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オランダ

フォンティス応用科学大学

オランダ留学生活

グローバル人材育成専攻2年 大倉由宇
2018/12/02
  初めまして、大倉由宇です。現在、私はオランダのフェンローというドイツとの国境沿いの町で留学生活を送っています。そして、今回は私が留学生活最初の一ヶ月間で体験し、印象に残った出来事について3つ紹介します。
  まず1つ目は、バディについてです。バディとは私が現在在籍しているフォンティス応用科学大学の生徒で、学校生活や、身の回りの生活をサポートしてくれる人達のことを言います。例えば、大学内の案内や、寮の手続きの付きそい、そして町の中を案内してくれます。また、学校生活でわからないことがあっても、親身になって対応してくれます。私のバディは二人いるのですが、彼らはドイツ出身のフォンティスの学生でとても明るく、親切で、頼りがいのある人たちです。初対面のときも緊張している私に対し、笑顔で優しく接してくれました。また彼らは、「何か困っていることはない?」や、「学校生活は楽しい?」などといつも私のことを気遣ってくれます。また、プライベートでも一緒にランチをし、時にはドイツのデュッセルドルフで一緒に観光もしました。私がこの留学生活を楽しく送れているのも、彼らのおかげです。
  2つ目はSocial eventについてです。このSocial eventは様々な留学生と一緒にアクティビティやBBQをして、楽しみながら交流をするイベントです。まずはそのイベントが開かれる場所に向かうのですが、なんとその移動手段が自転車でした。私はお友達と二人乗りの自転車に乗り、道中倒れそうになりながら、美しく自然豊かなオランダの景色を横目に自転車を走らせました。これはとても爽快でいい運動になりました。目的地に着いたら、ジュースを飲みながら軽く休憩をし、各チームに別れてオランダの農家で親しまれているゲームをしました。ほとんどのゲームに使われている道具は農具で、高いところに吊り下げられている鍬につかまってどれだけ落ちないように我慢できるか競うゲームや、蹄鉄を使って輪投げをするゲームもありました。私は運動不足が祟ってとても疲れましたが、いろんな国の留学生とコミュニケーションがとれて、とても楽しかったです。アクティビティの後には待ちに待ったBBQです。ソーセージや肉の串焼きなど、美味しいものがたくさんあり、他の留学生ともコミュニケーションがとれてとても楽しく貴重な体験ができました。また驚いたことに、いつの間にか他の留学生たちが音楽に合わせてオランダのビールを片手に踊りだしました。ここで私は、この月最大のカルチャーショックを受けました。なぜなら、日本でこのようなことは起こりえないからです。しかし、最初こそ動揺したものの、あまりにも盛り上がっていたので、私もそれに加わりました。結果、翌日筋肉痛になりました。しかし、時間を忘れてしまうほどに楽しく、貴重な経験をすることができました。
  3つ目は初めての寮生活です。私の寮は駅から徒歩3分のところにあり、ルームメイトはラトビア出身の女の子と、パキスタン出身の女の子です。ラトビアはユーラシア大陸、パキスタンは南アジア、そして日本は東アジアと国の位置、文化、人種が全く異なるので、いつも間近に異文化体験ができ、私にとっていい刺激になっています。また彼女たちはとてもしっかりしていて、優しい人たちなので快適に生活できています。そして、私は実家暮らしだったため、炊事洗濯に少し苦労しました。特にオランダの洗濯用洗剤の見分けがとても困難で、最初の2ヵ月間柔軟剤を普通の洗濯用洗剤と間違えて柔軟剤だけで洗濯をするという、失敗をおかしました。この失敗もあって、私は生活する大変さを思い知りました。
  これら3つの出来事は私にとってとても印象深いものです。また、私はこれからたくさんの興味深い体験をすることでしょう。それらの体験をうまく吸収して、未来の自分に活かせるよう頑張ります。
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