留学半年を迎えて
- 英語・リベラルアーツ専攻2年 西村優希
- 2020/02/06
留学にきてから半年が経ちました。そんなわたしには大変なことがありました。それは携帯電話をなくしたことです。その後携帯電話は見つかったのですが、当時は本当にパニックでした。今日はその経験と学んだことを書きたいと思います。
ある日の午前中、私は学校の授業に携帯電話を持って行って、それから帰宅しました。そこで自分が携帯電話をなくしたことに気付きました。学校に行っているときに携帯電話の存在を確認していたことと、帰宅して鞄を机に置いた直後に気付いたため、学校のどこかでなくしたことは明らかでした。私はすぐに学校に引き返してその日行った教室やトイレ、通った道まで全てを調べました。しかし、携帯電話は見つかりませんでした。そこでパブリック・セーフティーという学校全体の落し物などを管理する機関に行き、もし携帯電話が見つかったら私の学校用メールに連絡が来るようにしました。私は初め、学校内だからすぐ見つかるだろうと思っていたのですが、1日中待っても見つからず、慌てて親に連絡を取ろうとしたのにも関わらず、連絡をするための携帯電話がなく、友達の携帯から国際料金で電話するわけにもいかず、とりあえず覚えている母のメールアドレスにパソコンからメールを送ってみましたが、私の親はインターネットからのメールの受信を制限するドメインを設けていたため、私のメールはブロックされて返ってきました。そこでひとまず学校に連絡して家に連絡を取ってもらうようにしました。そういった手順を経てやっとのことで親に連絡を取り、携帯電話と携帯電話のなかに情報が入っているクレジットカードを止めました。それから5日後にカードが見つかりましたが、見つからなかった5日間の間私はずっと携帯電話の中に入っていた色々なアプリやカードのパスワードやIDを心配してそれらの中の自分が記憶しているものを全て変えました。私は既に携帯電話が返ってくることをあきらめていたので、自分の携帯電話が犯罪などに使われず、ただすべての情報がリセットされて売られるように願っていました。
携帯電話は見つかりました。しかしそれは私が当日に行っていない場所で見つかりました。つまりそれは誰かが動かしたものの、落し物を管理する場合にもっていかなかったという可能性が高いということです。そして携帯電話が見つかったらあと、私は携帯電話会社やSIMカードの契約や使えるクレジットカードも失くし、それを復興するのに大変な労力を要しました。私が携帯電話をなくした原因は溝の口浅い服のポケットに入れて歩いたことだと考えられます。そこでこの体験を活かして今後にいえることは、まず親の携帯電話などに自分の携帯電話以外のパソコンなどの連絡先をあらかじめ追加しておいて受信制限のドメインを外しておくこと。次に携帯電話に登録してあるクレジットカードとは別にもう1つカードを持っておくこと。あと、学校内でもどこでも油断せずに携帯電話がどこにあるか確認して、しっかりと落とさないところに入れること。そして最後に、失くしてしまった時の事を考えてパスワード、IDや個人情報はなるべく携帯電話に入れないこと。それらのことが本当に大切なことだなと思いました。今後これらのことに気を付けたいです。