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ロストック現地レポート3

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年  渥美翔大
2019/03/31
  3月も終わり、日本では平成から新元号へと移り変わろうとするなか、ドイツ、ロストックでの留学生活も残り約4ヶ月程になりました。B1レベルのGOETHE-INSTITUT模擬試験も無事に合格し、現在はB2レベルの授業を受けています。試験結果の方は、前回のA2レベルの正当率よりも良くなっていました。しかし、読み取り、聞き取りの正当率は芳しくなかったので、次回の模擬試験では、少しでも改善できるように日頃の授業や日常会話の中で意識していきたいと思います。聞き取り能力の方に関しては、昨年、ルームメイトの友人が寮から引っ越す際に無償で提供してくれたブラウン管のテレビがあるので、時間があるときにこまめに見て、少しでも多くドイツ語に触れる機会を増やすことが鍵になりそうです。
  授業の方では、現在、15人がクラスに通っていて、出身国又は国籍は、アメリカ、イラン、インド、韓国、シリア、スペイン、日本、フィリピン、ペルー、ボリビアの計10か国で、とても国際色豊かなクラスになりました。内容の方は当然ではありますが、前回のレベルよりも数段難易度が上がり、日々の課題の量も増えました。新たな文法を学ぶ度に、読解できる文章や話のバリエーションが増え、相手の話を聞く際にも単純な意味だけでなく相手の状況やニュアンスも学ぶ以前よりも理解できるようにはなりましたが、展開の早いコミュニケーションには置いていかれることが多々あります。これは、まだ知識として脳に保存しただけで、使いこなすことのできない状態、まだ引き出しになりきっていない状態だと思います。改善策は簡単で、人と話すことですが少し時間がかかりそうです。
  普段の生活の方で、変わったことはS-Bahnの工事の影響で通学時間が一時間以上になったこと以外はほとんどありませんでしたが、3月26日火曜日のロストック市内中心部で第二次世界大戦時の250kg程の不発弾が見つかり、翌日の27日水曜日は不発弾解体のため、授業がお休みになりました。不発弾解体にあたって、新聞によると、解体場から1km圏内の住人は午前8時までに避難しなければならず、圏内の企業、学校、公共施設も休業したそうです。不発弾の方は、午前10時頃に解体されました。不発弾の発見場所は教室の近くで、普段の通学路の脇の公園のような場所でしたが、幸い何事もなく解決しました。
次回のB2レベルのGOETHE-INSTITUT模擬試験は5月中旬なので、次回のレポートで良い報告ができるように頑張ります。
写真:ハンブルク中央駅

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