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Local Reports

留学生現地レポート

オーストラリア

クイーンズランド大学

留学後半

英語・リベラルアーツ専攻3年 山森南緒
2019/07/24
   オーストラリア・ブリスベンに来て5ヶ月が経ちました。残すところあと1ヶ月です。最近は、放課後や休日を利用してクラスのメンバー達と出かけることが多いように思います。
   クラスもレベルが高くなり、だんだんと難しくなってきていますが、お昼以降は授業がないので宿題などの勉強の他、友人とシティに出かけたりクラスメンバーでランチをしたりして過ごしています。クラスのメンバーはセッションごと(1セッション5週間)に変わるのですが、4セッション目のクラスで出会ったマカオ出身の1つ年下の女の子と特に仲良くなりました。マカオとは中国の一部の特別な地域であり、そこで育った彼女は私とは環境も性格も違うところがたくさんありました。特に1番の違いを感じたのはお金についてです。彼女は毎日のように私をランチに誘ってくれましたが、彼女の勧めるお店は日本円で言うと一食4000円や5000円するものでした。これは私にとってはかなり高価であり、この感覚のズレはやはりどこかに遊びに出かける際何度か問題になりました。これは国や家族、育った環境などの背景に影響される価値観なので解決するにはとても難しいものです。しかし相手の意見を聞くこと、譲歩し合う事をお互い大切にした結果、完全な理解とまでは行かなくともちょうど中間の価格のお店を選ぶなどして上手く収めることが出来ました。彼女は先に帰国してしまい今はオーストラリアにはいませんが、たくさんの場所に遊びに行ったことで、今でもSNSで連絡を取り合うほど仲良くなっています。マカオ出身の人と友達になるということは日本にいたら有り得なかっただろうと思います。さらに、異文化理解の難しさも身をもって体験でき、このようなところが留学の良さなのかな、と改めて感じました。
   また、最近は映画を見ることも増えています。ブリスベンに来て1ヶ月が経った頃、1度映画館で映画を見たことがあるのですが内容が全くと言っていいほど理解出来ず、先が思いやられ落ち込んでいた時期がありました。しかし数ヶ月過ごすとだんだんと耳が英語に慣れてきます。完璧ではありませんが、内容を知らない映画を見てもおおまかな内容は把握出来るようになりました。そして現在は、英語の本を読むことに挑戦しています。
   オーストラリアに来たということで、セッション間にある約10日間の休日を利用してケアンズ、グレートバリアリーフも訪れました。この壮大な自然は、日本では見られないオーストラリアならではの魅力です。今までの人生で見た中で一番綺麗な海を泳いだことは、忘れられない体験です。このように自然によってリフレッシュしつつ過ごしていけるのもオーストラリアの良いところだと思います。
   現在、また新しく5週間のセッションが始まりました。これは私にとって最後のセッションでもあります。最後の1週間にはテストもあります。オーストラリアで過ごした半年間の成果を残せるように、残り1ヶ月も過ごしていきたいと思います。
写真1:ブリスベンシティの夕方の様子
写真2:日本人と中国人(マカオ)の友人
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