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台湾

淡江大学

戸惑いから日常へ

中国語専攻2年 小笹 結香子
2017/11/29
  台湾に来てからもうすぐ三か月を迎えようとしている今、台湾での生活が慣れないころ、戸惑っていた部分が最近では日常になってきています。例えば、ご飯を食べに行ったときであれば、ご飯の頼み方、中で食べるのか、持って帰るのか、持って帰るときには番号が渡されることや、ほとんどのお店が先払いだったり、日本とは違った接客の仕方などです。本当にすべてにとにかく戸惑うばかりでした。そのすべてが今では、ご飯を食べるときの日常になっています。接客に関しては、いまだ少し気まずく思うところもありますが、作ってもらう側という見方に変えたら、何の違和感もないことに気づきました。日本へ帰ったら、反対に違和感を感じるのでは?とも思うようになりました(笑)
  それから、ありがとうと言われれば、ありがとうと返すし、ありがとうと言えば、ありがとうと返ってくる環境も、日常になってきました。日本でもそういった環境にいましたが、正直ここまでありがとうと言って、ありがとうが返ってくる環境だと想像していなかったので、初めは嬉しさで逆に戸惑いました。これも日常にはなりましたが、恥ずかしさで言えないときもあるので、しっかり感謝の気持ちを伝えていこうと思います。
  やはり、一番戸惑ったことは、簡体字ではなく繁体字を使うことです。もちろん台湾は繁体字を使用することは知っていましたが、日本の授業では簡体字でしか教わらなかったので、ほとんど勉強していきませんでした。すべての表記はもちろん、授業まで繁体字で行われたので、最初は本当にどうしようかと悩みました。しかし、常に繁体字を見ていたら、読み書きできるものが増えて、正直今では簡体字を忘れている字もあるような気がするほどです・・・(笑)
  このようなことから、戸惑いも克服したり、慣れていけば、自分の強みにもしていけるのではないか、と感じました。この気持ちを忘れずに、日本に帰ってからも、いろいろなことに立ち向かっていけたらな、と思います。
写真1:關渡花海節での写真

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