイティブのスピードで話してくれるので私は回数を重ねるごとにだんだんと耳が慣れていっているなと感じることができました。また、スピーキングの面でもTandemをやっておいて良かったなと思うことがありました。それはニュアンスの違いを教えてくれるということです。
   私たちはTandemが始まるとまず今週なにがあったかを話すのが定番です。そのなかでニュアンスの違いを指摘してくれることがあります。例えば、怖いという単語です。ドイツ語にはオバケなどモノに対しての怖いという単語と、感情を表現するときの怖いという2種類の異なる単語があります。細かいようだけど、あまり詳しくは教わらない、ネイティブスピーカーになるために必要なひとつステップアップしたことを学べているように感じます。そういう意味で、細かい表現の違いをその都度、教えてもらえるのはこのTandemの強みだと思います。またTandemはJena大学の授業で学んだことを確認できる場でもあると思います。授業でクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせたバイアスロンというスポーツがドイツでは有名ですということを学びました。なのでTandemのときにそれをしたことがあるかと聞いてみると名前は聞いたことがあるけど実際にしてみたことはないと意外な結果が返ってきました。授業で学んだことを復習がてらドイツ語で説明して、確認してみるということができるのもこのTandemの強みだと思います。
   週に3日間、本物のドイツ語に触れることができたのは私にとってとてもよい経験でした。現在、新型コロナのパンデミックによって外国への旅行はおろか、国内の旅行も渋られている状況にあります。外国語学部で留学に行けないいま、自分自身ができることは語学力を磨くことだと思います。そしてもし留学に行けるようになった際には、より一層濃い留学生活を送るためにも、来学期も引き続きこのOnline Programに参加し、ドイツ語に触れる機会を多く作りたいと考えています。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

ドイツでしか得られない体験(イェーナ大学)
阿久田潮斗
英語・リベラルアーツ専攻3年
2019年9月~2020年3月

   私は10月から3月までドイツのイェーナ大学に留学をしていました。最初の9月はライプツィヒにある語学学校で語学研修をしました。本当ならばドイツに夏までいる予定だったのですが、コロナウイルスの影響で止む無く途中で帰国しました。しかしこの半年で色々な素晴らしい体験ができました。
   私はドイツの風景やサッカー、お城に興味があり、ヨーロッパの文化に触れたい気持ちと英語とドイツ語を両方学べるというシステムに惹かれ、ドイツに留学することを決心しました。最初に滞在したライプツィヒはバッハが過ごしたトーマス教会がある場所として知られ、人口も多く建物もかなり栄えている都会でした。ついに憧れのドイツに滞在できてとても嬉しかったです。私はライプツィヒでドイツ人夫婦の家にホームステイしていました。彼らは丁寧に家の近所のスーパーやコインランドリーなどを教えてくれました。生活をしているうちに、ここはドイツなのだと初めて実感した瞬間は町の雰囲気等ももちろんそうですが、それはライプツィヒの駅でサッカーチームのサポーター達を見た時です。その日はドイツのサッカーリーグであるブンデスリーガのRBライプツィヒとFCシャルケの試合があり、その試合前に留学先のライプツィヒの敵であるシャルケのサポーター達が大声でチームの応援歌を歌い、彼らの大合唱が駅中に響き渡っていました。サッカーで大勢の人が熱くなっているこの光景を見てドイツの文化に触れた嬉しさと同時にやはりサッカー大国と言われるだけあると再認識しました。
   そして10月、ライプツィヒからイェーナに移り、また新しい生活が始まりました。イェーナはライプツィヒとは違いとても自然に恵まれていて、学生が多いといった印象で、しかもイェーナは様々な国の学生が集う国際的な町であると感じました。私は寮で生活をし、ルームメイトは中国人の学生二人でした。彼らはとても親切で私のために生活のアドバイスやイェーナの町の説明などを細かく教えてくれました。その上、本場の中華料理まで作ってくれました。彼らとは友達になりドイツの有名イベントであるオクトーバーフェストなども一緒に行きました。その時に、せっかく外国にいるのだから現地のドイツ人の友達や他国の友達を作りたいと強く思うようになり、様々な国の留学生たちや現地のドイツ人が集まるサークルやイベントに自分ひとりで次々と積極的に参加しました。おかげでドイツ、ブラジル、イタリア、台湾、中国の人達と友達になれました。
   イェーナの学生が主催する国際交流イベントで出会ったブラジル人はこれまで様々な国を旅行していて、とても旅好きな人という印象を受け、私も旅が好きだったこともあって意気投合し、最高の友達になれました。ブラジル人といっても彼はドイツにルーツがあるドイツ系ブラジル人だったので、最初はドイツ人だと思いドイツ語で話しかけたら、彼はドイツ語ができませんでした。イェーナはテューリンゲン州というドイツの州にある町の一つでイェーナ大学の学生証を持っていてテューリンゲン州の中の町であれば無料で電車を使っていくらでも旅行できるので、そのブラジル人の友達とテューリンゲンの町にたくさん行きました。旅先でお城や教会の中を見学したり、各町のクリスマスマーケットにも行きました。クリスマスマーケットはドイツが本場なのでクリスマスシーズンにおけるドイツの最大イベントであり各都市や各町で毎年開催されます。クリスマスマーケットは屋台が立ち並び、ホットワインやソーセージ、マッシュルームをパンにサンドしたものなどドイツの伝統的な食べ物を楽しむことができ、綺麗な花火もたくさん打ちあがります。そのブラジル人の友達とはスロバキア、ハンガリー、オーストリアなどにも一緒に旅行に行き、その友達と彼の友達であるポルトガル人とみんなでハンガリーの首都ブダペストで年を越しました。みんなで過ごした新年の日はとても最高でした。
   また、現地のドイツ人とも友達になり、わからなかったドイツ語の課題を助けてくれたり、一緒にベルリンに出かけた際にはベルリンの壁やブランデンブルク門などの観光スポットを案内してくれました。ドイツ人の友達とはドイツ語で話すように心がけていたのでドイツ語で話しました。やはり話す際、圧倒的に英語よりドイツ語のほうが話せないので会話にとても苦労しました。しかもネイティブが使うイディオムや若者が使うスラングのような単語が次々と聞こえてきました。ドイツ人だけでなくルームメイトや他国の留学生と英語で話す際も相手に通じないことが何度かありました。この問題は私が持っている英語とドイツ語の語彙が足りなかったからです。このままでは困るのではないかと思い、ドイツ人の友達にはできるだけドイツ語をゆっくり話してもらい、理解できるまで特訓を始め、ネイティブが使うイディオムなども教えてもらいました。英語に関しては英単語集の本などを読み、英語の単語を覚えました。そのおかげで最後の方には相手の言っていることが前より理解できるようになり、英語とドイツ語の会話も以前より話せるようになりました。
   もう一つ、ドイツ人や他国の留学生と話していて私が何より驚いたのは、みんな流暢に英語が話せることです。ドイツ人の友達になぜ英語がとても上手なのかと聞いたところ、彼女は幼稚園から英語を学ばされていて、ドイツではみんな幼いころから英語を実践的に勉強させられると言っていました。ドイツ人はドイツ語と第二言語の英語はセットで英語は話せてあたりまえかのようでした。彼女の話によると若い年齢層のドイツ人はほとんど英語を話せるらしいです。これを聞いてドイツと日本とのカルチャーショックを少し受けたような気がしました。なぜなら日本では幼いころから英語を実践的にはあまり学ばず、文法重視な印象があります。しかも我々が英語に触れ始めるのは小学校の高学年からです。これらの環境を見て、留学後にさらに英語とドイツ語に対する勉強のモチベーションが上がりました。
   最後に英独プログラムという英語とドイツ語の文法や会話を両方効率的に学べる環境とタンデムという日本語を学びたい外国人とペアを組んで彼らに日本語を教え、日本人も彼らからドイツ語や英語を教えてもらうという制度を体験できたことはとても貴重な事だったと思います。
   また、外国人の友達を作るという目標が達成できたのがとても嬉しかったです。今まで狭い視野でしか世界を見ていなかったのが、彼らと話すことで文化の違いや、世界情勢について知ることができ物事を多角的に見られるようになりました。自分で何も行動を起こさない限り外国人とは友達になれないので思い切って勇気を出して話しかけてみることが大事だと実感しました。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ大学の留学体験記
尾崎晃大
国際交流・国際協力専攻4年
2019年10月~2020年3月

   今回ドイツのイェーナに留学して非常に多くの経験を得ることができました。しかしながら本来計画していた一年間の留学がコロナウイルスの影響で半年になり、結果的に帰国することになってしまったのは現地の先生方およびタンデムパートナーもかなり残念だったと思います。
   海外への長期留学を考えていた当初は海外への長期滞在がどのようなものか漠然としていて分からず、不安が多かったのを覚えています。買い物の仕方や文化の違い、電車やバスの乗り方など日本と異なるところは多くありました。買い物ではエコバッグを持っていないと店内にある買い物袋を買わなくてはいけなかったり、土曜日はどの店も開店時間は短く日曜日は締まっていたりと環境や労働環境に対する考え方がかなり違うなと感じました。
   私の住んでいた寮の近くには工場兼会社のような建物があり、部屋の窓からでも日々そこに通勤してくる人たちを観ることができました。当時は大寒で日も昇るのがかなり遅かったにもかかわらず、早朝7時前から出勤してくる人が多く自転車通勤をしている人も多くいました。その一方で午後5時頃には仕事を終え帰宅しようとしている人たちがその会社ではほとんどでした。日本では出世するには残業が必要だという話も聞きますが、ドイツではその逆で残業をしている人は仕事ができないという考え方があるようで、私のタンデムパートナーからも同じようなことを聞きました。出世如何に関わらず家族との時間を大切にするという考え方もそうした働き方に関係していると思います。
   その家族の関係性は日本以上に強く感じました。クリスマスに教会でキリストの生誕を祝う集会があり、私もそれに参加した時のことです。そこでは子供たちがキリストの生誕を簡単に演じる劇があり、一人一人がマイクを次の演者に渡すなどおぼつかないところがあったもののほぼすべての方が家族皆でその劇を微笑ましく見守っていました。そして聖歌をその場にいる全員で歌い、家族の絆をより深めているようでした。現地のドイツ人学生に紹介されたキリスト教の集会でもほとんどが家族連れで参加していました。宗教を通じてのものであるとはいえ、ドイツ人の家族の繋がりをより強く感じることができた思い出です。
   授業内容に関しては少々私が期待していた物とは違い、授業が始まった当初は戸惑っていたのを覚えています。英語とドイツ語をほぼ同じ比重で勉強しなければならずドイツ語がおぼつかなくなっていた時もありました。せっかく覚えた文法や英単語もドイツ語の授業が終わると忘れてしまっている等、勉強をしていくという状況においても困難さはありました。そして個人的に気になったのは現地のドイツ人学生と授業内で関わる時間がほとんどないということです。現地のドイツ人学生と多く関わる機会があると思っていたのでそうした機会が少ないといったことはなおさら残念で、ドイツ語を本当に学べるのかという不安が増したのも事実です。自身が思い描いていた理想と現実の乖離はその当時確かにあったと思います。しかし現地で実際に日々耳にし、話されるドイツ語に親近感を覚えていくにつれて授業に身が入り楽しさと同時に充実感も生まれていきました。
   英語に関しては実際に使い話す機会を持つことができたのはよかったです。イェーナでは英語のスタムティッシュといって英語のネイティブではない学生同士が集まって英語を話す集まりのようなものがあるのですが、そこでいろいろな学生に合うことができました。インドから院生として留学に来た学生や、言語学を学ぶために親元離れて寮生活をしているドイツ人学生など国際色豊かで日本ではできない貴重な体験でした。
   そして日本語に興味を持つ現地の学生とのタンデムでも多くのドイツ語や文化についても知ることができました。しかしながらタンデムでは始めた当初、何をすればいいのか分からずただダラダラとしているという時間もありました。ドイツ語を教えてもらう、日本語を教えるといってもどうやって進めていけばいいのか分かりませんでした。しかしお互い話しているうちに共通の趣味が見つかり仲良くなることができました。そこからはタンデムパートナーの家に行って遊んだり、遠出をしたり充実したタンデムをすることができたと思います。イェーナのタンデムパートナーの多くはかなり日本語を理解していて、こちらがドイツ語を知らずとも一つ一つ丁寧に教えてくれ、何の困難なくお互いにドイツ語と日本語を教え合うことができたのは幸いでした。しかし日本人でも答えに詰まってしますような日本語の質問がきたときはかなり困りましたが、そうした経験もまた私自身の日本という国や言語の理解を深めてくれたと思っています。
   イェーナ市は学生が非常に多く学生の街とも言われるほど若者がその人口の多くを占めています。都市部とは言えないドイツの田舎町にもかかわらず、学生たちの活気があふれるどこか目新しさすら感じる文化的な町でした。基本的に授業がない土曜日や日曜日は図書館に多くの学生が集まりお互いに談笑をしたり自学をしたりする一方で、イェーナ市にある数少ないクラブなどで遊んだり大学が提供する様々なスポーツを通じて汗を流すものもいる。そうした休日の活動の広がりが、このイェーナ市のどことない活気と目新しさを感じた理由かもしれません。またドイツに来たときはイェーナに足を運んでみたいと思います。

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ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学

感染症と一蓮托生と(ハレ大学)
小林義博
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年9月~2020年3月

   私の留学生活は感染症の往来と共に終えた。本来あったはずのもう半年の期間は偶然にも世界的に猛威を振るっているCOVID-19の影響で断念するカタチになったのだ。悔しい気持ちとどうしようもない気持ちに溢れている。そんな気持ちとは反して私の留学生活は充実に満ち満ちたものだった。回想すると私は大学生になるまでに留学の経験がなかったので当初はとても生活がきちんとできるのか心配が絶えなかった。ましてや一人暮らしの経験もなかったので尚更だった。しかし、親切なドイツ人ルームメイトの2人とハレ大学の日本語学科の友人たちそして、日本人留学生の仲間たちが私の生活を助けてくれただけでなく、自分の生活に潤いを与えてくれたことが救いであった。
   それらの一人一人と濃厚に丁寧に向き合うことで日本では感じられなかった相手に対する尊敬の気持ちや承認され頼られる感覚を知ることができたように感じる。それだけではない、異国の第一言語が通じない場所に住み自分でなんとかするサバイバル意識を磨けた。そして自信もついた。これらは何もかも日本にいてはできなかったことだった。
   せっかくなので私が感じた素敵なドイツの文化の実態も話していこうと思う。私が在籍したハレ大学(Martin Luther Universität Halle Wittenberg)はドイツ中央部にあるザクセンアンハルト州に位置し、総合大学であるためハレ市内に全てのキャンパスが存在する。そのため多くの大学生は親元を離れて暮らし、一人暮らしやシェアハウスをしている。正直これには驚いた。日本よりも個の自立意識が高いことと国の財政的な補助(学費がかからないこと)が大きな要因なのだろうと思う。街の印象を言うとすれば街が作られてから大学ができたというよりも大学ができてからそこに街が出来上がった印象であった。それぐらい大学を中心に街が活気付いていた。そして今では考えられないくらい“人との距離”が近かった。それは友人の家に招かれ何かとホームパーティーが行われたり、近くのザーレ川に一緒に散歩に行ったり、行きつけのケバブ屋の店主と仲良くなったりと雄大な土地があるわけではなかったし、決して観光地ではなかったがどこか懐かしく、素朴で優しい人たちに囲まれていた。ある種、日本のような高いサービス意識を提供するというよりもどこかサービス自体が雑でも“妥協“できる点でお互いが対等に関係が築ける状態は日本のサービス意識の点で欠落していることだと感じた。どうしても人々の仕事中はどこか他人事に感じてしまうのだ。
   また、ドイツはVeganやVegetarian先進国でもありスーパーに行けば多くの有機野菜やそういったコーナーが併設されていた。広大な農地も有しており国内生産率も非常に高いのでとても手頃な値段で買うことができる点は魅力的だ。しかし、量が多いので買うときは計画的に買うことをお勧めする。それから保存料、着色料を使っていないため加工品や生鮮食品はすぐにカビてしまうため早めに消費することが大事だった。では一体日本ではどれ程の保存料を使っているのかと少し恐ろしくなったことを今でも覚えている。
   留学を経て何か幸せなことがあるのか、何かできるようになることがあるのかについ目が行きがちだが、普段では気づくことができなかった日常の生活の中にある“ちょっとしたこと”。それに気づき、認めることの方がよっぽど大切なように思う。そして、それらに価値を見出し大切にできること、することは今後の長いであろう人生に華を齎すだろう。私はそんな大切なことを留学期間中に気づくことができた。それは本当にラッキーだった。
どんなにお金があってもどんなに困らない生活ができるようになっても、その人自信が求める価値観の納得と誰かに承認される幸福感を味わうことができなければ、きっと陳腐で色のない人生になるのだろうと思う。そしてこれだけで自分は十分だと感じられる「軸」を見つけそれに沿って生きる喜びを実感することこそが真の豊さではないのだろうか。私はそこに「友人」を設定した。この人たちがどんなに悪いこととみなされることをしても誰よりもその人を信じていたい。どんなに世界が変わって生きることが困難になっても向き合い続けていたい。その人たちが私の人生に関わってしまったから、そして私を形成した一部になったから。運命があるならそれに従おうと思う。
   最後に、何よりこんなにも素敵な旅の金銭的なサポートをして下さったJASSO奨学金やパンデミックの最中でも献身的に支えて下さった大学関係者の各位、そして家族には感謝の念を贈ると共にこの経験を社会に返していけるように私も自分の可能性に挑戦をし続ける強い姿勢で向き合うこととする。

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ロストック大学

ドイツ留学を終えて(ロストック大学)
池田えみ
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年10月~2020年4月

   私は2年生の秋学期から半年間ドイツ北部にあるロストック大学に留学していました。ドイツ留学をしたいと思ったきっかけは高校生の時に受けたドイツ語の授業です。初めて習うドイツ語は挨拶やお礼の言葉、数字も知らなかったので新鮮で面白くて段々と勉強していくうちにドイツ語にハマっていました。せっかく習ったドイツ語をまだ続けたいと感じました。大きな目標を持つなら、ドイツに語学留学したいと思い麗澤大学に入学を決めました。
   留学中に心配だったことを話します。私はドイツでの食生活が心配でした。というのも、ドイツ料理がメジャーではないからです。食べたことがなかったので想像がつかないですし、自炊をしたことがほとんどなかったのも大変でした。レストランで食べるにしてもお金がかかるので毎日行くことは難しいです。日本にもあるチェーン店はドイツにもあります。ですがファストフードを毎日食べる訳にもいかず、安く済むスーパーで買い物し自炊するのが一番の節約でした。ドイツのスーパーはどれも比較的に安い印象があります。割引されてる商品がほとんどで、割引されてる食材を中止に献立を決めていました。最初は調味料集めをしていました。ソースは日本と味が違っていたり、レシピ通りに作ってみてもドイツの調味料を使うとやはりなんだか日本とは全然違う味のモノができてしまいました。日本食が毎日のように恋しい日々でした。
   日本食や日本の調味料を売っているような所はロストックにはほとんどなく、「しらたき」に「うどん」って書いてありました。多くの日本人在住者がいることで有名なデュッセルドルフには日本食レストランがたくさんあると聞きますが、ロストックからはとても遠いのでそう簡単には行けませんでした。ロストックにも日本食を扱っているレストランやスーパーはあっても味は保証されていませんので、ロストックに留学を考えている方は食事面で工夫が必要かもしれません。そして何より値段がとても高いです。ドイツ側からしたら異国の料理なので値段が高く味のクオリティも本場にはかなわないのはお互い様だと思います。私はたまにお寿司をロストックのレストランで食べていましたがやはり日本の何倍もの値段だったのでご褒美感覚で食べるのを楽しみにしていました。正直、美味しく出来あがらないのは私の料理の腕が悪いのもあるのかもしれませんが・・。なので私は日々の食事面が辛かったです。持ってこれるだけの日本食は持参するべきだと感じました。特に調味料にもこだわりがあるのなら持っていくのもありだと思います。
   せっかくのドイツなのだからドイツの食品を積極的に食べていこうという意欲は最初はありました。ですがドイツの食品のみを頼っていたら後からものすごく日本食が食べたい欲に襲われます。定期的に日本食を食べることをおすすめします。「海外なのに日本食ばかり食べているの?もったいない。」と言われることもあると思います。ですが我慢して無理な食生活を送る必要はありません。そんな時は無理せず自分にあった食生活を見つけてほしいです。元気に毎日健康的な留学生活を送るうえで食事面は大切なことです。
   次に語学力の面です。私はドイツ語がネイティブの方と不自由なく上手く話せるわけでも、聞いたことを正確に書き取れることもできないレベルです。いきなりドイツ語で話しかけられても全く分からない状態でした。でも、そんな状態だからこそ留学しました。ドイツ語が不自由なく話せるのなら留学は視野にはなかったと思います。確かに上手く話せる自信がなかったら最初は不安しかないです。マイナスレベルからの挑戦だったので自分自身の成長がこの半年間でみられたと感じています。ルームメイトや銀行での手続きも最初は英語でお願いしていました。特にビザ関係や銀行口座関係は大事な部分を聞き逃したくなかったので英語でお互いにコミュニケーションを取っていました。それを少しずつだんだんとドイツ語にしていきドイツ語のある生活に慣れていきました。特に授業やクラスメイトのドイツ語よりもルームメイトの話すドイツ語がものすごく速くて聞き取り理解するのに時間がかかってしまいました。そんな時はもう一度言ってくれるようお願いしたり、紙に書いてもらっていたのでなんとか会話が成立できました。
   次第に授業にも生活にも慣れてくると、ドイツ語での会話が少しずつではありましたがテンポよく話せるようになったなと実感しました。ですがやはり最初は上手く話せない自分とものすごく上手に話すクラスメイト比べてしまいました。そして焦ります。ただそんな時に思ったのは自分のペースを大事にすることです。ドイツに着いて一ヶ月間は生活に慣れるのが大変なうえに、手続き等もあったのでドイツ語を勉強してる感があまり感じられずに過ぎてしまいました。授業が開始したころはクラスメイトや先生たちの名前を覚えるのも大変でした。しかし、焦ってもキャパオーバーになるだけです。適度な休憩とリラックスは本当に必要です。留学中は周りに圧倒されて自分と比べてしまうと思います。どんな時も人に迷惑をかけない程度に自分のペースを守っていくのも大切だと実感しました。特に私は初めてのドイツ渡航だったのでとても不安でしたが、自分のペースで進んでいくことで精神を保つことができたのだと思います。
   コロナウイルスにより長期留学が短期留学になってしまったことはとても残念に思います。ですがこの半年間、ドイツに留学できたことは確実に私の大学生活に大きな影響をたくさん与えてくれた素晴らしい期間だったこと私は誇りに思います。そして留学させてくれた両親、手続きなどたくさん手伝ってくれた先生、国際交流センターの方々、留学に関わっていただいた全ての方に感謝します。 
   ドイツに留学したいきっかけや理由は人によって様々です。まずは一度ドイツ語を習ってみて下さい。新しい発見があると思います!

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

私の留学体験記
前田琉奈
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年10月~2020年3月

   私は2019年の10月から今年の3月末までドイツのイェーナ大学に留学をしていました。本来は7月までの予定でしたが、この度の新型コロナウイルスの影響により、国からの緊急帰国要請と「引き続き現地で学習するのは困難である。」という決定を受けて、少し残念ではありましたが留学を切り上げました。高校生の頃からの夢だった長期留学(半年でも長期に該当するかもしれませんが…)だったので初めは本当にショックが大きかったのを覚えています。しかし、元々呼吸器が弱く、そのあたりの不安を抱えながら留学をしていたということもあり、比較的早い段階で気持ちを切り替えることはできたのかなと感じます。確かにとても残念なことではあったのですが、だからこそ経験できたこともあると思います。例えば普段マスクをつけていなかった(そもそも売っていなかった)ドイツの人がマスクを着用するようになったこと、レストランやカフェなどの全面休業、トラムやICEの極端な減便などは中々貴重な経験ではないでしょうか。なので、私はこれらの経験をこれからの学びに活かせたら良いと思っています。
   少し暗い話になってしまいましたが、勿論半年間は留学できたので新しくできるようになったことや学んだことも沢山ありました。イェーナ大学には麗澤大学の特別授業プランのようなものがあるので普段の授業は主に同じ麗澤大学生の子たちと受けているのですが、日本で前期だけ受講していたフィンランド語が2020年度には麗澤の第二言語選択から消えてしまうと知らされて「私のフィンランド語学習は中途半端なまま終わってしまうのだな。」と残念に思っていたのですが、別枠で他言語を選択できることを知り受講を決めました。しかし、当然説明や解説は全てドイツ語で行われますから私は毎週頭がパンクしそうでした。何しろ分からない所を質問したら返ってくるドイツ語が分からないといった具合でしたから何度も挫けそうになりました。でも先生は何度も根気強く言葉を言い換えてくれたり、授業がない日でもメールで「分からない所があったら何時でも聞いてくれ。」と決して置いていかないでくれました。クラスメイトだったドイツ人の子たちもペアワークの時には一緒にやろうよと声をかけてくれて、お互いに分からない所を教えあったり一緒にクリスマスマーケットに行ったりしました。
   クリスマスマーケットにはちみつのお店を出していたフィンランド人の店員さんにフィンランド語で話しかけてみた際に「発音が上手ね。」と言われたときは本当に嬉しかったです。普段日本にいるときには人見知りをしてしまって中々自分から喋ることが出来ないのですが、ドイツ語やフィンランド語に自信がないからこそ自分から発信しようという気持ちが勝り一歩踏み出せたのではないかと思います。もちろん文法のミスやたどたどしさはありましたが自分から話しかけるという姿勢を持とうと考えられるようになりました。これは留学中に私が少し成長できたなと感じたことの1つ目です。
2つ目は自分の生活を自分で作るということです。日本での私は実家で家族と暮らしているので普段洗濯や料理、日用品の買い出しといった家事をあまり積極的にしてきませんでした。ところが留学中にはそんなわけにもいきません。お腹が空いても自分でご飯を作り、買い物に行き、洗濯も全部自分の面倒は自分でみなければいけません。例えばドイツのお店事情は日本とは異なるので日曜日にスーパーが開いていないことを忘れて食べるものがないといったようなミスを度々したり、洗濯が水ではなくお湯で行われることを知らずに服が縮んでしまうということがありました。また、見たことのない食材が売られていたり、ごみの分別が厳しかったりと日本の様式とは異なった生活なのだなとしみじみ感じました。そのため思っていた以上に初めはできないことが多くて疲労がたまりましたが、後半の方はスムーズに家事をこなせていたと思います。思っていた以上に私は母親に頼った生活をしていたのだなということとやはり生活様式が異なった場所で一から自分の生活を快適なものに変えていくのは大変だということを学びました。
   共同生活をする中でユニットの人たちと少しコミュニケーションが足りず、すれ違いが起きてしまったりもしていたので、そこは大きな反省点だったなと思います。私のユニットは日本人だけしかいなかったのですが、だからこそ言わなくても通じているだろうとコミュニケーションをおろそかにしてしまったために買い出しの順番が分からなくなってしまったり、役割分担のうえで誰かの負担が大きくなってしまうなどの問題が起きてしまいました。よくよく考えれば同じ日本人であっても違う人なのだから「言わなくても大丈夫」とか「日本の常識だろう」というのはおかしいのだということをついつい忘れがちな気がしたので、今後共同生活をするときにはこの反省を心に留めておきたいです。
   他にも学んだことや気づいたことはいくつかあるのですが、反対に私がもう少しやっておけばよかったと思うこともあります。まずは語彙を増やすことです。先生やタンデムパートナーとの会話で出てきた単語には知らなかったものもあったのですが、実際使ったことがあったのにもかかわらず忘れてしまっていたものも多くありました。使える語彙の数が多いだけでも実際会話の中では随分と有利になるなと感じることも多かったので、もう少しきちんと頭に入れておけばよかったなと思いました。
   次にある程度自分の出身地や日本の今起きている問題やニュースについて自分なりの考えを持っておくことです。初対面の人と話をしたときに出身を聞かれ、そこでは何が有名なのか、どんな人たちが住んでいてどのくらいの規模なのかというようなことをよく聞かれました。また少し仲が深まると、今日本ではどんなことが話題になっていてそれについてあなたはどのように考えているの?といった質問をされることがあったので専門的ではなくてよいのですが、ある程度知識や自分の考えをもっておいた方が良いと思いました。
   この留学を通して私は語学力の向上だけではなくいろいろな面で一歩成長できたのではないかと感じています。ただ単純に学びを深めるというよりも日本にいたころには感じられなかった、気づくことが出来なかったことを出来るようになることが海外留学の醍醐味の1つであると思っているので、この経験はきっと無駄にならないでしょう。
   日本に帰ってきてはいますが今学期はイェーナ大学のオンライン授業を受けることが出来るようなので私達の学びはまだしばらく続きます。いくつか達成できていない目標もあります、がそれはまたいずれかのタイミングで達成出来たら良いと思っています。まだまだ未熟ではありますがそんな私を信じて送り出し、こんな貴重な経験をさせてくれた先生方や両親に対する感謝の気持ちを、これからに繋げていきたいです。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

ドイツに留学してみて
若林宙
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年10月~2020年4月

   私は2019年10月~2020年4月までイェーナ大学に留学をしていました。本来は1年間留学するはずでしたがコロナの影響で半年になってしまいましたがそれでも得られることはとても多かったので良い経験になった留学でした。
   ではまずなぜ留学をしようと思ったかというと、ただドイツ語を日本で学ぶだけでなく本場のドイツ語を聞き、会話することによってレベルアップしたいと思ったからです。そして日本にいるだけでは絶対に体験できないドイツの文化を知りたいと思ったからです。ドイツ文化というのはお城や街並みが代表的だと思いますが、私はドイツ人の生活や考え方を学びたいなと思いました。
   私が留学していたイェーナという町は学生が多い町だと感じました。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学すべてあったと思います。大きい公園には子供が遊んでおり、散歩やランニングコースとしても愛されています。イェーナにはブンデスリーガ3部のサッカークラブもあり、大きいスタジアムもあります。私は友達と2,3回見に行きました。三部のサッカークラブなのに日本ではありえないくらい盛り上がっていてすごく楽しかったです。私も毎週末地元のサッカーチームに交じってプレイしていました。ドイツでサッカーをするというのは一つの夢だったのでとてもうれしかったです。イェーナで生活していて困ったことは一度もなかったです。スーパーマーケットは沢山ありますし、アジアンショップもあったので、日本食も作れ自炊で困ることはありませんでした。さらに洋服や雑貨を売っている場所がたくさんあり良かったです。ファーストフードやレストランもすごく充実していました。ピザやケバブなどのファーストフードはよく学校の昼休みに食べていました。その中でも一番たべていて、感動したのが大学の近くにあったポテトです。そりゃあとてもカリカリで少し大きく食べ応えがあり、10種類以上のソースから自由に選べます。わたしのお気に入りのソースはトリュフマヨネーズソースです。とてもおいしかったので週一回は食べていました。
   私は学生寮でインド人とシェアハウスをしていました。入った時から仲良くしてくれていて一緒にカレーなどご飯を作ったり、部屋の掃除をしたりしていました。部屋の使い方を最初にお互い決めていなくていざこざがありましたが、その後決めてからはとても仲良く一緒に住んでいました。彼は日本のドラゴンボールが大好きで一緒に日本のアニメを見たり、アニメを熱く語ったりしてとても楽しかったです、なので最後にお別れしないといけない時はとても悲しかったです。
   イェーナ大学の授業は月~金曜で1限から5限です。始まる時間は8時で終わる時間が18時です。一コマの時間は90分で休憩は10分です。1限から5限まであるときは正直きつかったです。授業はドイツ語の授業と英語の授業と日本人の先生による翻訳の授業がありました。イェーナの授業はすべて同じ麗澤大学の留学生と受けます。なので宿題の相談ができます。しかし、まわりがすべて日本人なのでそれに甘えてしまい、本場の授業が受けれないのでずっとドイツの環境にいたい人はイェーナ大学の授業は向いていないかもしれません。
   留学生にはそれぞれタンデムパートナーがつきます。タンデムパートナーとは課題を一緒にやってアドバイスを出してもらったり、逆に日本のことを教えてあげたりする人です。それぞれひとりずつ紹介されます。最初は私のタンデムパートナーは一人だったのですがドイツ人の友達が増え追加で二人とタンデムをしていました。なので私は大体週3で勉強をタンデムパートナーとしていました。クリスマス会というのがあって留学生と先生方とタンデムパートナーが集まってパーティーをしました。それぞれご飯やおかしを作ってきてみんなで食べプレゼント交換をしました。とても楽しかったです。
   ドイツのクリスマスマーケットもたくさん行きました。クリスマスマーケットは一言でいうとめちゃめちゃきれいです。初めて見たときはそのキラキラの感じと屋台の盛り上がってる感じとすてきな音楽で驚きと感動がすごかったです。好きな屋台のごはんはカリーブルストと揚げドーナッツみたいなやつです。その時期は食べすぎて体重計に乗るのが嫌でした。暖かいワインも人気で一緒にその年限定のマグカップがついてくるので記念として集めていました。
   私は同じ留学生そしてタンデムパートナーと一緒にベルリンに一泊二日の旅行に行きました。タンデムパートナーが車をだしてくれてイェーナからベルリンまで3時間ぐらいでした。みんなで靴や洋服を見に行きました。ベルリンは古着屋が多くてとてもうれしかったです。いっぱい服を買ってしまいました。アディダスなどの専門店も多く友達は二足もスニーカーを買っていました。ベルリンという町はとても大きくたくさんの人がいました。日本でいう東京という感じでした。私は人が多いのが好きではないのでイェーナぐらいがちょうどいいと思いました。
   私がドイツ留学に行って学んだことは本場のドイツ語を体験することによってドイツ語を取得したことです。学校で習うドイツ語だけでなく友達とおしゃべりをすることによって学べる単語やフレーズがたくさんありました。そして慣れない地で過ごすことによってコミュニケーション能力があがりました。これは今後絶対に役に立つ能力なので留学のおかげで身に着けることが出来てよかったです。そしてドイツでたくさんの友達ができました。サッカークラブのチームメイトやタンデムパートナーです。よく泊まりに行っていたのでお互いにご飯作ったり、ゲームをしたりしました。また日本に遊びに来てくれるらしいので楽しみです。

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釜山外国語大学校

半年間の成長と経験
岩瀬結衣
日本語・国際コミュニケーション専攻3年
2019年9月~2020年3月

   私は、2年生後期の夏から3年生前期まで釜山外国語大学校にいる予定でしたが、新型コロナウイルスのため強制帰国となり4月に日本に帰ってきました。正直帰ることがすごく辛くて、せめてあと2ヶ月間居させて欲しかったなと思う気持ちがとても強かったです。
   韓国ではコロナの影響で隔離生活2週間を寮の中で過ごし、部屋の外に一歩も出れない状態で2週間分の水、トイレットペーパーなどが部屋の中に用意されました。毎食ごとにお弁当なども廊下に置いてくれました。その中でも一番辛かったことが、隔離されていたので、3月に強制帰国となった友達になんの言葉も顔を合わさずお別れしたことです。こんな形で友達とお別れするということが一番の心残りでした。また、韓国でも3月からオンライン授業のため会う機会が減って、残っている日本の友達に最後のお別れの手紙を渡すようにお願いした形で帰国しました。
   前期の頃は、毎日の様に親しいサークルのメンバーで遊びに行ったり、勉強したりたくさんの経験と友達づくりができました。今回のことで、当たり前に明日が来ること、普通の生活というのが何一つないんだなと強く思いました。韓国にいる間は一日一日があっという間で、今までにないとても貴重な体験をしていました。
   成人式のため、一度日本に帰国したのですがすぐに韓国に戻りたいという気持ちがとても大きく、自分の中でも留学生活がとても恵まれた環境、そして大切な友達がいたからこそそう思えたんだなと感じました。また、2週間ほど日本に戻った時に、留学中一緒にいた日本の友達や韓国人が遊びにきてくれたので東京に遊びに行き、なかなか会える距離じゃないので楽しい思い出も作れ、とても大切な時間を過ごせました。韓国に戻った際は、寮食はやっていなかったのでコンビニで買ったり、宅配(배달)などを取っていたことが多く偏った食生活をしていたのでしんどい日が多くありました。日本で久々にちゃんとした食事を取った時は、日々の食事を用意してくれている母親に対して感謝の気持ちとバランスの大切さを改めて感じました。
   前期は、日本人担当の人が自分の取りたい授業の時間割を構成してくれていました。後期は自分で取ることになったのですが、韓国ではパソコンで履修登録期間になるとほとんどの人がPC방と言われる日本で言う「ネットカフェ」で時間になったら自分の取りたい授業の申請をするのですが、早いもの順(競争)で取れる教科が決まります。韓国人はパソコンに慣れてる人が多いので、ボタンを押すことに慣れているのですが、取りたい教科が取れないことがあるので私たち日本人にとってはとても大変でしたが、韓国人の友達が付いていてくれたので良かったです。自分の専攻の授業で交換できるものを前もって考えてから取る方が日本に帰ってからも楽にできます。また、韓国では1教科に対して三単位なのですが、日本に帰って単位互換することを考えた方がいいです。また、最初に取れる単位数が19単位と決まっているのでよく考えて申請してください。また、今まで一度も受けたことなかったtopikを韓国で受けようとしていたのですが、それもコロナの影響で受けられなかったので、大学に在学中は卒業するまでに一度は挑戦したいです。
    留学中に日本村のお手伝いとして、日韓ハーフの子どもたちに国語を教える経験をしました。内容は、出席も確認から始まり日付や曜日、歌や音読、神経衰弱のゲームなど様々なことをしました。1ヶ月に一回の活動でしたが、貴重な経験をさせてもらいました。また、日本村の韓国の友達と記念写真を撮りに西面にあるスタジオに行きました。韓国では写真スタジオが多く、よく「인생네컷」という人生4カットというところで撮ることも多くあります。一人日本に帰国する人がいたので、その前にみんな思い出作りができ、今ではその写真が私の宝物のひとつです。韓国では、夜遅くまでお店がやっていることが多いのと、お店がたくさんあるので、授業が終わった後はカフェに行ったり、カラオケに行った、ご飯を食べにいったりした日々が多く、韓国のことをたくさん学べたのではないかと思います。
   約半年間の留学を経て、自分で判断する気持ちがより大きくなりました。また、家族といる時間が長かった分、離れてみると少しは寂しい気持ちはありましたが、自分が成長しているなと感じることができて留学に行けて良かったなと思いました。語学の面では、読み・書き・リスニングが留学前と比べて少し伸びていることを実感しています。日本では、韓国語を使う機会がなかなかないので少しずつ勉強をして、忘れないように一日に必ず韓国語に触れる様な時間を取っています。素敵な友達に出会えたことが留学の中で一番の宝物です。留学中の先輩方と話す機会があって、やっぱり留学に来てからはあっという間だったから楽しんだ方がいいよと言われていたので韓国でたくさんの経験をしておいて良かったなと改めて思いました。また、留学中には韓国人以外のたくさんの国の人と話す機会があったりしたので、文化や価値観の違いをたくさん学ぶことができました。
   釜山は海も多く、路線がソウルほど混雑していないことや近いことがメリットだと思います。学校自体も自然に囲まれているので空気もすごくよく、毎日の様に学校の大きさにびっくりしていたのを思い出します。今では、釜山が自分にとっての第二の故郷の様に感じられます。コロナが収まったら、友達に会いに行きたいです。今回コロナの影響で帰国になり、帰国した友達とまた会おうと約束して後期にまた行こうとしていたのですが、後期も行くことができなくなったのでとても残念です。それでも、学生のうちに留学ができて、たくさんの思い出ができて学生の中での一番の思い出になりました。貴重な留学をさせてくれた両親にとても感謝しています。

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ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学

何が起こるかわからない留学
武田麻里
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年9月~2020年3月

   ドイツに留学して痛感したことは当たり前のようにも思えますが、同じ日が来ることはないということです。ハレで過ごした半年間は振り返ってみればあっという間でした。9月末にハレに到着し、バディと一緒に銀行口座を開いたり寮の契約や住民登録をしたり生活用品を揃えているうちにあっという間に10日ほどたっていて、すぐに大学のオリエンテーションが始まりました。初めて入る大きな講堂やたくさんの学生に囲まれていよいよ始まる学生生活に不安と期待でいっぱいでした。しかしその日にハレで銃撃事件が起こりました。この事件が起こったことに信じられない気持ちと命の危機感を覚えました。海外に興味のある自分にとって犯人が排外思想を持っている人物だったことにも大きなショックを受け、また危機管理意識を高めるようにもなりました。
   オリエンテーションがあった日から2週間ほど授業選択期間があり10月末には授業が始まりました。専門的な講義は単語の意味が全く分からずパワーポイントを見ても授業の内容をつかめないこともあったので授業の内容を理解するより、まずは耳を澄まして自分の聞き取れる単語を探すことに集中しました。教授の話し方や声のトーンなども含めてなるべく聞きやすい教授の講義に出ていました。講義を受けて全体的に自分には語彙力が乏しいことに気づき、バディとタンデムをするときも語彙を増やすように意識しました。週に2コマあるドイツ語の授業はほかの国から来た留学生と一緒に学ぶことができ自分に合ったレベルを選べるのでついていきやすかったです。また必ず一対一で話す時間があるので仲良くなることができました。会話の中で必ずどこから来たのかという話からお互いの国の文化について話すのですが、相手の国についての知識がないと会話もうまく続かずもっと知識があればよかったと後悔しました。しかし食文化や料理の話はあまり知識がなくても話しやすく盛り上がった記憶があります。
   留学をして食事に人をつなげる力があることに気が付きました。寮にある共有のキッチンで定期的にルームメイトとお互いの国の料理を作ったり、別の棟に住んでいる日本人の人たちと日本食を作ったりバディやドイツ人の友達とボードゲームしながら夕飯を食べたりしました。一人で食べる時よりも誰かと食べる時の方がおなかも心も満たされたと思います。ルームメイトと一緒に箸を使いながら唐揚げを揚げて何時間も話せたことはとても大切な思い出です。ルームメイトには生活面でも学校生活の面でもとても助けられました。私を含めて3人でのルームシェアでしたが2人ともやさしくてとても生活しやすかったです。家族以外と共同生活したことは今までなかったので友達なのか家族なのかしっくりくる呼び方がいまだに思いつかず不思議な感覚ですが2人のおかげで深刻なホームシックにはなりませんでした。
   ルームメイトだけではなくバディにも大変お世話になりました。諸々の手続きはもちろんですが全然友達のいない私たちに日本語学んでいる友人を紹介してくれたり、ハウスパーティーに呼んでくれたりと交友関係を広げてくれました。日本に来て困っている外国人がいたらバディのように助けになりたいと強く思わせてくれました。ハレ大学には1年前まで日本語学科があったためか日本語を話せる学生、または日本に興味を持っている学生が多くいたように思います。そのような学生ともっとコミュニケーションをとれれば良かったと後悔しています。
   今回の留学中の自分の中での目標は友達を作ることでした。そのため学生が運営しているESN Halle Saaleという非営利団体を活用することにしました。ESNでは留学生の交流を目的としたパーティーやバーベキューなど気軽に参加できるものから、2泊3日で旅行に行くというプランまで自由に参加できます。私はバーベキューと2泊3日でドレスデンに旅行するプランに参加しました。どちらのプランも留学生が多く参加していたため共通言語は主に英語かフランス語でした。旅行のプランでは少人数の班ごとに観光したので、フランス語はもちろん英語も危うい私にとってゆっくり英語を話せるいい機会になったと思います。自分の話しやすい環境を自分で作ることは言語を習得するためにとても重要なことの1つだと学びました。
   留学中、長期休みを利用しドイツだけでなくフランスやロンドン、チェコにも旅行しました。旅行前に携帯をなくしたり、自分たちのVISAが有効なのか分からなかったり危うくロストバゲージしそうになったりとおぼつかない旅ばかりで楽しみよりも不安の気持ちが大きかったです。思い返してみると留学中はドイツにいるうれしさと不安と焦りが心の中で渦巻いていた気がします。海外に暮らし友達にであえるうれしさと自分の生活に対する不安と焦りを抱えたまま日本に帰ってきてしまいましたが、もともと自分と人を比べがちな私でしたがいままでで一番広い世界を体感していちいちくらべてしまうのはばかげていると感じることができるようになりました。
   このように留学を通して精神面で学んだことは多くあります。タイトルにもあるように毎日何が起こるかわかりません。本来であればいま私はまだハレの寮にいて夏学期がはじまった大学に通っていたと思います。春休みには旅行をしたり、ボランティアに参加しようと計画を立てたりしたのですが急遽帰国することになりました。いつなにが起こるかわからないことを実感したのでやりたいことはなるべく早くやり遂げようと思います。自分は生き急いでいると言っていた友人がいるのですが、もしかしたら彼女はこんなことを考えて生き急いでいたのか気になってきました。様々な学びの場を与えてくれた家族や親身になって相談に乗っていただいた先生方に感謝の気持ちを忘れず、これからの生活にドイツで学んできたことを生かしていきたいと思います。

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リーズ大学

リーズ留学体験記
吉田来実
英語コミュニケーション専攻3年
2020年2月~3月

   私は2月から6月にイギリスに留学の予定でしたが、コロナウイルスの影響で残念ながら約一か月半での帰国となってしまいました。この一か月半の生活の中で、様々なことを経験しました。まず、人生で初めて人種差別にあいました。コロナウイルスの影響でアジア系に対する風当たりは強く、クラスの友達と街を歩くと「コロナ」と言われ、駅の椅子に座ろうとすると女性二人がこちらをずっと見て、明らかに口を抑えながら席を変えるという事もありました。自分は何も悪いことをしていないから堂々とするべきと頭では分かっていてもやはり傷つくこともありました。留学中はロンドンで香港の留学生が差別により暴行を受けたり、バスに乗っていた日本人女性が差別的な発言をされたことによってバスから降りることを余儀なくされた、などとても心を傷めるニュースが多かったです。本来差別的な発言をすることさえ許されることではないのに、私は暴行などの被害にはあってないからまだましな方かと思ってしまうこともありました。日本人の私が日本の中だけで生活していても差別や偏見について深く考えることは一切ありませんでしたが、実際自分が経験して、言葉の暴力はその言葉を発している本人が思っている以上に相手を傷つけ苦しませることを、身をもって知りました。多様性が求められている現代の世の中でお互いを尊重しながら生きていくことは非常に大切で、誰かが知らない誰かによって無条件に傷つけられることはあってはならないし、差別されることの悲しみを知っている私が注意できる人間でありたいと強く思いました。
   また、この留学中はたくさんのイレギュラーな出来事があり、自分自身で判断・行動しなければならない場面がその分たくさんありました。特に感染症による留学の中断は苦渋の決断であり、何度も悩み、今でも思い出すと悔しくてたまりません。やはり留学するということは今まで勉強してきたなかでずっと自分のモチベーションであり、何か月も前から準備を進めてきてやっとの思いで実現した留学でした。さらに、リーズ大学でterm2の授業が終わり二週間の春休みになったので様々なイベントに参加したり、ランゲージパートナーになった現地の友達とお出かけしようとまさに考えていたタイミングでした。世界各国で感染者数や死亡者数がどんどん増えていき、日本での感染も次々と確認され、日が経つにつれて自分の心の中のまだイギリスに残りたいという気持ちと、現状を受け入れなければならないという葛藤で何度も心が押しつぶされそうになりました。ただ、自分で世界中の様々なニュースを見て、客観的に世界の状況を考えた時に逆に自分はこのままイギリスに残っていて大丈夫だろうか、残ったとしてもリーズ大学でのオンライン授業が確定していて外出も禁止とされている状況のなかで、今の自分になにが出来るだろうか、と考えるようになりました。私は留学では、現地で新しく出来た友達と英語でコミュニケーションをとれるようになることが目標であると同時に一番楽しみにしていたことであり、机に向かった日本でもできる勉強はイギリスでは一切やりたくなかったので、行動が制限されている今の状況で私が本来やりたかったことは一切できないということを強く感じました。だんだん帰国するという考えに傾いていく中でも、やはり少しでも残りたいという気持ちがあるのは当然です。しかし、自分のやりたいことと向き合う気持ちはもちろん大切だけど、それと同じように世界の状況を冷静にみて自分がどうするべきなのか判断する力も同じぐらい大切だという事に気が付きました。いくら頭ではこうしたいと思っていても、思い通りにならないことも多いんだ、と自分自身に言い聞かせ、それからはすぐに帰国という判断をしました。留学に行く前はとにかく自分の意見を言ったりするのは苦手で相手に任せたり、行動する時も他人についていくばかりで自主性など皆無で人に頼ってばかりでした。しかし、今回は誰かの意見を聞いてからではなく自分で帰国を決め、帰国便の変更や書類の手続きなどもリーズ大学側、麗澤側両方にメールを何度も自分で送ったりととても成長したと感じます。帰りの飛行機も一人で海外の飛行機に乗るのは初めてだったので、前日の夜からとても緊張し2時間程しか眠れませんでしたが、一人で無事に帰ることが出来ました。
   ここまで書いた内容はマイナスな面が多く感じられるかもしれませんが、もちろん楽しいこともたくさんありました。約一か月半でもイギリスに行けたという事、クラスの友達とイギリスの映画を観に行ったり、クラスのみんなでパブに行ってご飯を食べたり、イギリスの友達とランゲージパートナーになったりと、とても貴重な経験ができました。また、私の過ごしていた寮からショッピングモールは歩いて15分ぐらいだったので、洋服を見たり、現地の店や食材をぷらぷら見れたのでとても楽しかったです。イギリスでは、お菓子やジュースが破れて中身が出ている状態のものが棚に並んでいたり、カビが生えたグレープを八百屋のおじさんが気にせずに売っていたり、日本よりも断然キャッシュレスが進んでいてどこの店もほぼ無人のレジだったりと自分にとって今まで当たり前だったことが全く当たり前ではなく、その違いを発見するのがとても面白かったです。また、英語を何年間も学んできた割に全く会話が続けられなかったり、相手に自分が思っていることをうまく伝えられなかったりして何度も悔しく、またそんな自分が情けなくなりました。今まで私は文法や語彙が合っているか不安で麗澤の必修の授業でも他の人が発言しているのをただ聞くということが多かったのですが、自分なりに伝えようとする姿勢を大切にし、力まずにどんどん発言しようと思えました。留学を途中で断念するのはとても悲しいことでしたが、逆にこの大変な中でいろいろなことを経験できたのはこれからの長い人生の中でとてもいい糧になるなと感じます。ただ授業を受けているだけでは学べなかったことをたくさん経験させてもらえて、両親には感謝しています。

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