ドイツ
ハレ=ヴィッテンベルク・マルチン・ルター大学
ドイツに到着して
- ドイツ語・ドイツ文化専攻2年 増沢歩夢
- 2018/11/06
ハレに来てから早くも一か月が経過しました。私にとっては海外自体が初体験だったのでドイツに着いた頃はほんの些細なことでも不安に感じていましたが最近は授業も始まり少しずつ生活に慣れてきています。
日本にいたころとは一変してドイツに来てからの一か月は本当にたくさんのことがありました。寮に向かう途中で道を間違えたり、振り込みを忘れて学生証の発行に手間取ったり…特に寮の件については、私は事前研修がなかったのでドイツに来るときは途中まで他の大学の友人と一緒に行動していたのですが、友人と別れてからは一人で移動しなければならなかったのが大変でした。一人で電車やトラムに乗り、その仕組みや人々の違いに驚いて『本当に自分は外国にいるんだな』と改めて感じたりもしました。実際トラムの路線図の見方がわからず乗る予定だった停留所と反対方向に行ってしまい、ネットも使えなかったのでとても焦りました。私は英語もドイツ語も喋ることに自信がなかったので、人に道を尋ねるのも怖かったのですが、勇気を出して近くにいた老夫婦に道を尋ねたところとても親切に教えてもらえて安心しました。今思うと私は伝わるかもわからないくらいかなり拙いドイツ語だったのですが(ほぼ単語で話していた気がします)、老夫婦はチケットの買い方や停留所まで丁寧に教えてくれた上に乗り換えの停留所まで一緒にトラムに乗って案内してくれました。そのおかげで無事に寮までたどり着いてバディと合流することができたので本当に良かったです。
最初ドイツの人は真面目で、あまり他人に干渉しないようなイメージを持っていたのですが、実際は助けを求めたらすぐに助けてくれる人が多いし、困っている様子を見ただけでも声をかけてくれる人もいて驚きました。同時に大学で勉強していたにも関わらず自分があまりにもドイツ語を喋れていなかったので、もっと頑張ってドイツ語に慣れないとな、とも思いました。
またハレに着いて半月ほどは手続きのため街へ出ることがほとんどでした。しかしある程度の手続きを終えてからは予定のない日が多かったので空いている日はトラムで少し遠くまで散歩したり買い物したりしてました。写真は散歩の途中で撮ったものです。一枚目の写真は寮の敷地内でよく見かける猫、二枚目はハレのMarktplatzにある教会の写真です。 これからドイツでの長い生活が始まります。私は初海外ということもあり右も左もわからないような状況なのですが、毎日困っていると助けてくれる人がいて本当に助かっています。しかし頼りきりもよくないので、自分でも考えて、ドイツで様々なことにチャレンジしていきたいです!授業も始まったのでこれからいろいろなことができるのが楽しみです。
写真1:ねこ
写真2:Marktplatz