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ロストック現地レポート4

ドイツ語・ドイツ文化専攻3年 渥美翔大
2019/06/08
   ドイツでの生活も残り2ヶ月を切り、現在はC1.1の授業を受けています。5月に受けたGeothe-Institut B2の模擬試験では、全体的な結果は悪くはありませんでしたが、聞き取りのテストではあまり良い結果が残せませんでした。聞き取り以外の記述、口頭、読解のテストでは良い結果が残せたので、大きな問題はないとのことでしたが、個人的に聞き取りテスト対策に力を入れていたため非常に悔しい結果となってしまいました。B1の模擬試験の結果が良かったため、心のどこかに慢心があったのだと思います。C1.1は模擬試験を受けることはありませんが、今後はもう一度気を引き締めて授業に臨み、帰国後のGeothe-Institutの本試験でしっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。
  ロストック市内のHolbeinplatz駅近くにあるBotanischer Gartenには日本産の桜があり、平日にもかかわらず多くの人が桜を見に訪れていました。今年のロストックでは4月の中旬から5月の上旬まで桜を見ることができました。
  B2の模擬試験後にはクラスでStralsundへ行き、様々な施設や歴史的建造物を見学しました。Stralsundはロストックから電車で約1時間程東に行ったところにあり、かつてのハンザ同盟としてロストックと縁のある街です。聖マリア教会には第二次世界大戦時の旧ソ連軍人のための慰霊碑や100mを越える石塔がありました。この石塔は学生なら入場料2€で上ることができます。石階段と木造の階段を合わせて300段以上あり、エレベーターはないため、最上階に行き着くまで非常に大変ですが、最上階の展望台からは天気がよければ、辺りを一望できるので、もしも行く機会のある人がいるであれば是が非でもお薦めします。その他にも、荷揚げ倉庫や街全体のパノラマのある建物、市役所にも行きました。日帰りという制約があったため、海洋博物館を見て回ることはできませんでしたが、機会があれば行ってみたいと思います。
   5月25日にはデュッセルドルフでJapantagがありました。自分はワークショップの手伝いではなく、一般の参加でした。ヨーロッパの人々が日本文化のどの分野に興味を持っていてどのように感じているのかを知る良い機会でした。また、個人では手に入りにくい日本の食材もあったのでロストックから片道10時間以上かかりますが、行く価値はあると思います。
   帰国日までの猶予も2ヶ月を切り、帰国に向けての手続き準備やまだ行けていない場所もあるので、ドイツでの残りの生活も惰性にならないように過ごしたいです。
写真:Botanischer Gartenの桜並木

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