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ヴッパータール大学

ヴッパータールの授業について

ドイツ語・ドイツ文化専攻2年 徳坂留奈
2020/03/31
   こんにちは、ドイツ語・ドイツ文化専攻2年の徳坂です。私は2019年10月から2020年3月までドイツのヴッパタール大学に留学していました。今回は「授業での様子や実際にドイツ語を話すことができる機会について」書いていきたいと思います。
   まず始めにドイツ語の授業での様子です。サイクルとして8週間授業があり、4週間休みというのが1サイクルになっています。ドイツ語の授業は毎週月曜日から金曜日までの8:15~11:45で、休憩は30分間あります。クラス分けは授業が始まる前にプレースメントテストがあり、A1~B2までの中で振り分けられます。先生はクラスによって違いますが、2人~4人でその先生方が日替わりで授業をしてくれます。クラスの人数は20人~30人程度で、私のクラスにはトルコ人、イタリア人、アラビア人、中国人、ブラジル人、アメリカ人など多種多様な国籍の人がいました。授業内容は指定された教科書と文法書を購入し、順番通りに進めていく形です。授業形態としては、始めに先生が文法などの説明をして、その後指定された練習問題を行い、答え合わせをしていく形です。たまに隣や近くの人とペアワークを行うこともあり、その時はドイツ語を書く、聞く、読むだけではなく話すという実践的な練習も出来ます。授業中は当然全てドイツ語で進めていきますが、始めの方は先生方も配慮してくださり、進度はゆっくりです。そして、テーマごとに分からないところや疑問点、質問がないか先生方が確認してくれるので授業についていけなくなり、何をしているか分からなくなってしまうということはないと思います。宿題は多くなく、30分程度で終わるものが毎日出されるようになっています。
   次に実際にドイツ語を話すことができる機会についてです。授業内では先ほど書いたようにペアワーク、練習問題での回答時、授業で先生に質問する時に話すことが出来ます。ですが、なかなか授業内だけでは話す機会も少なく、日常会話を話すことは難しいです。そこでもっと多くの時間ドイツ語を話すことが出来る機会があります。それは「Tandem」と「Stammtisch」です。「Tandem」は毎週金曜日の14:00から行われており、日本語を勉強しているドイツ人とドイツ語を勉強している日本人が集まり、交流する場です。ここではドイツでよくやるゲームを一緒にしたり、ドイツ語を話したり、ドイツ語で分からないところがあれば質問できたり、もちろんドイツ人の友達を作る事も出来ます。もし気が合えばTandemパートナーとなり、一対一でドイツ語を勉強する事も出来ます。
   次に「Stammtisch」です。これは毎週木曜日の20:30から行われており、他の国からヴッパータール大学に留学している人がたくさん集まります。ここに来る人はドイツ語を勉強している人だけではなく、専門科目を勉強している人もいるのでドイツ語は話せず、英語だけ話せるという人もいるので英語のスキルアップをする事も出来ます。
   このようにドイツ語の授業だけではなく、日常の何気ない会話の中でもドイツ語を使う事が出来る機会はたくさんあります。私は今回ドイツに留学することで日本ではなかなか難しかったドイツ語を使い、話すというすごく良い経験が出来たのでヴッパータールに留学する事が出来て良かったと思います。
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