こんにちは。始めにロストックについて書きます。私のいる町ロストックは北ドイツに位置しており大学の最寄り駅から海岸までは電車で25分と海が好きな人には最適だと思います。夏になると多くのロストック市民が泳ぎに行くそうです。私も夏が楽しみです。シーフードや魚が盛んと聞いていましたが海岸近くに数店舗シーフードレストランがあるだけでロストックにいて特別にシーフードが多く食べられるということもないのでそこは期待しないで下さい。
　　　次にロストックに来て良かったと思った体験についてです。私は国際交流センターの方から紹介して頂いたロストック在住の日本人の方と連絡を取ることが出来、日独交流会というものに参加させて頂きました。日本文化に興味がありロストックで日本語を勉強している方々と日本語とドイツ語を使ってお話をしたり質疑応答をしたりする会です。最初は日本人学生が私を含めて二人だったので20人以上いるドイツ人の前で日本語で自己紹介した時はもの凄く緊張しました。自分の日本語が伝わるか不安でした。その後各日本人一人に付き七名程のドイツ人というグループを四つ作りグループ事にいろんな会話をしました。私はドイツ人の方の日本語の勉強法やなぜ日本語を勉強しているのか聞きました。普段授業で使っているノートを見せてくれたのですが、漢字も平仮名も上手に書けていて日本語を勉強し始めたのは二ヶ月前という方もいたのでびっくりしました。私が褒めたらもの凄く喜んでくれたので私まで嬉しくなりました。こんな人数のドイツ人の前でお話しをすることは無かったのでとても緊張しましたが、もの凄く貴重な体験をさせてもらいました。交流会が終わった後もずーっとお話して最後は連絡先を交換して一緒に帰りました。この交流会は私がドイツに来て一ヶ月程の事だったのでこれからももっと頑張ろうと思わせてくれる方々に早々に出会えて感謝です。
　　　最後に留学面で一番と言っていいほど大事な食事事情です。私は日本食が大好きです。ですがロストックには感動するような日本食にはまだ出会えていません。というのも、日本のクオリティには勝てないのは分かっているので諦めている部分もあります。もちろんスーパーで売っている日本食や日本食もどきは全て美味しくないですし回転寿司やお寿司屋はそこそこでした。ロストックにはアジアショップがありますがほとんどの商品が中国のものなので日本関連のものはほんの一握りです。ただ、日本食もいくつか置いてあります。その他に売っているものは当たり前に高いので結局いつも安く済むドイツ製品を食べてしまいます。食事面について限界がきた時に私は日本にいる友人に相談しました。「もう食事が限界なのだよね…毎日自炊しても美味しいものは出来上がらない。」友人は、せっかくドイツにいるのだから美味しくなくてもスーパーに売っているドイツ製品をコンプリートする勢いで自分のお気に入りの食べ物を見つけなさい。と言われたので毎日違うものを買っていろんな味を楽しむことにしました。正直、自炊に関しては私の技術不足な気がしますがこれからも適度にドイツ製品を楽しみます。ドイツのパン、ビール、ソーセージは感動するほど美味しいのでやはりドイツは最高です。週に一回は必ず友人とレストランに行くのでそれが私は毎週楽しみです。なので特にストレス無く生活しています。
後半の留学生活も体調に気を付けて勉強していきます。
写真1：シュニッツェル　
写真2：ロストックの観光地ヴァーネミュンデ