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留学生現地レポート

ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

留学生活

英語・英米文化専攻3年 竹内 奈津美
2018/01/04
  現在ドイツのイェーナ大学に留学している英米文化専攻3年の竹内奈津美です。私は9月から始まるドレスデンでの1ヶ月の事前留学を終えてからイェーナ大学での留学をスタートさせたため、ドイツに来て4ヶ月が経ちました。留学期間があと1ヶ月と思うととても早く感じます。この現地レポートでは今までのことについて少しお話ししたいと思います。
  まずドレスデンでは、始めにテストを受けてレベル別のクラスに振り分けられます。ドレスデンの学校ではA2.2~C1まで細かくクラスが分かれているのが特徴で、私がドレスデンを選んだ理由の1つでもあります。もちろん、授業を始めてから難しければレベルを落とせますし、挑戦したかったら上のクラスに進むこともできます。私のクラスは日本人、スペイン人、チェコ人、ヨルダン人がいましたが、最終的に日本人とスペイン人だけのクラスになってしまい、わからないと日本語やスペイン語が飛び交ってしまう時もありました。授業は基礎を中心に進んでくれて、日本で習ったことがあっても復習になるので現在イェーナに来てからとても役に立っています。そのほかに多くのアクティビティーがあるため、他のクラスの子とも仲良くなることや、ドレスデンの土地を歴史など説明してもらいながら観光することもできました。ドレスデンの学校が終わって3ヶ月経った今も、友達と連絡を取るなどと繋がりがあるのがとても嬉しいです。
  次に、イェーナでは始めに手続きに追われるため、授業は着いてから2週間後くらいに始まりました。2週間の間にいろいろな手続きをしますが、日本語を学んでいるドイツ人や日本語・英語・ドイツ語を話せる先生などが付き添ってくれるためとても安心です。私の場合、着いて早々に寮の問題が起きて住めるような状態ではありませんでした。しかし、寮のチューターの人や先生、日本語を話せるドイツ人たちが助けてくれて数日後になんとか住むことができました。この時、とても部屋が荒れて汚く異臭もし、ドイツ人でさえ引かれるほど汚かったのですが、自分で写真を撮ってチューターに抗議しに行ったことにより仮部屋に住むことができました。
  今回のことで、日本の時以上に海外では自分で行動を起こさないと何も始まらないと改めて気づきました。私自身、イェーナに着いて早々このことに気付けたことは留学中でとても大きなことだと思っています。後から気付き後悔するより、言いたいことや伝えたいことを片言でもいいから伝える。この行動自体が大事だと思うからです。早めに気付けたことで、"言いたいことはしっかり伝える"このことが授業や日常生活で活かせていると思います。
  クリスマスシーズンが終わり、留学期間があと1ヶ月になった今、時間が少ないことに焦りを感じますが、多くのことを身につけ留学前に決めた目標を達成するため頑張りたいと思います。
写真1:Zwinger ツヴィンガー宮殿
写真2:Goldener Reiter アウグストゥス王の金の騎馬像
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