カーボンデールでの2ヶ月半
- 日本語・国際コミュニケーション専攻3年 竹内 萌々香
- 2017/06/01
南イリノイ大学での留学生活が始まってから約2ヶ月半が経とうとしています。私はこの大学内に属するCESLと呼ばれる語学センターで英語を学習しており、今は3週間のSummer term が始まって1週間が経ったところです。1日がとても新鮮でとても充実した日々を送れていることを実感しています。しかし、今の時期は大学自体の卒業や長期休暇に重なるので学内にいる学生がとても少なっており心なしか寂しいです。寮にいる学生の数も格段に少なくなってしまい、日常的に英語を話す機会が減っている状態です。このような状況下で自分に何ができるのかを必死に模索している真っ最中です。
私が1ターム目で所属していたクラスは合計8人の少人数のクラスで、それに加えて日本人学生は私だけでした。授業初日は不安でしたが、クラスメイトと話すときも必然的に英語を使わなければなかったので、とても恵まれた環境で英語を学べていたように思います。CESLには日本人の先生もいらっしゃって、勉強面だけでなく生活面の方でも手厚くサポートをしてくださいます。この町は日本人が私たちだけというわけではないので、何かあったときに助けを求めることができます。しかし日本人同士ということもあってついつい頼りすぎてしまうこともあるので、そこは注意しておくべきだということをお伝えしておきます。
Summer termが始まる前には約1週間の休みがあり、シカゴ・フロリダへ旅行に行ってきました。この旅行は自分たちで計画し、飛行機・ホテルの予約等も分担して自分たちで行いました。インターネットやパンフレットから得た情報だけで、見知らぬ街に足を踏み入れることに少し不安を感じることもありましたが、ここでしかできないとても貴重であり良い経験でした。飛行機の遅延やホテルの予約でのトラブルなど、この旅行中で様々な問題に直面しましたが、私たち自身で解決できたことがとても大きな喜びでした。英語がこの2ヶ月弱で成長したのかどうかは自分では分かりませんが、物事を伝えようとする意志がどれだけ重要であるかをこの旅行を通して痛感しました。
また、私は日本語・国際コミュニケーション専攻ということもあり、日本とアメリカ・他国を比較する機会がとても多いです。寮にはあらゆる国籍の学生が生活しているため、学生同士で恋愛話をしているときでさえも異文化を実感します。Summer term前のterm中には“Bible study”という聖書を通してキリスト教を学ぶアクティビティに参加し異文化についての知識を増やすことができました。周りは異文化で溢れています。アメリカで生活することによって見えてくる日本はとても面白く興味深いものであるということを改めて感じています。
残り3ヶ月きったということで長いようであっという間であることを感じています。1日1日を大切に、残りの留学生活をさらに充実させていけたらと思います。
写真1:授業の先生と
写真2:SESL主催のEaster Event
写真3:寮のFarewell Party
写真4:Millennium Park / Cloud Gate
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