後悔しないために
- 英語コミュニケーション専攻3年 小林 万友
- 2017/05/31
南イリノイに来て3ヶ月が経ちました。私は南イリノイ大学の中にあるCESLという語学センターで英語を勉強しています。私がここに来た理由はただ単に留学をしてみたかったことと、州立の大学なので大勢の現地学生と触れる機会があると思ったからです。つい最近まで学内はいつも学生で溢れかえっていましたが、今は長い夏休み期間のため私が帰る8月まで大学、街、共にとても静かです。街の静けさを感じる度後悔の念に駆られます。私がここに来た理由の一つである、“現地の学生と触れたい”という目標は私の中では達成できていません。なぜなら私が行動をあまり移さなかったからです。この大学にはConversation partnerという制度があって現地学生とパートナーになって話をする時間を設けることができたり、また、いくつかのイベントがあります。しかし私は消極的で、あまりそのパートナーと会う機会を設けることができませんでしたし、いくつかのイベントにも、ハードな授業についていくことに必死で中々行くことができませんでした。また、日本語を勉強するサークルがあるのですが、そこに行ってもただ座って聞いているだけであまり現地学生に話かけることができませんでした。自分の英語力が一番大きな壁で私はその壁を乗り越えてまで積極的にはなれませんでした。学生が居ない今、たくさんあったチャンスを逃したことにとても後悔しています。
しかし学外では様々な人と触れ合うことができました。寮生活では様々な国から来た友達とご飯を一緒に食べたり、イースターの時には友達が豪華な料理を作ってくれたり、誰かの誕生日には皆でお祝いしました。また、勉強を教えてもらったり、車でハイキングに連れて行ってくれたりご飯に連れて行ってもらったり、楽しい時間を作ってくれた友達にとても感謝しています。人により留学の目的は違いますが、ここに来るという理由に“語学を身につける”ということは欠かせないことだと思います。そして私が感じたことは、英語を上達させるためには授業も大事ですが、たくさんの人と触れ合い、たとえ英語が上手くなくても話そうとすることなのだと感じました。ここは日本とは違う文化を持つ国、アメリカです。消極的では生きていけないと感じました。この後悔を残さないで日本に帰るためにはどうしたらいいだろう、自分がここに来た目的を再確認し、残りの2ヶ月を充実した留学生活にしたいと思います。
写真1:友達の誕生日
写真2:友達の誕生日のディナー
写真3:友達とご飯に行った時
写真4:ハイキングに行った時