オレゴン留学レポート
- 日本学・国際コミュニケーション専攻3年 宮地ひなの
- 2022/06/20
オレゴン大学に留学してからスプリングタームも終わり、もうすぐで3ヶ月が経とうとしています。今のところ差別や大きなトラブルもなく、楽しくアメリカの生活を送れています。それくらいオレゴン大学があるユージーンという町は平和だと感じます。ダウンタウンではホームレスをよく見ますが、他の都市と比べれば格段に少ないです。不満なのは雨が多いことくらいです。アメリカでは傘をほとんど刺す人がいないのでウインドブレーカーなどが必須です。またオレゴンではみんなマスクは、もうほぼつけません。私は不安なのでまだバスや人が多いところではつけています。
ホームステイではやはり何人かがホストファミリーと合わなくなりホストファミリーを変えたり寮に変えたりしていく人も多いです。私はとても気の合うホストファミリーだったため、本当の家族のように安心して生活できています。またほぼ毎日夕食を一緒に取りながら会話をするため英語の向上にも役立っています。
アメリカといえば大量の食事に肉ばかりという印象がありますが、実際はベジタリアンやビーガンも多いため、ヘルシーな食事も多いです。外食ばかりだと肉ばかりの可能性はありますが、私のホストマザーは健康志向のため必ず毎食サラダなどの野菜を出してくれます。そのため私はいきなり太るなどなく、健康的に過ごせています。また私は、お昼ご飯をほぼ毎日お弁当を作って持って行っています。昼休みに外で買う時間はあまりないですし、毎回外で買うとなると、とても高いです。
またオレゴン大学内には大きなジムがあり、学生は無料で使えるので、健康管理にとてもおすすめします。そのほかにも周りには自然がたくさんあるため、川の近くを歩いたりもできます。友達と遊ぶとなると近くのショッピングモールか、カフェなどがたくさんあるダウンタウン付近しかなく、あまり遊ぶ場所はないかもしれません。友達のホストファミリーの家に、お邪魔することも多いです。バスで何時間か行けば大きなアウトレットモールやポートランドなどの大きな町に行けます。人数制限はありますが、週末の学校のアクティビティで海やハイキング、ホットスプリングなどに行ける機会がタームごとに4回ほどあるので良い気分転換として参加できます。
学校生活は毎日の課題が日本の大学より多いと感じます。しかしこちらに来てから確実に英語力は上がってきたと感じています。授業も明るい先生が多く楽しく授業を受けられました。クラスのレベルが上がれば上がるほどつらい課題が多そうです。ただ私はアメリカ人の友達があまりできていないです。AEI(語学学校)が現在ほぼ日本人ということもありますが、やはり大学側のイベントなどに参加して話しかけに行かないと友達はできないです。友達目的でなくてもいい経験となるのでスポーツのイベントを特におすすめします。オレゴン大学はスポーツがとても盛んです。私はアメリカンフットボールの学内紅白戦を観戦しました。とても盛り上がっており、ナチョスやポップコーンを食べながらアメリカの雰囲気をとても感じることができました。7月には世界陸上がオレゴン大学内のフィールドで行われます。
最近スプリングタームとサマーターム間の休みがあったため日本人の友人達とカリフォルニアへ旅行に行きました。サンディエゴ、アナハイム、ハリウッド、サンタモニカ、サンフランシスコなどとても素晴らしい場所を約10日かけて旅しました。お金はかかりましたが、大谷翔平さんが出る野球を見たり、ディズニーに行ったり、ゴールデンゲートブリッジをサイクリングしたり、よくテレビや映画で見る観光地にたくさん行くことができ、刺激をたくさん受けれたため本当に行って良かったと感じます。もし留学したら旅行にいくことを本当におすすめします。もちろん都心であればあるほど治安が悪いです。あちこちで大麻などの匂いがします。治安の悪い場所を事前に調べて避けるように気を抜かずに行動しました。
アメリカに来る前は不安だらけでしたが、この3ヶ月だけでも数えきれないほどの素晴らしい経験ができました。日本がたまに恋しくはなりますが、アメリカの人々はとてもフランクで明るく優しい人が多いため私はとても生きやすいです。オレゴンに来て本当に良かったと思います。
現地レポート 一覧へ