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ドイツ

イェーナ・フリードリヒ・シラー大学

イェーナ大学留学レポート

英語・リベラルアーツ専攻3年 富岡真優
2019/04/01
  ドイツに留学に来てちょうど半年が経ちました。私は10か月間イェーナ大学に留学しています。授業は月曜日以外毎日朝8時から始まり、大体16時まで受けました。英語の授業は週に6コマ、ドイツ語の授業は週7コマあり、1コマは約2時間です。ドイツの大学には授業間の休み時間がなく、一つ一つの校舎が離れているため毎日がとても慌ただしかったです。授業は麗澤から来ている約20人の学生と一緒に受けます。自分で他の授業を取ることはできますが、私の取りたい授業は必修の授業と被っていて取ることができませんでした。また授業外にHochschulsportという大学のスポーツコースに参加することも出来ますが、行われる場所が遠く、授業との兼ね合いを考え取りませんでした。決められた授業が詰まっているため、自分で興味のある授業を他に自由に取りたい人にはオススメできないプログラムかと思います。次の学期も基本このような時間割のようですが、次は他の授業やスポーツコースを取ろうと考えています。
  寮での生活は、私は元々実家暮らしだったのでまず一人暮らしの生活に慣れるのはもちろんですが、それ以上にルームメイトとの生活に慣れることが大変でした。寮によって違いますが私のルームメイトは私を除き4人です。5人でキッチンやシャワー、トイレを共有します。そのため逆に、留学中の一人暮らしだと寂しさを感じると思いますが、そういうものはあまり感じませんでした。最初の頃は2、3人がいいなと思っていましたが、今はこの寮で良かったと思っています。私にとっては全てが初めての経験で、最初の2か月は学校と寮での生活に慣れるのに必死でした。
  次にドイツのクリスマスについて書きます。ドイツの冬は肌が痛いほど寒く、とても乾燥しますが、それに関係なくドイツではクリスマスの時期はみんなが外に出てクリスマスマーケットの広場に集まります。お店ではまだハロウィンも終わっていない頃からクリスマスのグッズが置かれていました。ドイツの中では小さなイェーナの町にもマーケットがあり盛大で私はとても感動しました。私は8か所のクリスマスマーケットに行きましたがどのマーケットも同じものはなく、冬の時期を通して留学して良かったと思っています。クリスマスマーケットを訪れていて私は日本人が思っていたよりとても多いと感じました。観光地のパンフレットやレストランのメニューも英語やフランス語、イタリア語と並ぶ中、日本語のものが置かれており、日本人の店員も見られます。観光地であり休暇期間であったこともありますが、こんなに日本とドイツが関係を持っていることに正直驚きました。
  長い春休みも終わりもうすぐ次の学期が始まります。留学に来る前は一年日本を離れることがとても長く感じられましたが、この半年は本当にあっという間でした。残り4か月はもっと早く過ぎるのだと思います。残りの時間をどのように使うかよく考え、より有意義に過ごしていきたいと思います。

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