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留学体験記

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釜山外国語大学校

釜山外国語大学オンライン短期研修
高本望愛
中国語専攻4年
2021年8月

   私は2021年の8月12日から31日まで釜山外国語大学のオンライン短期研修に参加しました。新型コロナウイルスの影響で海外に行けない日々が続いていることで、第2外国語で履修している韓国語の習得に対するモチベーションが下がりつつありました。そんなときにこのプログラムが開催されることを知り、参加することで自分の意識を変えられると思ったので挑戦することにしました。
   まず、オンライン研修が始まる約1ヶ月前にクラス分けのためのレベルテストがZOOMで行われました。このテストは先生が提示したテーマについて10文程度の作文をするライティングと、インタビュー形式で先生から質問されたことに答えるスピーキングのテストでした。このテストの結果によって初級と中級の2クラスに分けられ、私は中級のクラスになりました。
   授業は平日9:00~12:50で50分授業が4コマありました。9:00~の2コマはリスニング・スピーキング、11:00~の2コマはリーディング・ライティングの授業で、どの分野も毎日バランスよく学ぶことができるのが良いなと個人的に思いました。また2週目と3週目の金曜2日間は特別授業と文化授業がありました。
まず、リスニング・スピーキングとリーディング・ライティングの授業についてです。テキストを使って1日1課ずつ進めていく形式でした。テキストにはイラストやK-POPアイドルの名前などがたくさん出てきたのでわかりやすく、楽しみながら学ぶことができました。また、題材が「趣味」や「性格」、「旅行」など日常的なテーマだったので、自分の考えや気持ちを話す機会が多かったです。どちらの授業もただ先生の話を聞くだけではなくて発表したり、グループやペアに分かれて会話したりする機会が多くありました。私のクラスは中国人が1人、その他は全員日本人だったのですが、オリエンテーションの時点で「授業中は韓国語しかしゃべってはいけない!」という約束を先生としたので、日本人とも韓国語で話していました。そのおかげもあって、研修に参加する前よりも韓国語で話すことに自信を持つことができています。なので「クラスに日本人ばっかりでもちゃんとコミュニケーション力伸びるの?」という心配はいらないです!!
   次に特別授業と文化授業についてです。特別授業では「発音」と「抑揚」について学習しました。発音の授業では「어と오」や「ㄱ・ㄲ・ㅋ」など似ている発音のポイントやコツを実際に発音しながら学びました。2、3人ずつ発音して間違っているところは丁寧に教えてくれたので約2時間という短時間でもネイティブの発音に近づいたと思います!そして、抑揚の授業では、標準語と釜山方言のイントネーションの違い、標準語を話すときに注意する点を学びました。「トッケビ」や「サムマイウェイ」など、とても人気がある韓国ドラマの台本を用いて、ペアで役を演じながらネイティブのイントネーションを練習したのがとっても楽しかったです。
   そして、文化授業は「釜山方言」と「韓国のデザート」について学習しました。方言の授業では法則や決まりを学んだ後、例文を釜山方言に訳したり、ペアで発音練習をしたりしました。この授業でさらに釜山に行きたいという気持ちが強くなりました。また、韓国のデザートの授業では伝統的なものから最近流行っているものまでいろんなデザートをクイズ形式で学びました。日本では見たことがないようなものもたくさんあって、とても興味深い授業でした。
オンラインということで、テキスト配布や課題提出、連絡事項などは全てカカオトークで行われました。私は韓国語をキーボードで打ったことがなかったので、最初は戸惑いましたが、パソコンのキーボードにハングルを書いたシールを貼って練習したり、スマホでメモを書くときは韓国語で打ったりして慣れるように心がけていました。今では問題なく韓国語のキーボードで文字を打つことができるようになりました。そして、先生との連絡もカカオトークなので、わからないことはすぐ質問できる環境です!
   また、研修最後の日にはクラスメイト1人1人にメッセージを送る時間もあって、終わってしまうのが寂しく、もっとみんなと勉強したい!という気持ちになりました。オンラインで直接会えない中でもそれほど仲良くなることができたことがとても嬉しいです。
   今回、現地に行けないからと参加するのを諦めた人もいると思います。しかし、少しでも迷っているなら、オンラインでも参加するべきです!!私は参加する前、もう単位も足りているから韓国語の履修を辞めようかなと考えていました。しかし、研修後には4年の後期も絶対韓国語を履修して勉強を続けよう!という気持ちに変わりました。2週間で気持ちをこんなに変えることはなかなか無いと思います。オンラインでもたくさん成長することができ、韓国語力だけでなく自分自身にも自信を持つことができると思いました。
   どの授業も日本の大学ではなかなか学ぶことができないことばかりでとても充実した夏休みになりました。授業日数14日間という短期間でも確実にモチベーションと自信に繋がったと実感していて、卒業前にこの研修に参加することができて本当に良かったです。これからも韓国語の習得を続けていきます。

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南イリノイ大学

南イリノイ大学Online研修
前畑美亜
英語コミュニケーション専攻1年
2021年8月~9月

   こんにちは。英語コミュニケーション専攻1年の前畑美亜です。私は2021年の夏休みに南イリノイ大学のOnline研修に参加しました。期間は8月16日から9月10日の4週間でした。新型コロナウイルスの影響で実際に海外に足を運び留学を経験することは難しいですが、オンライン留学があることを知り挑戦したいと思いました。オンラインで手軽に海外の学生と一緒に授業を受けたり、英語を使って会話をしたり、ディスカッションをしたいと思ったので挑戦しました。最初は、クラスについていくことが出来るのか、外国人もいて自分だけ置いていかれないかなど不安なことばかりでした。ですが、せっかくこのような機会を頂けたので何もやらないよりは何事も挑戦することが大事だと思ったので参加しました。
   南イリノイ大学の研修では、1クラス15人ほどのクラスが2つありました。私が参加したのは「English for Academic Purposes 1」というクラスでした。クラスメイトの約半分は徳島大学や国内の他の大学に通っている日本人の学生で、もう半分は第一言語が英語ではない外国人留学生でした。ほとんどの生徒の第一言語が英語ではなかったので英語に関したお互いにわからないことを聞きあったり話し合ったり、住んでいる国は違うけれど英語を勉強するという一つの同じ目標に向かって一緒に勉強できたことはとても嬉しかったです。授業内では3人くらいのグループに分かれて先生が出した問題について考え意見を出し合ったりもしました。グループで一緒に課題に取り組むこともありました。担任の先生はとてもやさしく、授業もとてもわかりやすかったです。毎回授業の最後に質問の時間があったのですが、みんなの質問にも快く一人一人丁寧に答えていくださいました。この先生やクラスメイトのおかげで私の授業に対する不安もなくなりました。
   最初の授業では、みんなである英語の文章を読んで自分の知らなかった単語や難しい単語の意味を調べ理解し類義語などを探し表にまとめたりしました。それから私たちはBeautyというテーマに沿って学習していきました。まず、先生が提示してくれた今回のテーマに関する記事を読み小さなグループに分かれて記事を読んで思ったことの意見交換などをしました。自分の好きだったものを1人1つ選び1つの記事ごとに3人ほどのグループに分かれました。それから自分たちが担当する記事をより詳しく読んでいき、筆者が何を伝えたいのかなどを探っていきました。日本語でも伝えるのが難しいような内容でしたが、何とか自分の言いたいことをグループの人に伝えようと必死で頑張りました。
   私は授業を受けていてよかったと思うことは、他の国の人の話す英語を聞くことが出来たことです。クラスメイトの英語を聞いてとても楽しかったです。麗澤大学にいるネイティブの先生方はアメリカ英語かイギリス英語で話す先生方がほとんどです。ですが、今回の研修では様々な国からの留学生が来ていたのでそれぞれの国の発音の英語を聞くことが出来ました。スペイン語やポルトガル語などを第一言語としている人がいてその人たちの英語を聞いていて、国によってアクセントや話し方が全く違うことに気づき英語への関心がさらに高まりました。
   毎週火曜日にはSpeaker hour、水曜日にはConversation hour、木曜日にはgame hourというイベントのようなものもあったのでとても楽しかったです。これらはクラス関係なくみんなが参加していました。Speaker hourでは毎回新しいゲストスピーカーをお出迎えしてボランティアに関するお話や、学校やアルバイトなど時間の組み立て方についてなど様々な話題について話してくれました。Conversation hourでは生徒約6人に1人のネイティブの先生グループで質問が出されてそれについて答えるという簡単な英会話をやりました。最後にGame hourです。その名の通りゲームなどをしてみんなで楽しみました。最初の2回は自分のことについて写真などを見せながら話しました。Kahoot! を使ってアメリカの祝日についてのクイズをしました。またscribbleというゲーム機能も使い絵を描いて当てるゲームもしました。
   夏休みに南イリノイ大学CESLのオンライン留学に参加してみて、たくさんのことを学びました。以前までは英語を人前で話すことに緊張や不安などがあり、少しためらいを感じていました。ですがこの研修を終えて、失敗を恐れずに英語を話そうとする姿勢が大事だということを学びました。オンラインでの授業ということもあって一人しかいないので心細く感じてしまうこともありましたが先生方もクラスメイトもみんな優しく接してくれました。授業では日本人と比べ外国人留学生は自分の意見をどんどん言っていてその積極的な姿勢に圧倒されました。私も彼らを見習い、自分の発言に自信を持ち堂々と意見を言えるようになりたいと強く思いました。英語の知識はもちろんですが、クラスメイトからも学ぶことは多くありました。ここで経験し、学んだことはこれから生かせる場面がたくさんあると思います。来年留学が出来るかどうかはわかりませんが、自分が後悔しないように英語のスキルを上げることを目標に勉強していきます。

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釜山外国語大学校

釜山外国語大学Online研修体験記
目黒七海
英語・リベラルアーツ専攻2年
2021年8月

   こんにちは、外国語学部・リベラルアーツ専攻の目黒七海です。今回、初めて釜山外国語大学の14日間のオンライン研修に参加しました。14日間という短い間でしたが、素敵な方達に恵まれ、とてもいい経験になりました。この体験記で少しでも魅力を紹介できたらと思います。
   まず、授業の内容とスケジュールからお話しします。最初に実力診断のためのテストを受け、個人のレベルに合ったクラスに分けられます。この実力診断テストでは、いくつかの質問に韓国語で答えを書いて、写真に撮って送ります。次に、先生と1対1で少し話します。この時、私はまだ分からないことがとても多く、本当に緊張していて、ほとんど話せなかったです。でも、先生は「大丈夫だよ」と優しくゆっくり聞いてくださいました。後で、他の生徒さんにも聞くと、みなさんとても緊張していて話せなかったという人が多かったです。なので、あまり怖がらずに受けてほしいと思います。
   私のクラスは初級のクラスなので、基本的な単語や文法を中心に学びました。月曜日から木曜日までは、テーマで分かれた課を1日1課学びます。私のクラスは、挨拶から始まり、約束・季節・旅行など基本的なテーマを学びました。時間は、朝の9時から1コマ50分の授業を4コマ行います。間の休憩は10分です。
   最初の2コマは話す・聞くこと中心に学び、あとの2コマは書く・読むことを中心に授業が進みます。この2コマずつで先生が変わりますが、どちらも、先生とその日の単語を書いて、話して練習した後、ブレイクアウトルームでクラスの子とも練習します。話す・聞くことがメインの授業は、もちろん話すことが多かったです。また、単語を覚えるためにゲームをすることも何回かありました。学校の違う、初めて会う人がほとんどなので、このようにゲームをすることで、話しやすく仲良くなりやすかったと思います。
   書く・読むことがメインの授業も、たくさん話しますが、自分で少し長い文章を作ってから話すことが多かったです。話しメインの授業のように考えてそのまま話すのではなく、しっかり文章を作ることに重点を置いています。そして、作った文章を先生に送ると、その場で訂正してくれます。自分の文章をすぐ見てくれるので、間違いも理解しやすく、頭に入りやすかったです。その後、作った文章もしっかり話します。ここでよく指摘されたのは、作った文章をそのまま言うだけでなく、「会話」を大切にしてほしいとのことでした。普段私たちが話すような相槌をいれたり、相手が言ったことに質問をしたりすることを忘れないでほしいとよく指摘されました。書くことが中心の授業でも、会話の練習も行えて、身につく勉強のやり方が出来ていたと思います。何度も指摘してくれたからこそ、はじめは教科書に載っていることしか話せなかった私たちも、だんだん相槌を打ちながら会話が出来てきて、教科書にはない質問も出来るようになって、少しはネイティブの会話に近づけたのではないかと思っています。
   金曜日には、また違う先生2人から発音と韓国の文化について学びました。日本語にはない難しい発音や、発音の変化を何回も丁寧に教えていただきました。文化の授業では、各地の食文化や、若者がSNSで使う言葉など、今の韓国を感じるようなものを教えていただきました。
   今回のこのプログラムは、本当に韓国に行けるわけではありませんでした。それが理由で参加をしなかった人もいるかもしれません。私もすごく迷いましたが、まずは韓国語が少しでも話せるようになってから韓国に行きたいと思い、参加を決めました。本来なら、授業が終わった後に友達と勉強したり、観光したり出来ると思いますが、その時間がありません。1日中韓国語が飛び交っている環境にいることが出来ないので、モチベーションも全く違うものだと思います。しかし、今回一緒に勉強した人たちは、それでも授業を受けようとした人たちで、みなさん自ら学ぼうとする意志があり、お互いに頑張ろうと思える人たちでした。学校も年齢も違うけれど、話をしていて楽しいし、かわいくて優しい方たちと、今回一緒に学ぶことが出来てとても嬉しかったです。14日間しかありませんでしたが、最後の日に全体を振り返って、みんなにメッセージを書いたとき、終わってしまうことが本当に寂しく、泣きそうでした。始まる前の緊張感や不安だったことが嘘のようでした。まだみんなと続けていたいです。そして、こんなに良い環境を作ってくれたのは、4人の先生がとても明るく、私たちが分かるまで丁寧に教えてくれたからだと思います。たくさん話す機会を作ってくれたので、オンラインでも授業を見ている感覚にならずに、教室で受けているような感覚で勉強することが出来ました。もし、参加してみたいけど、ついていけるかなと不安で悩んでいる方がいたら、ぜひ参加してほしいと思います。先生も一緒に学ぶ友達もみんなで頑張ることが出来る環境です。自分の力や自信になる良い経験が出来ると思います。
   今、コロナで留学が難しい中、このプログラムを作ってくださった二つの大学の方と、参加させてくれた両親に感謝しています。また、最終日に先生からもメッセージを頂き、とても嬉しかったです。これをモチベーションに、これからも韓国語に触れていきたいと思います。

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北京語言大学

北京語言大学夏季研修体験記
樋浦奈菜
英語・リベラルアーツ専攻3年
2021年8月

   私は2021年の夏休みに約4週間、北京語言大学の夏季短期中国語速成オンラインコースに参加しました。私は19時〜22時50分の口語クラス、総合クラスに参加しました。英語専攻で中国語のオンライン留学をした理由は、第二言語で2年間履修していたものの中国語特有の発音、拼音が覚えられず正直苦手な科目でした。しかし、2年生の春休みに3年生の外国語科目を考えなければいけないと感じたときに他に興味のある言語を見つけられずにいました。また、就職活動を考えた時に自分のやりたい事は英語と中国語を勉強する必要があると感じ焦りを感じました。そこで中国のドラマを英語字幕で見始めたことが中国へ興味を持つきっかけとなり、オーディション番組が始まると知り見始めた結果、これまで苦手意識のあった中国語の発音、拼音が今では一番の趣味になりました。
   「そんな単純な理由!?」と多くの人には思われるかもしれませんが、私にとって楽しく語学を学ぶためにきっかけは何でも良いと思っています。自分が楽しいと思うことがモチベーションに繋がり向上につながると思っています。「興味があることはやりたい」その気持ちのまま夏休みにオンライン留学があると知り、自分のリスニング力、特に苦手な文法を学びたいという理由で不安よりも楽しみな気持ちが大きく挑戦することにしました。
   初めにレベル分けテストがあります。A(初級)〜E(高級)クラスがあり、テストの結果Cクラスに決まりその後「微信」という日本のLINEの様なツールを使用し先生方と個別で連絡を取り合いました。楽しみも束の間、チャットで分からない長文が送られてくること、自分の中国語に自信が無いため、その時に初めて不安に襲われました。
   次に第2の不安要素です。私はもともと8月4日〜8月30日のプログラムに参加予定でした。しかし、人数が少ないからそのコースは開講しないと言われ7月28日〜8月24日のプログラムへ移動となりました。この時すでに8月1日でした。すでに開講しているクラスへ入る事になり、8月3日に初めて授業に参加すると授業の進み方が分からない、教科書がまだ配布されてない、宿題の提出先も分からないといった状態で、授業後に残って質問していました。初めの1週間は予習をするのに各2時間、授業直後の復習に各1時間半、日中はアルバイトという生活が辛いと感じていました。しかし、先生方の授業が本当に楽しく、一つでも多く知識を吸収したいという気持ちが大きかったです。
   19時〜20時50分の口語クラスでは主に教科書の重要な文法を学習し、学習した単語を用いて自分で文章を作り発表すること、教科書の文章を正しい発音で言えるようにすることを主に学習しました。口語クラスのため発音はもちろん、日本人特有の “R”の発音や “chu”の口の形など先生が丁寧に何度も教えて下さいました。間違えても積極的に作った文章を発表することや教科書の文を読むことを常に心がけていました。これまでは間違えることを恐れ、恥ずかしがって発表しないという選択肢を取ってしまっていました。しかし、間違えることで先生が正しい発音へと矯正してくれるため発表する事で自分が苦手な発音や文法を認識することが出来ました。北京にある大学のため「儿化」にして授業が進むことが多かったです。個人的にこの「儿化」の柔らかい印象の音が好きなのですが、自分が発音するには少し難しいです。
   次に、21時〜22時50分の総合クラスでは約20人、11か国の国の方々と授業を受けていました。すでに何ヶ月も授業を受けている方も多くおり、その方達の語彙力、積極性に感化されました。この総合クラスでは主に文法、新出単語の学習です。口語クラス総合クラス共に単語の数が多いので全単語の発音、拼音を覚えながら文法を覚える事は苦労しました。しかし、1単元を約1週間かけて行うので何度か復習をするたびに自然と身に付いている事が、章末問題や約500字の作文を書く事で実感しました。これまでは分からない単語があると携帯の「简体手写」という手書き機能を使って検索していましたが、このオンラインプログラムでスニング力を上げるという目標のもと、聞こえた発音を辞書で見つかるまで繰り返し聞くことを心がけました。特に “q”と “ch”や “sh”と “x”の違いを聞き取る事は課題だったのでこれらの方法を行いました。また、スライドの内容をノートに取りたくなってしまいますが、先生の口元を見て発音を学んでいました。現在、コロナ禍でマスクが必須となり、発音を学ぶ上で重要な口元が見ることが出来ないため、このようにオンラインという環境は飛沫を気にする事なく語学を学ぶには良いメリットだと感じました。
   最後にこのプログラムを終えて自分自身が成長したと実感する点は主に積極性とリスニング力です。初めの1、2週間は授業中の指示に必死に耳を傾け単語を聞き取ることに必死でしたが後半に入ると指示を聞き取りながら発表する文章を考える余裕ができるようになりました。
   今までの自分は間違えることが恥ずかしいと思い発表する事は躊躇していましたが、「何も行動をせずにこの貴重な1ヶ月を無駄にするのか、何も吸収せずに終わってしまうのは嫌だ」という気持ちが強くありました。口語クラスの最終テストが終わった後に先生と話している際に「文法はまだ完璧では無いけどフレンドリーだし、間違っていても積極的に話してくれるからもっと上達するよ!頑張って!」と仰ってくださいました。この言葉で、実際に現地に行って成長した姿で先生の授業を受けたいと強く思いました。授業の最後にはフランス人の学生が「中国で会いましょう!」の言葉や、先生が「何かあったら連絡してね!」など語学だけでなく人との出会いを感じた非常に密度の濃い1ヶ月でした。
   このプログラムは先生が親身に1人1人分かるまで説明を英語と中国語で行うので英語専攻だけど中国語にも興味があると思っている方にもぜひ参加してほしいです。またこのような機会があるならば絶対に参加します。

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QQ English

QQ English体験記
廣田生羽
英語・リベラルアーツ専攻1年
2021年8月

   こんにちは。私は英語・リベラルアーツ専攻1年の廣田生羽です。私は2021年8月9日〜8月27日の3週間、QQ English スーパーライトプランに参加しました。参加した理由は、今はコロナ禍で実際に現地に訪れての語学留学が難しい中で、自宅から参加できる語学留学プログラムというものに魅力を感じたからでした。このプログラムは時間帯を自分で選ぶことが出来るためアルバイトをしている学生さんも両立しながら参加することが出来ると思います。私は1コマ目の授業が朝の10時からと余裕を持ったスタートだったため、3週間苦になることなく、夏休みでも規則正しい生活を送ることが出来ました。それでは、実際に私が受けた授業を1つずつ紹介したいと思います。
   まず1コマ目の授業はTOPIC&CONVERSATIONというマンツーマンで様々なトピックについて外国人の先生と話す授業です。この授業の良いところは、英語を話す力が身に付くだけでなく、国の文化や日本との違いをたくさん学ぶことが出来ます。例えば、先生が「日本ではどうですか?」と質問をしてくれるので答えると同時に「先生の国ではどうですか?」と質問をすると詳しく先生の国の文化について教えてくれます。そして、授業のトピックもデートや結婚などとても面白いものばかりだったので、時には最初の10分くらいで単語など簡単に確認して残りの時間は先生と英語でそのトピックについて語ることもあってとても楽しかったです!このように良い意味で授業というよりも先生とお話しできる時間みたいで変に緊張することなく肩の力を抜いて授業をすることが出来ました。
   2コマ目の授業はカランメソッドというマンツーマンで単語や文を50分間ひたすら発音する授業です。大変そうだと思うかもしれませんが、penやtableなどの基礎的なものから始まります。発音が分からなかったり、間違えて発音してしまったら先生が丁寧に分かるまで教えてくれますし、マンツーマンなので間違えても恥ずかしくないので私は分からない単語があっても黙らず、思った通りに発音することを心がけました。そして習った単語や文法を使った簡単な文章を先生が読んでくれるので、その文をタイピングで打ってきちんと文法を理解出来ているか、単語を間違って覚えていないか確認をすることも行います。そのため、リスニング力も身につけることが出来ます。初めは本当に簡単な単語から始まるので「意味あるの?」と思うかもしれませんが、簡単な単語ほど普段気を使って発音していないため、改めて舌を英語の発音に慣らすことでネイティブに近い発音を身につけることが出来て本当にやって良かったと思いました。
   3コマ目はグループレッスンという授業です。この授業は先生1人に対して3人のグループでレッスンを行います。私は大学3年生と2年生の先輩と一緒のグループでした。初めは一番後輩ということもあったし、マンツーマンではないので緊張しました。ですが、先生がミニゲームなどを毎回の授業の始まりでやってくれたので先輩ともすぐ仲良くなることが出来ました。この授業で主に行うことはトピックについての自分の考えや主張を発表し合うことです。自分の思っていることを先生や同じグループの人に分かりやすく伝わるように文章を考えるので、英語の文章構成力が身に付きます。トピックセンテンスと具体例のある文章を前よりも短時間で簡単に作れるようになりました。
   3コマ目が終わると、お昼休憩と自習時間があります。QQ Englishのいいところは時間いっぱい先生と一対一で会話ができることです。そのため、私は基本的に授業中ノートは取らずに先生と英語で会話をしました。そして授業でやったことを思い出して、ノートに書き出す作業を自習時間にすることを心がけました。そうすることで自分がその日の授業でどれだけのことを学んだのか確認にもなるし、軽い復習(アウトプット)にもなりました。そして毎週金曜日には決まってスピーチがあったので原稿を覚えることとどこにジェスチャーを入れるか確認して毎回スピーチで満点を取れるように自習時間を上手く活用しました。
   4コマ目はリフレクションタイムがあります。この時間は授業というよりも復習の時間です。その日の授業でどんな単語を学んだかを確認したり、宿題の答え合わせをしたりします。習ったけどまだ不安なところや、質問したいところなどをこの時間に解決することでその日1日の学びがより深いものになります。そして毎週金曜日にはスピーチを行います。週の初めにスピーチのトピックを決め、自分で原稿を作成して発表をします。採点基準には発音や正しい文法はもちろん、アイコンタクトが含まれているので私は暗記して発表することを頑張りました!
   私はこれらの授業において、先生の言っている意味が分からなかったり、自分の伝えたいことが先生に伝わらないことがあったら、すぐに対応出来るよう常に辞書を手の届くところに置いておくことを心がけました。翻訳アプリは使わずにどうにか自分の言葉で相手に伝えたり、相手の言っていることを理解することでより英語を使うことに慣れます。もし間違えた単語や文法を使っても先生方は伝わるまで聞いてくれて、間違いを訂正してくれます。そのため、このプログラムに参加される方は間違えを恐れず、話すことを頑張って欲しいと思います。
   初めは3週間と聞いて「とても長いな」「続けられるかな」と不安でしたが、実際にやってみると本当にあっという間に感じました。長期の休みは普段よりも勉強から離れてしまいますが、コロナ禍で外出が出来ない中、このプログラムに参加したことで休みの期間英語から離れることもなく常に英語に触れることができた3週間でした。最終日にはみんな別れを惜しんでくれるほど先生方とも仲良くなることが出来ました。本当にやって良かった、また機会があればやりたいと思えるプログラムですので、英語の力をもっとつけたい、ネイティブの先生と話したいという皆さんはぜひ参加を検討してみてください!

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南イリノイ大学

Online program体験記「CESLが大好き」
チャン ティ ゴック ハン
グローバルビジネス専攻2年
2021年5月

   私は国際学部グローバルビジネス専攻2年生のチャン ティ ゴック ハンです。ベトナム出身で、2年半前日本に来ました。世界中のたくさんの友達とコミュニケーションを取って、英語の能力を上げて、視野を広げたいと思っていましたので、留学に興味を持っていました。しかし、去年からコロナウイルスの影響で、アメリカやオーストラリアなどに留学することができなかったです。その代わり、南イリノイ大学のCESLオンライン留学プログラムに2回参加しました。1回目は2021年春休み(4週間)、2回目は2021年5月(3週間)でした。
   1回目、TOEICスコアによってCESLがクラスを分けました。私が受けたコースは、「English for Academic Purposes 1」でした。最初は自分の英語のレベルに自信を持っていなくて、友達に追いつかないのが不安でした。また、オンライン留学に参加するのは初めてなので、順調に進むかどうかは心配していました。幸いなことに、先生はとても親切で、簡単に説明してくれました。そして、メキシコ、コロンビア、サウジアラビアから来た私の友達、徳島大学の友達はとても優しい人で、一緒にコミュニケーションをよく取りました。嬉しかったです。
   「English for Academic Purposes 1」コースでは、「National Geographic」プログラムを通じて文法とアカデミック語彙を学びました。私たちが学んだレッスンは「Living longer」でした。小テストや期末試験などがありましたが、よく練習したら、絶対高い点数が取れると思います。作文スキルをあげるために、2つの作文を作成しました。学生たちが作成してから、先生に直していただきました。
   授業以外は「Guest speaker hour」(毎週水曜日)や「Game hour」(毎週火曜日)などにも参加しました。会話スキルに大変役立ったと思っています。ゲストスピーカーが自分の仕事や経験や面白いことなどを共有してくれました。ゲストスピーカーの講義を聞いてから、学生たちは質問をしたり、講義に関する考えを共有したりしました。Game hour の担当の先生は毎週いろいろなテーマや面白いゲームを作ってくれました。ゲームに参加することだけでなく、交流会などにも参加できました。世界中から来た学生たちとよくコミュニケーションを取ったり、文化交流したりしました。とても楽しかったです。
   「English for Academic Purposes 1」はテスト「Living longer」というテーマに関する期末クイズと討論で終わりました。高齢者のために、社会福祉に貢献するために、若者に課税することが公正であるかどうかについて討論しました。先生や友達を説得するために、自分たちが意見や証拠を出しました。その議論を通じて、よく使われる表現を身につけて、英語のコミュニケーション能力を向上させることができました。
   2回目は「Community Engagement」プログラムを受講しました。今回はTOEICスコアが500点以上必要でした。ターネルキスタン、ホンジュラス、ペルー、ドンティモ、南アフリカなどから来た学生たちと一緒にオンライン授業を受けました。みんなは大体私より年上の人です。会社で働いている人や教師や俳優などもいました。みんなが英語のレベルが高そうなので、1回目より心配しました。しかし、最初の1〜2回、全員と勉強した後、私はより自信を持っていました。みんなが優しいし、簡単な言葉を使ったので、わかりやすかったです。安心しました。
   「Community Engagement」プログラムで、学生たちは17の持続可能な開発目標(SDGs)について学びました。各レッスンには、異なるテーマがありました。担当の先生からそれぞれの目標について教えて頂いてから、その目標をよく理解するために、ゲストスピーカーの講義を受けました。講義の内容はSDGsに向けるために、どんな団体や組織が活動しているのかゲストスピーカーが紹介してくれました。全部のゲストスピーカーがその団体、組織で活動して、実際の経験を共有したので、学生たちはよく理解できました。ゲストスピーカーの講義を聞いてから、学生たちは自由に質問したり、ゲストスピーカーと意見を交換したりすることができました。その後、宿題がありました。宿題と言いますが、とても簡単なことでした。ゲストスピーカーから学んだ3つのポイント、レッスンに関する2つの比較ポイント、質問やまだわからないことなど1ポイントを書いたら、宿題が完了します。私にとって、この宿題は難しくなく、時間もかからないと思います。CESLの先生が学生たちが授業をどれくらい吸収できているかを評価するためのものです。
   「Community Engagement」プログラムは試験がありませんでしたが、他の3人の友達と最終プレゼンテーションを行いました。私たちのプレゼンテーションのトピックは「No Poverty」でした。貧困削減のために、解決方法や対策などをあげました。グループワークの効率性のおかげで、プレゼンテーションは非常にうまく行きました。先生からグループの努力を褒めて頂きました。私たちのプレゼンテーションが成功したことがとても嬉しかったです。
   上記はCESLのオンライン留学プログラムに参加した私の体験記です。私はCESLの先生が教える方法が大好きです。2回参加の後、英語の能力を上達させました。TOEICスコアもわずかに向上しました。授業を受ける時間は21時から23時まで、時々24時までで眠くなって、大変でしたが、外国人の先生と友達と英語で話すことができましたので、楽しかったです。私はたくさんの友達を作ることができました。多文化や価値観の違いなども受け入れることになりました。現在のコロナの影響で、米国に留学することはできませんので、CESLオンライン留学プログラムがオススメです。本当に素晴らしいプログラムなので、麗澤大学の学生はぜひ試してください。いつも応援しています。

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QQ English

オンライン留学・QQ English体験記
小不動綾香
英語・リベラルアーツ専攻3年
2021年3月

   こんにちは。英語・リベラルアーツ専攻3年の小不動綾香です。私は2021年3月1日から3週間、フィリピンセブ島の語学学校・QQ Englishでのオンライン留学を経験しました。私は英語の教員を目指しているため、大学入学当初から在学中に留学を経験したいと考えていました。しかし、大学生活を送っていく中で自分の英語力に悩むことも多く、留学に挑戦するかどうかを迷っている時に新型コロナウイルスの感染が拡大し、留学そのものができなくなってしまいました。そんな中で「オンライン留学」という形の留学を大学から提案していただき、挑戦することを決めました。
   1限目のマンツーマンレッスン「Callan」ではカランメソッドというNon-stopのスピーキングの特訓法で、ひたすらスピーキング練習を行います。簡単な英文で先生から質問されるのに対して、正確な文法でスピーディーに答えていく練習です。先生も生徒と一緒に正しい答えを言ってくれるので、間違いがそのままにされることはありません。また、普段話していると気づけない自分の発音の癖や、間違いもその都度指摘してもらえるため、「自分が正しく発音しているつもりでも、実は正しく発音できていなかった」ということに気づく良い機会になると思います。実際に私もこのカランメソッドを受けたことで、普段は夢中になって話しているだけであまり気を配れなかった「発音」を徹底的に鍛え上げてもらい、発音の大切さを痛感しました。
   2限目は各自で宿題や授業の振り返りを行う自習時間です。私はこの時間で宿題をやりながら適度に休憩を取ることで、良いリフレッシュをすることができました。3限目は「Topic conversation」という授業で、事前に用意されたテキストのテーマに沿って、50分間マンツーマンで、先生と会話をする時間です。カランメソッドが訓練的なのに対して、Topic conversationは「先生とお喋りをする」感覚の授業でした。私はこの授業が1番楽しかったです!フィリピンの先生方はとてもフレンドリーで、自分自身のことをオープンに語ってくださる方ばかりです。先生の日常生活、ペットの話、大学時代の話を聞いたり、女性の先生とは恋愛の話をしたりと、本当に楽しい時間を過ごしました。英語だけでなく、フィリピンの文化を学びながら雑談力も高めることができる貴重な時間でした。
   4限目の「Reflection time」では宿題の確認、授業で分からなかった単語や難しかった箇所を先生と一緒に確認することができます。Reflection timeの担当の先生との会話は30分と限られていますが、その中で先生が「どこが分からなかった?じゃあ今度からどんなふうに改善していけば良いと思う?」と、質問形式で授業の振り返りをしてくださるので、受け身ではなく主体的になって自分の英語学習を見直すことができます。金曜日には簡単なスピーチテストが行われるのですが、スピーチテストを通して「現地の先生に自分のスピーチを見てもらう」というとても貴重な体験ができました。私は大学の授業でもプレゼンテーション発表をすることが多いのですが、普段から私の発表を見ている友達・先生ではない人から意見をいただくのはとても新鮮で、学ぶことが多くありました。
   5限目の「Group lesson」では、学生2人に対して先生1人の小規模サイズのクラスで授業が展開されます。先生が用意したテキストに沿って意見交換をしたり、雑談をしたりしながら「自分の意見を英語で言う」力を伸ばすことができました。Group lessonでは同じ日本の学生と一緒に受講するので、ペアの学生から良い刺激をたくさんもらうことができました。また、先生がルームを退室した後に学生2人で残って今日の授業内容やGroup lessonの先生からの宿題内容を確認したり、自習時間として2人でカメラをつけたままそれぞれの課題に取り組んだりすることで、オンライン上ではありましたが、留学生同士、充実した時間が過ごせたと思います。
   オンライン留学を終えて、私は特にスピーキングとリスニングの力が伸びたことを実感できました。今までは英語で発言したり質問したりすることを躊躇ってしまいがちでしたが、オンライン留学を通して英語での会話に自信がつき、「失敗してもいいんだ!話そう!」と思えるようになりました。また、留学中に初めて聞いた洋楽の歌詞が聞き取れた時は本当に嬉しかったです。聞いた分だけ、訓練した分だけ必ず力は伸びると感じた瞬間でした。そして今回のオンライン留学を経験したことで、「コロナウイルスが収束した時は現地留学にチャレンジするんだ」という強い気持ちを持てるようになりました。そのため、「留学をしてみたいけれど、現地に行く勇気が持てない」と感じている方にとてもお勧めできると、私は思います。
   日本にいながら留学体験ができ、昼の部(10時から15時50分)と夜の部(18時から22時50分)の選択もできるので、なるべく自分の生活リズムに合わせて留学を経験することができます。身体的負担も精神的負担も現地留学に比べて軽いと思います。なので、良い「現地留学の予行練習」になるのではないでしょうか?もちろん、絶対に現地留学をしたいという方にもお勧めです。現地に行って観光をすることや、現地での生活を体験することは叶いませんが、だからこそ「英語の勉強」だけに集中することができます。授業内容もとても充実していますし、QQ Englishの先生方はパワーポイント やジェスチャーを多く使い、時には教室の風景をカメラで写して見せてくださったりと、オンラインであることを感じさせないぐらいに私達を全力で楽しませてくださいます。
   「コロナウイルス」というマイナスな出来事から体験することになったオンライン留学でしたが、体験して良かったと心から思っています。現地留学の夢が叶わなくなってしまった方、留学しようか迷っている方、留学をしたいけど勇気が持てない方、ぜひ挑戦してみてください。きっと皆さんの自信につながると思います!

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QQ English

QQ English体験記
橋本涼加
国際交流・国際協力専攻2年
2021年3月

   こんにちは。国際学部IEC専攻の橋本涼加です。わたしは2021年の3月1日から3月19日の三週間、セブ島にあるQQ Englishのオンラインプログラムに参加しました。以前からセブ島にある語学学校に留学したいと考えていましたが、新型コロナウイルスの関係で渡航が出来なくなってしまいました。そこでオンラインプログラムを見つけ、参加を決断しました。最初は「オンライン留学で身につくのだろうか?」と思っていましたが、3週間後にはお世話になった先生との別れが辛くなるほど、充実した日々を送ることが出来ました。
   1日の時間割はCallan Method・Topic Conversation・Group Lesson・Reflection timeの4つです。1つの授業は50分程度で、Reflection time は30分程度でした。1日に4コマなので復習も授業時間外にできますし、体力的にもハードではありません。
   まず、Callan Methodは反射的に英語で受け答えが出来るような脳を作るプログラムです英語を反復して言うため、先生が言う言葉を常に集中して聞く必要があります。最初はスピードについていけず大変でしたが、どんどん流れてくる英語の質問に反射的に答えられるようになっていくのを実感しました。
   2つ目のTopic Conversationは、毎授業1つのテーマが決まっており、そのテーマに関する単語の学習とテーマに関する議題を先生とディスカッションをする授業です。例えばテーマが「Music」だったら「Jazz」や「Pop」などの単語を学び、「Which kind of music do you like?」などのディスカッションをします。『どうしてそのように考えるのか』『そう思う根拠は何か』など、回答を更に追求されることが多いので自分の語彙力と対話力を鍛えることが出来ます。
   3つ目のGroup Lessonは1人の先生に対し5人の生徒でグループでのコミュニケーションを行う授業です。その日に扱うテーマは決まっていますが、話が盛り上がるとトピックが変わったりします。わたしが参加していたグループの先生はホラー映画やお化けが好きで、「明日の授業で日本の妖怪を一人ひとつプレゼンしてもらうから、準備しておいて!」という日もありました。わたしが参加したときは生徒側の5人が全員麗澤生で、それまで面識はありませんでしたが、3週間で仲良くなりました。
   最後のReflection timeは前半にその日の授業の振り返りをし、後半に課題を先生に見て頂きます。課題はGrammarとSpeakingから自分のレベルに合わせて選ぶことが出来ます。Group LessonからReflection timeまでは大体90分くらい時間が空き、その時間で課題を行い、見ていただく形です。
   このQQ Englishは外国の大学への正規留学ではなく、語学学校に通うものです。『英語でアメリカの歴史を学ぶ』というものではなく、英語でのコミュニケーション力を向上させる授業がメインです。ですから、授業中はずっと喋りっぱなしです。自分が話さないと授業が進まない、と言っても過言ではありません。実はわたしも英語での会話がとても苦手で、最初の週は自分の気持ちを英語で伝えることができず、「なんでこんなに話せないのだろうか・・・」とすごく苦しみました。ですが、QQ Englishの先生たちはすごく親切で、言葉が詰まっても助けてくれたり、自分の拙い英語でも意味を汲み取って理解してくださったり、英語を話すことへの恐怖心がどんどん無くなっていく環境でした。そして先生たちはとてもパワフルかつポジティブで、いつも明るくたまにジョークを交えながら楽しく授業を展開してくださります。また、先生方のほとんどがフィリピンの方で、文化や考え方の違いなども同時に学ぶことが出来ました。毎日本当に楽しみ、刺激を受けながら学習をすることが出来ました。
   セブへの留学を迷っている方がいたら、是非参加してみて欲しいです。リアルで留学に行く前に日本にいながら英語力を高めることが出来たので、自分への自信に繋がりました。わたしのように自分の英語に自信が無い人にはぴったりのコースだと思います。リアルに留学に行った際にまた行きたいですし、その時までに成長した姿を見せられるよう努力していきたいと思います。

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南イリノイ大学

南イリノイ大学オンライン留学を経て学んだこと
平野サナ
英語・リベラルアーツ専攻2年
2021.年2月~3月

   私は2021年の春休みに、南イリノイ大学CESLが提供してくださったONLINE留学プログラムに参加しました。私自身、高校時代にオーストラリアへ短期留学した経験があり大学でも留学はしてみたいと考えていました。しかし、現在新型コロナウイルスの影響で実際に現地に訪れる事が出来ずにいます。そこで、私は長期休みである春休みでも英語は学んでいたいと考えオンライン留学に興味を持ち、2月15日から3月12日の4週間オンライン留学を試みることにしました。今まで経験したことのない留学方法だったので、初めはとても不安な気持ちでいっぱいでした。
   TOEICの点数によりクラスが割り振られたレベル別の授業であったので、少し安心感はありました。1クラス17人程度で、他国の留学生と徳島大学の学生と共に授業を受けていました。月曜日から金曜日に1日2コマあり、週に2回ほど地域の人との交流(Speaker Hour)やゲームアワー(Game Hour)がありました。授業内容は、先生から事前に授業で使用する資料がメールで送られてきて、その教材にそって授業が進められました。前半の授業では長めの英文を読み、クラスメイトと単語の意味を確認し合ったり問題を解いたりしました。分かりやすく言えば、英語・リベラルアーツ専攻の必修科目Reading & Writing Workshopに似た授業でした。授業後も先生が授業内で使用したハンドアウトをメールで送ってくださるので予習、復習が可能でした。
   後半の授業では、先生から出題された問題を3、4人のブレイクアウトルームに割り振られ、学生同士で助け合いながら問題を解いていきます。時々、他国籍の留学生に私自身の英語が通じない時があり、どのように伝えれば良いのか戸惑ったことがありました。しかし、皆さんとても優しく、なんとか私の伝えたいことを理解しようとしてくれて嬉しかったのを覚えています。また、オンライン上であるため音声が途切れてしまったり、画面が止まってしまったりした時は特に大変でした。そして出題された問題の内容は主に、現在完了形や不定詞、動名詞、関係詞などでした。グループワークが終了しメインルームに戻り答え合わせをする際に、私はオンライン留学をして良かったなと痛感することがありました。それは、誤った回答や誤った英語を使用しても恥じる事はないと思ったことです。以前の私はどうしても英語を話す際に必ず「間違えたらどうしよう」といった考えが頭を過ぎっていました。しかしネイティブスピーカーが先生のみであり、他の留学生も第一言語がスペイン語やポルトガル語等で、英語ではありませんでした。お互い英語を学んでいる同士であったため変なプレッシャーはありませんでした。そこで、英語を改善するために間違えることも大事であるといった考えに切り替わりました。私はクラスメイトや先生の優しさには感化されました。また、やる気のある学生ばかりだったのでモチベーションが高いまま授業に取り組むことが出来ました。
   続いて、Game HourやSpeaker Hourのアクテビティについてお話します。これらはレベル別のクラスではなく全てのクラスが集まって行われました。Game HourではKahoot!を使用した、アメリカや日本に関する問題をみんなで楽しく考えながら解いていきました。私はSpeaker Hourの方が興味はあったので毎週Speaker Hourの時間が待ち遠しかったです。Speaker Hourでは、地域の方がその地域で問題視されていることやボランティア活動についてお話して下さいました。私は自然が好きで環境問題に興味があり、その様なお話が聞けたのは私にとってとても貴重でした。本来ならば、実際に現地でボランティア活動に参加が出来たようですが、新型コロナウイルスの影響で実行出来なかったことに少し悔いが残っています。
   最後に、南イリノイ大学CESLのオンライン授業を受けてみた全体的な感想をお話します。初回の授業はイリノイ州の天候が良くなかったため、通信状況が不安定で授業がなかなかスムーズに行えず不安でいっぱいでした。しかし、先生たちがこまめにメールを送ってくれて、瞬時にそれらの対応をしてくださいました。そして、このプログラムを経験した私がオンライン留学をしたいと考えている方にアドバイスするならば、授業中は間違えを恐れずに自分の意見をたくさん発言してほしいです。オンラインという事もあり孤独に感じてしまうことが多少ありましたが、周りの留学生は彼ら自身の意見をはっきりと述べるので、自分自身の意見をしっかりと持ち発信していくことは大事だと思いました。また、アメリカ時間で授業は行われるので日本時間の21時から23時、24時で少し辛いと感じることもありました。しかし、授業の合間の休み時間では他国の留学生と交流する機会があり楽しく会話が出来たので、眠気はなくなり有意義な時間を過ごすことが出来ました。私はこのプログラムを経て自分の英語スキルが向上したのと同時に自身の英語に自信がつきました。現在、実際に留学することが困難な状況ではありますが、私はこのオンライン留学を実際に留学へ行く前段階であると捉え、これから更に自身の英語力がステップアップ出来たらなと思います。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ大学のオンライン留学を終えて
マハンマディタラズクヒ モナ
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2020年10月~2021年2月

  こんにちは。ドイツ語・ドイツ文化専攻のマハンマディタラズクヒ モナです。私は2020年の後期の授業は麗澤大学の授業と並行して昔から麗澤大学と連携をとっているドイツのJena大学のオンライン授業を受けていました。私はSprachgruppe、Landeskunde、Phonetikの3つの授業をそれぞれ週に3回と週に2回TandemというJena大学の生徒と会話や交流することができるイベントに参加していました。
  まず、Jena大学のオンライン授業について話します。私の受けていた授業はドイツ語の授業でもそれぞれの授業が異なった内容だったので飽きずに楽しんで授業をすることができました。まず、Sprachgruppeはグループ活動が多かった印象があり、ビデオを見たり、文章を読んだり、グループの人達と協力できたことが大変ではありましたが楽しむことができました。また、先生がやさしかったのもとても印象的でした。先生が何かを発言した際は皆が分かっているかどうか確認をとっており、うまくドイツ語で答えられなかったとしても先生は対応が非常に丁寧でした。
  次にLandeskundeについて話します。Landeskundeは主にドイツ圏の地域や文化・行事などを学ぶ地理のような授業でした。例えばドイツ語圏の有名な建物やアート、食べ物などを学び、さらに授業を行った時期がクリスマスや年末が近かったので、ドイツ語圏のクリスマスに関してのことや新年の抱負に関しても話し合いました。先生はドイツをもっと知ってもらうために私達にドイツの雪景色を窓越しから直接見せてくださったり、クリスマスの時にはAdventskalenderを実際に見せてくれました。とてもやさしい先生でした。Landeskundeではドイツ語はもちろん、ドイツ語圏の習慣や文化などさまざまなことを学ぶことができるのでとてもおすすめです。
  Phonetikの授業は主にドイツ語の発音を学ぶ授業でした。生徒数はSprachgruppeとLandeskundeに比べると多かったので発音の練習をする際は生徒が練習をしやすいように毎回2人一組になって主に発音の練習をし、その間は先生がそれぞれのグループを見に行き、そのたびに先生に正しい発音を教えていただくような内容でした。他の授業よりもより多くの発音のご指摘をもらったので授業を始める以前に比べ、ドイツ語の発音は上達したなという実感があります。また、メインは発音に関してでしたが、自分で簡単な文章を作ったりすることも多かったので、頭で考えるような内容も多かった印象があります。また、この授業の中で特に一番楽しかった内容はドイツ語の早口言葉に関しての授業でした。ドイツ語の早口言葉がまずその授業のときにこんなにあるんだと感じ、いろんな種類があることに驚きました。いざ、早口言葉を発音してみるととても難しかったですが、ペアの生徒と楽しく学習できました。早口言葉での発音練習はとても発音上達のためにはとても良い方法だと思いました。
  次にTandemについてお話をします。私はJena大学の生徒2人とそれぞれ週1回ずつZoomを使ってお互い会話をしています。彼らはJena大学で日本語を学んでいる生徒ですので例えば最初はドイツ語でお話しをし、その後は日本語でお話しをするということができます。私は最初にTandemをする際は一対一でドイツ語を話すことに対して非常に緊張をしましたが、相手も日本語を学んでいるので分からないことがあれば日本語を使ってドイツ語を教えてもらうなどすることができ、非常に楽しく、勉強になります。私はまだすらすらドイツ語を話せるほどのレベルではないですがたとえ文法がぐちゃぐちゃだったとしても、ドイツの方々は一生懸命私の話を聞いてくれて、直してくれます。また、Tandemを行う時間は日によって異なりますが、1時間は過ぎるのは意外とあっという間で2時間や3時間と話してしまうことも良くあります。さらに話すだけではなく、その生徒が散歩道の写真を私に見せてくれたり、ドイツ語のマンガなどを紹介してくれたりしてました。毎回さまざまな新しい発見があり、授業とはまた違った楽しさを味わうことができると思います。先ほども言ったようにTandemは一対一で会話を行うので、授業と比べると圧倒的に話す機会が増えます。ですのでドイツ語力は非常に上がると思います。この体験記を書いている時期は私はもうJena大学のオンライン授業は終わっているころですが、Tandemは春休みになった今でも楽しく続けています。もしTandemをやろうか悩んでいれば是非やってみてください!
  最後にJena大学のオンライン授業を受けてみての全体的な感想を述べようと思います。このオンライン授業を受ける前はドイツ語勉強歴たった1年半でドイツ留学さえ言っていない自分に対し、「まだうまくドイツ語を話すこともできないのにドイツの大学の授業を受ける!?それもオンラインで!?」と思い、とても不安な気持ちがありました。ですが緊張して挑んだ授業でしたがドイツ人の先生方は私達に非常にやさしく教えてくださり、こんな自分でもドイツ語が伝わる、理解することができるんだと感動しました。その当時私は留学に行けずに多少落ち込んでいましたが、留学に行けなくても勉強するための他の方法はあるんだという希望も持つことができました。このJena大学のオンラインやTandemはドイツ語学習だけに関わらず自分の考えをもプラスにさせてくれた良い体験であったと思っています。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ・オンライン留学体験記
名田 遥
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2020年10月~2021年2月

   私は2学期にイェーナ大学のオンライン授業を2つ取りました。1つはSprachgruppe、もう1つはPhonetikという授業です。
   Sprachgruppeは週に2コマあり、3つの分野を中心に、その分野に関する新しい単語やフレーズを学んだり、それらを使ってお互いに質問し合ったりしました。3つの分野は、お金・大学生活・食べ物についてでした。自分の意見を話す機会が多く、実際にドイツ語を話す良い練習になりました。また私のクラスでは、月曜日は担当の先生、木曜日はイェーナ大学でドイツ語を学ぶ教育実習生の方々による授業でした。自分が話したドイツ語が現地の方々に通じた時は感動しましたし、わからない所も丁寧に教えてくださったので、とてもためになる授業でした。
   Phonetikは私たちの苦手な発音や難しい発音の練習をしました。例えばウムラウト、Rの発音で、まずそれらの文字を含む単語をひたすら集めて発音したり、事前に個人でテキストを用意しておいて、授業でペアになった人とそのテキストを読み合ったりしました。また授業とは別に、先生が1対1で発音の練習をする機会を設けてくださいました。その先生もとても朗らかでした。
   授業を実際に受ける前は、ちゃんと聞き取って内容を理解できるかとても不安でした。一年生の夏休みに短期で留学に行かなかったため、どんな感じで授業が進むのかも、どんな課題が出されるかも予想できず、単位をちゃんと得られるか心配していました。ですが実際に受けてみたら先生方は想像以上に親切で、知っている単語を聞き取ればなんとかなると感じました。もちろん全てを理解できるわけではなかったので、辞書は常に手元に置いてよく使っていました。オンラインで受けていたためインターネットの不具合が時々ありストレスを感じることはありましたが、授業は楽しく受けることができました。約半年間授業を受けて語彙力は増えましたし、達成感も感じました。次学期も受けたいと考えています。
   また授業とは別で、タンデムも行っています。タンデムはイェーナ大学で日本語を学んでいる生徒の方と連絡を取り合い、1対1で話す活動です。オンラインなので、時間を決めてズームで会っています。タンデムのパートナーは、担当の先生にメールでタンデムをしたいと伝えればパートナーを決めてくださり、その人の連絡先を教えてもらえます。そのあとは自分たちで連絡を取り合い、自分たちで自由にお話します。やりかたは自由ですが、基本的には30分ドイツ語、30分日本語で話します。普通は1人につき1人の生徒がつくのですが、希望により私にはタンデムパートナーが2人いて、別々に週に1回ずつお話しています。1人は日本語が上手なドイツ人女性、もう一人はドイツ語も日本語も勉強中の中国人男性です。
   私はドイツ人の方とは、毎回最後に次回のテーマを決めて、お互いに1週間でドキュメントを用意して、そのドキュメントをもとに話をしています。例えば感情を伝える言葉やクリスマスの過ごし方、行事、食べ物、早口言葉などです。最初の方は言語についてお互いに面白いと感じることや難しい所などを話していましたが、最近は文化についても話しています。直接聞くことができるので、授業で調べる以上に色々な面白い情報が入ってきて楽しいです。
   中国人の方とは、その時の気分で話しています。彼は動画を見ることが好きで、アニメや面白い動画について語ってくれます。辛い料理も好きなので、中国の激辛料理についても語ってくれます。聞いていることの方が多いのですが、それはそれで面白いです。最近は彼にドイツ語で中国語を教わっています。私が中国語を勉強し始めたことをとても喜んでいました。また彼はラインを持っていたので交換しました。クリスマスとお正月には挨拶のラインを送ってくれるので微笑ましくなります。
   2人に共通して言えることは、最近日本語で話すことがなくなってきたということと、時間が1時間で終わらなくなってきたということです。前者のようになったのは、二人とも日本語をかなり勉強しているので、あまり教わる必要がなさそうだからかもしれません。後者のようになったのは、2人ともかなり意欲的だからかもしれません。最近はお話しする時間が2人とも2時間を超えます。お互いに質問し合ったり爆笑したりしていると、時間が過ぎるのがあっという間です。タンデムを始めた頃は、2人とも学期が終わると同時にタンデムを終えようと思っていました。ですがドイツでは授業が終わる時期が日本より少し遅いのと、2人ともタンデムを楽しんでくれていることもあり、春休みの間もタンデムを行っています。私も長期休みにドイツ語を忘れずに済むので助かっています。
   タンデムは単位とは関係なく、強制でもないのですが、ドイツ語を話す友達ができること、進め方によっては文化を直接聞けること、日本と比較して面白い気づきを得られること、ドイツ語を実際に話す機会が増えるというメリットがありました。タンデムも始まる前は、先生や他の日本の友達がいないため自分で話を進めなければいけないことや意思疎通ができるかに対しての不安があり緊張していました。ドイツ語で30分も話すことはあるか、そんな長い時間話せるほど自分のドイツ語力はないのではないかと考えていました。しかし実際に話してみるとなんとかなり、慣れてきた今では仲良しです。相手の話していることは100%わかるわけではなく、むしろわからないことの方が多いのですが、おおまかになら理解できるようになってきました。またちゃんとついていけるように、以前よりもドイツ語を勉強することが多くなりました。
   留学に行けなくなりドイツの雰囲気を体感することはできませんでしたが、オンラインでも学べることはたくさんありました。これからもドイツ語でコミュニケーションを取れるようになるために頑張ります!

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

Jena大学のOnline Programを終えて
石坂 柾人
ドイツ語・ドイツ文化専攻2年
2020年10月~2021年2月

   私は今学期の10月から2月までオンライン留学という形で、Jena大学のOnline Programに参加しました。新型コロナの影響で今学期から行く予定だった1年間のドイツへの長期留学も中止になってしまったなかでの、このOnline Programだったので正直どのようなモチベーションで臨めばいいのかというのは常に葛藤した状態にありました。そして、Online Programを終えたいま、このProgramに参加することができて本当に良かったと自信を持って言えます。
   私は、1週間に90分の授業を計4コマ受けていました。ドイツと日本には8時間の時差があるため、Jena大学の授業は日本時間の16時30分から18時の時間帯と18時から19時30分の時間帯に受けていました。どのようなクラスを受講していたかというと、それぞれSprachgruppeが2コマ、Landeskundeが1コマ、Phonetikが1コマという形です。この3つのクラスはJena大学の先生方が私たち麗澤生に向けて開講したクラスだったので、生徒は麗澤生しかおらず質問などもしやすい非常によい環境でした。
   Sprachgruppeというクラスは、私たち2年生の必修科目であったため全員受講したのですが、スピーキングの練習もリスニングの練習もライティングの練習もそれぞれバランスよく学べた気がします。そのなかで、スピーキングの練習は多くしたと思います。もちろん麗澤大学のドイツ語のクラスでも、ドイツ語で意見を伝える場面はたくさんありました。ですが、日本語が伝わらない状況の中でどのようにして自分の少ないドイツ語のボキャブラリーで、Jena大学の先生方に言いたいことを伝えればよいのかということを常に考えなくてはいけない授業だったので、この授業のおかげで難しい単語をできるだけ使わないで自分の言いたいことを伝えるという意味での話す力は相当ついたのではないかなと思います。
   Landeskundeというクラスでは、主にドイツという国の文化やドイツに住む人々の考え方について学びました。そのなかで私が特に面白いなと思ったのは、ドイツに住む人々の旅行事情について学んだ時です。日本とは違い、ドイツという国は海を越えなくても隣接している国はあるので、私は休暇があった際には彼らは他国へ旅行に行くものだと思っていました。ですが多くの人はドイツ国内のほかの地域へ旅行に行くという結果で、驚いたことを覚えています。ほかにも、世界的にも有名なドイツのクリスマスマーケットのことについてなど興味深いテーマが多く、学んでいて毎回すごく楽しかったです。
   Phonetikというクラスでは、主に発音の練習をしました。どのアルファベットの発音が難しいのかというのをはじめにみんなで出し合って、どう発音したらネイティブの人が聞き取りやすく伝えることができるのかということを、ことわざを例に挙げて発音してみたり、自分で探したサイトを実際に読み上げてみたりといった形で、綺麗な発音の仕方についてこの授業で学ぶことができました。
   また、このOnline Programでは、授業以外にも希望者のみでTandem学習というものがありました。これは、ドイツ語を学んでいる麗澤生と、日本語を学んでいるJenaの学生とがペアになって、お互いの言語を教えあうというものです。授業ではないので自分たちでいつやるのかと予定を立てます。ちなみに私は毎週日曜日に1時間ほど、このTandem学習をしていました。私はこのTandemをしてリスニング力が向上したと思います。Jena大学の先生方は学んでいる自分たちが理解しやすいように、分かりやすい単語で、かつゆっくりと話してくれます。でもTandemパートナーは、ネイティブのスピードで話してくれるので私は回数を重ねるごとにだんだんと耳が慣れていっているなと感じることができました。また、スピーキングの面でもTandemをやっておいて良かったなと思うことがありました。それはニュアンスの違いを教えてくれるということです。
   私たちはTandemが始まるとまず今週なにがあったかを話すのが定番です。そのなかでニュアンスの違いを指摘してくれることがあります。例えば、怖いという単語です。ドイツ語にはオバケなどモノに対しての怖いという単語と、感情を表現するときの怖いという2種類の異なる単語があります。細かいようだけど、あまり詳しくは教わらない、ネイティブスピーカーになるために必要なひとつステップアップしたことを学べているように感じます。そういう意味で、細かい表現の違いをその都度、教えてもらえるのはこのTandemの強みだと思います。またTandemはJena大学の授業で学んだことを確認できる場でもあると思います。授業でクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせたバイアスロンというスポーツがドイツでは有名ですということを学びました。なのでTandemのときにそれをしたことがあるかと聞いてみると名前は聞いたことがあるけど実際にしてみたことはないと意外な結果が返ってきました。授業で学んだことを復習がてらドイツ語で説明して、確認してみるということができるのもこのTandemの強みだと思います。
   週に3日間、本物のドイツ語に触れることができたのは私にとってとてもよい経験でした。現在、新型コロナのパンデミックによって外国への旅行はおろか、国内の旅行も渋られている状況にあります。外国語学部で留学に行けないいま、自分自身ができることは語学力を磨くことだと思います。そしてもし留学に行けるようになった際には、より一層濃い留学生活を送るためにも、来学期も引き続きこのOnline Programに参加し、ドイツ語に触れる機会を多く作りたいと考えています。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

ドイツでしか得られない体験(イェーナ大学)
阿久田潮斗
英語・リベラルアーツ専攻3年
2019年9月~2020年3月

   私は10月から3月までドイツのイェーナ大学に留学をしていました。最初の9月はライプツィヒにある語学学校で語学研修をしました。本当ならばドイツに夏までいる予定だったのですが、コロナウイルスの影響で止む無く途中で帰国しました。しかしこの半年で色々な素晴らしい体験ができました。
   私はドイツの風景やサッカー、お城に興味があり、ヨーロッパの文化に触れたい気持ちと英語とドイツ語を両方学べるというシステムに惹かれ、ドイツに留学することを決心しました。最初に滞在したライプツィヒはバッハが過ごしたトーマス教会がある場所として知られ、人口も多く建物もかなり栄えている都会でした。ついに憧れのドイツに滞在できてとても嬉しかったです。私はライプツィヒでドイツ人夫婦の家にホームステイしていました。彼らは丁寧に家の近所のスーパーやコインランドリーなどを教えてくれました。生活をしているうちに、ここはドイツなのだと初めて実感した瞬間は町の雰囲気等ももちろんそうですが、それはライプツィヒの駅でサッカーチームのサポーター達を見た時です。その日はドイツのサッカーリーグであるブンデスリーガのRBライプツィヒとFCシャルケの試合があり、その試合前に留学先のライプツィヒの敵であるシャルケのサポーター達が大声でチームの応援歌を歌い、彼らの大合唱が駅中に響き渡っていました。サッカーで大勢の人が熱くなっているこの光景を見てドイツの文化に触れた嬉しさと同時にやはりサッカー大国と言われるだけあると再認識しました。
   そして10月、ライプツィヒからイェーナに移り、また新しい生活が始まりました。イェーナはライプツィヒとは違いとても自然に恵まれていて、学生が多いといった印象で、しかもイェーナは様々な国の学生が集う国際的な町であると感じました。私は寮で生活をし、ルームメイトは中国人の学生二人でした。彼らはとても親切で私のために生活のアドバイスやイェーナの町の説明などを細かく教えてくれました。その上、本場の中華料理まで作ってくれました。彼らとは友達になりドイツの有名イベントであるオクトーバーフェストなども一緒に行きました。その時に、せっかく外国にいるのだから現地のドイツ人の友達や他国の友達を作りたいと強く思うようになり、様々な国の留学生たちや現地のドイツ人が集まるサークルやイベントに自分ひとりで次々と積極的に参加しました。おかげでドイツ、ブラジル、イタリア、台湾、中国の人達と友達になれました。
   イェーナの学生が主催する国際交流イベントで出会ったブラジル人はこれまで様々な国を旅行していて、とても旅好きな人という印象を受け、私も旅が好きだったこともあって意気投合し、最高の友達になれました。ブラジル人といっても彼はドイツにルーツがあるドイツ系ブラジル人だったので、最初はドイツ人だと思いドイツ語で話しかけたら、彼はドイツ語ができませんでした。イェーナはテューリンゲン州というドイツの州にある町の一つでイェーナ大学の学生証を持っていてテューリンゲン州の中の町であれば無料で電車を使っていくらでも旅行できるので、そのブラジル人の友達とテューリンゲンの町にたくさん行きました。旅先でお城や教会の中を見学したり、各町のクリスマスマーケットにも行きました。クリスマスマーケットはドイツが本場なのでクリスマスシーズンにおけるドイツの最大イベントであり各都市や各町で毎年開催されます。クリスマスマーケットは屋台が立ち並び、ホットワインやソーセージ、マッシュルームをパンにサンドしたものなどドイツの伝統的な食べ物を楽しむことができ、綺麗な花火もたくさん打ちあがります。そのブラジル人の友達とはスロバキア、ハンガリー、オーストリアなどにも一緒に旅行に行き、その友達と彼の友達であるポルトガル人とみんなでハンガリーの首都ブダペストで年を越しました。みんなで過ごした新年の日はとても最高でした。
   また、現地のドイツ人とも友達になり、わからなかったドイツ語の課題を助けてくれたり、一緒にベルリンに出かけた際にはベルリンの壁やブランデンブルク門などの観光スポットを案内してくれました。ドイツ人の友達とはドイツ語で話すように心がけていたのでドイツ語で話しました。やはり話す際、圧倒的に英語よりドイツ語のほうが話せないので会話にとても苦労しました。しかもネイティブが使うイディオムや若者が使うスラングのような単語が次々と聞こえてきました。ドイツ人だけでなくルームメイトや他国の留学生と英語で話す際も相手に通じないことが何度かありました。この問題は私が持っている英語とドイツ語の語彙が足りなかったからです。このままでは困るのではないかと思い、ドイツ人の友達にはできるだけドイツ語をゆっくり話してもらい、理解できるまで特訓を始め、ネイティブが使うイディオムなども教えてもらいました。英語に関しては英単語集の本などを読み、英語の単語を覚えました。そのおかげで最後の方には相手の言っていることが前より理解できるようになり、英語とドイツ語の会話も以前より話せるようになりました。
   もう一つ、ドイツ人や他国の留学生と話していて私が何より驚いたのは、みんな流暢に英語が話せることです。ドイツ人の友達になぜ英語がとても上手なのかと聞いたところ、彼女は幼稚園から英語を学ばされていて、ドイツではみんな幼いころから英語を実践的に勉強させられると言っていました。ドイツ人はドイツ語と第二言語の英語はセットで英語は話せてあたりまえかのようでした。彼女の話によると若い年齢層のドイツ人はほとんど英語を話せるらしいです。これを聞いてドイツと日本とのカルチャーショックを少し受けたような気がしました。なぜなら日本では幼いころから英語を実践的にはあまり学ばず、文法重視な印象があります。しかも我々が英語に触れ始めるのは小学校の高学年からです。これらの環境を見て、留学後にさらに英語とドイツ語に対する勉強のモチベーションが上がりました。
   最後に英独プログラムという英語とドイツ語の文法や会話を両方効率的に学べる環境とタンデムという日本語を学びたい外国人とペアを組んで彼らに日本語を教え、日本人も彼らからドイツ語や英語を教えてもらうという制度を体験できたことはとても貴重な事だったと思います。
   また、外国人の友達を作るという目標が達成できたのがとても嬉しかったです。今まで狭い視野でしか世界を見ていなかったのが、彼らと話すことで文化の違いや、世界情勢について知ることができ物事を多角的に見られるようになりました。自分で何も行動を起こさない限り外国人とは友達になれないので思い切って勇気を出して話しかけてみることが大事だと実感しました。

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イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ大学の留学体験記
尾崎晃大
国際交流・国際協力専攻4年
2019年10月~2020年3月

   今回ドイツのイェーナに留学して非常に多くの経験を得ることができました。しかしながら本来計画していた一年間の留学がコロナウイルスの影響で半年になり、結果的に帰国することになってしまったのは現地の先生方およびタンデムパートナーもかなり残念だったと思います。
   海外への長期留学を考えていた当初は海外への長期滞在がどのようなものか漠然としていて分からず、不安が多かったのを覚えています。買い物の仕方や文化の違い、電車やバスの乗り方など日本と異なるところは多くありました。買い物ではエコバッグを持っていないと店内にある買い物袋を買わなくてはいけなかったり、土曜日はどの店も開店時間は短く日曜日は締まっていたりと環境や労働環境に対する考え方がかなり違うなと感じました。
   私の住んでいた寮の近くには工場兼会社のような建物があり、部屋の窓からでも日々そこに通勤してくる人たちを観ることができました。当時は大寒で日も昇るのがかなり遅かったにもかかわらず、早朝7時前から出勤してくる人が多く自転車通勤をしている人も多くいました。その一方で午後5時頃には仕事を終え帰宅しようとしている人たちがその会社ではほとんどでした。日本では出世するには残業が必要だという話も聞きますが、ドイツではその逆で残業をしている人は仕事ができないという考え方があるようで、私のタンデムパートナーからも同じようなことを聞きました。出世如何に関わらず家族との時間を大切にするという考え方もそうした働き方に関係していると思います。
   その家族の関係性は日本以上に強く感じました。クリスマスに教会でキリストの生誕を祝う集会があり、私もそれに参加した時のことです。そこでは子供たちがキリストの生誕を簡単に演じる劇があり、一人一人がマイクを次の演者に渡すなどおぼつかないところがあったもののほぼすべての方が家族皆でその劇を微笑ましく見守っていました。そして聖歌をその場にいる全員で歌い、家族の絆をより深めているようでした。現地のドイツ人学生に紹介されたキリスト教の集会でもほとんどが家族連れで参加していました。宗教を通じてのものであるとはいえ、ドイツ人の家族の繋がりをより強く感じることができた思い出です。
   授業内容に関しては少々私が期待していた物とは違い、授業が始まった当初は戸惑っていたのを覚えています。英語とドイツ語をほぼ同じ比重で勉強しなければならずドイツ語がおぼつかなくなっていた時もありました。せっかく覚えた文法や英単語もドイツ語の授業が終わると忘れてしまっている等、勉強をしていくという状況においても困難さはありました。そして個人的に気になったのは現地のドイツ人学生と授業内で関わる時間がほとんどないということです。現地のドイツ人学生と多く関わる機会があると思っていたのでそうした機会が少ないといったことはなおさら残念で、ドイツ語を本当に学べるのかという不安が増したのも事実です。自身が思い描いていた理想と現実の乖離はその当時確かにあったと思います。しかし現地で実際に日々耳にし、話されるドイツ語に親近感を覚えていくにつれて授業に身が入り楽しさと同時に充実感も生まれていきました。
   英語に関しては実際に使い話す機会を持つことができたのはよかったです。イェーナでは英語のスタムティッシュといって英語のネイティブではない学生同士が集まって英語を話す集まりのようなものがあるのですが、そこでいろいろな学生に合うことができました。インドから院生として留学に来た学生や、言語学を学ぶために親元離れて寮生活をしているドイツ人学生など国際色豊かで日本ではできない貴重な体験でした。
   そして日本語に興味を持つ現地の学生とのタンデムでも多くのドイツ語や文化についても知ることができました。しかしながらタンデムでは始めた当初、何をすればいいのか分からずただダラダラとしているという時間もありました。ドイツ語を教えてもらう、日本語を教えるといってもどうやって進めていけばいいのか分かりませんでした。しかしお互い話しているうちに共通の趣味が見つかり仲良くなることができました。そこからはタンデムパートナーの家に行って遊んだり、遠出をしたり充実したタンデムをすることができたと思います。イェーナのタンデムパートナーの多くはかなり日本語を理解していて、こちらがドイツ語を知らずとも一つ一つ丁寧に教えてくれ、何の困難なくお互いにドイツ語と日本語を教え合うことができたのは幸いでした。しかし日本人でも答えに詰まってしますような日本語の質問がきたときはかなり困りましたが、そうした経験もまた私自身の日本という国や言語の理解を深めてくれたと思っています。
   イェーナ市は学生が非常に多く学生の街とも言われるほど若者がその人口の多くを占めています。都市部とは言えないドイツの田舎町にもかかわらず、学生たちの活気があふれるどこか目新しさすら感じる文化的な町でした。基本的に授業がない土曜日や日曜日は図書館に多くの学生が集まりお互いに談笑をしたり自学をしたりする一方で、イェーナ市にある数少ないクラブなどで遊んだり大学が提供する様々なスポーツを通じて汗を流すものもいる。そうした休日の活動の広がりが、このイェーナ市のどことない活気と目新しさを感じた理由かもしれません。またドイツに来たときはイェーナに足を運んでみたいと思います。

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ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学

感染症と一蓮托生と(ハレ大学)
小林義博
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年9月~2020年3月

   私の留学生活は感染症の往来と共に終えた。本来あったはずのもう半年の期間は偶然にも世界的に猛威を振るっているCOVID-19の影響で断念するカタチになったのだ。悔しい気持ちとどうしようもない気持ちに溢れている。そんな気持ちとは反して私の留学生活は充実に満ち満ちたものだった。回想すると私は大学生になるまでに留学の経験がなかったので当初はとても生活がきちんとできるのか心配が絶えなかった。ましてや一人暮らしの経験もなかったので尚更だった。しかし、親切なドイツ人ルームメイトの2人とハレ大学の日本語学科の友人たちそして、日本人留学生の仲間たちが私の生活を助けてくれただけでなく、自分の生活に潤いを与えてくれたことが救いであった。
   それらの一人一人と濃厚に丁寧に向き合うことで日本では感じられなかった相手に対する尊敬の気持ちや承認され頼られる感覚を知ることができたように感じる。それだけではない、異国の第一言語が通じない場所に住み自分でなんとかするサバイバル意識を磨けた。そして自信もついた。これらは何もかも日本にいてはできなかったことだった。
   せっかくなので私が感じた素敵なドイツの文化の実態も話していこうと思う。私が在籍したハレ大学(Martin Luther Universität Halle Wittenberg)はドイツ中央部にあるザクセンアンハルト州に位置し、総合大学であるためハレ市内に全てのキャンパスが存在する。そのため多くの大学生は親元を離れて暮らし、一人暮らしやシェアハウスをしている。正直これには驚いた。日本よりも個の自立意識が高いことと国の財政的な補助(学費がかからないこと)が大きな要因なのだろうと思う。街の印象を言うとすれば街が作られてから大学ができたというよりも大学ができてからそこに街が出来上がった印象であった。それぐらい大学を中心に街が活気付いていた。そして今では考えられないくらい“人との距離”が近かった。それは友人の家に招かれ何かとホームパーティーが行われたり、近くのザーレ川に一緒に散歩に行ったり、行きつけのケバブ屋の店主と仲良くなったりと雄大な土地があるわけではなかったし、決して観光地ではなかったがどこか懐かしく、素朴で優しい人たちに囲まれていた。ある種、日本のような高いサービス意識を提供するというよりもどこかサービス自体が雑でも“妥協“できる点でお互いが対等に関係が築ける状態は日本のサービス意識の点で欠落していることだと感じた。どうしても人々の仕事中はどこか他人事に感じてしまうのだ。
   また、ドイツはVeganやVegetarian先進国でもありスーパーに行けば多くの有機野菜やそういったコーナーが併設されていた。広大な農地も有しており国内生産率も非常に高いのでとても手頃な値段で買うことができる点は魅力的だ。しかし、量が多いので買うときは計画的に買うことをお勧めする。それから保存料、着色料を使っていないため加工品や生鮮食品はすぐにカビてしまうため早めに消費することが大事だった。では一体日本ではどれ程の保存料を使っているのかと少し恐ろしくなったことを今でも覚えている。
   留学を経て何か幸せなことがあるのか、何かできるようになることがあるのかについ目が行きがちだが、普段では気づくことができなかった日常の生活の中にある“ちょっとしたこと”。それに気づき、認めることの方がよっぽど大切なように思う。そして、それらに価値を見出し大切にできること、することは今後の長いであろう人生に華を齎すだろう。私はそんな大切なことを留学期間中に気づくことができた。それは本当にラッキーだった。
どんなにお金があってもどんなに困らない生活ができるようになっても、その人自信が求める価値観の納得と誰かに承認される幸福感を味わうことができなければ、きっと陳腐で色のない人生になるのだろうと思う。そしてこれだけで自分は十分だと感じられる「軸」を見つけそれに沿って生きる喜びを実感することこそが真の豊さではないのだろうか。私はそこに「友人」を設定した。この人たちがどんなに悪いこととみなされることをしても誰よりもその人を信じていたい。どんなに世界が変わって生きることが困難になっても向き合い続けていたい。その人たちが私の人生に関わってしまったから、そして私を形成した一部になったから。運命があるならそれに従おうと思う。
   最後に、何よりこんなにも素敵な旅の金銭的なサポートをして下さったJASSO奨学金やパンデミックの最中でも献身的に支えて下さった大学関係者の各位、そして家族には感謝の念を贈ると共にこの経験を社会に返していけるように私も自分の可能性に挑戦をし続ける強い姿勢で向き合うこととする。

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ロストック大学

ドイツ留学を終えて(ロストック大学)
池田えみ
ドイツ語・ドイツ文化専攻3年
2019年10月~2020年4月

   私は2年生の秋学期から半年間ドイツ北部にあるロストック大学に留学していました。ドイツ留学をしたいと思ったきっかけは高校生の時に受けたドイツ語の授業です。初めて習うドイツ語は挨拶やお礼の言葉、数字も知らなかったので新鮮で面白くて段々と勉強していくうちにドイツ語にハマっていました。せっかく習ったドイツ語をまだ続けたいと感じました。大きな目標を持つなら、ドイツに語学留学したいと思い麗澤大学に入学を決めました。
   留学中に心配だったことを話します。私はドイツでの食生活が心配でした。というのも、ドイツ料理がメジャーではないからです。食べたことがなかったので想像がつかないですし、自炊をしたことがほとんどなかったのも大変でした。レストランで食べるにしてもお金がかかるので毎日行くことは難しいです。日本にもあるチェーン店はドイツにもあります。ですがファストフードを毎日食べる訳にもいかず、安く済むスーパーで買い物し自炊するのが一番の節約でした。ドイツのスーパーはどれも比較的に安い印象があります。割引されてる商品がほとんどで、割引されてる食材を中止に献立を決めていました。最初は調味料集めをしていました。ソースは日本と味が違っていたり、レシピ通りに作ってみてもドイツの調味料を使うとやはりなんだか日本とは全然違う味のモノができてしまいました。日本食が毎日のように恋しい日々でした。
   日本食や日本の調味料を売っているような所はロストックにはほとんどなく、「しらたき」に「うどん」って書いてありました。多くの日本人在住者がいることで有名なデュッセルドルフには日本食レストランがたくさんあると聞きますが、ロストックからはとても遠いのでそう簡単には行けませんでした。ロストックにも日本食を扱っているレストランやスーパーはあっても味は保証されていませんので、ロストックに留学を考えている方は食事面で工夫が必要かもしれません。そして何より値段がとても高いです。ドイツ側からしたら異国の料理なので値段が高く味のクオリティも本場にはかなわないのはお互い様だと思います。私はたまにお寿司をロストックのレストランで食べていましたがやはり日本の何倍もの値段だったのでご褒美感覚で食べるのを楽しみにしていました。正直、美味しく出来あがらないのは私の料理の腕が悪いのもあるのかもしれませんが・・。なので私は日々の食事面が辛かったです。持ってこれるだけの日本食は持参するべきだと感じました。特に調味料にもこだわりがあるのなら持っていくのもありだと思います。
   せっかくのドイツなのだからドイツの食品を積極的に食べていこうという意欲は最初はありました。ですがドイツの食品のみを頼っていたら後からものすごく日本食が食べたい欲に襲われます。定期的に日本食を食べることをおすすめします。「海外なのに日本食ばかり食べているの?もったいない。」と言われることもあると思います。ですが我慢して無理な食生活を送る必要はありません。そんな時は無理せず自分にあった食生活を見つけてほしいです。元気に毎日健康的な留学生活を送るうえで食事面は大切なことです。
   次に語学力の面です。私はドイツ語がネイティブの方と不自由なく上手く話せるわけでも、聞いたことを正確に書き取れることもできないレベルです。いきなりドイツ語で話しかけられても全く分からない状態でした。でも、そんな状態だからこそ留学しました。ドイツ語が不自由なく話せるのなら留学は視野にはなかったと思います。確かに上手く話せる自信がなかったら最初は不安しかないです。マイナスレベルからの挑戦だったので自分自身の成長がこの半年間でみられたと感じています。ルームメイトや銀行での手続きも最初は英語でお願いしていました。特にビザ関係や銀行口座関係は大事な部分を聞き逃したくなかったので英語でお互いにコミュニケーションを取っていました。それを少しずつだんだんとドイツ語にしていきドイツ語のある生活に慣れていきました。特に授業やクラスメイトのドイツ語よりもルームメイトの話すドイツ語がものすごく速くて聞き取り理解するのに時間がかかってしまいました。そんな時はもう一度言ってくれるようお願いしたり、紙に書いてもらっていたのでなんとか会話が成立できました。
   次第に授業にも生活にも慣れてくると、ドイツ語での会話が少しずつではありましたがテンポよく話せるようになったなと実感しました。ですがやはり最初は上手く話せない自分とものすごく上手に話すクラスメイト比べてしまいました。そして焦ります。ただそんな時に思ったのは自分のペースを大事にすることです。ドイツに着いて一ヶ月間は生活に慣れるのが大変なうえに、手続き等もあったのでドイツ語を勉強してる感があまり感じられずに過ぎてしまいました。授業が開始したころはクラスメイトや先生たちの名前を覚えるのも大変でした。しかし、焦ってもキャパオーバーになるだけです。適度な休憩とリラックスは本当に必要です。留学中は周りに圧倒されて自分と比べてしまうと思います。どんな時も人に迷惑をかけない程度に自分のペースを守っていくのも大切だと実感しました。特に私は初めてのドイツ渡航だったのでとても不安でしたが、自分のペースで進んでいくことで精神を保つことができたのだと思います。
   コロナウイルスにより長期留学が短期留学になってしまったことはとても残念に思います。ですがこの半年間、ドイツに留学できたことは確実に私の大学生活に大きな影響をたくさん与えてくれた素晴らしい期間だったこと私は誇りに思います。そして留学させてくれた両親、手続きなどたくさん手伝ってくれた先生、国際交流センターの方々、留学に関わっていただいた全ての方に感謝します。 
   ドイツに留学したいきっかけや理由は人によって様々です。まずは一度ドイツ語を習ってみて下さい。新しい発見があると思います!

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