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留学体験記

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イエーナ大学での留学を終えて
立石 朱音
英語コミュニケーション専攻3年
2017年10月~2018年7月

  約10ヶ月間のドイツ留学も終わり、私にとって初めての長期海外生活を振り返ってみると、この留学はとても長いようで早く過ぎて行ったように感じます。私は中学時代から海外留学に憧れていたという事もあり、この留学生活は夢のようでした。それと同時に、この10ヶ月間の留学は自分にとって大きな挑戦をした実感もあります。
  まず、なぜ日本の大学では英語を専攻しているのにドイツ語なのと思う方が沢山いると思われます。その一番のきっかけは、私の夢であるビジネスにおいて国際的に活躍できる人材になりたいと言う思いからです。現在英語が世界共通言語として話されている中、世界的に見ると英語は話せて当たり前という時代です。そこで私は皆ができる事を同じようにしていては自分の特技にならないと感じ、元から得意であった英語にプラスして多言語も話せるようになると、自分の強みになると感じ学び始めました。また将来社会に出た際に日本語、英語そしてもう一か国語の第三か国語を話せるようになると役立つのではないかと思い第二言語を学ぼうとしました。
  第二言語でドイツ語にしようと決心した点は大きく分けて二つあります。これがドイツ留学の魅力だなと感じた二つの点です。一つは、ドイツの大学は殆どが国公立の為学費が無料です。そして、EU圏内の中でも物価が安い方であるので、生活しやすいです。地域によって学生寮の値段は変わってきてしまいますが、私の留学していたイエーナでは、水道・光熱費込みで月三万円弱程あれば住め、余裕をもって生活をする事が可能です。もう一つは、旅行がしやすい点です。ドイツは内陸国に位置している為バスや電車、車で隣国へすぐに旅行できます。もちろんドイツと面していない国でも、ドイツからですと飛行機や長距離バスでの移動も可能です。旅行は留学する際の楽しみの一つでもあります。その為旅行しやすいという点に関しては、とても大きい魅力なのではないかと感じています。
  次に授業についてです。私は英語コミュニケーションが主専攻であり、あくまでドイツ語は第二言語として学んでいます。そして麗澤大学のクロス留学というプログラムに参加し、ドイツ語学科の学生達と一緒に授業を受けます。つまり殆どの授業は日本人と一緒に受ける事になってしまうのですが、必修の授業と被らない限り、他国の生徒も受けているドイツ語の授業にも参加可能です。ですがクロス留学を使って留学する学生達は、ドイツ語学科の学生達よりも少し多くの授業を受けなければなりません。その為、クロス留学を使い留学する学生たちは、必修以外の授業は取るのが少し難しいです。そして生半可な気持ちでクロス留学はできないと断言できるのが率直な意見です。ドイツ語だけではなく英語も学ぶ為、一言語を学ぶ学生達よりも二倍以上の授業、課題が出されます。レベルは人それぞれ、ついていけるかいけないかの不安はあると思いますが、クロス留学の学生達にとってはドイツ語と英語、どうやって上手く両立して学んでいくのかがポイントになるかと思われます。留学前にクロス留学先の国の言語を第二言語の授業以外にも自主的に学んでいく事が留学前の最善の対策です。
  そして、長期留学を終えた私は精神的に何を学んだのかと言いますと、それは自分を見つめ直す大切さと失敗を恐れない勇気です。
  留学当初、慣れない土地での生活になかなか適応できず、それに加え普段聞き慣れないドイツ語で多くの授業を学び、毎日のように出される課題に日々追われストレスと向き合わなければいけませんでした。日本での大学生活とは違い留学生活では自由な時間が多くあった為、それは私にとって自分を見つめ直す良い機会でもありました。自分を見つめ直していくうちに気付いた自分の短所は、「プライドが高い事」でした。これが今の自分にとって大きな壁であるのだと気づきました。すぐに自分の短所を直すことはできませんでしたが客観的に自分を見つめ直し、自分の短所を発見し、それを直す為に日々の自分の態度を改め、徐々に自分の弱さを認められるようになりました。それにより今の状況に満足せず常に貪欲に自分の目標に向かって行動できるようになりました。
  また、私は留学中に幸いにも多くの国へ旅行することができました。道中様々なハプニングに見舞われ、一人で何とかしなければいけない事が多々あり苦労の連続でした。しかしそれも今では貴重な経験です。様々な事を経験することによって免疫が付き、何事にも挑戦する勇気が起きるのだと思います。私自身、留学生活の前学期は初の海外生活に慣れることに必死だった為に、常に焦っている状況で心に余裕がありませんでした。ですが後学期は前学期で学んだことや旅行を通して得た対応力によって、心にも余裕が生まれ少し自分が成長できた気がしました。
  私が精神的に学んだこの二つの点は、今後就職活動や社会に出た際に必ず必要とされる事です。自分とは価値観の違う人々と触れ合い、母国とは違う土地に住み、一人でしなければいけない事もたくさんあります。語学の長期留学では、言語力だけでなく、精神的にも大きく成長、自立できるのが魅力なのではないかと実感します。
  このレポートを読んでいる方の中には、留学をするかしないかで悩んでいる方も多いと思います。勿論留学はお勧めだ、と私は言います。ですが一概に留学をした方が絶対に良いとは言えません。なぜならこの留学で感じた一番の事は、当たり前の事ではありますが自分の事は自分が一番理解していると実感したからです。他人に言われたから行動する、他人に勧められたから新しい事に挑戦する。勿論他人の意見も聞く事は大事です。ですが自分にとってそれは本当に大事な事なのか、しなければいけない事なのか一歩立ち止まり考えをまとめるのも一つの大きな試練です。自分が成長するのも自分を変えるのも、結局は自分次第です。留学をしていなくても語学力はいくらでも伸びます。留学をしないから話せないという解釈はただ自分が勉強を疎かにしていた時の言い訳です。語学留学はあくまでも語学力に加え、何か他の能力を身につけそれを自分の長所にして持って帰るのがゴールだと思います。留学したからと言って、語学力も自分の長所も見つかるとは限りません。留学していても、話せない人は話せないです。語学力を伸ばす努力をしていない人は当然ながら伸びません。自分から行動に移していかなければ、たとえ環境が変わったとしても何も変わらないでしょう。
  言い方を変えますと、自分次第でどんな自分にもなれるという事です。大学一、二年で明確な夢が無い事は普通です。ただ漠然と将来やりたい事や好きな事が見つかれば、それをどうすればできるのかを考え答えを見つけ出す事によって、今後の自分の将来が決まってくると思います。どう答えを見つけるかは、自分の行動力次第です。先は漠然としていても、行動に移すと案外それが自分の道なのかもと気づくかもしれません。

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淡江大学

台湾留学体験記
野口 里咲
中国語専攻3年
2018年2月~7月

  私は今年の2月から7月まで台湾の淡江大学に留学していました。私は海外での長期滞在はもちろん、海外へ行くことが初めてだったので出発前は不安と緊張で落ち着かない日々を過ごしていました。(実は飛行機に乗るのも初めてでした。)しかし実際には1年留学中の友達や一緒に出発した友達がいたことで、台湾に到着した時は思っていたほど不安はありませんでした。私たちの場合、到着して土日を挟んですぐに授業が開始だったので、この土日に学校の周りのお店を見て回ったり寮のみんなでご飯を食べに行ったりしました。
  履修登録の期限が長めで2週間ほど色々な授業を見学することができたので、その期間に出来るだけたくさんの授業を見学しに行きました。その中で私にもほどよく内容が理解できるような授業を選び履修をしました。中でも取ってよかったと思う授業は、体育と日本語です。体育は「太極拳」と「ヨガ」を履修しました。どちらの先生も優しくて、私たちにも分かりやすいように話してくれたり、休憩時間に世間話をしたりとても楽しい授業でした。寮暮らしで校舎も非常に近く、なかなか運動をすることも無かったので、身体を動かす機会を作れました。そして特に「足を揺らす」「体を前に倒す」などの普段も使える言葉を、体を使って楽しく学ぶことができて良かったと思います。「この動きはこうやって言い表すんだ!」という発見がたくさんありました。また、日本語は「進階日文」という授業を履修しました。中国語で日本語を勉強するものですが、両方の言語を使って授業をするので私たち日本人にも勉強になる授業でした。専門的な難しい言葉があるわけではないので受けやすかったです。日本語を中国語で説明することや、その逆も、興味がある人にはおすすめの授業だと思います。
  また、私が受けた中国語の授業は2種類で「聽說(聞く話す)」と「讀寫(読む書く)」です。「聽說」の授業では毎回違うメンバーでグループを作り、決められたテーマについて話し合うということをやりました。私は自分の意見を言うことが苦手で、さらにそれを中国語で伝えなくてはいけないことにとても苦戦しました。自分の言いたいことを中国語でどう伝えたらいいのか分からない時は、辞書で調べながら頑張って話しました。伝わったときは嬉しいですが自分の中国語力がまだまだであることをとても実感させられました。また、フランス人や韓国人は少し間違っていても自分の言いたいことをスラスラと伝えていて、間違うことを恐れないで発言することは大事だと学べました。主専攻なので当たり前かもしれませんが、テストでは発音や声調が正確で上手だと褒めていただき、嬉しかったのと話すことに少し自信がつきました。留学に来たばかりの頃は先生や現地の人の話すスピードが速くてあまりよく聞き取れなくてとても落ち込みました。しかし半年間中国語を聞いて、留学する前より耳が慣れてきたと感じます。だんだんと授業でも先生が言っていることがちゃんと理解できるようになってきてリスニング力が前よりも上がったのではないかと思います。
先生方はとても優しい人が多く、授業が受けやすかったです。先生だけでなく学校の近くのお店の人も優しくて、よく声をかけてくれました。そもそも私が留学先に台湾を選んだ理由も、台湾に留学した先輩や友達から台湾の人達は優しくて日本人が好きな人が多いから楽しくて良かったと聞き、初めての海外で不安だったこともあり、台湾に行きたいと思ったからです。本当に皆親切にしてくれ、安心して過ごせました。また、台湾の留学費が比較的安かったというのも台湾を選んだ理由の一つです。台湾は物価が安くて生活費が安くおさえられたので良かったです。
  休みの日には友達とよく出かけました。あまり遠くには行けませんでしたが、有名な夜市や九份、台北101などに行き良い思い出を作れました。夜市ではたくさんの屋台が出ていて、お祭りのようでとても楽しかったです。学校からそう時間もかからずに行くことができたので何回も行ってしまいました。象山という山からの景色を見るために急な階段を汗をダラダラと流しながらひたすら上ったのも良い思い出です。象山からの夜景は本当に綺麗でした。写真をたくさん撮りましたがやはり実際に目で見たものが一番であると思います。台湾に来た際には是非行ってもらいたいと思うおすすめの場所です。
  初めは長期留学をするか迷っていました。お金もすごくかかってしまうし、私はどちらかというと消極的な方で留学に対する不安も大きかったので、短期留学にしようかとも考えました。でも長期留学に決めて良かったと思います。もちろん短期留学であっても学べることがたくさんあると思います。しかし半年間台湾で過ごし、じっくりと台湾の文化や現地の人たちが使う中国語を学ぶことができました。相談に乗っていただいた先輩方や先生方、そして支えてくれた友達と家族に本当に感謝しています。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

ドイツでの11ヵ月間
塚越 瑞希
英語コミュニケーション専攻3年
2017年9月~2018年7月

  私にとってこの11か月間はとても特別なものになりました。毎日英語やドイツ語を勉強してきましたが、日本ではあまり日常で使う場面は無かったので、毎日ドイツ語、または英語を使わなければならない状況に自分を置くことは自分の語学力を確認、飛躍させるとてもいい経験でした。 私は9月からの最初の1か月間はドレスデン工科大学で事前研修を受けました。ドレスデンはとてもきれいな街で交通の便がよく、とても住みやすい街です。 授業では私だけ麗澤の他の人達と違うクラスになってしまい、最初はとても心細かったです。そのクラスに日本人は私と他の大学の先輩のみで、ドイツ語が全然話せなかった私はクラスにすぐに馴染む事ができませんでした。先生の説明はとても分かりやすく文法の理解はできたのですが、グループワークで話すとなると相手の単語が理解できずにスムーズに話を出来ないことが多かったです。そのため1つクラスを下げることも考え、先生にも相談しましたが、自分を伸ばせるのは今のクラスだと考え残りました。その結果、段々とドイツ語の使い方が分かるようになり、最後には友達ができ、夕食に招待してもらうまでになりました。 
  ドレスデンではゲストハウスに滞在し、個人部屋があり、3人でキッチン、バスルーム、トイレを共用しました。3人中2人は日本人、1人のチュニジア人で生活をし、とても仲良くなりました。ゲストハウスのため朝食は毎朝5ユーロで食べる事ができ、とても便利でした。毎週のように近隣を旅行し、バスや電車の安い乗り方を覚えました。とても内容の濃い1か月間であっという間に過ぎてしまいました。 
  研修を終えてのイェーナ大学の授業は同じクラスの人達が麗澤の生徒のみだったので何も心配はなかったです。日本語ばかり話してしまうのではないかと思うこともありましたが、授業内ではそれほど日本語を話す機会も無く、先生の説明が分からないときに友達に気軽に聞けるのはとても便利でした。ドイツ語の授業は主に文法、発音、文化などで講義というよりグループワークが多く、アウトプットとインプットの両方を授業の中でするので、すぐに日常でも使えました。しかし、始めの方の授業では先生が何を言っているのか単語さえも聞き取ることができませんでした。同じことを質問したり、自分で復習するときに勘違いしていたりと自分の出来なさに嫌気がさすこともしばしばありましたが、授業を終えるころには大体理解でき、分からない単語も聞き取って質問することができるようになりました。 
  私は英語コミュニケーション専攻なので英語の授業も多く、とても充実していたと思います。 英語の授業は英語で発音、ヨーロッパの現在の状況や文化、社会制度などを学び、英語を学ぶというより英語で学ぶ授業でした。 イェーナ大学での大きな出会いはタンデムパートナーと出会ったことです。タンデムパートナーとは日本語を学んでいるドイツ人とパートナーシップを組み、週に一回の頻度で話をし、一緒に勉強をする制度です。些細なことや、若者文化を聞けてとても身になりました。それだけではなく、病院に行く時に付き添ってもらったり、一緒に出掛けたりパーティーをしたりと仲良くなる事ができて嬉しかったです。 私も一度体調を崩し、タンデムに病院へ付き添ってもらい治療を受けました。結果自分がどんな病気にかかったのかは不明でしたが、注射をしていただき回復しました。 ドイツの病院は治療費が保険料でほとんど賄えるので支払いはありませんでした。その時はとても辛かったですが、今思えば良い経験でした。イェーナは小さい街なので見どころは少ないですが、とても住みやすかったです。治安もよく、怖い思いをしたことはありません。 寮での生活も大きいスーパーの近くであったのでとても便利でルームメイトとも仲良く協力するところはできたと思います。 
  ドイツで一番辛かったことは冬の寒さです。基本的にストーブは付いているのですが外がとにかく寒く、外出する気が失せるほどでした。それでも長期休みにはドイツ周辺の国を中心に観光しました。陸路で何の検査も無い他の国に渡れてしまうという事が自分にとってとても不思議な感覚でした。歴史的な建築物や教会を何個も見て回りましたが、そこで思ったのは事前にある程度の歴史背景を調べていった方が面白いという事です。当たり前ですが、事前に知っておくと興味、関心が全く違います。私は高校で世界史を学び、ヨーロッパの歴史上の偉大な人物の名前は覚えている程度でしたが、実際に不意に知っている名前があると興味、関心がぐっと高まります。 また、私は宗教に関心があるので、教会の宗派や時代による造りの違いを比較するのがとても面白かったです。一番良い経験になったと感じたのは、ポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所に行けたことです。英語のツアーに友達と参加をし、残虐な歴史について説明を受けました。そこに行くまでの私は多くの人達が殺されたという事実しか知りませんでしたが、実際に足を運んでみると、そこにあった現実の生々しさに進むのを躊躇してしまいました。ドイツにいるとヨーロッパ圏の他の国へ簡単に行けます。そのためドイツ留学を考えている人には是非沢山旅行してほしいと思いました。 
  イェーナ大学の授業数は多いため毎日があっという間に過ぎてしまい、自分の語学力が本当に上がったのか不安でしたが、最後の長期休みで旅行に行った際にドイツ語でも英語でもほぼ不自由なく各地を周れる事ができて自分の成長を実感できました。言語の勉強は机で文法の勉強をするだけでは話せるようにはならないと実感した今回の留学でした。これからも言語の勉強は続けていきますが、勉強の仕方を見つめなおして言語を使えるようになるように努力していきます。

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セント・マーチンズ大学

新しい自分に出会う留学
渡邉 杏奈
英語コミュニケーション専攻3年
2017年8月~2018年5月

  2017年夏から2018年春まで、アメリカ、ワシントン州にあるセントマーチンズ大学に留学しました。この一年間でたくさんの問題に直面し、それを解決していく中で新しい自分にたくさん出会いました。
  初めに、日常生活の面での話を2つしていきたいと思います。
  ≪文化の違い≫ 
  日本は周りの雰囲気を読み取って次の行動に移す“察する”文化ですが、アメリカはそうではありません。自分のしてほしいこと、したいこと、思ったことはなんでも自分の口から言わなければ周りの人は協力してくれません。逆に、アメリカでは自分からどんどん行動に起こせば周りの人は積極的に協力してくれる文化です。私は、アメリカに着いて一か月した頃からルームメイトとの間に小さな問題が生じました。初めのうちは「私が我慢すればいいか」と思っていましたが、問題はどんどん大きくなっていくばかりで私の我慢も限界に達しそうになったとき、友人と先生の後押しでルームメイトと話し合うことができました。この問題を通して、自分の当たり前は、他人の当たり前とは違うのだということを改めて学び、日本の察する文化と、アメリカの言葉の文化を兼ね備えた自分に成長することができました。
  また、日本人特有の”YES”なのか”NO”なのかわからない曖昧さはアメリカ人にとって最難関の問題です。アメリカで生活しているうちに”NO”がはっきり言えるようになりました。他にも、日本とアメリカとでは大きな文化の違いがあるので初めのうちは驚くことが多く、次第に慣れる部分と最後の最後まで受け入れられない部分とがあります。私は、ほとんどのことに慣れることができましたが、人によってはどうしても譲れない部分も出てくると思います。そんな時は、先ほど書いたように周りの人に相談したり、自分の思いを伝えられるようになるといいと思います。
  ≪聞くは一時の恥、聞かぬは三代の恥≫ 
  私は、留学前までわからないことを人に聞いてできないことを人に頼るのは少し恥ずかしいことのように感じていました。ですが、アメリカに行ってから人に助けてもらうことは恥ずかしいことではないということを学びました。
  私は、2017年の終わりと2018年の始まりをニューヨークで過ごしました。タイムズスクエアの年越しイベントには多くの観光客が参加し、その周りのレストランやバーなどではパーティーが催されていてお祭りムード一色でした。そんな中私は、迷子になりました・・・。20歳にもなって迷子なんて笑える話ですが、携帯の地図アプリは使えず、もちろん土地勘があるわけでもないので、途方に暮れていました。ニューヨークの冬といったら、“極寒”寒いというより痛いのです。ホテルを目指し一人で歩き続けていましたが、このまま当てもないまま歩き続けたら凍え死んでしまう。そう思った私は、どの電車に乗ればホテルの最寄りの駅に行けるのか、何番の出口から出ればホテルに近いのかを聞いてみることにしました。いろいろな人が優しく教えてくれる中、電車内で出会ったお姉さんは心配だからとホテルの入り口まで一緒についてきてくれました。その日は、とても寒い思いをしましたが、人の温かさに触れ心は温かい一日だったと思います。自分の周りの情報が英語であふれていると、日本にいるときとは違って疑問点や不安な点がたくさん出てきます。そんな時は、スタッフや友人に質問することが問題の解決への近道であると思います。授業中はもちろん日常生活の中でも疑問に思ったことはすぐに質問できるように成長したと思います。

  次に、授業など学校生活面について話していきます。
  ≪素敵な先生との出会い≫ 
  セントマーチンズ大学のESLは主に2人の先生が担当して英語を教えてくれています。私は、ESLの先生たちに出会って前よりも自分に自信がついたように思います。留学前は、自分に自信がなく得意なこと不得意なことが明確にわかっていなかったし、将来自分がどういう仕事に就きたいか、どんな人になりたいかわかりませんでした。一人の先生は、長所や短所を新しく見つけるのが上手な先生。もう一人の先生は、自分の今持っている能力を引き延ばすのが上手な先生です。例えば、元々私は文章を書くのが苦手で授業でよく出されるエッセーの課題が大嫌いでした。自分の書いていることに自信が持てずに文章を書いていると嫌になってきてしまっていたのですが、「杏奈の書く文章はシンプルで人に伝わりやすい」「You are a great writer!!!」と課題を提出する度、自分の書く文章に自信がつくような言葉をたくさんかけてくれます。今では、文章を書くことが苦でなくなりました。
  また、自分の好きなように文章をスラスラ英語でも日本語でも書くことができるようになりました。自分の能力が伸びた点でいえば、人と話すことが好きだったので、それを伸ばそうと授業中にたくさん発言する機会を設けてくれ、意見交換をする時間を与えてくれました。相槌を打ちながら見守ってくれたので英語だからと気を張ることなく自信をもって話すことができるようになったように感じます。
  授業中はもちろん授業外でも生徒とコミュニケーションをとる機会を作ってくださるので、先生というより、自分のおじいちゃんのような距離の近さで困ったことがあるとアドバイスをよくもらったりしていました。先生方にはたくさんお世話になりました。二人のおかげで大きく成長できたと思います。
  ≪同郷の友人≫ 
  留学前は、英語を勉強しに行くのだから日本人とは極力話さないようにしようと思っていました。他にもこう思っている人はたくさんいると思います。セントマーチンズ大学にはたくさんの日本人が留学しているので、留学前は正直嫌だなと思っていました。でも、同郷の友人がいることで悩みや痛みをわかちあったりできるのです。英語を勉強しに行っているのに!!!と思うかもしれません。そんな時は日本人同士とでも英語で話してみましょう。最初はちょっと恥ずかしいですが、徐々に慣れてきます。日本人の学生がたくさんいたからホームシックにもかからず約1年間のびのびと生活できたのではないかと思います。
最後に、一年間の留学生活を支えてくれた友人、家族、両大学のスタッフに感謝したいと思います。アメリカでできたたくさんの友人、経験を大切にこれからもがんばろうと思います。ありがとうございました!

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淡江大学

私にとって貴重な一年留学
木原 宜夏
中国語専攻3年
2017年9月~2018年7月

  私は2017年9月~2018年7月まで台湾に一年間(十カ月)交換留学をしてきました。何故中国ではなくて台湾にしたのかというと、第一の理由は台湾に親戚がいるからです。親戚がいるから安心できる事と、第二の理由は何回か旅行に行っていて台湾についてよく理解しているというのが大きいです。
  留学に行く前は留学先でしっかりやっていけるかが不安で、実際行ってからも暫くは不安を抱えながら過ごしていました。ですが、友達や親戚に支えられたお陰でその不安は徐々に薄れていきました。私の一学期のルームメイトは台湾人とフランス人の三人部屋でした。私は今まで寮に入った事や、家事などをやった事がなかった為、始めは苦労しました。また、ご飯も自分で調達しないといけなかったのでそれも大変でした。このような感じで、初めてのことが沢山続いたので何日間か無気力になる日もありました…。しかし、日を重ねていくことでだんだんと慣れていったので、「案外人って、その場の環境に何とか適応していくことができるのだな」なんて思いました。
  次に学校についてです。淡江大学は麗澤大学とは違って履修の方法が全く異なります。中国語の授業は、最初にクラス分けのテストを行い、それぞれクラスに分けられます。しかし分けられたクラスが自分の中国語レベルと合わなかった場合、自由にクラスを変更できるので、日本にはない仕組みだと思いました。私は中級のクラスにしました。中国語の授業はもちろん、他の授業でも授業中に話される言語は全て中国語なので初めは先生が何を言っているのかが全く分かりませんでした。こんな感じで1年間本当にやっていけるのか不安になりましたが、分からなかった単語は自分でメモを取って、後から調べたり人に聞いたりしていたので少しずつですが分かるようになっていきました。特に自分で調べたものはしっかり記憶に残っているので、自分で調べることは大切な事なのだと改めて思いました。一学期が終わった後は多くの留学生は自分の国に帰る中、私は台湾に残り親戚の家でお世話になっていました。その為十カ月間フルに中国語を学べるという環境に居ることが出来たお陰で、中国語は自分にとって身近な存在になっていきました。
  二学期ではルームメイトが変わり、台湾人とフランス人と日本人の四人部屋でした。一学期の時は、割と部屋で一人になれる時間があって良かったですが、二学期目は常に部屋に一人はいる状態だった為、プライベートな時間が取れなかったのは残念でした。二学期の授業では中国語のクラスを一つ上に上げました。中級の時と違って、先生の話すスピードは速くメモを取りながら内容を理解するのは難しかったです。それに、中間テストや期末テストの時は、皆の前で三分間のスピーチをしたり、その場でお題に沿った作文を書いたり、色々パワーアップしていたのと課題はほぼ毎日出るのでとても大変でした。でもこれらのお陰で私の中国語能力は上がったと思うので感謝しています。また、二学期では日本にはない太極拳の授業も取ってみました。太極拳の動きは難しいものもあったのですが、先生は留学で来た私たちにもとても優しく、丁寧に教えてくれていたので私は毎週の授業が楽しみでした。
  私は淡江大学に通ってみて日本の大学とは違うところを見つけました。それは、生徒と先生の距離が近いという事です。帰る時には「再見(さようなら)」よりもほとんどの人が「拜拜(バイバイ)」と言います。最初は先生相手にバイバイなんて言っていいのかなと思いましたが、使っていくうちに慣れてしまいました。私はこのような誰にでもフレンドリーに接してくれる台湾はいいなと思いました。
  私はこの留学期間に台湾の色々な場所に行きました。夜市はもちろん、九份や象山、貓空などここには書ききれないほど色々な場所に行きました。中でも特に思い出に残っている場所は二つあります。一つ目は年越しの時に行った、台北101です。毎年行われる年越し花火は、留学に行ったら絶対に見たいイベントだったので本当に見ることが出来てよかったと思っています。二つ目は留学最後の時に友達と一緒に行った象山 です。ここは頂上に行くまで約一時間ほど急な階段を上るのですが、蚊が多いのと蒸し暑いのとで本当にきつかったのを覚えています。なんとかその階段を登りきると絶景が待っていました。写真はそこで撮ったものです。とても綺麗だったので、見に行けてよかったです。
  今思うと留学に行く前は不安で半年でも長いくらいだと思っていましたが、留学はあっという間で短かったと感じるので一年(十カ月)行ってよかったと思います。寮や授業を通して、外国人の友達や違う大学の日本人と友達になれてよかったです。こんなに長く留学に行ける機会はきっともうないので、この経験を元にこれからも中国語の勉強を頑張ろうと思います。

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ロストック大学

ロストックに留学して
熊谷 茜
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2017年10月~2018年7月

  私はドイツ北部にあるロストック大学に十月から約十か月間の長期留学をしました。今までは一か月の短期留学しか経験したことがなかったので、今回の留学は私の人生の中でとても大きく充実したものになりました。一番最初に言えることはとてもありきたりな言葉かもしれませんが、長いようであっという間だったということです。ドイツに来てからはとにかく生活に必要なものをたくさん買いに行かないといけなかったり、ビザ取得のために保険の申し込み、銀行や寮の手続きなど始めの二か月ほどはとにかく忙しかった記憶があります。当時は今よりも自分の言いたいことがうまく話せず、コミュニケーションが取れなくて手続きがスムーズにいかないことが何度もありました。一番苦戦したのは銀行で自分の口座を作り終わってカードをもらうことはできたものの、後日届くと言われていたパスワードの紙がなかなか届かなかったことです。いつまで待っても来ないというのが二回ほど続き、そのたびにまた一人で銀行に行き、ようやくその紙が届いたのは三回目の申請後でした。そして私たちの街には留学生や移民の人たちも多く、ビザの申請をするときにたくさんの細かい準備が必要でした。日本での説明会で聞いていなかったようなお金のことだったり、市役所の職員の人たちの言っていることがばらばらで、ビザの申請が一回で通る人もいれば全く同じ内容で申請しに行ったはずなのに何度もやり直しをしに行かなければならない人もいたりと、どうしてこんなにもうまくいかないのだと何度も思いました。すべてが終わって無事に自分のビザを手にすることができたときは本当にうれしかったです。
  学校では私たち日本人のほかに台湾人、中国人、ブラジル人、ギリシャ人、コロンビア人、スペイン人、イラン人など最初から最後までみんなが同じではありませんでしたが、様々な国籍の留学生と一緒に授業を受けました。最初の一日はとても緊張していたのを今でも覚えています。私たちよりも長くドイツ語を勉強していた人たちも多く、これから授業にちゃんとついていけるのだろうか、友達は作れるのかと不安でいっぱいでした。しかし、そんな私の不安とは裏腹に先生やクラスメイト達はとてもやさしくフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。今まで日本でのクラスメイトや先生としかドイツ語で会話をしたことがなかったので、本当に何も日本語が通じない外国人とドイツ語でコミュニケーションをとるのはとても不思議な感じがしてわくわくしました。
半年を過ぎたあたりからだんだんと先生の言っていることが最初に来た時よりも理解できていることに気づき、授業がより楽しくなりました。しかしやはりいいことばかりではありませんでした。私は昔から読解問題がとても苦手で、それは最後まで変わることはありませんでした。テストも毎回そこだけが特に悪く、ほかの友達が理解しているのに自分だけ分からないと焦って泣きたくなったり、解決法を見つけることができずに悩んだことも多くありました。しかしそのたびに教えてくれる友達がいたり、何度も丁寧に説明してくれる先生がいたおかげで、受けたテストは結果的にすべて合格することができました。
  そして私の学校は季節の行事があるとそのたびに小さなパーティーを開いたり、時々校外学習で遠足に行ったりすることがあったので、普段なら体験できないことを多く経験しました。一番印象に残っているのはやはりクリスマスパーティーです。各自のグループで歌を歌ったり特技を披露したりと、クリスマスの本場ドイツで大好きな友達や先生たちと過ごせたことが本当にうれしくて幸せでした。そして真冬の寒い中クリスマスマーケットの屋台で友達たちと飲んだグリューワインは一生忘れないと思います。春にはイースター祭があり、クリスマスの時と同じように屋台がたくさん出て、街の飾りつけもカラフルになりました。ここで感じたのはドイツ人は本当に行事を大切にするということです。日本にももちろんキリスト教を信仰してる人たちもいると思います。しかし私が思ったのは私たち日本人がいかにうわべだけで行事を楽しんでいるのかということです。何のための行事なのか、過ごし方の違いや歴史など実際にドイツで勉強し体験して、ドイツ人にとってのそれがいかに大事なものなのかを日本にいるときに比べて少し理解できた気がしました。
  日常生活ではドイツと日本の様々な違いを感じることが多くありました。ドイツの良いところを特に挙げるとするならば、犬のしつけがきちんとしている、ごみの分別がしっかりしている、店員とお客さんの立場が平等というところです。特に犬のしつけの面では日本の犬とは違いとても驚きました。ドイツでは散歩のときにリードをつながずに歩くことはごく普通のことです。そしてレストランや公共の場所、電車の中にも一緒に入ることができます。飼い主の言うことをよく聞き、他人に迷惑をかけることなく人間と同じように生活している犬たちを見て感動しました。ドイツ人の友達のお母さんに日本ではこのようなことはあり得ないと言うと逆に驚かれたほどです。ドイツにはペットショップはなく、犬を飼うには保護施設から引き取り、買う際には犬の税金も払わなくてはなりません。犬に対しての責任の持ち方が日本とは明らかに違う点だと感じました。逆にドイツより日本の方がよいと思った点は、正確さと融通が利くところです。ドイツでは実際に来ると言われていた郵便が届かなかったり、同じ職場で同じ仕事をしている人たちなのに言っていることが違って困惑することがあったりと、日本人はその面信頼が大きく、特に大事な手続きに関してはドイツで嫌な思いをすることもありました。それぞれの国の良さや悪さを実際に体験できたのは本当によかったと思っています。
  今回の留学では語学の向上はもちろんですが、外国で一人で生活をするというところにも大きな意味があったと思います。私が驚いたのは、どこの国から来ていてもほとんどの留学生みんなが英語を当たり前に話せていることでした。母国語に英語は当たり前の世界で、自分がいかに遅れているかを身をもって実感しました。隣の部屋のイラン人も、同じアジア圏の中国人や韓国人も話せる人がたくさんいて、世界共通語のすごさを改めて感じました。そしてどの学生も目的があって大学に通っています。なんとなくや、交換留学だからという理由で来ている人にはびっくりするほど出会いませんでした。そのため、なんのためにドイツ語を勉強しているのかと聞かれたときにはっきりとした理由が思いつかない自分に自分自身も困惑しとても恥ずかしくなりました。そしてもう一つ今でも慣れないのは差別と偏見です。すれ違う時に「中国人」と言われたり、何も自己紹介をしなければ日本人だとはまず思われませんでした。日本人だと言ってよかったことはたくさんありましたが、それでも“アジア人”として得をしたりすることはなく、何も言われなくても壁を感じることがあったりコンプレックスが多いと思うこともあり、日本にいたときにはまず感じることができなかったなんとも言えない気持ちを知りました。
  長いと思っていた留学生活も残り少しで終わりを迎えます。思い返せば本当にたくさんのことがあり、生活に慣れてからは毎日が本当にあっという間に過ぎていきました。帰国と同時に、帰ってからやらなければいけないことやこれからの進路についてを考えていると、人生もこの留学と同じようにあっという間に終わってしまうのだろうなと思いました。今回この留学に来れたことで、今までとものの考え方や見方が変わったり柔軟になったり、日本では体験できないことを数多く経験しました。行かせてくれた両親に本当に感謝しています。この経験を無駄にしないためにもこれからも自分の進路について真剣に考え生活しようと思います。

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天津理工大学

天津留学記
工藤 綾乃
中国語専攻3年
2018年3月~7月

  私は半年留学で天津へ行きました。長いと思っていた留学生活も終わり、帰国して2週間ほど経ってしまいました。振り返ってみると4カ月の留学生活はとても短く感じます。私がこの留学で体験したことは、他の留学した方々より少ないかもしれませんが、内容は濃いのではないかと思います。
  海外へ行くのは2度目で、さらに1人での渡航は初めてだったので、出発日は本当に緊張していました。北京空港に1人で到着したときの心細さは忘れられません。その翌日は学期開始日だというのに深夜にやっと学校の寮へ到着して、ルームメイトに気をつかうこともろくにできず、てんやわんやしていました。そして留学レポートでも紹介したとおり、学費を支払うのに現金で支払えない、日本で用意したカードも使えない。唯一の方法は中国の銀行で口座開設し、その銀行カードで支払うことで、本当に困っていました。さらに携帯電話のSIMカードの問題や口座開設後のトラブルが重なり、はじめのころはすぐにでも日本に帰りたくて仕方ありませんでした。
  本当に大変でしたがそれも最初のころだけで、過ごすうちに現地の生活にも慣れていきました。前学期に留学へ行った先輩方のお話では、食事や大気汚染がひどいと聞いていましたが、私には問題ありませんでした。実際には食事は美味しいものも見つけられたし、この季節だからか、空気もきれいで青空の日が多かったので気持ちがよかったです。心配してマスクを留学日数分持って行ったのですが、ほぼ余ってしまい、帰国前にもったいなくて捨てられず困りました。しかし、そのおかげで体調を崩すこともほぼ無く、元気に過ごせました。
  授業では最初からたくさん発言させられました。しかし何か伝えたくても言葉が出てこなくて、単語量も文法量もまだまだ全然足りていないと思い知らされました。同じクラスの他国の人がすらすらと発言しているのを聞いて、自分の発言する順番がまわってくるまで冷や汗がずっと出続けていたのを覚えています。そのため、このクラスで自分は大丈夫だろうか、クラスを落とした方が良いのではないだろうか、と考えたことも少しだけありました。
  私は総合の授業が一番好きでした。担当の先生がとてもおもしろい先生で、いつもみんなを笑わせてくださるので、苦手な文法もとても楽しく学べました。ただ、失敗もありました。総合の授業では必ず1人1回PPTを使って発表をします。初回の授業で次回の授業での発表者を決めたのですが、誰も申し出なかったので手を挙げ、私が初発表者になりました。しかし発表した後、先生にかなりずばずばと駄目出しをされて大分落ち込み、クラスメイト達の発表を見てからにすればよかったかもしれないと少し後悔しましたが、今では荒波にもまれ成長した気分です。クラスメイト達は、みんなの発表から学ぶので、後の発表者になるにつれて良い発表になっていました。
  反対に口語の授業は苦手でした。口語の先生はたとえ漢字を書けなくてもそれほど気にされていませんでしたが、発言量と会話スピードにはとても厳しく、私はいつも「もっと話して!」と言われていました。留学生活の最初のころ、あまり学外へ遊びに出かけなかった時期には、「学内だけで中国語を学べるはずがないでしょう」と言われて、これは私が外に出るきっかけにもなりました。
  また、授業は1日に2科目4コマ、そして1コマ45分なのでとても短く感じ、充分でないのではと思ったこともありました。しかし教室での座学だけが勉強ではないことに気づかされてからは、放課後に友達を誘って遊びに出かけることが増え、街中での中国語に触れる機会も自然と増えていきました。私は北京にルームメイトと行きましたが、天津市内で遊ぶことが多かったので、もう少し遠出してみてもよかったかもしれません。チンタオは近くてきれいとのことなので、行かなかったことを今さらですが悔やんでいます。
  身の回りの環境が整い天津での生活に慣れてきた4月ごろには、最初のころ戸惑ったアリペイ等は私の生活に浸透してきて、なくてはならない存在になっていました。携帯1つあればどこでも支払いできるのでとても便利でありがたかったです。もちろん口座を持たない留学生もいましたが、そのうちの何人かは途中で口座を開設していたので、やはり中国で生活するには必要不可欠です。友達に突然遊びに誘われることもあったので、現金がない!とならずとても便利でした。デリバリーや通販もできて、使っているときはまるで中国人になったように感じました。ただついつい使い過ぎるので、家計簿をつけていました。帰国後確認したところ、平均1日30元使っていました。食事と飲み物、菓子類を含んでこの額なので、場所にもよると思いますが、天津は物が安いと感じます。
  天津は空気が良く、人もとても親切で優しいので、生活しやすくてよいところでした。最初のころ、半年は長いなと思ったのが嘘のようにとても短く感じられました。時間が経つのはあっという間で、この留学でできた友達の中にはもうすでに連絡が途絶えてしまった人もいます。せっかくのご縁なので友達とはさらに交流を深め、そして何年後か再会したとき彼らと流暢な中国語で会話できるよう、より熱心に学び、中国語力を伸ばしたいと思います。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

初めての長期留学で感じたこと
関根 直樹
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2017年10月~2018年7月

  留学が始まった当初は、「10ヶ月なんて、とても長い」と感じていましたが、夏学期の授業最終週になった時、10ヶ月もあっという間に過ぎてしまったと感じました。私は過去に何度か、海外での短期留学プログラムに参加したことがありますが、10ヶ月という長い期間を海外で過ごしたのは初めてで、苦労することもたくさんありましたが、今回の留学でたくさんのことを学び、多くの経験を得ることができました。
  ドイツへ到着した当初は、ドイツ語による案内がほとんど理解できず、英語に頼りがちで、また、授業で先生が話すドイツ語があまり理解できませんでした。しかし、ドイツでの生活が長くなるにつれ、少しずつではありますが、ドイツ語でも理解できる場面が増えました。もちろん、話すスピードが早すぎて理解できないこともありましたが、ゆっくり話してもらったり、私から「つまり○○○ということですよね?」と聞き返したりすることで、なるべくドイツ語で理解するよう努めました。
  春休みには、イェーナにある小学校でプラクティクム(インターンシップ)をさせて頂く機会がありました。プラクティクムの話があった当初、私は、「ドイツ語がまだ充分に話せないのに、プラクティクムに参加しても先方に迷惑ではないか。夏学期が終わった後に参加しよう。」と考えてしまい、一度は、冬学期のプラクティクムに参加しない決断をしました。しかし、担当の先生から追加募集の話があった際に、自分の考えを改め、プラクティクムに参加する決断をしました。
  プラクティクムの期間中、私は1年生のクラスに配属されました。基本的には授業を見学するだけでしたが、算数の授業やパソコンのタイピングの練習では、私が子どもたちに教えてあげることもありました。この時に、私が困ったのは、どのようにして説明すればよいのかがわからなかったことです。何でつまずいているのかわかっていても、それをどのドイツ語の単語で言うべきかわからず、先生を呼びに行くことが多々ありました。この問題がわかっているのに、伝えられないもどかしさを、プラクティクムの期間中に何度も味わいました。
  また、先生に依頼を頂き、日本、日本食、自分の家族、出身地、日本の学校生活について紹介しました。写真や地図をたくさん持参して、時には先生に補足をして頂きながら、極力平易な単語で説明するよう心掛けました。先生や子どもたちからたくさん質問を受けましたので、関心を持ってもらえたと思います。さらに、先生にお食事に誘っていただき、ドイツと日本での教育事情(外国語学習や教師の労働環境についてなど)について意見交換しました。
  これらすべての経験は、プラクティクムに参加していなければ得られないものであり、一度は参加しない決断をしてしまった私自身を恥ずかしく感じました。いつの間にか、私は新しい世界へ飛び込むことや挑戦してみることを恐れすぎていたのです。同時にプラクティクムに参加してよかったとも考えています。日本国内で教育に関する様々な事象が大きな議論となっている中で、ドイツの学校の「内部」を見ることができたのはとても貴重な経験であるからです。
  夏学期には、イェーナ大学の語学センター(Sprachzentrum)が開講している韓国語の授業をオプションとして履修しました。イェーナ大学の授業では、クラスメイトは麗澤の学生だけであり、日本語が通じる環境にあります。なので、日本語が通じない、ドイツ語を駆使しなければならない環境に身を置きたいと思い、履修することにしました。韓国語の授業を担当している先生が話すドイツ語のスピードは、私にはやや早く感じましたが、全く理解できないことはなく、注意して聞いていれば理解することができました。しかし、授業の進度が速くついていくのが大変でした。期末試験の出来はあまりよくありませんでしたが、合格点を頂くことができほっとしています。
  韓国語の先生に誘われ、韓国語のスタムティッシュにも2度参加しました。イェーナ大学で学んでいる韓国人の学生や、同じクラスを履修しているドイツ人の学生と交流を深めることができました。私も含めて、学生たちは基本的に英語で会話していましたが、みんな流暢に話していて、彼らを見習わねばと思いました。
  ちょうどワールドカップ準々決勝日本―ベルギー戦が行われた日に、スタムティッシュで知り合った韓国人の学生にパーティーに呼ばれ、一緒に観戦しました。“アジア代表”ということで、みんなで日本を応援していましたが、ご存知のように最後の結末には、私を含め、みんな言葉を失ってしまいました。私が始めて韓国語のスタムティッシュに行ったのは6月の下旬で、もっと早くから参加していれば、と後悔の念を抱いています。とはいえ、様々な学生と知り合うことができ、日本に関する話や意見も聞くことができたので、学びになったと思います。
  週末には、様々なドイツの街へ出かけました。基本的には、テューリンゲン州内や隣のザクセン州、ザクセン・アンハルト州の街を訪れました。例えば、ウィッテンベルクやアイゼナハは「マルティン・ルター」という人物にゆかりのある街です。彼のことを授業で学習し、興味を持ちました。春休みには、イギリスを訪れ、ロンドンとイギリス南部にあるセブン・シスターズという景勝地へ行きました。イギリスには、多くの日本食チェーンレストランがありました。また、毎年7月にはパリで「JAPAN EXPO」という、日本文化を紹介する大きな博覧会へ行きました。多くの来場者が思い思いのコスプレを身に着けていたことをよく覚えています。
  私はドイツでドイツ語と英語の語学試験を受けていないので、留学による語学能力の伸びを客観的に示すことはできませんが、今後ゲーテインスティテュートのドイツ語試験や英検、TOEICといった語学試験に向けた勉強を続けていきたいです。また、私は卒業論文にこれまでの学習の成果として、日本語の論文要旨に加えて、英語とドイツ語による要旨も執筆したうえで提出したいと考えていますで、これらの目標を達成するためにも努力を続けていきます。最後になりますが、留学前から私を支えてくださった教職員の皆様や、イェーナでお世話になったすべての方に感謝の意を示したいと思います。

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ビサヤ大学

セブ島留学日記
鏑木 愛加
英語リベラルアーツ専攻1年
2018年3月

  私は3月4日から1か月間、フィリピンのセブ島にあるビサヤ大学へ短期語学研修に行きました。海外へ行ったことはありましたが、1か月という長さは初めてで授業についていけるのかという不安な気持ちと楽しみな気持ちが半分ずつありました。
  まずビサヤ大学に到着してからTOEICを受けました。自分のレベルにあった教科書や授業を組んでくれるので、難しすぎてついていけないなどはありませんでした。ビサヤ大学での授業スケジュールは1限が7時40分から始まり、最後の授業は18時に終わる、計8コマのスケジュールでした。私の場合は空きコマがなく1限から始まって16時に終わったので夕飯の時間まで課題や学習の時間を作ることができました。授業はマンツーマンの授業と5~6人でのグループの授業があり、マンツーマンの授業では先生が私たちの英語をしっかり理解してくれようとしてくれて、発言がしやすい雰囲気を作ってくれました。グループの授業では、日本人だけではなく韓国や台湾、ベトナムなど様々な国の人たちと一緒に授業を受け、日本以外の文化や習慣を知ることができ、たくさんの友達ができました。
  セブ島での生活は寮生活でしたが、寮の食堂で三食ご飯を食べることができ、週に2回洗濯もやってもらえるので、家事で困ることは一切ありません。部屋には冷蔵庫、扇風機、エアコンがあり、玄関にはガードマンがいるので何か困ったことがあればすぐに対応してくれるので不便なく生活できました。
  平日は授業ですが土日は自由なので、友達と一緒にボホールやオスロブなどに出かけて滝からジャンプをしたり、シュノーケリングでジンベイザメと泳いだりしました。手を伸ばせばジンベイザメに触れるくらいの距離で少し怖かったですが、本当に貴重な体験ができたと思います。また、タクシーで行ける範囲にショッピングモールが多くあり、学校終わりや休日に友達と一緒にショッピングに行ったりもしました。フィリピンは日本と比べて物価がとても安いので、平日は学習を頑張って休日を利用してショッピングをしたり観光地やローカルな場所へ行ったり思いっきりセブ島を満喫して過ごすことができました。
  私が今回、なぜ春休みを利用してセブ島への短期語学研修へ行くことを決めたのかというと、価格の安さと自分の英語に対する意欲を上げるためです。英語が喋れるようになりたい、TOEICのスコアを上げたいと思っているのに今までなかなか行動に移せずにいました。そこで一か月間、セブ島で英語漬けの環境に自分を置いて生活してみようと思ったからです。セブ島での生活は自分にとって毎日が刺激的でとても充実した日々を送ることができました。当たり前ですが、先生や他国の友達と話すときは英語です。最初は自分の話す英語が通じるのか、間違えた文法で話してしまったら、など色々考えてしまいうまく話すことができませんでした。ですが時間が経つにつれて先生や友達が話している内容や意思がスッと頭に入ってきて理解できるようになり、英語が聞き取れるようになりました。外でタクシーに乗っても買い物へ行っても自分から道など尋ねることができるようになり、自分の自信につながりました。
  たったの1か月間ですが、私はビサヤ大学へ行ったことで英語に対する考え方が変わりました。以前まではただ何となく英語が好きだからという理由で勉強していましたが、実際にセブ島で一か月間過ごしてみたことで、英語を使かうことで他国の誰かと会話ができる楽しさを知り、もっと英語を勉強して様々な国の人達とコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。
 もしビサヤ大学へ短期語学研修にいくなら、ふりかけとお茶パックを持っていくことをおすすめします。寮のご飯はおいしいのですが、さすが1ヶ月間は味に飽きてしまうかもしれないので、ふりかけがあると大変便利です。また、フィリピンでは日本の物は価格が高いので、向こうでも買うことはできますがお茶パックがあると飲み物にも困りません。寮にはウォーターサーバーがあるので、水とお湯が常備されているので水筒にお茶を入れて学校に持っていくこともできます。
 最初は気温や環境など思っているよりもずっと大変な部分もありましたが、1週間くらいで慣れるので、慣れるととても過ごしやすい環境でした。もし短期語学研修を行くか迷っているのなら、行くことをおすすめしたいです。1ヶ月間という短い期間ですが、日本ではすることのできない体験ができるので、きっとずっと記憶に残るとてもすばらしいものになると思います。私はこの1ヶ月間を通してとても貴重な体験をすることができ、行ってよかったと心から思っています。機会があればまたセブ島のビサヤ大学を訪れて、もう一度先生達に会いたいです。ありがとうございました。

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ランガラ・カレッジ

カナダでの生活を終えて
長田 里菜
英語コミュニケーション専攻3年
2018年2月~6月

   私は2018年の2月から6月まで、カナダのランガラカレッジに留学しました。約4ヶ月間の留学を終えて、振り返ってみると、毎日が新鮮で今まで感じたことのないくらいあっという間に感じました。初めての海外での生活は、新しい発見や貴重な出会い、またそれと反対に苦労したことなどたくさんの感情や考えを体験することができました。留学生活の中で私が体験した事について書いていこうと思います。
  まずは英語についてです。私はスピーキングに全く自信がありませんでした。英語圏にも今まで行ったこともなかったので、着いて最初にホストマザーと話した時に、とても動揺しました。ですが、マザーは優しく接してくれて、伝えようとするとゆっくり聞いてくれました。また、学校から帰ると、今日はどうだった?と聞いてくれたり、週末のおすすめを教えてくれたりしたので、楽しく会話できて、モチベーションが上がりました。学校では、最初のテストで周りの流暢さに驚いて、焦ったりもしました。しかし、生活していく中で完璧ではないけれど、前よりも言っていることが理解できると感じていき、英語を使う事への恐怖心がなくなっていきました。そのおかげで、自分から友達の輪を広げていけるようになり、英語でコミュニケーションをとる機会も増え、吸収できたことも多かったです。
   次は学校についてです。私はランガラカレッジ のLEAPというプログラムのレベル2と3を受けました。授業内容はスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの4つから構成されています。テーマが6つあって、様々な知識を英語で学ぶことができました。LEAP2まではこれらに加えて、校外学習がありました。ミュージアムに行ったりアーチェリータグというスポーツをしたりして、実践しながら学べて楽しかったです。LEAP3では、よりアカデミックな内容を学べたので、良い経験になりました。クラスメイトは、中国、韓国、サウジアラビア、コロンビア、ベトナムなど色々な国から来ていて、お互いの国の話で盛り上がったり、それぞれの言語を教えあったりして、国際交流ができました。最初はそれぞれの国の英語のなまりに苦戦することもありましたが、徐々に耳が慣れていきました。また、ランガラは宿題が多いことで有名ですが、毎日2〜3時間くらいやっていたのではないかと思うくらい大変でした。プレゼンの期間はより忙しかったです。ですが、これらも含めて麗澤大学とはスタイルが違うので、良い経験になりました。
  次はプライベートについてです。私は学校外にインターナショナルクラブのようなものに行っていました。そこで様々な国の人と会話をしたり、週末に遊んだりしていました。特にわたしの趣味のハイキングが好きな人達に出会って、一緒にBowen Island や Stawamus Chief に行けたことは忘れられない思い出になりました。フェリーやバスで行けて、カナダの自然や景色はとても綺麗なのでおすすめしたいです!また2回目のクラスがとても仲が良く、最後に全員でご飯にいったり、日本に帰る前にお別れ会をしてくれたりしました。他には週末には友達と公園や海、ボーリングやレーザータグなどのアクティビティやカフェに行ったりしました。旅行ではビクトリア、シアトル、ロサンゼルスに行きました。バンクーバーと雰囲気が全く違うので、新鮮でした。特にロサンゼルスは、ずっと行きたかった場所でもあったので、ハリウッドサインやルート66やカルフォルニアディズニーに行けて感動しました。
  カナダでの4ヶ月は私にとって忘れることのできない素晴らしい思い出になりました。苦労したこともありましたが、それ以上にチャレンジして良かったと思っています。たくさんの出会いを通して異文化に触れることができ、間違いなく自分の価値観が広がりました。また、英語や他の言語を学びたいというモチベーションに繋がりました。この4ヶ月間の経験を感謝して、今後に生かしていきたいと思います。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

ATSプログラムへの参加
今泉 篤志
国際交流・国際協力専攻4年
2017年9月~2018年7月

  私のドイツでの留学生活はとても充実したもので、最高の思い出となりました。しかし、留学生活の全てが順風満帆と言うわけではありませんでした。私の留学生活はライプツィヒでの夏季講習から始まりました、その夏季講習の初日で私は、大きな壁にぶつかることになりました。私は授業でのドイツ語を理解できなかったため、授業についていくことが全くできず、最初の授業後にクラスを下げることにしました。しかし1つ下のクラスでもドイツ語の聞き取りができないことがたびたびあった為、同じクラスにいた日本人によく質問をして何とか授業についていくことができていました。このままではイェーナに行ってからも授業についていけないと思い、ライプツィヒでの1か月はひたすら自習に時間を費やしました。そのかいもあり、夏季講習の最後にやった、最終テストでは、良い点数を取ることができました。
  イェーナでの私の本来の留学期間は1学期でしたが、奨学金がもらえると言う事が分かり、留学を延長したため合計2学期間をイェーナで過ごしました。そして、その留学の延長が私にとって留学においての大きな転機となりました。最初の学期である、冬学期は、私は他の麗澤学生と同じように、麗澤プログラムに参加をしていましたが、2学期目である夏学期では、私は麗澤プログラムではなくATSプログラムに参加しました。ATSプログラムとはドイツ語を学びにイェーナに来ている留学生たちと共にドイツ語を学ぶプログラムです。ATSプログラムには4クラスあり、上から順にF2、F1、M2、M1です。クラス分けは、学期の最初にクラス分けテスト(筆記と口頭)をやることによって決められます。私は、最初はF1(ドイツ語のレベル:B2~C1)のクラスになりましたが、そこの授業レベルが私のドイツ語レベルに比べはるかに高く、授業内容についていくことが困難だったので、2週目から1つ下のクラスのM2の授業に参加しました。M2の授業では、週に2回の授業はM1の学生たちと共にやるので、そこでは福岡大学の日本人学生と共に授業を受けました。それ以外のM2の学生だけの授業では、日本人は私だけで、他にはイギリス、アイルランド、イタリア、トルコ、アメリカ、フランス、韓国の学生がいました。授業における日本人が私だけだったので、授業内ではもちろん、授業外でも周りの学生たちとドイツ語で会話をする機会が多く、ドイツ語の能力を向上させるだけではなく、外国人留学生の友達も作ることができました。このATSプログラムのM2のドイツ語のレベルはB1でした。麗澤プログラムより高いレベルの授業を受けることができたと思っています。私がこのATSプログラムに参加できたことは、イェーナ大学で麗澤プログラムを担当している先生が、春休みの期間中に私にATSプログラムへの参加を勧めてくれたことがきっかけなので、その先生には感謝しています。
  私の留学中の授業外の過ごし方は、周りの生徒に比べ異なり、観光はあまりしていません。私は留学中、外国を訪れませんでした。理由としては、単純に観光にはあまり興味がなかったからです。それでもいくつかの街を訪れました。いくつかの街を訪れた主な理由は2つあります。1つ目の理由は、簡単に行くことができるからです。簡単に行くことが出来ると言うのは、イェーナ大学の学生である内は、イェーナがあるチューリンゲン州の交通機関を全て無料で使うことが出来るからです。そのため、いくつかのチューリンゲン州の中にある有名な町(エアフルト、ワイマール、アイゼナッハなど)を訪れました。2つ目の観光の目的としてはサッカーです。私はサッカーがとても好きなので、サッカー観戦、もしくはスタジアムを見に行くために多くの街(ミュンヘン、ドルトムント、ベルリンなど)を訪れました。イェーナにも3部のクラブがあるので何度かスタジアムに行き、試合観戦をしました。現地で見た試合の中で最も印象に残った試合はシャルケ対ドルトムントのライバル対決です。試合が始まる前から、お互いのサポーターが大きく声を出し、歌を歌っているのは、日本のスタジアムでは感じる以上の圧倒的な迫力でした。
  これからイェーナに留学に来ることになる学生へのアドバイスは、イェーナはとても過ごしやすい町ですが、それに甘えすぎないことです。イェーナには約15人が麗澤大学から留学します、そして、学生以外の日本人とも知り合う機会も多くあります。更に、イェーナ大学には外国人向けの日本語のクラスがあるため、日本語ができるドイツ人も多くいます。その為、基本的に授業は麗澤の学生と共に受け、何か現地での生活において困ったことがあるならば、日本語ができるドイツ人に日本語で尋ねることができます。イェーナでの留学生活は他の場所での留学生活に比べ、ストレスが少ないと言えます。しかし、それは同時に注意すべき点でもあります、大きな問題は授業外で外国語を話す機会をほぼなくすことができると言う事です。授業内では日本語で麗澤の学生と常に話し、授業外では常に日本学生もしくは他の日本人や、日本語のできるドイツ人と過ごし、何か問題があった時には日本語ができるドイツ人に日本語で尋ね、日本語ができない他のドイツ人と話すときには、日本ができるドイツ人に頼る。そうなってはやっていることは、生活環境が少し違うだけで、麗澤大学にいる頃と全く変化がありません。その為、そのような環境の中でいかにドイツ語を話す環境を作るのかが大切になります。そうしなければ、1年間留学しようと、語学力が向上することはありません。イェーナはとても過ごしやすい環境ですが、その環境に甘えすぎずに、外国語を使う機会を積極的に作るようにすることが大切だと言えます。私はATSプログラムに参加をし、日本人以外の友達が出来たので、彼らとは、ドイツ語が英語で会話していたので、外国語を使う機会に恵まれていました。その為、ATSプログラムに参加したことが自分の留学生活に大きな影響を与えた事が良く分かります。
  今回の1年間の留学を通して、私自身の何が変わったかと言われても、正直な所何かが変わったと言う自覚はありません。語学能力が伸びた事ははっきりと自覚できましたが、視野が広がったとか、人生観が変わったなど大きな変化があったとは思えません。結局のところ、語学力は伸び、ドイツ人ともドイツ語で何とか簡単なことは話せるようにはなりましたが、ちょっとした専門用語や、日常会話ではあまり使わない単語が必要になる深い話題になると上手く自分の考えを伝えられないのが現状です。その為、留学を通してドイツと言う国の事や、ドイツ人の事を本当に深く知ることが出来たのかと問われれば、そんなことはないと言うのが私の答えです。僅か1年間の留学で、言語能力も十分なものであるとは言えないのにもかかわらず、その国、人々の事を理解したと言うのは私にはできません。しかしそこで諦めずに、さらに語学力を伸ばし、その国、人々の事をより深く理解できるようになりたいと思っています。そして留学を通して私の将来の計画を立てることが出来たので、その実現にも向け、努力し続けていきます。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

4か月間の留学生活を経て
金澤 唯香
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2018年4月~7月

  私は、海外に出るのはこの留学が初めてでした。初めての海外で生活をするということにいろんな不安がありました。家族以外の人と一緒に生活することや、家事を全部ひとりでやること、言語の壁、一人暮らしをしたことのない私にとってはとても心配なことでした。
  ドイツに着いて最初の1週間は、大学入学の手続きや、寮の手続きなどでとても忙しかったです。身の回りの物をそろえる為にデパートへ行ったり、食品を買いにスーパーに行ったりするだけでも、すごく緊張していました。ドイツのお店では袋は普通有料です。なので、ほとんどの人はエコバッグを持参しています。私はこのことをネットで見かけるまで知りませんでした。その他にもドイツに来る前に、ドイツの日常について下調べをしておいてよかったなと思う部分がたくさんありました。
  寮は4人部屋でみんな違う国から来ていて、会話することが楽しかったです。英語もドイツ語もそんなにうまく話せないけれど、優しく寮のルールなど教えてくれました。インドから来ている学生とは一緒に料理したり、お互いの家族のことを話したりしました。インド人は英語で会話していて、私は英語がすごく不得意なのでドイツ語で話していました。そんな時、インド人が「あなたが英語を学びたいなら、私がレッスンしてあげる」と言ってくれました。それからは英語で会話をし、間違っていたら直してくれ、シチュエーション別での会話を会う度に教えてくれました。なので、寮生活は苦痛ではなく楽しく過ごせました。
  私は、大学の留学プログラムで後期のセメスターからのスタートでした。前期から留学をしている人達の中に半年遅れて入ったという感じです。なので、私は授業に対してとても不安がありました。半年スタートが遅れている分、授業についていけるのか、先生とのコンタクトは上手くとれるのか、不安だらけでした。実際授業が始まるとそんなことはなく、日本の授業と変わりなくできたと思います。これは、先に留学していた人たちが温かく迎え入れてくれえたからだと思います。ドイツに到着した次の日に、パーティーをするということで誘いを受け、前期から来ていた人たちのところへお邪魔しました。そこで私と同時期に留学に来た福岡大学の人たちともお話ししました。前期から来ていた人も温かく迎えてくれ、とてもうれしかったです。
  授業もついていけないということはありませんでした。私の参加したプログラムは、麗澤大学専用クラスで、日本人のみの授業でした。ドイツ人の先生も分かりやすく話してくれたので、全く理解できないということはありませんでした。私も半年のハンデがある分、家での自主学習に励みました。課題が出たらなるべくその日中には終わらせるようにしました。4月は、新しいことばかりで忙しく、目の前の課題や、自分の生活をこなすことに一生懸命でした。5月になり、生活にもだんだんと慣れていき、ようやく落ち着いてきました。授業にもだいぶ慣れてきて、気持ちに余裕が持てるようになり、楽しく生活できました。4月は何をするにも怖く、常に友達と行動していましたが、タンデムパートナーが決まり、タンデムとご飯を食べに行ったり、友達のタンデムパートナーと遊びに行ったりもしました。やはり最初は、ドイツ語もそんなにうまく話せない為、うまくコミュニケーションとれず、誤解も多くありました。そうなると、必然と会話は多くなります。しかし私はこの頃、「こんな簡単なこともわからないのか。」と思われるのが嫌で、相手の言っていることを全て理解していないのに、分かっているかのようなそぶりをしていました。しかしこれは何の効果もないし、誰のためにもならないと気づきました。私は間違えるのは怖いし、恥ずかしいと思っていましたが、そのような行動をしていても何も変わらないし、自分自身の成長にも繋がりません。そして、いざという時に困るのは自分です。それに気づいた私は、分からなかったら何でも聞くようにしました。時には自分できちんと考えましたが、どうしてもわからないとき、私のタンデムパートナーや先生は私が分かるまで、分かりやすく、なるべく簡単な単語で説明してくれました。それが私にとってすごく嬉しいことでした。呆れられるのは怖かったですが、それからは自分から何でも聞き、行動するようになりました。小さな変化ですが、このことに気づけて良かったです。私自身「もっと相手の言っていることを理解したい」と思うようになり、積極的に質問したり、話しかけるようにしました。こうして会話を増やすことは、ドイツ語を多く学べるし、相手にも自分のことを知ってもらえるし、日本語を多く伝えられるし、その他にもいいことはたくさんあったので私にピッタリな学び方でした。
  6月も同じように過ごしていきました。周りの友達がドイツ語だけでなく英語も頑張っているという話を聞き、さらにモチベーションは上がりました。後半は日本に帰りたいという気持ちが高まりました。これまではあまりそう思うことは無かったのですが、終わりが近づいているせいか、そういった気持ちがあり、授業に集中できない日もありました。しかし、学期末テストが近づいていたので気を抜いてはいられませんでした。
  7月になり、だんだんと留学生活の終わりが近づいてきて、最後の2週間とても寂しい気持ちでいっぱいでした。6月後半から思っていた、日本へ帰りたいという気持ちが薄れ、終わりに近づいていくととても寂しく、この4か月の留学生活を充実して過ごせたという実感がありました。本当に半年という時間はあっという間でした。 時々寂しいと思うこともありましたが、そこで家族の大切さを再認識できました。私はこの留学で、ドイツ語だけではなく、日常生活面や文化の違い、伝えることの大切さを改めて学ぶことができました。人生で1度きりの有意義な時間を過ごせました。家族と支えてくれた周りの人たちに感謝しています。この留学で学んだことをこの先に活かせるよう努めていきたいです。

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西安外国語大学

西安外国語大学留学体験記
片岡 優哉
経済学科3年
2017年9月~6月

  私が最初に留学に行こうと決めた理由は、先生方が留学に行くことを勧めてくれたことと、中国を見てみたい。という好奇心からでした。しかし、私は一度も外国に行ったことがなかったので、いざ中国に来てみて思った事は早く留学期間が終わってほしいということでした。なぜかというと、言葉が通じない、何を言っているのか分からないという恐怖心からでした。最初の2~3か月は本当に大変でした。西安外国語大学の先生方は最初英語で説明してくれるのですが、私は英語もできないので、英語すら聞き取れなく先生方に迷惑をかけてしまっていました。なので、一学期は初歩を学ぶ一番下のクラスで授業を受けていました。しかし初歩を学ぶクラスではあるのですが、やはり言葉が聞き取れなく先生やクラスメイトが何を言っているのかが分からなく辞書を手放せない時期が続きました。
  2か月が過ぎたあたりから少しだけ聞き取れるようになり、少しだけ話せるようになり友達が徐徐にできてきました。友達ができると楽しくなり、もっと色々な国の文化を知りたい、もっと色々な国の友達を作りたいと思うようになり、最初帰りたいと思っていたのが嘘みたいに帰りたくないという感情が大きくなってきました。話せるようになり、友達とご飯を食べに行ったり、寮でお酒を飲んだりと友達もすごく優しくとても楽しかった日々が続いていました。友達の中でも私に対して一番優しく接してくれていたのが韓国人の友達たちです。実は一番早くに友達になってくれたのは日本人留学生ではなく、韓国人留学生でした。日本とも似ている韓国なので親近感もわき、留学が終わった今でも仲がすごくいいです。
  そして、中国人の友達も少しずつできてきました。私達留学生が勉強しているキャンパスと中国人学生が勉強しているキャンパスは違うので中々中国人の友達ができる機会がなく困っていました。しかし、サッカーを通じて中国人の友達ができ、中国人だけでやっているサッカーのクラブに入れてもらえることになりました。そのチームは日本語専攻のチームなので先生や上級生の方は日本語が話せるので、私は一学期の時はずっと日本語を使って会話をしていました。せっかく中国人だけしかいないのだから中国語を使って会話をしようと試みてみたこともあるのですが、留学生同士で話す中国語と中国人が話す中国語が全くちがい、私は聞き取れないし、私が話す中国語の発音が違うので聞き取ってももらえなかったので、日本語を使うか笑顔でいることしかできなく、コミュニケーションがまともにできませんでした。しかし、みんな私に対してとても親切で中国語を話した方が楽なのに、日本語を使ってくれて、見かけたら声をかけてくれたりと本当に感動し、来学期は必ず中国語を使ってコミュニケーションをとりたいと思いました。
  一学期が終わり、友達がつぎつぎ国に帰ってしまって国が違うのでもしかしたらもう一生会うことがないかも知れないと思い悲しくなりました。しかし、仲の良い友達は二学期も中国にいるので、安心感もありました。冬休みになり来学期の目標を立てました。それは、今よりももっと中国をうまくなって中国人の友達とコミュニケーションをとるという目標です。この目標を糧に二学期の生活をおくると決めました。
なので、クラスを二つあげて中級のクラスで二学期は授業をしていました。この時すでに半年弱中国に居たので先生やクラスメイトが言っていることのほとんど聞き取れるようになり、自分の言いたいことも言えるようになり、一学期に比べたら少し成長したなと思いました。
   そして目標なのですが、ついに中国語だけで中国人の友達と会話をすることができるようになりました。中国人の友達も「成長したね」といってくれて、嬉しくもっと頑張ろうと決めました。なので、授業が終わったら友達に会いに行き中国語の練習に付き合ってもらったり、日本語専攻の友達以外に友達を作り何が何でも中国を使わなければならない状態にし、中国語を成長させようとしていました。
 一学期から入部していたサッカーチームも継続してやっていて、キャプテンと戦術について話したり、サッカー以外にもカラオケに一緒に行ったり、ご飯を食べに行ったりとコミュニケーションをとれるようになりました。しかし、サッカーの話しをするときはサッカー用語が分からない時のほうが多いので、その時は先生に助けてもらっていました。なので、わたしの留学生活で思い出の一つがこのサッカーです。なぜかというと、日本に居たら中国人の友達とサッカーをする機会なんてないし、カラオケに行ったりとこんなに仲良くなれることはないと思うのでとても良い経験をさせてもらいました。
   しかしやはり一番心に残っている思い出は韓国人の友達たちと過ごした日々です。韓国人の友達以外にもカザフスタンの友達やロシアの友達などたくさん友達はできたのですが、どのようにしても韓国人の友達たちの思い出が留学生活で一番の思い出だと私は思います。 私に比べて韓国人の友達みんな年齢が上なのですが、陽気に接してくれて、年上感がなく同い年のようで気を使わず本当に楽しかったです。 私の帰国日が決まり、私が帰る前に一緒にご飯を食べに行こうと言ってくれて、帰国日前日に食べに行き私にご馳走してくれました。そして帰り道に「明日泣くね」と先制報告されました。私含めまさか泣くことはないだろうとその時は思っていました。 そして翌日になり、韓国人の友達と日本人の友達と中国人の友達が学校の門まで送ってくれて、お別れをしようとしたら、バス停まで来てくれると言ってくれて、一番初めに友達になってくれた韓国人の友達二人と中国人の友達と一緒にバス停までいき、「前にこんなことあったね。」とバスが来るまでたわいない会話をしていました。その時はみんな笑顔だったのですが、バスが来て私が「もう乗るね」と言った瞬間友達が泣き出してしまい、私も泣くのをずっと我慢していたので、友達の泣く顔を見て我慢できず、泣いてしまいました。しかし、不思議と笑いながら泣いていました。多分頻繁に会えなくなってしまう悲しさとまたいつか会えるという確信があったから、笑いながら泣いていたのでないかと私は思いました。そしてまた会おう。と約束をして私は帰国しました。
  私は人生でこんなに良い経験ができると思っていなかったので、留学に行くことを許してくれた両親、留学に行くことを勧めてくてた先生方に本当に感謝しています。

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リーズ大学

イギリス留学を終えて
伊藤 尚優
英語コミュニケーション専攻3年
2018年2月~7月

  私は2月9日からイギリスにあるリーズ大学に語学学習のため約5か月間留学しました。私は今まで海外に行ったことがなく、今回の留学で初めて海外を経験しましたが、今までの人生で一番思い出深い経験になりました。私は子供のころから海外映画やドラマを見て、海外で外国人と一緒に生活してみたいなと思っていて、ついに海外に行くことが出来るとわくわくした気持ちでいました。しかし、自分の英語力に自信がなく現地で生活していけるのかと不安に思うことも多々ありました。また出発前の準備や大学に送らなくてはならない書類などを書かなければならず、忙しい毎日を送っていました。しかし日本に帰ってきて、留学生活は本当にあっという間だったなと思います。
  出発の日を迎え、イギリスに向かう飛行機に乗りました飛行機も今までこんな長い時間乗ったことがなく少し怖いなと感じましたが、無事にリーズまで行くことが出来ました。現地に着いた途端に英語しか聞こえない環境に変わりこれが海外なのかと初めはびっくりしました。しかし自分が今まで勉強してきた英語とのギャップを感じてこのままではだめだと痛感しました。リーズについてまず自分たちが住む寮に案内されました。私が住んでいた寮はLiberty Dockといって川に面したとてもきれいな場所でしたが、大学から少し離れているので通うのには少し不便でした。また、学生も多く住んでおり話す機会があったのですが、相手が話すスピードについていけずまったく話が続かなかったためいきなり挫折を味わうことになりました。
  リーズの街並みについては、中心地は映画やテレビで見たことがある洋式建築の建物が並んでいて歩くだけでもわくわくした気分になりました。買い物するにもショッピングセンターやスーパーがたくさん建ち並んでいて不便を感じることはなく、放課後遊ぶ時などはパブやブリティッシュスタイルの店もあり、にぎやかな雰囲気でした。イギリスの冬の気温はとても寒く厚手の上着を着ないと外を歩けないぐらいでした。皆さんもわかると思いますが、イギリスはほんとに晴れる日が少なく暗いなという感じでした。しかし夏に近づくにつれて生活がしやすい気温になり日差しがさす時間が多くなると日本とは違い湿度がないため、過ごしやすく快適だなと思いました。
  到着して一週間が過ぎたぐらいにクラスごとに分かれて授業を受けました。クラス内には日本人以外にサウジアラビア、シリア、韓国、中国の方たちもいてグローバルな雰囲気でした。各タームごとに勉強する題目があり、それをみんなでディスカッションして、考えていくという感じだったのですが、私は自分で考えて話すことが苦手で授業中に発言することが大変でした。しかし先生方はみんな優しく教えてくれて楽しく授業が受けられ、だんだんと授業の内容がわかり自分の意見も言えるようになりました。また、イギリスの文化や歴史にも触れられて英語以外にも学べることが多かったです。プレゼンテーションやレポートなどは多くこなしたことによって今までできなかったことが少しできるようになったと実感することが出来ました。また音楽やスポーツやビジネスなどを通して英語を学ぶ授業があったのですが自分の興味がある内容ばかりで毎回授業に行くのが楽しみでした。特にスポーツはイギリスのスポーツ文化や有名な選手のことについて調べ、スポーツでのルールを学んでスポーツを通しての実用的なボキャブラリー力を留学を通して増やすことが出来ました。
  授業外の活動では、ジャパニーズソサエティに毎週月曜日に参加して現地の日本語を勉強している学生と関わりました。そこではお互いの文化などお酒を飲みながら話をしてとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。また、フットボールを通して知り合った友達と今でも連絡を取り合っていて留学中に友達が出来て本当によかったなと思います。週末や長期の休み期間にはイギリス国内を旅行しました。ロンドンではビックベンや大英博物館など有名建築物を観光してこの場所は何度訪れても飽きることはないなと思いました。ロンドン以外にもリバプールやマンチェスターなどに行ったのですが、特にお気に入りの場所はリバプールで、街並みがおしゃれで海にも近くまた違ったイギリスの雰囲気を味わえました。その時は友達と一緒にリバプールFCの試合を観に行ったのですが、本場のフットボールは予想をはるかに上回る盛り上がりで、今までテレビでしか見ることの出来なかった選手を間近で見ることが出来本当にいい思い出になりました、またリバプールはビートルズの街ということで街のあちこちにビートルズに関連したお店があり、ビートルズファンにはたまらない場所だなと思いました。イギリスはヨーロッパと近いということで他の国に旅行にも行きました。イギリスとはまた違った体験ができ一生の思い出になったのでこれからイギリスに留学を考えている人はぜひ他のヨーロッパの国々にも行ってほしいなと思います。
  イギリスに留学して分かったことは日本とは違う面がたくさんありいろいろ苦労した面が多いと実感したことです。今まで日本では当たり前にしてきたことが通用しなかったり、言語の部分では今までやってきたことが正しかったのかわからなくなったりもしました。しかし、今まで経験したことがなかったことを実際に体験し、様々な人との出会いによりまた一回り成長できたのではないのかなと思います。私の中では今回の留学ではまだ満足できない部分も正直ありもう少しいろんなことを勉強してからまた海外にチャレンジしたいなという気持ちが芽生えました。さらに、自分に足りない部分もわかり、何をしていかなければならないのかはっきりしたので、より一層努力し自分の目標に向かって頑張っていきたいと思います。今回留学に関わってくれた方々、このような素晴らしい体験をさせてくれた家族や先生方には本当にお世話になり感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

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リーズ大学

リーズ大学での留学を終えて
齋藤 彩花
英語・英米文化専攻3年
2018年2月~6月

  私は、2018年の2月から7月までの5か月間イギリスのリーズ大学Language Centre(以下LC)に留学しました。これは私の大学生活で2回目の海外留学でしたが、前回とは良い意味で全く異なる新たな学びの多い留学生活となりました。
  リーズ大学はイングランド北部のヨークシャー州リーズ市にある国立大学で、学生数3万人を超える大きな大学です。私が所属していたのはLanguage Centreが開講しているGeneral English Programでした。このプログラムでは留学生が3クラスほどに分かれて授業を受けます。一つ目のタームは途中からの参加だったので比較的短い1か月ほどで、一つのトピックを週ごとに違ったアプローチで進めていく授業でした。休みを挟んで二つ目のタームは2週間で一つのトピックを扱い、計4つのユニットで構成されていました。どちらのタームもユニットごとの最終日にwritingの課題提出とspeakingのタスクがありました。その他に月曜の午後の授業は主にreadingを扱う授業があり、火・木曜日の午後はLinCとよばれる少し専門的なトピックを通して英語の力をのばす授業がありました。
  まず普段の授業では、ユニットごとに様々なトピックを扱うので毎回新鮮な気持ちで取り組むことができました。加えて、語彙の幅も広がったと感じています。環境問題では日本の少子化とは正反対の問題がイギリスをはじめとする他国で議論されていることを知り、驚きました。また、タスクの一環として大学内のひとにアンケート実施しました。これはとても難しく、また勇気がいる課題でしたがやり遂げた達成感を含めて良い経験になりました。チャリティーのトピックでは、慈善活動の現状を新聞やインターネットの記事を読みながら理解して、自分自身の考えを伝えることに取り組みました。普段考えたこともないようなテーマだったうえに、出てくる単語が難しくて授業中にディスカッションするのも提出する課題もなかなかうまくいきませんでした。しかし、クラスのほとんどが私と同じように感じていて、先生方もそのことを理解してくれていたので、分からないことや難しいことはみんなが理解できるまで丁寧に説明してくださり、最後には自分の納得のいく意見文を書くことができました。こうした授業の中では、文法のこと、イギリスや大学のあるリーズのことなどトピックの内容以外のことも教えていただくことができました。特に印象に残っているのは仮定法について一から丁寧に解説してもらったことです。今まで日本語でしか習ったことのなかった仮定法を英語で説明されるのはとても分かりやすく、なんであんなに難しいものに感じていたのだろうと思うほどでした。私はこのとき英語を英語で学ぶ意義を理解できた気がしました。
  午後の授業で私がとっていたのは、前期はLocal History、後期はHistory of Englishという科目でした。もともと歴史にまつわることが好きだったので、これらの授業は楽しんで臨むことができました。Local History ではリーズやヨークシャーの歴史を学びます。私が参加した期間では産業革命が大きなテーマで、課外授業も何度かありました。近くの博物館や歴史ある公園に行って、実物を見ながら先生の解説を聞くことができました。後期にとったHistory of Englishでは言語としての英語の歴史を学びました。どのようにしてイギリスで英語が話されるようになったのか、他の言語からうけた影響と現在まで残っている影響、イギリスを代表する作家シェイクスピアが英語にもたらしたものなどとても興味深いものばかりでした。期末には学んだことをほかの科目の人たちとシェアする機会があり、私はイギリスの多様なアクセントについて調べて発表しました。イギリスには驚くほど多様なアクセントがあり、それぞれに歴史的な背景があり、それを調べていくのが面白かったです。この授業はほかのコースの学生と同じクラスで学ぶことができ、なおかつ自分の興味のある分野について学びながら英語を使うことができるので勉強になりました。
  さて、冒頭でも述べたように今回の留学は私にとって二回目の留学でした。前回は二年生の後期にタイのナレースワン大学に留学していました。どちらが良いと一概にいうことは難しいので、それぞれについて私の意見を書いていこうと思います。
  タイでの留学は今回の留学とは違い、学部に所属する形だったので普通の学生と同じように課題をやったり期末試験を受けたりしました。慣れるまでは授業についていくのが大変でしたし、期末試験も大変でしたがそのぶん力がついたと感じています。リーズ大学LCは留学生向けのコースなので学習面・生活面ともにサポートが充実していました。学習面についていうと、全体的にみてリーズ大学LCの課題はそれほど難しいものには感じませんでした。それを顕著に感じたのはレポートなどwritingの課題でした。ナレースワンでparagraph writingという授業をとっていて、毎週長文を書いていたので、書き方や構成など学んだことを自然と実践できるようになっていました。反対に、タイ留学ではリーズ大学LCの授業で頻繁に求められるディスカッションをあまりする機会がなかったので、オーラルやディスカッションは英語圏留学の強みでもあると思いました。どちらの留学も費用、生活、内容を考えると一長一短で、これから留学を考えている方は留学先について、イメージだけで決めるのではなく自分が伸ばしたい分野と留学先の内容をよく調べてから決定してほしいと思います。実際に留学した人から意見を聞くのもとても参考になると思います。

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リーズ大学

留学を経ての気づきと学び
池本 誠
英語コミュニケーション専攻2年
2017年9月~2018年3月

  私は正直半年以下の留学ぐらいで英語力や自分自身が変われるとは正直な話これっぽっちも思っていなかった。当初の留学目的は日本とイギリスの文化の違いについて興味があったからというのと、海外に行ってみたかったからである。勿論英語力を伸ばすためとも考えていたが5ヵ月程度の短期留学では少し伸びればいいほうだと考えていた。しかし今こうして書きながら振り返り、そして自問自答してみると明らかに以前の私では無いということがハッキリと感じることが出来る。これから順を追って私が留学で見聞きし、体験してきた事を交えながら気づきと学びについて書いていこうと思う。
  まずヨーロッパに行くこと自体が初めてだった私は、入国審査で引っかからないかそして果たして無事に寮に着くことが出来るのかというところから不安でいっぱいだった。私の性格上すべての物事が100%安全と自身で確認出来ないとたまらない気持ちになり、あれやこれやとマイナス方面の事を考えてしまう傾向にあるのだ。用心深いことは良いことと考える人もいるが私の場合は異常なまでの心配性なのである。勿論、搭乗からチェックインそして入国審査も難なく無事に済み最初の日はゆっくりベッドで休めたことを覚えている。大学の最初の授業までは3日程時間があった為、部屋に置いてあった周辺地図を片手にリーズ初日は散歩することにした。しかし用心深すぎる私は同じ場所をぐるぐる回るだけで一向に先に進めずにいた。そんな時通りかかった見知らぬおばあさんが「道に迷ったの?」と声をかけてくれ親切なことにリーズの街をざっと一緒に回ってくれたのである。その一件のおかげでそれ以降からはあまり神経質な警戒はせず自然なふるまいで生活することが出来た。留学前の事前情報でイギリス人と日本人はよく似ていると教わったが顔つきや見た目は違えども、本当によく似ていると思った。二日目、三日目は一緒に留学しに来た友人と回り、とてもお世辞にもおいしいと言えないラーメンを日本食レストランで食べたことを覚えている。
  そしていよいよ大学初日だが授業の前に一つのクラスに留学生が全員集まり説明を受けた。率直な感想、留学生は日本人しかほとんどおらず安心感とこれで本当に英語力が伸びるのかと心配もあった。クラスは3つに構成されており事前のオンラインテストの結果でそれぞれ振り分けをされており私は真ん中のクラスに一学期は所属した。午前中は主にこれらのクラスで一般基礎英語をテーマに合わせてディスカッションをし、時にはエッセイやプレゼンテーションをするのだが日本人が多いこともありそれ程苦ではなかった。しかし午後の授業は別のクラスで他の学科の生徒と混ざり授業をするため、圧倒的に日本人が少ない状態でほぼ同じことをクラスのテーマに沿い行った。ただでさえ人見知りの私は初日の授業は日本人の隣に座り自己紹介以外はほとんど黙っていたが、授業中積極的に学部生の一人が話を振ってくれたおかげもあり少しずつ、つたない英語で自分の意見を言うことが出来た。日本でも英語でディスカッションの授業などはあるが実際に受けてみて感じたことは、日本と比べほとんどの学生が積極的で尚且つ新しく来た人にも優しくそして丁寧であった。一週間ほど過ぎ授業について全体的に感じたことはこれなら基礎レベルができていない私でも午前中の授業で同じ目的で来た友人たちと学び、午後は自分自身で学んだ事を生かしながら英語力、会話力を磨いていけると思っていた。しかし現実はそんなに甘くはなく、思ったことを伝えることが困難な時もあり、時には間違った意味で理解され誤解を産むことも屡々あった。
そんなこんなで一か月ほど過ぎたときようやくGeneral Englishのテーマでもある「恐れずに自分自身から発信していく」事が安定した形となっていった。しかしそれと同時に授業だけでは物足りなくなり学内のアニメソサイエティとジャパニーズソサイエティと言う日本でいう一種の部活動に参加しそして毎週月曜に行われるグローバルカフェというi Loungeのようなものにほぼ毎回参加した。ジャパニーズソサイエティでは日本に興味のある外国の方や現地に住んでいる日本人の人々とお酒を交えながら意見交換や言語学習をするもので、留学生の大半は最初にこのソサイエティに来ると私の友達のジェイコブが言っていた。そしてアニメソサイエティだが今振り返ると学外の主な時間は彼らとともに時間を過ごしていたと思う。主な活動は日本文化の象徴でもあるアニメや日本文化をアニメで通じて学習しお互いに意見交換をするといったものである。私自身アニメが好きという単純な理由で参加しただけだったが、まさか多くのアニメソサイエティに参加するイギリス人と仲良くなれるとは夢にも思っていなかった。初日は周りが全く知らない人だらけで尚且つ私だけがアジア人で英語につたないこともありなかなか話をすることはできなかったが、二回目以降から思い切って知っていそうな話題をグループに持ち掛けたら皆優しく接してくれ、すんなり輪の中に入れてもらえることができた。その後は一緒に杯を交わしながら私は日本文化そして彼らはイングランドの文化などについて話し合ったりし、とても有意義な時間を毎回過ごすことができた。ある時はメンバーの一人の誕生日パーティに誘われ、ある時には一緒にクラブに行き踊ったりなど本当に新鮮な経験をさせてもらえたことに感謝している。
  ここで私が気づいたことは何も英語だけを伸ばすために留学に来ているのではなく、新しい経験をして自分自身が成長することも大事なことなのではないかと気づくことができた。勿論全てが全て良いことから学んだわけではなく悪いことから、いわば反面教師のようなもので学んだこともある。日本と違いイギリスでは浮浪者が多くいてはっきり言って治安は良いとは言えない。これは友人の一人から聞いた話だが、夜9時頃にATMでお金を引き出そうとしたら浮浪者のような黒人男性4人に囲まれ財布ごとカードを盗まれ、そしてロンドンのレストランでは2分ほど目を離しているうちにスーツケースごと盗まれたということもあったらしい。正直彼が少し不用心すぎるということもあるが日本ではほとんどあり得ないことだったので聞いたときは衝撃を隠せなかった。私自身は前述した通り警戒心が強く常に気を張っていたので大事はなかったがそれでも一度浮浪者の一人に半分恐喝なようにお金を渡してしまったこともあるし、ロンドンに行った際のホステルでは洋服や電気製品が翌日にはなくなっていたということもあった。いかに日本の治安が良くそして人々が穏やかであるのは言うまでもない。       
  経験で驚いたことと言えば一学期にあったことだが結論から言うと授業がストライキと雪の影響で一週間丸々なくなったことである。学校内の先生たちが自分たちの給料を上げろとか何とかという理由で授業をしないということが起きたのだ。しかも一番驚いたことは振替の授業や課題や代行の先生もおらずただただ休校になったということである。しかもそれがリーズ大学内では権利として認められており大学側も公認的に許可しているとのことである。そして、授業自体の内容も一学期はきちんとしており学ぶことが多かったが、二学期に入ってからは正直な話イギリス人の友人と遊んだほうがまだ勉強になるといった内容のものばかりであった。学校の時間割もかなり適当で当日の授業1時間前にようやくクラス発表などざらにあり、中にはクラス事態が間違って掲載されたということもしばしばあった。これを文化の違いの一言でまとめて言っていいのかわからないがこれが嘘偽りのない私たちが経験したことである。
  話は変わるが皆がよく聞くうわさでイギリスの料理はまずいというがそれは紛れもない事実である。もちろんすべておいしくないというわけではなく大半がおいしくないということである。学内の食堂を初めて使った際に出てきたフィッシュアンドチップスの不味さは今でも舌の上に記憶しているほどである。中でも冷凍食品はとてもひどく私が食べたのは主にカレーだけであったがすべておいしくなかった。そんな中私を救ってくれたのはリーズ大学の目の前にある「HOME」という名の中華料理レストランであった。値段は少し張るがご飯もしっかりとした日本のご飯にちかく、料理もどれを選んでも間違いがないといえるほど美味なものだらけであった。しかし毎日食べるわけにもいかないので自炊がほとんどだったがそのおかげもあり、日本では全くできなかった料理が少しはできるようになり、メニューを自分で考えるため食べたいものだけを食せる生活ができた。私の影の留学目標の一つに体を鍛えるという項目があり、日々カロリー計算をしながらご飯を食べていた。なぜこれを目標にしようとしたかというと、留学前は実家でずっと生活をしていたせいで怠惰な生活ばっかりをしていた。そんな中今回留学というチャンスがあるなら、ということで急きょ体を鍛えることにしたのである。そして私が住んでいた寮には24時間使用可能なジムがあったためである。結論から言うとダイエット兼、体を鍛えることは成功し、現在もこの体を維持そして発展させるために努力していこうと思う。何かを目標に立ててそれを達成できた時の喜びはその本人にしかわからないという言葉があるがまさにその通りだと思った。 
  私にとって寮生活というのはこれが人生で初めての経験で来た当初は本当に自分の部屋以外からは出ることはできなかった。というのも来た当初は本当に対人関係が苦手だったからである。ドミトリーには私以外に4人の留学生が在籍しており、ロシア、フィリピン、カナダ、など様々な国から来ていた。トラブルはほとんどなく皆優しく本当に快適な寮生活ができたのではないかと思う。そしてキッチンは共同だったこともあり、食事を作る際にはしばし会いそのたびにたわいもない話をすることができてとても楽しかった。今考えてみると何気ない会話をすることができるようになるレベルまで来られたのは彼らのおかげといっても過言ではない。
  まとめとして帰国して思ったことは5ヶ月間の留学は本当にあっという間で全てのことが最近のように思えて仕方がない。来る前は悲観的で心配性だった私のアイデンティティを根元から変えてくれた出会いや機会を設けてくれた両親には本当に感謝でいっぱいである。人生にはいくつかのターニングポイントがあるというが私にとってこのリーズ大学留学はかなり大きいターニングポイントになったと思っている。せっかく身に着けた語学力を失わないようにするためにもこれから日本でどんどん会話できる場所を探し積極的に参加し更に英語力を磨いていきたいと思う。

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