プリンスエドワード島での生活
- 英語・リベラルアーツ専攻3年 神山楓果
- 2022/06/10
私は、5月から8月にかけてカナダの東にあるプリンスエドワード島で語学留学をしています。高校生の時から大学に入ったら必ず留学に行きたいと考えていましたが、コロナウィルスの影響で、留学なんて絶対行けないと思っていました。しかし、今年度から再開すると聞き、就職活動前に留学を絶対に経験したいと思い、決意しました。
5月5日に私たちは出国し、プリンスエドワード島に向かいました。トロントとモントリオールで2回乗り継ぎをし、向かっていましたが、そこでハプニングがありました。トロントからモントリオールに向かう飛行機が荷物のトラブルで遅延してしまい、モントリオールに私たちが着いた時には、プリンスエドワード島行きの飛行機が出発してしまっていました。私たちはスタッフの方に話し、その日は空港の近くのホテルに一泊し、次の日の朝早くの便でプリンスエドワード島に向かいました。まだ留学先に着いていないにも関わらず、とても大きな問題に直面し、幸先が不安に感じました。
プリンスエドワード島は、自然が豊かでとても空気が美味しい場所です。お家やお店などの建物もやはり海外映画に出てくるような建物で私にとっては目新しいものばかりです。しかし、良い事ばかりでもありません。円安ということもあり物価が日本と比べてとても高いです。また、私のホストファミリーの家は大学やお店などがたくさんあるダウンタウンからは少し離れており、朝は一本でもバスを乗り過ごしてしまうと授業に遅れてしまうし、帰りもバスが少ないため、時間を常に気にしていないとホストファミリーに連絡して迎えに来てもらわなければ行けなくなってしまいます。そこについては少し不便だと感じています。
ホストファミリーの方達はとても優しい方達で、全く干渉してこないので私にとってはとても生活しやすい環境に感じます。プリンスエドワード島に着いて間もない時に体調を崩してしまったのですが、気遣ってくださったり、家での過ごし方など何もわからず緊張していましたが、毎回、「ここで幸せに過ごしてくれれば私たちも幸せだから」などと伝えてくれて、過ごしやすい環境を作ってくれました。また、欲しいものがあったらいつでも言ってと言ってくれたりお風呂の入る時間なども制限されていないのが私にとってはとてもありがたいと感じています。そのおかげで今もストレスなく過ごすことができています。ホストファミリーはもちろん自分たちでは決められないため、少し心配でしたがとても安心しました。
今はまだ朝は少し気温が低く、ときどきコートを着たりしていますが、そろそろ暖かくなってくるとのことなので、勉強だけでなくクラスメイトとのアクティビティなども含め、残り約2ヶ月半、有意義に過ごしたいと思います。
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