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ヴッパータール大学

留学前の疑問点

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 木村公美
2019/05/16
   こんにちは、ヴッパータール大学に留学しているドイツ語ドイツ文化専攻3年の木村公美です。約1か月あった春休みも終わりを迎え、留学は残すところ3か月となりました。昨年の今頃は、初めての留学に不安や、嬉しさなど様々な気持ちがありました。今、私と同じ気持ちの人は沢山いることと思います。そこで、私が留学前に感じていた疑問点、留学でみつけたその答えをまとめてみました。(少し、過去のレポートと内容が被ってしまうものもあります。)  ※私個人の意見なので、全て正しいわけではありません。参考程度に見て頂ければいいなと思います。

★疑問1:現金や、カードはどのくらい持っていけばいいのか。ドイツで口座を開設した方がいいのか。
(ヴッパータールで生活する場合)
→私は、大学で作ったキャッシュパスポート、現金50€を持って行きました。しかし、それでは足りず、現在はキャッシュパスポート1枚、Sparkasseのカード1枚で生活しています。私の場合、VISA取得のためにドイツで閉鎖口座を作り、そこに日本から送金して、寮費の支払いや現金を下ろしたりする予定でした。しかし、閉鎖口座が不要とわかり、急遽、Sparkasseという口座を作りました。(この口座に関しては過去のレポートに載っています。)お店によってはカードが使えないところがあるので、現金は何かと必要です。口座なしで生活している人はいるので、作るか、作らないかは自己判断です。
※春学期が始まる前にSemester Feeを支払うのですが、口座を持っていないと窓口支払いになるので手数料が取られます。また、過去のレポートで、英語の授業(ドイツ語以外の授業)は現金払いできると書きましたが、春学期の分を支払いに行ったところ、現金払いができず、口座から支払わなければなりませんでした。
   
★疑問2:スマホのSIMは買った方がいいのか。
→私は買わずに生活しています。ルーターを買ったので寮では不便していません。大学もWi-Fiがあるので問題ありません。出かける時に少しだけ不便だなと感じる時はありますが、事前に電車の時刻を調べたり、駅には場所によってWi-Fi使えるところもあるし、時刻表やチケットを買う機械で乗り換えを調べ、プリントアウトもできます。事前に地図をダウンロードしておけば、オフラインでも道案内してくれるmaps.meというアプリがあるので、それをダウンロードしておくと便利です。SIMは、月に3Gで8€ほどのものや、使った分だけ支払うものなど様々なものがあります。
   
★疑問3:生活費はどのくらいかかるか。
→食費は、約230€(日本円で約3万円)以内で生活しています。基本自炊で、外食は月3~4回程度です。私の場合、友達とルームシェアをしているので、共同のもの(洗剤やキッチン用品など)は割り勘できたのであまりにお金はかかっていません。

★疑問4;ドイツの石鹸や硬水は肌に合うか。
→私は、日本からシャンプーを持ってきたのですが、軟水用だったらしく、泡立たず、抜け毛も多かったです。しかし、ドイツに売ってるシャンプーに変えたところ、泡立ちもよく、抜け毛も減りました。ドイツには、日本にもあるパンテーンやロレアルパリ、ニベアなどが売っているので肌に合わない、ということはありませんでした。日本から持ってこなくても問題ありませんが、初日に泊ったホテルには、全身用の石鹸1つしかなく、それで髪の毛を洗うのは怖かったので1日か2日使える分だけ持ってくることをおすすめします。個人差はありますが、私は硬水を使ってすごく肌が荒れた、ということはありませんでした。
   
★疑問5:何を持っていけばいいのか。
→私の持ってきたもの(洋服など、基本的なものは除く)を紹介します。
・トートバック:盗難が怖かったので、リュックではなくトートバックを持っていきました。気を付ければリュックでも全然問題ありません。
・ティッシュペーパー:ドイツのものでも十分ですが、少し硬めです。
・ビニール袋:ドイツのスーパーは袋が有料なので数枚持っていきました。
・マスク:空気が乾燥しているので、寝るときに使っています。ドイツにも売っていますが、あまり売っていません。
・薬:そんなに体調崩さない人でも必ず一通り持って行った方がいいです。
・ガイドブック(おすすめは地球の歩き方):旅行の際にすごく役に立ちます。絶対持って行った方がいいです。
・文房具(クリアファイル、ホッチキス、ルーズリーフ、ノート、はさみなど):ヴッパータールの授業は、資料が多いので整理できるものをいくつか持っていくと便利です。日本のようなルーズリーフ、ノートはドイツでは見かけません。もし、欲しい場合は無良品があるのでどうにかなりますが、高いです。
   
★疑問6:初めての連携大学だからヴッパータールの情報が少ないことが不安。
→これは疑問ではありませんが、ヴッパータールの情報は他の大学と比べると圧倒的に少ないので、書いていきたいと思います。(過去のレポートに基本的なことは書いてあるので、付け足しです)
  
  私は、昨年4月から留学していた大阪の方に出会い、初日からその方が帰国する日まで色々助けて頂きました。現在、留学している人は夏には帰国してしまいますが、私と同じ時期に正規生として入ってきた方がいるので何かわからないことがあったらその方に聞いてみるといいと思います。留学だから日本人と距離を置きたいという方もいると思いますが、うまく日本人と付き合っていけば、いいこともたくさんあります。私の場合、大阪の方に誘っていただけることが多く、色々な場所に出かけることができたし、友達を作ることもできました。
   寮についてですが、もし、ひとり部屋がいい場合、事前に先生に言っておく方がいいと思います。書類に書いてあったと友人から聞いたのですが、私はよく読まなかったので、ヴッパータールに来てから知りました。来る前に確認をするのをお勧めします。
以上が、私の留学前の疑問点です。残りわずかとなった留学を、私を支えてくれているすべての人に感謝して、悔いのないように生活していきたいです。
写真1:アザム教会
写真2:ノインシュヴァンシュタイン城
写真3:ドイツの桜
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